霊能力者 小田霧響子の嘘 第１霊 ＊感想＊

＊　霊能力者　小田霧響子の嘘 「痴漢幽霊」　＊　　番組ＨＰ

ドラマ開始早々繰り広げられる小田霧響子（石原さとみ）の番組「オカルトーク」。
あまりの馬鹿らしい番組の内容と　胡散臭さタップリのオダキョーの様子は　かなり面白い。
石原さとみさんお得意のコミカルな演技炸裂ねぇ。
「泣いてる・・謝ってる・・そして感謝している・・・。」・・・なんて曖昧模糊とした霊視(笑)。
入念に下調べをしていたワリには　大和田伸也の背後にいる霊を「ルミさん」と“さん”付けで霊視を行うものだから
その後の大和田伸也の行動が　ちょっと笑えるオチとなっているアタリはお見事。
石原さとみさんが演じるハイテンションのキャラは好きだし　可愛くてお茶目な響子を楽しめはしたけれど
後半の謎解きのアタリにかけては・・・う～ん　チョッピり飽きてくるかも・・・。
このオダキョーのハイテンションキャラは好き嫌いが大きく分かれそうな気がするわぁ。

響子をマネージメントする社長・薫（大島優子）。
初めて見る大島優子ちゃんの演技は　初登場シーンから　なかなか堂に入っているとは思うものの
う～ん・・・若干　響子とキャラがカブってしまうトコロが残念。二人が従姉妹同士だと知って　
ちょっとワザとらしくもある二人のハイテンションキャラが似ているのもアリかなぁと納得はしたけれど
女刑事Ｓ（三浦理恵子）も　いかにも漫画が原作といった雰囲気の演技で責めてくるし
主要登場人物の女性陣が３人とも　漫画チックな演技で押してくるというのは　少々煩い気がするのだけどなぁ。
でも　会話の最後に「Ｓ」をつけないと返事をしてくれないＳと　
コードネームＭ・谷口（谷原章介）が繰り広げるＳＭ要素たっぷりの会話は面白かったわぁ。

痴漢幽霊の謎は　最初っから分かってしまうストーリーではあるけれど
ラストにとった響子の選択は　なかなか面白かった。
嘘は良くないと思う。でも　人を救える嘘もある。
どうやら　そんな響子の考えは　大切な弟を思いやる気持ちから確立されてきたような気がするし　
なるほど～　人の気持ちを敏感に察知できる響子は　今後もこうやって人の心を救っていくのかしら？
と思うと　今後のストーリーもちょっと楽しみになってくる。
後は　出演者たちの過剰な演技にどこまで耐えられるか
強烈キャラの女性陣に愛着を感じることができるか・・・といったコトにかっているかも。

（今後の感想のＵＰは・・・ちょっと難しいかなぁ。
定着していた日曜劇場と大河の日曜ドラマ枠にフジまで参戦してきちゃったし・・・。）

★最後まで読んでくださって　ありがとうございます★
ただいま　ランキングに参加しています。
チラリと共感していただけましたなら　ポチっとしてくださると嬉しいです♪
にほんブログ村