ECHOES

Punk Rock Life

THE VELVET UNDERGROUND & NICO

2022-01-26 21:51:00 | Weblog
40年以上の付き合いになるけど、レコードとCDで、何回このバナナのジャケットを買ったんだろ。

アビー・ロード・スタジオのマイルス・ショウェル作のハーフスピード・マスタリング、先行して買った2ndと3rdの音がやはり別次元の音で、値段は張ったけどこのアルバムを買わないってわけに行かなかった。

モービルフィディルティCDのはっきりとした分離とは違う、それぞれの音の粒立ちが良いのだけど、底の部分での混ざり具合が絶妙、それに音が消えてく瞬間のエコーの残り具合、同じアルバムでありながら別のアルバムを聴いている感じでした。

ちょっと無理したけど良い買い物でした。




EXTREME NOISE TERROR / HOLOCAUST IN YOUR HEAD

2022-01-23 20:08:00 | Weblog
このところ、昨年に注文したものがまとめて入荷してきて金銭的に参ってますが(笑)

ディスクユニオンから発売のEXTREME NOISE TERROR の1st
ホワイトヴィニールでズッシリと重たいレコード、音もかなり良い。
ジャケもしっかり帯付き解説付きだけど値段が高いなあ(笑)
これもレコードブームの弊害なのかしら。

ユニオンから発売といっても、海外プレスのシールドされたものに帯と解説を添えたもの。




Slaughter And The Dogs / Tokyo Dogs

2022-01-16 20:49:00 | Weblog
Slaughter And The Dogs が2016年に来日した時のライブ音源。

デビューの頃からニューヨークドールズやジョニー・サンダースからの影響を隠さないバンドだったけど、実はこのライブCDもそのようでタイトルのTokyo Dogsは、日本で行われたワールドロックフェスティバルのドールズのライブ盤、Tokyo Dollsを引っ張って来たんでしょうね。
ワールドロックにはニューヨークドールズというバンド名で出たのだけど、その時はすでにジェリーノーランとジョニーサンダースは抜けていて、後にNew Roseからレコードを出した時にはTokyo Dolls名義になっていた。

Tokyo Dogsのほうは、通常日本でのライブ盤は日本の司会者の声はカットすると思うのだけど、それもしっかりと収録してある。
そんなとこもTokyo Dollsのライブ盤の影響かなと。

自分、Tokyo Dogsは行かなかったのだけど、Tokyo Dollsは後楽園球場に観に行きました。
レコードで聴くとパッとしないのだけど、暗くなって照明がついてからの演奏は楽しかったイメージが残っています。




DR Feelgood / Speeding Thru Europe: Live In Concert

2022-01-07 20:36:00 | Weblog
昔、イタリアに住んでた友達が帰国のさいにロンドンでトランジット、せっかくだから少し田舎の方に出かけて行ったらヤードバーズのライブをやっていたと。
ヤードバーズなんて大昔のバンドやってるわけねーじゃん、間違いだろなんて笑ったのだけど、数年後に復活アルバムを出してホールでレコ発のライブがちょっとしたニュースになった。

そんな感じに主要なメンバーが変わっても、バリューのある名で地方都市をサーキットしてると欧米では金になるらしい。

Dr Feelgoodのこのライブ盤も存在は以前から知ってたけど、何しろメンバーが全く違って、辛うじてドラムの人がリー・ブリロー最後の時期のメンバーらしい。

ヴォーカルもギターも聴き慣れないけど、うーむ、これは確かにDr Feelgood
演奏がゴージャスな感じだけどDr Feelgood

なんで今頃このCDを買ったかというと、地元でライブをやってるバンドの若いメンバーが、演奏の時にチラッとテキーラを弾き始めてずいぶんカッコよかったなと。
帰りの電車でそんな事を思ってたらついポチッてしまったのです。

聴いてみてびっくりで良いなあって年末年始に時々引っ張り出して聴いてました。

で、今ジャケ見てたら、これって2002年から2003年の録音なんですね。
20年前じゃん!

そういえばヤードバーズの話も25年近く前の話だ(笑)

まだやってるんかなあ、ヤードバーズやDr Feelgood





FLAMIN' GROOVIES / LIVE AT THE WHISKEY A GO-GO '79

2022-01-05 20:35:00 | Weblog
グルービーズの79年のライブで、元々はRSD限定だった物を通常リリースしたもの。
余ったのかな(笑)

カラーのジャケも良いしレッド・ヴィニールも綺麗で魅力的だけど、音質は昔キニーで売ってたようなおそらくカセットレコーダーでのエアー録音。

音質は良くないけど内容はこの時期のビートルズやストーンズに寄ってくような、なかなか面白いんです。
Shake Some Actionをラストで決めてます。




VELVET UNDERGROUNDのHALF-SPEED MASTERED VINYL

2022-01-02 00:13:00 | Weblog
これの前に買って聴いてないのもあるのだけど、昨年最後に買った2枚のレコードを元旦にじっくりと聴いてました。

この2枚のアルバム、レコードとCD合わせて今までに何枚買ったんだろ。

The WhoやStonesのアルバムでこれは決定的に音質が良いなと思ったのが、アビー・ロード・スタジオのエンジニア、マイルス・ショウェル制作のハーフスピード・マスタリングというもの。
今回はVelvet'sの3枚が出るというので心は動いたのだけど、何しろ値段が高すぎる。
これはさすがに買えないなというユニオン値付け。
1stは8800円、2枚目3枚目が7800円だっていうので問題外の値段。

時々、タワレコを張っていたのだけど、高いながらも今のレコードの高騰ぶりを見ると、こんなとこだなって値段で購入。
ただし1stは注文は出来てるけどまだ未入荷状態なので買えるか微妙なところ。

Velvet'sのアルバムは3枚それぞれ別の魅力があるのだけど、ハーフスピードマスタリングの仕上がりが一番興味深いのが、音の空気感が独特な3枚目で、特にPale Blue Eyesの音の広がり具合がこのレコード凄いです。

3枚の中では地味なイメージだけど曲も良いし、ミックジャガーも絶賛してた音作りをこのレコードで聴けるのは特別です。