映画的・絵画的・音楽的

映画を見た後にネタバレOKで映画を、展覧会を見たら絵画を、など様々のことについて気楽に話しましょう。

コクリコ坂から

2011年08月07日 | 邦画(11年)
 『コクリコ坂から』を、新装なったTOHOシネマズ渋谷で見てきました。

(1)この映画は、1963年の横浜を舞台に、男女の高校生の清々しい恋愛を描いた作品と言えるでしょう。ですが、下記の前田有一氏が述べるように、「話にも、絵にも、演出にも目を見張るものがない。これでは凡作というほかはない」とクマネズミも思ったところです。

 この作品には、原作がありますが(高橋千鶴〔画〕・佐山哲朗〔作〕)、アニメで残されているのはその骨格ぐらいで、全然別物と考えるべきでしょう。むろん、映画と原作とは別々の作品ですから、そのこと自体は何の問題もありません。
 
 とはいえ、
イ)元々の原作もマンガなのに、かつまたファンタジックな要素を原作以上に微塵も付け加えていないのに、わざわざアニメで描く必要性がどうしてあるのか、全然説得されませんでした(注1)。

ロ)原作における時代設定は、1970年代と思われるところ、アニメではそれをわざわざ「1963年(頃)」という特定の年に移しています。ですが、その点にどのような積極的な意味があるのかよくわかりませんでした。

 あるいは、女子生徒・の父親が、朝鮮戦争当時LST(戦車揚陸艦)に乗船していて、それが機雷に触れたために爆死してしまったという経緯(注2)を前提にすれば、そうすべきなのかもしれません。でも、なんでそうしなくてはならないのでしょう。

 そうしたリアルな(歴史的な)背景を描けば、アニメがリアルなものになるというのでしょうか?でも、お話全体がフィクションなのですから、その中にこうしたものを持ち込んでも、単なるエピソードの一つにしかならないでしょう。要すれば、リアルなもの(歴史的な事柄)が、アニメの中で単に消費されているに過ぎないのではないでしょうか?

 また、原作では、海だけでなく、男子生徒・の父親についても、至極あいまいにしか描かれてはおりませんが(注3)、逆に、アニメは、海や俊の父親が亡くなったことと時代の動きとを密接に絡み合わせようとしています。

 アニメの場合、おそらく経緯は次のようなことなのでしょう(注4)。
 海の父親の沢村と、俊の父親の立花、そして俊の養父の小野寺は、戦時中、特攻隊で大の親友でした。そしてまず、俊の母親は、俊を生んですぐに亡くなり、俊の父親(立花)も、終戦時の引き揚げ船で亡くなり、要するに俊は孤児となってしまったわけです。その俊を、海の父親(沢村)が、自分の戸籍に入れて引き取ってはみたものの、海の母親はすでに海を身ごもっていたために育てられないということで、もう一人の親友の小野寺(現在の養父)に俊を育ててもらった、ということになるのでしょうか。
 仮にこうであれば、1963年において、終戦時1歳だった俊は18歳で高校3年生であり、終戦の翌年生まれた海は17歳で、高校2年生ということになるでしょう。
 でもいくら戦争直後とはいえ、関係する2人の父親がともに海で亡くなる(あわせて、俊の親戚は「ピカドン」の犠牲になったともされています)というのは随分とご都合主義的な感じがしますし、また海の父親(沢村)がいつまでも戸籍をそのままにしておいたというのも理解しがたいことではないでしょうか(あるいは、養父の小野寺は、なぜ早くに俊を籍に入れておかなかったのでしょうか)?

ハ)原作の学園紛争は「制服自由化」を巡るものでしたが、アニメでは、「カルチェラタン」といわれる男子生徒用の文化部部室の取壊しを巡るものです。前者は、70年代にあちこちの高校で起きた紛争の中心的なテーマの一つとされましたようですから、アニメが1963年を舞台と設定した以上は、「制服自由化」を描くわけにはいかなくなるのかなとも思われます。
 とはいえ、この変更には、それ以上のものがあるのではないでしょうか?



 というのも、前者はいわば“ソフト”にかかわる事柄(制服を着るか着ないか)であるのに対して、後者は単に建物という“ハード”にかかわるものにすぎないからです。
 「全学討論集会」において、俊は、「古くなったから壊すというなら/君たちの頭こそ打ち砕け! 古いものを壊すことは/過去の記憶を捨てることと同じじゃないのか!?」、「新しいものばかりに飛びついて/歴史を顧みない君たちに未来などあるか!!」などと叫びます(注5)。
 ですが、建物=過去の記憶→建物の取壊し=過去の記憶を捨てること、という図式はナンセンスではないでしょうか?話は逆であって、建物を眺める人間の方に記憶としてあるものがあり、それを建物に投影するからこそ、その建物は古いと言えるのではないでしょうか?
 「頭を打ち砕い」てしまったら、どんな建物もただの建造物にすぎなくなってしまうことでしょう。
 もしかしたらここには、“ソフト”よりも“ハード”という近代主義的な考え方が垣間見れるような気がします。
 そして、“ハード”面に関心を置くものですから、生徒の手によってカルチェラタンが綺麗に磨き上がると、あっけなく問題解決となってしまうのではないでしょうか(注6)?

ニ)このカルチェラタンは「男の魔窟」とされているからには(劇場用パンフレット)、そしてその内部構造を見ても、『千と千尋の神隠し』に登場する湯屋の「油屋」になるのかな、と思わせました。ですが、単なる文化部部室がたくさん置かれている古い建物にすぎず、せいぜい哲学部の旧制高校生然とした図体の大きな生徒の様子が異様なくらいです(カントとかショーペンハウエルを持ち出す高校生徒がいても構いませんが、なぜ昭和38年頃になっても戦前の格好をしているのでしょうか)。
 元々、『千と千尋の神隠し』におけるような別世界に通じるトンネルなどが想定されていないのですから、ファンタジックなものをこのアニメに期待する方が間違っているのでしょうが、それにしても描かれる世界が当たり前過ぎる感じがしてしまいます。

ホ)この映画の公式サイトの「メッセージ」のページに、「企画のための覚書 「コクリコ坂から」について」と銘打って宮崎駿氏による「港の見える丘」が掲載されています。
 そこでは、「(原作は)1980年頃『なかよし』に連載され不発に終った作品である」が、「結果的に失敗作に終った最大の理由は、少女マンガが構造的に社会や風景、時間と空間を築かずに、心象風景の描写に終始するからである」と断定され、従って「「コクリコ坂から」は、1963年頃、オリンピックの前の年としたい。47年前の横浜が舞台となる」云々と述べられています(注7)。
 漫画が「不発」だった理由を、宮崎氏は明快に述べていますが、ある作品が大衆受けしたかどうかの理由などそんなに簡単に解明できるものでしょうか?ここで述べられているのは、原作に対する宮崎氏の単なる不満点に過ぎないのではないでしょうか?
 果たして、今回のアニメが観客の広範な支持を受けるかどうか、頗る興味深い見ものではないかと思っているところです(注8)。

(2)この映画は、オート三輪も登場したりするところから、なんとなく『ALWAYS 三丁目の夕日』に雰囲気が似ていますが、特に来年1月に公開予定の『ALWAYS 三丁目の夕日'64』の露払いの役を果たしそうな感じです。というのも、後者で設定される時代は、オフィシャルサイトに掲載されているイントロダクションによれば、「前作のラストから約5年後の昭和39年、東京オリンピック開催の年」で、本作品の1年後なのですから!

(3)渡まち子氏は、「時代は1963年。価値観が激変した戦後を抜け、新しいものだけがもてはやされる高度成長期の扉が開かれようとしている。そんな中で出会った若く一途な男女の物語は、往年の日活青春映画のよう。海と俊の淡い恋、建物の取り壊しを巡る紛争、異母兄妹かもしれない海と俊の出生の秘密という試練が描かれる」などとして60点をつけています。
 他方、前田有一氏は、「出生の秘密、学生運動……なんだか使い古しの要素の寄せ集めのようだ。自転車、坂道、ティーンの恋愛も「耳をすませば」と差別化できるほどの魅力はない。 これまたジブリにとっては使い古しだ。背景の絵は単純化され、かつて人々を驚かせたような圧倒的なクォリティも感じ取りにくい」として40点をつけています(注9)。


(注1)スタジオジブリの作品としては、ファンタジックな要素が見当たらないという点で、あるいは『海がきこえる』(1993年)に類似しているといえるでしょう(宮崎駿氏は、その制作に関与していないようですが)。
 他方で、『おもひでぽろぽろ』(1991年)は、実にリアルな表現に富んだ作品ながら、主人公のタエ子が山形に行く場面になると、それまでは思い出の中として描かれていた小学5年生(1966年!)の タエ子やその同級生達が、27歳のタエ子と同じ画面にやたらと登場し、ファンタジックな雰囲気を醸し出しています。



 また、『耳をすませば』(1995年)からも類似の印象を受けます(電車の中で雫の隣に出現した猫とか、彼女が書いていた物語「耳をすませば バロンのくれた物語」の内容を映像で示したところなどは、随分とファンタスティックです)。




(注2)映画を見終わった段階では、海の父親が乗船していた船がLSTといわれているものだとは分かりませんでした。角川文庫『脚本 コクリコ坂から』の末尾に掲載されている脚本家・丹羽圭子氏の「「脚本 コクリコ坂から」ができるまで」を読んで始めて分かりました。

(注3)原作では、海の父親について「海で遭難」とだけあり、また俊の父親も単に「亡くなった」としかありません(「わりとどこにでもころがっている話」と俊は話します)〔角川文庫版P.130及びP.306〕。

(注4)実を言うと、映画を見終わった段階では、ここまで分かってはいませんでした。上記注2で触れた角川文庫『脚本 コクリコ坂から』などをひっくり返してみてはじめて、複雑な人間関係が分かってきたようなテイタラクです。
 もっといえば、海が盛んに「メル」と呼ばれるので混乱しましたし(merの発音はカナで表記すると「メール」でしょうから、説明なしにメルと言われてもという気にもなりますし)、彼女たちが住む家が「コクリコ荘」と呼ばれる下宿屋であることもよく分かりませんでした(どうして映画のタイトルに「コクリコ坂」とあるのかも、当初ははっきりとわかりませんでした)。

(注5)この作品のオフィシャルサイトに掲載されているプロダクション・ノーツからすると、この台詞は、監督の宮崎吾朗氏が挿入したとのこと。 
 とはいえ、下記の前田有一氏が憂慮するような父親・宮崎駿氏とのプライベートな関係〔「どう考えてもこの父子(監督と脚本家の関係でもある)の間には齟齬がある」、「父親に押し付けられたものを描いているだけではないのか」等〕などなんの関心もありません(それに、宮崎駿氏の個人的な事情なども関心外のことです)。興味があるのは、せいぜい原作とこのアニメとの相違点くらいでしょうか。
〔補:8月9日の夜のNHK番組「ふたり―コクリコ坂・父と子の300日戦争―」を偶々見たのですが、その中で、このアニメを見た父の宮崎駿氏が、「もっとこちらを脅かして欲しいんだよ」と、笑顔ながらも言っていたのが印象的でした。確かに、今回のアニメは、昔の宮崎駿氏のアニメの範囲から一歩も外に踏みだしてはいないのではと思われ、どうせ作るのであれば見る者をモット驚かしてくれるような飛躍したアニメ、斬新なところがあるアニメにして欲しかったな、と思います。〕

(注6)さらにいえば、こうした場合、より問題となるのは、建物の管理権(法的にではなく事実的に)を誰が持つのか、新築することでこれまで生徒が持っていた自主的な管理権が学校側に取り上げられるのではないか、といったいわば“ソフト”の面なのではないでしょうか?新しい建物になっても、従来通り、生徒側が自主的に管理できるというのであれば、その取り壊しに敢えて反対するものではないと考えられるところです。

(注7)宮崎駿氏は、1963年頃の特色として、「首都高はまだないが、交通地獄が叫ばれ道も電車もひしめき、公害で海や川は汚れた。1963年は東京都内からカワセミが姿を消し、学級の中で共通するアダ名が消えた時期でもある」と断定的に述べています。
 カワセミとかアダ名についてそのように判断する根拠が奈辺にあるのかよく分かりませんが、それはさておき、1963年といえば、連続TV漫画『鉄腕アトム』の放映が開始され、また初めての日米衛星中継で米国から流れてきたのがケネディ暗殺事件というショッキングな出来事があった年でもあります。どんな出来事を選択して特徴付けるかで、その時代の印象も随分と変わってくると思われます。

(注8)宮崎駿氏は、その「覚書」の末尾で、「マンガ的に展開する必要はない。あちこちに散りばめられたコミック風のオチも切りすてる。時間の流れ、空間の描写にリアリティーを」云々と述べているところ、逆にそうだからこそ、このアニメに幅がなくなってしまい、ツマラナイ「凡作」に終わってしまったのではないでしょうか(といって、原作の「コミック風のオチ」が面白いというわけでもありませんが)?

(注9)〔補〕作家・ジャーナリストの冷泉彰彦氏が、「ニューズウィーク日本版8月15日」のエッセイ(「YAHOO!JAPANニュース」に掲載)で、「『コクリコ坂から』は、スタジオジブリの作品の中では、ファンタジー的な表現を抑制し、リアリズムの小世界を描く上でのアニメ表現ということでは十分に成功しており、佳品」だと述べ、さらに、「60年代回帰」という現象について日米比較を行っています。すなわち、米国については、「成功体験に彩られた団塊世代のカルチャーを、現在の20歳前後の若者が「仲良く継承しようとしている」というイメージ」と言えるのに対して、日本の場合、「団塊の世代が「学生運動の敗北」という屈折を抱きながら、コミュニケーションに悩む現代の若者を「だらしない」と批判するという、アメリカとは全く異なる構図があ」り、「そこで、押しつけがましく「回帰」を説かれても、ピンと来ないことが多いのではないか」と述べています。
ですが、この議論では、米国ではいざ知らず、日本で「60年代回帰」を映画界で担っているのは「団塊の世代」ということになりかねませんが、例えば最近の『マイ・バック・ページ』の山下敦弘監督は34歳ですからそんな簡単な話ではないと思えて、従って今回の作品について、「そうした「世代間の想いのすれ違い」という危険を十分に覚悟しながら、それを抑制された表現で救済することに成功していると思」うと言われても、とても同調することなど出来なくなってしまいます。





★★☆☆☆



象のロケット:コクリコ坂から
『映画・DVD』 ジャンルのランキング
コメント (2)   トラックバック (65)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 大鹿村騒動記 | トップ | エッセンシャル・キリング »
最近の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ほし★ママ。)
2011-08-09 22:57:43
これから、10年後でしたが、私の高校時代にも
「制服自由化運動」が再燃していました。
そして、息子の高校時代には、校舎建て替えに
OBが反対運動を起こしました。
そんなこんなで、この作品には思い入れが…

実は、私もプロダクション・ノートを読むまで
わからない事だらけだったのですが。
「思い入れ」と飛躍 (クマネズミ)
2011-08-10 06:04:25
お早うございます。
TB&コメントをいただきありがとうございます。
このアニメは、おっしゃるように、見ている方の「思い入れ」と繋がるものがみつかれば、きっと面白いのでしょう。でもそれって、『Always 三丁目の夕日』にノスタルジアを刺激されるのと同じで、二番煎じ三番煎じではないかと思えます。
昨日のNHK番組「ふたり―コクリコ坂・父と子の300日戦争」で、このアニメを見た父の宮崎駿氏が、「もっとこちらを脅かして欲しいんだよ」と、笑顔ながら言っていたのが印象的でした。
不肖クマネズミも、見る者をモット驚かしてくれるような飛躍するアニメを期待したのですが。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

65 トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
劇場鑑賞「コクリコ坂から」 (日々“是”精進! ver.A)
“あの時代”を生きてみたくなる作品でした 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201107160004/ コクリコ坂から サウンドトラック posted with amazlet at 11.07.12 武部聡志 徳間ジャパンコミュニケー...
コクリコ坂から (voy's room)
1963年の横浜が舞台。東京オリンピックの開催を目前に控え、古いものはすべて壊し、新しいものを作ることだけが素晴らしいと信じていた時代、世界は希望に満ちてキラキラと輝いていた──。主人公、16歳の少女・海の声を長澤まさみ、17歳の少年・俊を岡田准一が務めるスタ...
コクリコ坂から (KATHURA WEST)
1960年代の雰囲気がびしびしやってくる。 気持よく、物語の展開について行きながら、 《あれつ?、この雰囲気は懐かしいなー。》 中学の頃の想い出がじわりじわり重なる。 《これはー・・・、ジブリが日活青春映画をパクった?》 《吉永小百合がアニメにな...
純愛を振りかざす確信犯。『コクリコ坂から』 (水曜日のシネマ日記)
スタジオジブリの最新アニメ映画です。
コクリコ坂から (瑞原唯子のひとりごと)
「コクリコ坂から」観てきました。期待していなかったのですが意外とまともでした(という言い方もひどいけど)。薄味だけど手堅くオーソドックスに作っている印象。ゲド戦記では宮崎駿をなぞって大きいことをやろうとしたけど中身がすっからかんというか力量のなさを露呈...
映画『コクリコ坂から』  (よくばりアンテナ)
昨年『アリエッティ』でガッカリしてしまったので、 ジブリだからといって絶対面白いかどうかはわからないし、 映画館に足を運ぶことさえかなり迷っていました。 なので、あんまり事前にいろんな情報を見る...
コクリコ坂から (萬歳楽の酒飲み日記)
公式サイト  http://www.kokurikozaka.jp/ ジブリ作品ということで、制作発表があってからずっと楽しみにしていた作品。 東京オリンピックの開催を目前に控える日本。 横浜のある高校では、明治時代に建てられた由緒ある建物を取り壊すべきか、保存すべきかで論争....
コクリコ坂から (うろうろ日記)
試写会で見ました。子供が多かったですね。お話は、高校のカルチェラタンという建物を
『コクリコ坂から』 忘れ去られたモデルとなった事件 (映画のブログ)
 【ネタバレ注意】  なぜ1963年なのだろう?  マンガ『コクリコ坂から』が少女マンガ誌『なかよし』に連載されたのは、1980年である。もちろん、その時代を背景に、その時代の少女たちを対象に描かれた...
コクリコ坂から (佐藤秀の徒然幻視録)
終戦世代の青春と喪失感 公式サイト。高橋千鶴・佐山哲郎原作、宮崎駿企画・脚本、宮崎吾朗監督。(声)岡田准一、長澤まさみ、風間俊介、大森南朋、竹下景子、石田ゆり子、柊瑠美、 ...
コクリコ坂から (あーうぃ だにぇっと)
7月17日(日)@日比谷スカラ座初回9:40の回で鑑賞。 観客の入りは半分以下。 若者の姿はすくない。 おっさんが一人でみにきている。
『コクリコ坂から』 (京の昼寝~♪)
□作品オフィシャルサイト 「コクリコ坂から」 □監督 宮崎吾朗□脚本 宮崎 駿□原作 高橋千鶴□キャスト(声) 長澤まさみ(メル:松崎 海)、岡田准一(風間 俊)、竹下景子(松崎 花)、石田ゆり子(北斗美樹)、風吹ジュン(松崎良子)、内藤剛志(小野寺善...
コクリコ坂から (やっぱり最終的には自分じゃないの)
解説-コクリコ坂から 高橋千鶴・佐山哲郎の同名コミックを原作に、「崖の上のポニョ」の宮崎駿が企画・脚本、「ゲド戦記」の宮崎吾朗が監督を担当するスタジオジブリ作品。1963年の横浜を舞台に、16歳の少女と17歳の少年の出会いと交流、まっすぐに生きる姿を描く。声....
コクリコ坂から/長澤まさみ、岡田准一 (カノンな日々)
一番最初に目にした映画チラシに宮崎駿さんの寄稿が載っていたのでてっきり宮崎駿監督作品なんだとばかり思っていたら、その息子の宮崎吾朗監督の『ゲド戦記』以来5年ぶりの作品な ...
[Review] コクリコ坂から (Diary of Cyber)
鑑賞の 前半は、本当に「何でこんな作品を選んじゃったんだろう…」と思ってしまいました。 時代は高度経済成長真っ只中。翌年に東京オリンピックを控え、どこかまだ『戦後』という時代背景の情感を漂わせつつも、徐々に徐々に、近代化へと進みつつある世界。...
映画レビュー「コクリコ坂から」 (映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評)
コクリコ坂から (角川文庫 み 37-101)◆プチレビュー◆ファンタジックな要素を排したストーリーは、ジブリとしては新機軸。ビビッドな色彩が目を引く。 【60点】 1963年、横浜。高校 ...
少女よ君は旗をあげる なぜ。『コクリコ坂から』 (映画雑記・COLOR of CINEMA)
注・内容、台詞に触れています。「なかよし」に連載(1980年1~8月号)された高橋千鶴・佐山哲郎の同名コミック『コクリコ坂から』を原作に宮崎駿が企画・脚本(脚本・丹羽圭子)「ゲド戦記」に続いての第2作
コクリコ坂から・・・・・評価額1700円 (ノラネコの呑んで観るシネマ)
上を向いて歩くのは、希望の未来を見据え、哀しみの涙を零さないため。 「コクリコ坂から」は、東京オリンピックを翌年に控えた1963年の横浜を舞台にした、スタジオジブリによる青春アニメーション映画。 高...
コクリコ坂から (トクサツ(?)な日常)
スタジオジブリ・プロデュース「コクリコ坂から歌集」アーティスト:手嶌 葵販売元:ヤマハミュージックコミュニケーションズ(2011-07-06)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見る コクリコ坂 ...
コクリコ坂から (マー坊君の映画ぶろぐ(新装版))
「コクリコ坂から」監督:宮崎吾朗出演:長澤まさみ、岡田准一、竹下景子、石田ゆり子、風吹ジュン、内藤剛志、風間俊介、大森南朋、香川照之配給:東宝概要:東京オリンピックの ...
映画 「コクリコ坂から」 (ようこそMr.G)
映画 「コクリコ坂から」
映画「コクリコ坂から」@ニッショーホール (新・辛口映画館)
 日曜日、昼間の試写会、客入りは若干空席がある9割くらい。スタジオジブリ作品と言う事で小さなお子さんから年配の方まで幅広い客層だ。
コクリコ坂から (食はすべての源なり。)
コクリコ坂から ★★★★☆(★4つ) う~ん。良いか悪いかで言ったら良かったんだけどね。 染み入るものに涙したのは事実なんだけど。。。 「なぜ、今、ジブリからこの作品なんだろう」って思ってしまったのが正直なところでした。 1960年代の横浜を舞台に、高校生...
コクリコ坂から (Akira's VOICE)
じわりじ~んわりと効能を発揮する良作。  
少女よ君は旗を揚げる~『コクリコ坂から』 (真紅のthinkingdays)
 1963年、港横浜。坂の上に建つ「コクリコ荘」を切り盛りする高校生、松崎海 は、毎朝信号旗を掲げる。「安全な航行を祈る」。海と同じ高校に通う風間俊は、 その旗をタグボートから見つめていた。  ...
[映画『コクリコ坂から』を観た] (『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭)
☆嗚呼! 非の打ちどころのない傑作でした。  しっとりと感動しました。  『もののけ』『千と千尋』の頃から、『ハウル』『ポニョ』と、面白いけど物語が破綻しまくっていた宮崎駿が、この作品では見事な伏線と収束に至る脚本を練り上げていた。  『ゲド戦記』でケ...
『コクリコ坂から』 (こねたみっくす)
スタジオジブリが目指す新しい世界観。それが故・近藤善文監督が描いた等身大の淡い恋心。 ついに鈴木敏夫プロデューサーが宮崎駿、高畑勲に続くスタジオジブリ第3の監督に宮崎 ...
『コクリコ坂から』 ('11初鑑賞94・劇場)  (みはいる・BのB)
☆☆☆☆- (10段階評価で 8) 7月16日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター5にて 12:15の回を鑑賞。
コクリコ坂から (Peaceナ、ワタシ!)
上を向いて歩こう。 話題のジブリ作品『コクリコ坂から』を観てきました! 宮崎吾朗さんの作品は『ゲド戦記』以来です。声優陣を俳優さん・女優さんが占めるのは、もはや仕方のないことなのかなーと思いつつ(岡田君、2度目ですね)原作も少女マンガらしいので、さほど期待...
映画「コクリコ坂から」 (<花>の本と映画の感想)
コクリコ坂から   試写会にて鑑賞 監督    宮崎吾朗 声出演    長澤まさみ(松崎海)  岡田准一(風間俊)  竹下景子 (松崎花)  石田ゆり子 (北斗美樹)  風吹ジュ...
コクリコ坂から (ただの映画好き日記)
翌年に東京オリンピックを控えた、1963年の横浜。古いものを壊し、どんどん新しいものを作っていこうとする気運のなかで、横浜のとある高校でも老朽化した文化部部室の建物「カルチェラタン」の取り壊し計画が持ち上がる。
コクリコ坂から (とりあえず、コメントです)
高橋千鶴著の同名コミックを原作に原案・脚本:宮崎駿、監督:宮崎吾朗で創られた青春物語です。 生まれる前の観たことの無い横浜が舞台なので、どんな物語になるのか楽しみにしていました。 東京オリンピック以前の日本の姿はこんな雰囲気だったのかとしみじみ感じるよう...
「コクリコ坂から」:すがすがしく薄味 (大江戸時夫の東京温度)
映画『コクリコ坂から』は、宮崎吾朗監督の2作目。非常にあっさり味ですが、素敵な和
「コクリコ坂から」運命的な出会いをした先にみた両親から受け継がれたそれぞれの想い (オールマイティにコメンテート)
「コクリコ坂から」は「なかよし」にて1980年1月号から同年8月号まで連載された作品で、舞台は1963年の横浜を舞台にある少女が毎朝、海に向かって、信号旗を上げている。その信 ...
コクリコ坂から (がらくた新館)
映画館に行ったら小さい子供がたくさんいて、ありゃー!と思いましたが、ほとんどが同
「コクリコ坂から」みた。 (たいむのひとりごと)
これは子供が見ても楽しくないかも?かといって、アニメファンじゃない大人がワザワザ観に行くにはちょっと物足りないというか、出来過ぎというか。とはいえ、派手さはないものの、しっとりと穏やかで心地良い風の吹
コクリコ坂から #51 (レザボアCATs)
’11年、日本 監督:宮崎吾朗 原作:高橋千鶴、佐山哲郎 企画:宮崎駿 脚本:宮崎駿、丹羽圭子 音楽:武部聡志 プロデューサー:鈴木敏夫 キャラクターデザイン:近藤勝也 撮影:奥井敦 音響:笠原広司 主題歌:手嶌葵 挿入歌:坂本九 キャスト:長澤まさみ、岡田准...
コクリコ坂から (LOVE Cinemas 調布)
1980年に「なかよし」に連載された同名漫画を『ゲド戦記』の宮崎吾朗監督が映画化。企画・脚本を父親の宮崎駿が務めている。60年代に生きる高校生の男女の青春物語だ。主人公の少女の声をを長澤まさみ、少年の声を岡田准一が演じる。共演にも竹下景子、石田ゆり子、...
「コクリコ坂から」、心地よいメロドラマ (カサキケイの映画大好き!)
ジブリ作品では少し高学年向け、決して子供向けじゃないように思えた。 時代は東京オリンピックの年の前年だから、 昭和38年だ。 高校二年生の少女、松崎海、愛称はメルが主人公。 彼女は母子家庭、父親が他界している。 彼女にはいっこ下の妹と小学生の弟がいる。 ...
コクリコ坂から(2011-050) (単館系)
ゲド戦記の監督である宮崎吾朗氏がなかよしに連載された同名漫画を 映画化。 原作は読んでいない様な気がしますが映画館での予告で「兄妹」だ とネタばれした時点で気になってしょうがなかった作品。 ...
コクリコ坂から (ダイターンクラッシュ!!)
2011年7月20日(水) 21:00~ TOHOシネマズスカラ座 料金:1100円(レイトショーvit購入) パンフレット:600円(買っていない) 『コクリコ坂から』公式サイト 旗をあげた少女に向かって透き通った少年が降ってくる予告編から、幽霊とのファンタジーなのかと勝手に...
コクリコ坂から (voy's room)
1963年の横浜が舞台。東京オリンピックの開催を目前に控え、古いものはすべて壊し、新しいものを作ることだけが素晴らしいと信じていた時代、世界は希望に満ちてキラキラと輝いていた──。主人公、16歳の少女・海の声を長澤まさみ、17歳の少年・俊を岡田准一が務めるスタ...
コクリコ坂から (シネマDVD・映画情報館)
コクリコ坂から 監督: 宮崎吾朗 原作: 高橋千鶴/佐山哲郎 声の出演: 長澤まさみ/岡田准一/竹下景子/石田ゆり子/風吹ジュン/内藤剛志/風間俊介/大森南朋/香川照之 内容: 宮崎駿が企画・脚本: 宮崎吾朗が『ゲド戦記』以来5年ぶりにメガホンを取る『コクリ...
コクリコ坂から (試写会) (風に吹かれて)
説明が足りない公式サイト http://kokurikozaka.jp7月16日公開同名少女マンガを時代設定を変えて映画化監督: 宮崎吾朗東京オリンピックの前年、1963年の横浜。港の見える丘にある下
コクリコ坂から☆独り言 (黒猫のうたた寝)
今年のジブリ作品は宮崎吾朗監督作品。原作は高橋千鶴がなかよしに掲載した作品・・・あら、高橋千鶴の漫画だったんだ・・・覚えてないし『GoodMorningメグ』とかは読んでいたけどなぁそっかそっか・・・懐かしいな~~っと思いました。舞台は1963年の横浜の高校下宿屋を...
「コクリコ坂から」 淡々と物語がすすんでいく (はらやんの映画徒然草)
「ゲド戦記」の宮崎吾郎監督の久しぶりの作品。 前作品から5年ほど経っていることに
「コクリコ坂から」 (【映画がはねたら、都バスに乗って】)
1960年代の横浜の港町を舞台にした、高校生の淡い恋の物語。詩情豊かなアニメーションの佳作。 本気でそう思ってる? なに、そのトゲのある言い方。惨憺たる「ゲド戦記」の宮崎吾朗監督の映画だからって、最初から虫めがねで観てたんじゃないでしょうね。 それを言う...
コクリコ坂から (ケントのたそがれ劇場)
★★★★  序盤はやや分かり辛かったが、中盤からは俄然面白くなってきた。そして感動の終盤には、知らぬ間に熱い水が私の頬を濡らし始めたのである。  ジブリの作品としては、珍しく主人公が高校生であり、ストーリーもファンタジックな要素を排した現実的な展開であっ...
コクリコ坂から (そーれりぽーと)
月日というのは恐ろしい物で、『ゲド戦記』を結構肯定的に書いていた事をすっかり忘れ、「えー宮崎吾朗でしょ?あんまり興味ないわ」と否定から入って観に行かないつもりでいた『コクリコ坂から』をひょんな切欠で観てきました。 ★★★★ 観に行っておいて良かった。 ...
『コクリコ坂から』 (ラムの大通り)
----これって、宮崎吾朗監督の新作だよね。 「うん。 実を言うと、この監督の前作 『ゲド戦記』のとき、 ぼくはけっこうほめちぎって、 周りの信用(?)を失ったことが…(汗)。 そのせいもあって、 今回は、少し引いて観てみたんだけど…。 いやあ、これは一言で言えば...
映画『コクリコ坂から』劇場鑑賞。 (ほし★とママのめたぼうな日々♪)
携帯電話の待ち受けをこれにしましたぁ~。 娘を始め、私の廻りには「ジブリファン」が多いのですが 私は、どちらかと言うと観
『コクリコ坂から』・・・少女よ君は旗をあげる (SOARのパストラーレ♪)
東京オリンピックを目前に控えた日本。舞台は横浜。純真な少女と少年の恋模様は途中ドキリとするような展開も交えつつ、それでも最後は実に清々しい希望あるエンディングへとつながってゆく。 ジブリならではのファンタジー色はほとんどないが、登場人物すべてが優しくて...
コクリコ坂から  監督/宮崎 吾郎 (西京極 紫の館)
【声の出演】  長澤まさみ (小松崎海)  岡田 准一 (風間俊) 【ストーリー】 翌年に東京オリンピックを控えた1963年。古いものを壊し、どんどん新しいものを作っていこうとする気運の中で、横浜のとある高校でも老朽化した文化部部室の建物「カルチェラタン」の取....
コクリコ坂から (青いblog)
スタジオジブリ・プロデュース「コクリコ坂から歌集」 コクリコ坂から サウンドト
映画:コクリコ坂から 1枚の写真に込められた想い。映像のみずみずしさが魅力。 (日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~)
ジブリの最新作。 1963年頃の横浜を舞台に、繰り広げられる高校生たちの青春。 この時代の風景が、ただただ美しい。 そしてみずみずしい。 これを眺めているだけで、心が満たされていく。 一方で、ノスタルジーっぽい気分だけに終始させないところが腕の見せ所か。 (そ....
「コクリコ坂から」 (みんなシネマいいのに!)
 ま、まさか21世紀になって高橋千鶴先生の漫画が映画化されるとは思わなかった。 
「コクリコ坂から」 (NAOのピアノレッスン日記)
~上を向いて歩こう~2011年  日本映画    (11.07.16公開)配給:東宝           上映時間:91分企画・脚本:宮崎 駿     監督:宮崎吾朗        プロデューサー:鈴木敏夫原作:高橋千鶴・佐山哲郎 (角川書店刊)脚本:丹羽圭子...
コクリコ坂から (Diarydiary! )
《コクリコ坂から》 2011年 日本映画 1963年、横浜にある港の見える丘にあ
コクリコ坂から (パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ)
高橋千鶴・佐山哲郎の同名コミックを原作に、「崖の上のポニョ」の宮崎駿が企画・脚本、「ゲド戦記」の宮崎吾朗が監督を担当するスタジオジブリ作品。1963年の横浜を舞台に、16歳の ...
『コクリコ坂から』で「まるで安っぽいメロドラマさ」と言っているよ。 (かろうじてインターネット)
 今回は待望のスタジオジブリの新作映画『コクリコ坂から』の感想です。  久々の"この映画を好きな人は読んでも怒っちゃダメだよ"シリーズです。  観に行った映画館はTOHOシネマズ六本木ヒルズ。客...
コクリコ坂から (まてぃの徒然映画+雑記)
母が不在の間、自宅兼下宿屋のコクリコ荘を切り盛りする松崎海、通称メル。船乗りだった父を亡くしているメルは、毎朝庭の旗竿に信号旗をあげるのが日課だ。 彼女が通う高校の、通称カルチェ・ラタンと呼ばれる明治以来の歴史ある建物は、文化系クラブの部室が集まって....
『コクリコ坂から』をパルコ調布キネマで観て、評価に困る男ふじき☆☆☆ (ふじき78の死屍累々映画日記)
五つ星評価で【☆☆☆盛り上がりに欠けるけど、やりたい事は分からんでもない】 メロドラマに学生自治体ドラマが混じる。 1カット1カット居心地がいい。 それはジブリの遺 ...
コクリコ坂から (銀幕大帝α)
11年/日本/91分/青春ロマンス/劇場公開(2011/07/16) -監督- 宮崎吾朗 過去監督作:『ゲド戦記』 -プロデューサー- 鈴木敏夫 -企画- 宮崎駿 -脚本- 宮崎駿 -主題歌- 手嶌葵『さよならの夏~コクリコ坂から~』 -制作- スタジオジブリ -挿入歌- 坂...
コクリコ坂から (いやいやえん)
ヒロインの海、ヒーローの俊の甘酸っぱくも爽やかな青春の物語に、胸がキュン。恋のような感情はとても淡いですがはっきりとしてる。でもそこがたまらん感じなんですよね。告白シーンよりも兄妹ではと疑惑を打ち明け
コクリコ坂から(’11) (Something Impressive(KYOKO?))
昨夜日テレ金曜ロードショーで、一昨年公開の「コクリコ坂から」放映、オンタイムと録画で見ました。 当時気にはなりつつ未見のままだったジブリ新作、いずれはTV放映もあるだろう、と思ってたのが、ようやく、というか。先週「ハウルの動く城」放映の時、予告で知っ...