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医療保険にお金を使う? 健康作りにお金を使う?

2010-07-30 05:35:01 | 世相

昨日は神経麻酔注射&資料研究。
花火大会は自宅ベランダから鑑賞。
十分、楽しくことができました。

昨日と今日は暑さも一段落。
それまでは、
熱中症が原因なのか、あちこちを救急車が
けたたましいサイレンを鳴らして走り回っています。

こんな夏だからこそ、
医療保険のお世話になる可能性も高いわけですが、
ホントに医療保険に入ることは必要なのでしょうか?

医療保険は病気やケガにより入院・手術した場合に給付金が支給される保険。
その他、
入院後の通院を保障する特約、
生活習慣病・女性に多い疾病を保障する特約、
先進医療の技術料を保障する特約、
など色々なバリエーションがあります。

多くの方の加入目的は、病気の治療費。

いくら健康に気をつけていても、病気になる可能性はありますし、
健康作りに時間とお金を使っていても、病気にかかるときはかかります。

そういう意味では、医療保険に入っておいた方がよいのですが、
本来であれば、順序があり、

1.健康に気を遣う・健康作りをする(食事、お酒、喫煙、生活習慣、ストレス、適度な運動、メタボ、人間ドックを受診する)
2.働くことで、安定的な収入を稼ぎ、心、キャリア、お金の健康作りを行う
3.毎月の収入から計画的に貯蓄を貯める

というステップがあり、これらの次に医療保険という選択肢がくるべき。

ただ、健康に気を遣うのは面倒だし、効果が見えにくいし、堅苦しいし・・・、貯蓄もいくらすればよいか先がみえない・・・
そんな理由から、健康に気を遣う・健康作りをせず、貯蓄をすることもなしに、
医療保険に加入する方もいらっしゃいます。

もちろん、医療保険に加入する経済的余裕があれば、
従来の安定した生活から、闘病生活に変わった場合の経済的影響を抑えるためには有効な対策なのでよいのです。

ただ、定期的に健康診断、人間ドックを受診して、病気を早期発見・治療するための仕組みを作ったり、
これらの結果を受けて、食事や運動の生活習慣を見直すことのほうが、もっと大事。

お金もかかりませんし、普段の安定した生活を続けることには有効な手段。

私自身も
6年前は95キロお、体脂肪率33%から
今では70キロ代まで減量し、体脂肪率も21%台。

また、2年前の10月から脱煙。

タバコをやめたことで食事がおいしく太りやすくなったため、
太らないためにマラソンも始めました。

医療保険に入るということは、一見
このような面倒な生活習慣の見直しをしなくても安心を手に入れることができるのですが、
本当は、自分が病気に対して不安である原因を取り除くまたは小さくする生活習慣の見直しをするほうが大切。

保険という毎月、日常生活費の一部を必要とする行為を選択するのか、
食事・運動の見直しという、日常生活習慣の一部を見直す選択をするのか、
不景気の今だからこそ、ちょっと考えてみる価値があると考えています。

ちなみに、私は医療保険にきちんと入っていますが、
お世話になったことは一度もありません。

ある意味、毎月払っている保険料、今まで支払ってきた100万円近いお金は無駄なのですが、
あくまで、保険は万一の場合の安心を買う商品であることから、納得して支払っています。
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