オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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快晴のち曇り、てるてる坊主、晴れ

2019-05-27 00:02:54 | 千葉ロッテ

 

石川がようやくの今季二勝目、は序盤は復活を期待させるピッチングも中盤にかけていつものガス欠でリリーフ陣に助けられてのものと、上げ下げの大きい試合でした。
いきなり148キロで始まったストレートは数値はさておきコントロールも抜群で、それでいてそのストレートに頼り切るのではなくむしろカーブを上手く使った緩急で球数少なくのリードは江村のお手柄だったのではないかと、ホームベースも横幅広く使えていましたし、やはり捕手は実戦経験が一番の成長への近道で、あれだけ不安視をされていた肩もそこそこやれていて、このあたりは吉田もそう、井口監督だけに油断はできませんが田村も復帰即レギュラーとは思わない方がよいように思います。
バットがどうにもなりませんがそこは田村も似たり寄ったりですし、これで今オフに社会人や大学生の捕手を獲る必要性はかなり下がったはず、是非とも高校生でいきましょう。
そんな江村のリードに応えた石川は不作気味だったシンカーもいいコースに決まっていましたので完封、がいけずとも完投に近いところまではとの期待も中盤からボールがばらけ始めたのはやはりスタミナ切れなのか、生命に危険を及ぼさないすっぽ抜けだったので危険球退場とはなりませんでしたが実質的にはあそこでもう終わりでした。
7回途中での2失点は堂々たるものでしたがその出足からすれば残念、井口監督も本人もまずまず満足げなのにも残念、石川はこんなものではないはずです。
その石川のピンチを1球で切り抜けた松永、東條、田中と勝利の方程式を温存しての逃げ切りは打線の奮起があってこそ、そして今日も清田が大活躍でした。
初回の無死一塁も強攻でゲッツー、のイヤな流れを吹き飛ばすヒットに貴重な追加点を叩き出したスリーベース、そして井上のだめ押しアーチへの露払いも含めた3安打猛打賞はいずれも場の空気を変える影響力があり、下り坂へのサインとなるやや強引なスイングもありましたがまだコースに逆らわないバッティングができています。
自打球で大事をとった荻野、ここのところはDHではなくファーストが多い鈴木は守りで判断ミスをやらかしましたが、落ちそうで落ちない井上、三木が帰ってくるまでは握らずにラッキーヒットで打点を稼ぐレアードと、この五番までを繋ぐ中央点となる三番で清田が存在感を出しているのが得点力アップの要因でしょう。
そうなればさらなる加点に向けては六番以降、スタメン落ちの角中の代わりに菅野が一発を放ち、こちらは落ちない中村奨はややポイントを前にしてやはりコースに逆らわないスイングが復活かと思ってみれば最終打席の引っ掛けからして道のりは遠そうな気もしますがきっかけにして欲しい、そうでなければいろいろなものが浮かばれません。
最後は柿沼と香月にも出番、は自分で勝手なジャッジをして塁から離れた岡の五打席目よりは彼らに打席を与えて欲しかったですが、岡にはこの借りを古巣札幌で返してください。
とにもかくにも今季初の日曜日の白星で気持ちよく一週間をスタートできるのが喜ばしく、交流戦までの残り6試合を五分以上でこなしてボーナスステージに乗り込みましょう。


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◆5月26日(日) 千葉ロッテ−ソフトバンク12回戦(ロッテ9勝3敗、14時、ZOZOマリン、27,307人)
▽勝 石川 8試合2勝2敗
▽敗 ミランダ 8試合2勝2敗
▽本塁打 中村奨8号(ミランダ)、菅野1号(椎野)、井上7号(川原)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、松永、東條、田中—江村、柿沼
ソフトバンク ミランダ、椎野、川原、高橋純—甲斐、九鬼

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