オリオン村(跡地)

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やめた方がいい

2019-05-28 03:19:06 | 千葉ロッテ

井口監督が益田と西野のWストッパー構想について言及をしたようです。
益田が二試合続けての大炎上で試合を落としましたが依然とその信頼は厚く、一方で西野が力のあるストレートでねじ伏せるピッチングを見せたことによるものなのでしょうが、しかしこれはやめた方がいい、調子を見ての選択などができるのであれば益田の撃沈も避けられたわけで、投げてみなければ分からなかったりもするのが投手です。
あれから投げていませんが益田がもう大丈夫と見るのであれば守護神に戻して西野を八回に、まだ不安が少しでもあるのでしたら西野を守護神に益田は七回あたりで調子を整えさせる、どちらかとはどっちつかずと同義でここまでリリーフ陣が上手く回っているのは「ここは自分」と役割が明確になっているからこそでしょう。
コールをされて「え?」と思うようなケースはほとんどないのが今季で、実のところ負荷分散よりも登板に向けてテンションを上げやすい環境作りの効果が大きいと考えています。
江夏と森のWストッパーが上手くいかなかったのは江夏の衰えが大きかったにせよ、森が「次にいくのが自分なのか江夏さんなのかが分からずにやりづらかった」とは後日の感想で、これは益田と西野にも同じことが起こりうるでしょう、何を以てどちらを起用するのか、を明確にできないのであればバタバタしてしまうだけのように思います。
さすがに調整登板もなく益田で締めにいくのは失敗をしたときの影響が甚大ですので当面は守護神に西野、西野が落ち着くようであれば益田は八回の重要性を分かっているはずなので最終的にはそこを任せる、でよいような、河本と成本のWストッパーなどは右と左だからこその稀有な事例で、球史を紐解いても成功例はほとんどありません。


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