ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

「イモ」掘り

2010-09-20 19:49:50 | Weblog
 昨年の家庭菜園のジャガイモは小粒で不作だった。
今年は、春にあの有名な「勇知イモ」を栽培したく、稚内市農業委員会会長の大硲氏に頼んで種イモを送っていただきまいてみた。そのイモの収穫を一部行ったがまずまずの出来である。塩煮にして食べてみたがとても甘みがあって美味しい。

 「勇知イモ」は何故有名か。大硲氏によると「かつては全国で奨励品種として栽培された農林1号で、地元の地名をとって勇知イモの愛称で呼ばれている」。「かつては、和紙の包んで皇室に献上したこともあって地域のブランドとして多く栽培されていた」という。
 
 昔はジャガイモ栽培が支流だったが、酪農の進展とともに栽培する人がいなくなったものを遊休農地を活用させるために、民間会社の協力で復活させたという話を聞いたことがあった。その復活の担い手が大硲会長だという。まさに農地の守り手だ。

 僅かな数だが、その有名なイモを栽培した。播種が遅かったから出来具合を心配していたが、まずまずだ。全部掘るのをやめて、もう少し大きくなることを期待して収穫をもう少し後にのばしてみた。

 収穫の最中に、ソフトクリームを食べに来たお客さんがいた。「イモをあげるので持って行かないかい」の言葉に「喜んでいただきます」との答。
夫婦二人ではとても食べきれない数。収穫とともに身内や知人に送ることになる。

 こんな事をしながら小さな小さな収穫の秋を楽しんでいる。牛ちゃん達にも手を十分かけながら・・・。
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見ていない「宝くじ」

2010-09-19 20:57:40 | Weblog
 7月末に名古屋で買ってもらっていた、サマージャンボ宝くじがまだ開封されていないで神棚に上がっていた。
今日は、今日は・・・と言っている間に忘れも手伝い、ブログの話題にしてしまった。夕食後ミルクジャム作りして少し疲れたために今夜も開封しないで楽しみを先にのばそう。あたっていたときの表情をイメージしながら・・・。
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ミルクジャム

2010-09-18 18:31:47 | Weblog
 カラカラ天気が続いていたが、昨夜の久しぶりの雨に晩秋を迎える草木に最後の恵みをもたらしたのではないだろうか。この雨をさかえに暑さとのお別れのような予報だ。

 農作業もボチボチ状態になり、最近全く精を出していなかった「ミルクジャム」の製造に頑張っている日々が続いている。とは言っても中心は妻であるが、どういう訳か私もいままでにない精力的に頑張っているつもりだ。妻も少し感心している様子。

 ただ1件だけ受けて頂いている、札幌の「チーズプリーズ北海道」店での取り扱いが増えているためだ。全ての手作りな為、僅かな数だけの製造。先日も注文数を減らしてもらうなど大変な迷惑をかけていることも反省している。

 更なる手作り製造の頑張りを決意して・・・。
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深まりゆく秋

2010-09-17 19:43:33 | Weblog
 午後6時を過ぎると外はもう真っ暗。夜中に目をさますと、シカの「遠吠え」とも言うのか、繁殖期を迎えたシカが甲高い声で鳴いている。深まりゆく秋を感じる。

 いつも通る道ばたに1本のツルのヤマブドウの葉が濃赤色になっていた。赤色の紅葉は少し早いようだで、異変なのか・・・。イタドリやヤナギの木の葉は黄色を増し紅葉の始まりを見せている。左右前後山々に囲まれた我が家周辺は、日1日と紅葉が進み、一段と鮮やかになっていく。ここでも秋の深まりを感じる。

 陽差しが強く残暑の厳しさも感じるが、吹く風はさわやかで日陰では涼しい。向こう1週間は気温の低い予報が出ている。更に一段と秋は深まっていくだろう。
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FM生放送

2010-09-15 19:47:34 | Weblog
 今日もまた暑い1日。明日も暑い予報。稚内地方で26度の予報という。来週は寒気が入るとか・・。ようやく北海道らいし気候の来訪か・・。旭川まで行って来たが暑い暑い日でした。最高気温が27,3度だった。

 その旭川で、「旭川シティネットワーク、コミュニティ放送 FMりべーる」で生出演してパーソナリティのインタビューに答えてきた。
この放送は旭川市内に流されているもので、例の酪農青年の婚活の宣伝のためだった。
ことのきっかけは、私の牧場で昨年から酪農経営を目指して研修しているY君のおじさんが経営している放送局で、Y君につないでいただき早々に事務局役場職員との訪問となった。

 初対面のY社長さんのすこぶる協力的支援的姿勢に驚きながら、思う存分に宣伝できた。社長さんとの挨拶の後、早々にスタジオに案内され、2人で生放送に・・。

 局でも大人気と紹介されていたパーソナリティの「マダムケロコ」さん(写真)の非常に面白い表現にリラックスして、次々に飛び出す質問にリラックスして答えることができた。
果たして「聞いている人たちにどんな風に聞こえているのだろう」と少し気にかかりながら・・。「マダムケロコ」さんの素晴らしさに圧倒されながら、20分位の時間があっという間終わったカンであった。
「カップルが誕生し結婚式を上げるときには私が司会を担当します」との頼もしい約束も・・・。

 その後、社長さんに挨拶すると「午後からも出演していけ」と言われ、「上條KENラジオアフタヌーンショウ」にも生放送出演。上條KENさんの楽しいインタビューにざっくばらんに答えてきた。
上條さんは「留萌でも番組を担当しているので底でも宣伝しておきます」との言葉。
放送前の僅かな時間に、上條さんが羽幌出身と聞き、「みのや雅彦さんとおなじ出身ですね」と尋ねると「私はみのやの弟です」との答えに驚いた。

 近い将来の町の酪農発展のために欠かすことのできない担い手対策。その中でも配偶者問題は、個々の課題としてとらえること無く、「人格形成も含め本音で指摘し合いながら」課題解決にむけて対策を講じることが必要なことではないだろうか。

 最後のお礼の挨拶をしたときに述べられた社長さんの「お金ではなく、私達にできる協力はどんなことでも致しますのでいつでも申しつけ下さい」との言葉には感謝にたえないものだった。

 昨年の研修生のY君との出会い。そしてそのY君を通しての新たに社長さんとの出会い。その出会いは町の大切な産業の課題解決の一助の出会いに発展してきた。
そんな一つ一つの出会いを、私はこれからも大切にしてきたいと痛感した1日でもあった。
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1年前を思い出して

2010-09-14 19:39:17 | Weblog
 何度かこのページの写真にも登場した、私の自慢の場所に2人のお嬢様を昨年の今頃に案内したときの写真を見て懐かしく当時を思い起こした。お嬢様達は、広大に広がる大地とオホーツク海を見て歓喜を上げていた。

 このお嬢様方は婚活交流会のため、はるばる関西から出席いただいた方達だった。日程の中に酪農家の生活を体験するメニューも組まれていて、私の家に1泊したものだった。
私達家族との新しい出会いはあったが、青年達との出会いはお預けになったが、交流を通して青年達にとっての交流的効果は十分にあったのではないだろうか。

 以前にも記したが、今年もその時期を迎え、女性の応募の少なさに少し焦りながら色々な対策を講じている。
明日は、旭川まで出かけていって民間FMラジオに出演をお願いして、応募女性のアピールをしてくる予定だ。現場に言ってからの打ち合わせ。果たしてどうなる事やら・・・。
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神前の餅

2010-09-13 20:21:13 | Weblog
 大正10年に建立された豊寒別神社は、移住者の多い地域の影響から八幡神社として今も9月に祭事を行っている。100年も前にどのような形で神社が建立されたかの歴史をひもといて見ることも必要なことかも知れない。

 昨日行われた例祭も、時代の変遷とともに大きく様変わりをしてきた事だけは確かである。毎年例祭は、地位住民の寄付で行われる。もちろん寄付者の氏名や金額、決算報告は全世帯に報告される。金額が多い少ないではなく、全世帯が例祭に参加している証なのかも知れない。

 祭壇には、大きなお供え餅が供えられる。その餅は例祭が終わった後に護符として細かく切って、寄付を頂いた全世帯に配布される。ご婦人の方が寄付を頂いた件数を数え、人数分に切るのも手慣れたものである。お供え餅の大きさは以前と変わらないが、世帯数はどんどん減ってきたから、大きく切られるかというと、そうでもないことに私は今年気がついた。
あまった餅は神社境内での昼食の時に、あきあじ鍋に沢山入っていた。

 私達の集落ではそんなことがずっ~~と続いてきた。その意味はわからなくとも、先人が100年前から続けてきた事をいまも引き継がれているのだ。
とても大切なことかも知れない。
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豊寒別神社祭

2010-09-12 20:33:36 | Weblog
 早朝の気温は10度。半袖で外へ出ると体が縮まる。ニッチ夕はグングン気温が上がって30度近くに・・。晴天に満点の星。こんな日が数日つづきそうだ。

 そんな素晴らしい天候に恵まれた今日は、私ども集落のお祭りだった。大正時代に先人がこの地に入植してまもなく神社が建立され、以来9月14~15日はお祭りを楽しんできた。しかし、学校の閉校や急激な人口の減少したことで、「一人でも多くの人に参加して楽しんでもらおう」と今年から土日の昨日今日にしたのである。

 人がいない分参加者も少なく今までにない寂しい祭りであった。これも「時の流れ」と言ってしまえばそれまでですが、地域の活性化の為に若者の力も期待したいものだ。
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「婚活は会話から」という・・・。

2010-09-11 22:00:13 | Weblog
 最近、婚活の書き込みが多いと自分でも感じている。それもそのはず、1ヶ月後に迫っている町の農村青年の婚活交流会が気にかるからだろう。

 昨日のある新聞のコラム欄の記事に目がとまった。それは「婚活は会話から」というタイトルで短い文章であったが、婚活交流の青年達の課題を直撃しているように感じた。記者は婚活交流会を取材して青年達の積極性のなさにヤキモキを感じたらしい。

 会話が弾んでいるグループがある反面、男が集まって無言でタバコをふかす青年と、手持ちぶたさの様子の女性がいたという。

 実は、私も2回ほど交流の場に主催者しとて参加したときに同じような場面に直面したことがあった。終わった後に写真をパワーポイントにして見せた。時間的に余裕の出たときに自然に男だけが固まってしまい、女性がほったらかしにされている様子が写真の中にハッキリとあらわれているのである。

 記者が述べているように「何か話題を探して、会話を続けることが関係を深める第1歩だ」と言うことはとても大切な事だと思う。

 来月に迫った婚活交流会。二人の共通の話題がなかったら、勇気をもって趣味でも仕事の事でも何でも会話して、足がかりをつかもうではないか。

 ガンバレ!!農村青年よ!!   でも、女性の集まりが心配でもある。
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帰路

2010-09-10 19:56:39 | Weblog
 晴天続きだが涼しさは最高だ。ようやくにしてこの涼しさが秋たけなわを感じさせてくれます。
この涼しさを喜んでいるのは私達だけではなく、暑さに弱い牛ちゃん達もでしょう。さわやかな風を受け腹いっぱい放牧地で青草を食べ、牛舎へと帰路につく牛ちゃん達。家路につく姿がとてもうれしそうに見えてしまう。

 今回の暑さは牛ちゃん達にも沢山の障害をもたらしました。何と言っても乳量が大幅に減ったこと。暑さの為に、沢山の細菌が猛威をふるい乳房の中に進入して、乳房炎の病気を起こさせたこと、そして来年まで影響する子供を産むための受胎が悪かったこと。我が家では7月に人工授精した5頭が全て不受胎で、来年の出産が遅れることになり、その分乳量の減産が予想されます。

 又、暑さの為に体調をくずし、予定にない牛までが廃用になったり・・・さんざんな暑さでした。

 「すずしくなったね~~」もつかの間。今度は日1日と厳しい寒さを迎えることになる最北。常に自然とのたたかいの人生かも・・・。
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