ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

売られていく牛たち

2012-11-10 22:09:25 | Weblog
 先日、宗谷管内豊富町にある家畜市場を見に行った。
家畜市場は売られていく牛たちを競りおとす所だ。売らレテイク牛たちは必ずこの場所にやってくる。

 この日の市場は、一般市場と言ってお乳を出さなくなった廃用牛や生まれて間もない雄の子牛などが出されていた。
この日も沢山の牛が出されていた。

           

           

 1頭の牛を競りおとすのには10秒ほどで値段が決められて次から次へと売られていく。
競り人一人一人がボタンのついた道具を持っていて、他人に見れないように買う人と値段が決まってしまう仕組みだ。

 この写真の電光掲示板にだされた廃用牛の値段は、66,000円であった。
おそらく次の日にと殺されるのだろう。
           
           

 一生懸命お乳を出してきても最後の行くつくところは家畜市場である。
牛は経済動物であることがわかる。

 この日は沢山の生まれて間もない子牛が市場に出されていた。
数えてはみなかったが数百頭に上っていただろう。1頭いっとうが丁寧に競りに掛けられる。
この日のホルスタインの1週間位の雄で25000円程度で取引されていた。体重が軽かったりすると10000円程度で
あったり、場合によっては買ってもらえないときもある。

           

 こうしたときは直接と殺場に送られることもある。

                              

 こうした市場は毎週行われている。そのたびに数百頭の牛が売られていく。
このほかの市場として、優良品市場と言って少しレベルの高い牛が売られていく市場も月に1度ある。
この市場は、お腹に子供ば入っている、妊娠牛で数ヶ月後に初めて子供を産む初任牛が中心だ。
ちなみに昨今の相場で、480000円から500000円程度ではないだろうか

 こうして酪農家は、お乳を搾りながら個体の販売で生計をたてている。 
コメント (2)
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