The Rolling Stones/Fully Finished Studio Outtakes

今年になってから一部でかなり話題になっていた、ストーンズの1967年から2002年のアウトテイクを集めたもの。

オリジナルが品薄だったようで数種類のコピー盤も出てるのだけど、自分は写真向かって左から紙ジャケのオリジナル、年代順に並べ変えかつ欠落イントロを補填したもの、プラケースのコピー盤と、3セットが1カ月の間に届きました（笑）

なんでそこまでと思うのだけど、ストーンズの未発表アウトがこれだけ大量に音質もオフィシャル並で出てくれば話題になります。

ただ、あくまでも採用されなかったもので曲のクォリティはそれなりにという事になります。

目玉と言えばボウイ参加のIts Only Rockn Rollになるのかなあ。

自分の好みだとストーンズのアウトものはダラダラとスタジオジャムみたいなのが大好きなんですが。

3セットで一番聴いてるのはどれかというとプラケースのコピー盤で、理由は車に置きっぱで取っ替え引っ替え聴いてたからです。

一番大事にしていない、という事ですね。

JOE STRUMMER/GANGSTERVILLE (12")

ジョーストラマーの89年のシングル、GANGSTERVILLEの12インチリイシューというか、4曲入りの編集盤てとこですね。

5年前のRSDで発売されて、ユニオンやタワレコあたりにずっと残っていたのを横目にスルーしてたもの。

人気のあるものは瞬時に消えてしまうのにいまだ店頭にあるようで、これはユニオンで売っていた新品未開封の見切り中古盤。

クラッシュが好きだと自覚を持つ自分も買って無かったので、残念なんて言えないけど寂しいな（笑）

確かに限定発売としてはインパクトに欠けるかもだけど、1000円で入手できありがたく楽しませてもらってます。

JOHNNY MOPED/LURRIGATE YOUR MIND

JOHNNY MOPEDの新作アルバム、と、いっても発売は19年5月なので2年前です。

いつの頃からか高円寺のレコード店BASEの壁にかけてあって、アルバム出たんだ聴きたいなあと思いつつスルーすること1年ほどかな。

何気なくユニオンオンラインの中古を見てると新品未開封が950円！

迷うこと無く買ったのが3か月前でいま聴いてます。

聴かなくても持ってるだけで絶対に良いと感じる安定感てなんだろう（笑）

日本で絶対に売れないと確信持てるけど、ロキシーのライブではじめて知ってから変わることのないJOHNNY MOPED

変わらないのはジャケを見るだけでわかります。

FUZZTONES/NYC

easy actionから出たファズトーンズのボックスを聴きながら何気にチェックしてたら、なーんと結成40周年のアルバムが昨年リリースされていた。

しかも日本盤のCDまで出ていて、レーベルはクレオパトラ。

クレオパトラのアナログはすぐに売り切れちゃうけど、これはなんとか間に合ったクリアビニール。

タイトルどおり、影響を受けたニューヨークのバンドの曲のカヴァー集。

ザ・ラモーンズ、ザ・クランプス、デッド・ボーイズ、ザ・ハートブレイカーズ、ザ・ファッグス、ミンク・デヴィル、パティ・スミス、ニューヨーク・ドールズ、それにフランクシナトラなんてとこをやってるけど、ファズトーンズ色の強い仕上げでよく聴いてないとわからなかったりします。

そんなところがまたカッコ良い！

誰のカヴァーとか気にせず、ファズトーンズを楽しめば良いのです。

PINK FLOYD /LIVE AT KNEBWORTH 1990

最近、クラブチッタで日本のミュージシャンによる原子心母の再現ライブがあって、知人に誘ってもらったけど断りました。

フロイドは好きなんですが、それはWISH YOU WERE HERE以前のバンドで、レコードの再現にプラスアルファを加えたライブをするバンドにほぼ興味はなく。

まして日本の有名な演奏者が再現する原子心母には消極的。

でも、それに興味を持つというのは凄くよくわかるし、それぞれの価値観の違いってことです。

良いライブだったんだろなと思う。

そういう意味で、ロジャーが抜けてからの「鬱」に興味は無かったし、それの最終日の90年ネブワースのライブもそんな感じ。

アーリーイヤーのボックスは大金払って買った自分も、これが収録されたという続編は見向きもせず。

それを新たにリマスターしてリリースされて、CDや通常のLPだったらスルーしたかも知れないけど、45回転2枚組でのリリースというのに興味があって買いました。

確かに現代的で上品で癖が無く良い音で気持ち良く聴ける。

短いコンパクトなセットで物足りないほどだけど、そんなとこも良いんじゃないかな。

もちろん、自分的には狂気以前のサイケデリック感覚を味わえる音の方が好きですが

TERROR SQUAD/EVILIVE SENTENCE

現場でライブを聴いて好きになるって、当たり前のようで意外と無かったりするのかもだけど、テラーの場合はまさにそんな感じだったかな。

後ろで眺めてるつもりがいつの間にか一番前に引っ張り込まれてしまって、曲も知らないのにモッシュかき回して迷惑かけた記憶がある。

歳食ってそろそろ落ち着いてライブを見なければいけないのに、そんなオヤジにガソリンぶち込んでくれる最高なバンドです。

これは2019年、アースダムでのライブを収録したアナログレコード。

自分も行った時のライブなのでMCもはっきり覚えている。

実際のライブの時は暴れちゃってたのだけど、レコードで良い音で聴くと凄まじいですね。

なるほど、俺が暴れちゃうのも無理ないなあ（笑）