ブエナビスタが25周年だそうで、CD1枚分12曲のオルタネイト、未発表曲をプラスしてリイシュー。
でも発売されたの昨年秋でずっと遅れて今購入(笑)
これが発売されたのは大ブームだったワールドミュージックも落ち着いてきた頃だったけど、そういうブームとは無関係にライクーダーの興味はキューバに向いたんでしょう。
元々が世界中の音楽に興味を持ち取り込みアルバムを作ってきたライだけど、これはライは自分が中心じゃなくてキューバのレジェンド達を集めて、伝統的な音楽を聴きやすくレコーディングしたってとこが成功だったんでしよね。
それに、哀愁が帯びた曲ばかりで、日本人好みであったりもしたかなと。
今やこういう音楽をまず聴かない自分だけど、聴けば引き込まれてしまいます。
ボーナスCDの1曲目、chan chanのMonitor Mixというのが入っていて、スタジオボイスからレコーディングに入る雰囲気が、映画クロスロード冒頭のロバートジョンスンのレコーディング風景に似てると思ったけど、そうそれもライクーダー絡みの映画でした。