日本野球機構(NPB)は10月18日に、
2016年度のフリーエージェント(FA)有資格選手88人を公示しました。
今年、新たに国内FA資格を取得したのは20人、
海外FA資格を取得したのは15人(うち再度の取得が1人)、
ということで、確認しておきたいと思います。
球 団 | 国内FA有資格者(30名) | 海外FA有資格者(58名) | |||||||||
選 手 名 | 新規 取得 | 反復 取得 | 開幕 特例等 | 故障者 特例 | 選 手 名 | 新規 取得 | 反復 取得 | 開幕 特例等 | 故障者 特例 | 反復 継続 | |
北 海 道 日本ハム ファイターズ | 武田 勝 (引 退) | 武田 久 | |||||||||
大野 奨太 | 宮西 尚生 | 〇 | |||||||||
陽 岱鋼 | 〇 | 飯山 裕志 | |||||||||
矢野 謙次 | 〇 | ||||||||||
福 岡 ソフトバンク ホークス | 松坂 大輔 | 五十嵐 亮太 | 〇 | 〇 | |||||||
森福 允彦 | 〇 | 細川 亨 | 〇 | ||||||||
攝津 正 | 本多 雄一 | ||||||||||
髙谷 裕亮 | 〇 | 〇 | 内川 聖一 | 〇 | |||||||
城所 龍磨 | 〇 | 吉村 裕基 | 〇 | ||||||||
長谷川 勇也 | 〇 | ||||||||||
千 葉 ロ ッ テ マリーンズ | 根元 俊一 | 〇 | 井口 資仁 | ||||||||
大松 尚逸 | 福浦 和也 | ||||||||||
サブロー (引 退) | 〇 | ||||||||||
埼 玉 西 武 ライオンズ | 野上 亮磨 | 〇 | 〇 | 岸 孝之 | |||||||
上本 達之 | 〇 | 炭谷 銀仁朗 | |||||||||
渡辺 直人 | 〇 | ||||||||||
中村 剛也 | |||||||||||
栗山 巧 | |||||||||||
オリックス バファローズ | 糸井 嘉男 | 〇 | 平野 佳寿 | ||||||||
岸田 護 | 〇 | 〇 | |||||||||
東 北 楽 天 ゴールデン イーグルス | 聖澤 諒 | 青山 浩二 | |||||||||
牧田 明久 | 嶋 基宏 | ||||||||||
後藤 光尊 | 〇 | ||||||||||
藤田 一也 | |||||||||||
松井 稼頭央 | 〇 | ||||||||||
広 島 東 洋 カ ー プ | 江草 仁貴 | 〇 | 永川 勝浩 | ||||||||
小窪 哲也 | 石原 慶幸 | ||||||||||
天谷 宗一郎 | 〇 | 倉 義和 (引 退) | |||||||||
梵 英心 | |||||||||||
新井 貴浩 | 〇 | ||||||||||
廣瀬 純 (引 退) | |||||||||||
赤松 真人 | 〇 | ||||||||||
読 売 ジャイアンツ | 寺内 崇幸 | 〇 | 杉内 俊哉 | 〇 | |||||||
長野 久義 | 〇 | 内海 哲也 | |||||||||
西村 健太朗 | 〇 | ||||||||||
山口 鉄也 | 〇 | ||||||||||
阿部 慎之助 | |||||||||||
實松 一成 | |||||||||||
坂本 勇人 | 〇 | ||||||||||
村田 修一 | 〇 | ||||||||||
亀井 善行 | |||||||||||
横 浜 DeNA ベイスターズ | 久保 裕也 | 〇 | 三浦 大輔 (引 退) | 〇 | |||||||
山口 俊 | 〇 | 林 昌範 | |||||||||
長田 秀一郎 | 石川 雄洋 | 〇 | |||||||||
阪 神 タイガース | 安藤 優也 | ||||||||||
福原 忍 (引 退) | |||||||||||
鶴岡 一成 (引 退) | 〇 | ||||||||||
西岡 剛 | |||||||||||
東 京 ヤクルト スワローズ | 松岡 健一 | 〇 | 石川 雅規 | ||||||||
川端 慎吾 | 〇 | 館山 昌平 | |||||||||
武内 晋一 | 畠山 和洋 | 〇 | |||||||||
雄 平 | 〇 | 飯原 誉士 | 〇 | ||||||||
坂口 智隆 | 〇 | ||||||||||
中 日 ドラゴンズ | 平田 良介 | 〇 | 岩瀬 仁紀 | ||||||||
大島 洋平 | 〇 | 山井 大介 | |||||||||
荒木 雅博 | |||||||||||
森野 将彦 | |||||||||||
藤井 淳志 | 〇 | ||||||||||
多村 仁志 (引 退) | 〇 | ||||||||||
フリーエージェント(FA)とは | |||||||||||
• フリーエージェント(FA)とは、いずれの球団とも選手契約を締結できる権利をもつ選手のことをいい、「国内FA」と「海外FA」がある。 • 「国内FA」は、NPB組織のいずれの球団とも選手契約を締結できる権利をもつ。 • 「海外FA」は、外国のいかなるプロ野球組織の球団も含め、国内外のいずれの球団とも選手契約を締結できる権利をもつ。 | |||||||||||
FAになるには | |||||||||||
• セ、パ各リーグの選手権試合期間中に145日以上出場選手登録されたシーズンを1シーズンとして計算し、 1. 合計8シーズンに達したときに「国内FA」となる資格を取得する。 (ただし、2007年以降のドラフトで入団した大学生・社会人選手は、7シーズンで資格を取得する。) 2. 合計9シーズンに達したときに「海外FA」となる資格を取得する。 • 出場選手登録日数が145日に満たないシーズンがある場合は、それらのシーズンの出場選手登録日数をすべて合算し、 145日に達したものを1シーズンとして計算する。 • 一度FAの権利を行使し、その後球団と契約した選手は、出場選手登録が4シーズンに達したときに「海外FA」となる資格を取得する。 【 故 障 者 特 例 措 置 】 前年度に出場登録日数145日を満たした選手が、2月1日から11月30日までの間に発生したグラウンド上での故障、 けがで登録抹消となったため、登録日数が145日に満たなかった場合、特例措置適用の対象となる。 加算はけがで登録抹消となった日から2軍公式戦に出場した日までとし、最大で60日までとする。 【 投 手 の 登 録 日 数 加 算 に 関 す る 特 例 措 置 】 先発ローテーション投手と球団が判断した投手については、開幕日から7日以内に出場選手登録された場合は、 開幕日から登録されたものとみなす。 先発ローテーション投手と球団が判断した投手が、オールスターゲーム第1戦予定日の7日前以降に登録抹消され、 かつオールスターゲーム最終戦後7日以内に再登録された場合は、 抹消された日から再登録前日までを登録日数に算入する。 | |||||||||||
FA宣言するには | |||||||||||
• FAの資格を取得した選手は、日本シリーズが終了した日の翌日から土、日、祭日を除く7日間以内に、 FAの権利を行使するかどうかを表明する。 ↓ • 上記期間を経た翌日に、「FA宣言選手」として公示。 ↓ • 公示の翌日から旧球団を含めいずれの球団とも次年度選手契約締結交渉を行うことができる。 |
と、発表されました。
今年のFA選手は、パ・リーグでは、陽選手、糸井選手、岸投手がちらほらと話題になっていますが、
どなるんでしょうか?
FA宣言が出来る選手というのはそのチームで活躍してきた選手の証明でもあるわけですから、
今後の動向に注目したいと思います。
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