ECHOES

Punk Rock Life

Nikki Sudden & The French Revolution/Groove

2014-10-30 19:38:52 | Weblog


少し前にも取り上げたけど、渋谷東急ハンズ近くのマンションの一室の店ではじめて出会ったNikki Suddenのレコードがこれ。

そう、CDではなくてやっとレコードと再会した。

プラスティックケースにこじんまりと入った薄い紙のジャケでなく、LPのこのジャケを手に持ったときに無視出来る人がいますか?
ジャケットのかっこよさはズバ抜けてると思いません?

今出回っている2イン1のCDは編集されていて違和感がある。
クリエイションから出たCDは曲はオリジナルのままで違和感は無いけど、レコードで聴いていた音とは明らかに違う感じ。

実は、このアルバム45回転の12インチの2枚組。
通常の33回転のレコードより音質でかなりのアドバンテージがあるのです。

圧倒的な音圧は80年代に出たCDとは当然比べようが無いのだけど、元々沢山売れたレコードでは無いので中古で見つけるのも難しい。

Nikkiのアナログ・シリーズで是非リイシューして欲しいなあ。

出ればまた買います。

Nikki Suddenのアナログ盤

2014-10-29 19:31:08 | Weblog








今年に入ってから、Nikki Suddenのスウェル・マップス後の初期のソロ・アルバム、Dave KusworthとのJacobites、それにRowland S Howardとのデュオ・アルバムが、質の良いヴィニールでリイシューされていて、順番にじっくりと楽しんでいます。

このあたりのアルバムは、2イン1の安価なCDでリイシューされているのだけど、オリジナルとは違う編集がされていたり音質が納得いかなかったりだったので、このシリーズには飛びついた。

80年代中頃からNikkiを聴きだしたので、初期のソロをオリジナルの形で聴くことが無くて、スウェル・マップスの影を引きずりながらのソロは新鮮。

Jacobitesを経て、俺の心をとらえて離さない後のNikkiの音楽は完成されていくんですね。

easyactionからのボックスや発掘音楽も素晴らしいのだけど、こういったストレート・リイシューは嬉しい。

この後のリリース情報は知らないのだけど、出来れば続けてほしい。

Nikki Sudden/Fred Beethovn

2014-10-25 22:11:36 | Weblog

このところ、ニッキ・サドゥンのレコードやCDを買うことが多いのだけど、いったい今は何年だ。
ニッキの事を知った80年代の半ばかってくらい。

ニッキのような人のレコードがバカ売れするわけもなく、それでも次々とリイシューや発掘音源が発売させるのは、いかにニッキが発売レーベルやおそらく限られた聴き手に深く愛されているかってことでしょう。

インフォメーションがあってから発売はかなり遅れたけど、98年99年にレコーディングされた未発表ロックンロール・アルバムがFred Beethovn。

このCDの発売が遅れたんでソニック・ランデブー・バンドのCity Slangの7インチもなかなか家にやってこなかったんですねえ。



Fred Beethovnを待ちわびながら、easy actionのHPを見ていると突然発売されていた未発表アコースティック・ライブ・アルバム。
The Copenhagen Affair。

1991年11月のライブをカセットレコーダー一発録音したもの。

音質も良いし17曲というヴォリュームでニッキの曲をじっくり楽しめる。

これは後から注文したのだけど、City Slang、Fred Beethovenと同封で到着、二重になった送料はPayPalを通して返金してくれた。



これは、今週になって突然easy actionから荷物が届いたので、何かと開けてみたらFred Beethovenのボーナスディスクだった。
アルバム未収録のインスト曲、Summer Burn OutにBye Bye Johnnyの2曲入りCD。

全く知らなかったので嬉しいプレゼントだった。

Sonic's Rendezvous Band/City Slang

2014-10-25 21:26:08 | Weblog

秋のRSD、BLACK FRIDAYの情報が少しづつ流れて来るのだけど、特別な魅力を感じるものが少なくなっているような気がする。
いや、特別なリリースというのに慣れて驚きが少なくなったのかもしれない。

それに、自分が通販で利用している店がRSDの物件の予約を受け付けなくなったというのも醒めた理由かもしれない。

まあ、そもそもレコードを買いに店に足を運ぼうというのがRSDの目的で、寝転がってクリックしてる俺みたいなのはダメってこと。

俺なんて年間通してRSDやってるようなもので、あらためてそんなイベント要らねえやと思ってみたり。

なんか、割高だしな、RSDのブツ。

この春のRSDで予約受け付けたソニック・ランデブー・バンドのCity Slangの7インチ、けっきょく入手不可ということでキャンセル扱いにされたけど、実はeasy actionではそれ以降も普通に売っているんですね。

キャンセルにされてすぐにオーダーしたのだけど、一緒に注文したCDの発売が遅れて届いたのつい最近。

友人が言うにこの曲を聴かずに死ぬわけにはいかないというキラー・ロックンロールだけど、CDやリプロ7インチで飽きるほど聴いていたのでゆっくりと待っていました。





The Flamin' Groovies/Jumpin' In the Night

2014-10-18 09:38:58 | Weblog

The Flamin' Grooviesの79年リリースのJumpin' In the Nightがアナログリイシューされたので購入。

これも以前持っていたけど赤黒店に旅に出しちゃったので久々に聴いた。

印象は以前と変わらないけど、以前はダメでも今は楽しめたりするもの。

ジャケットはストーンズで、ビートルズをどこまでもそっくりにやって、ディランの曲は歌い方もディランそのもの。

それがルーズな感じに微妙に崩れていて、それが楽しめるか否かが楽しめるかどうかの別れ道か(笑)

ところが、カヴァーが多いこのアルバムだけど、1曲目に収録されているタイトル曲、Jumpin' In the Nightのかっこよさ。

そういう混ざり具合がB級バンドと言われながらも愛され続ける理由なんでしょう。

何故か繰り返し聴いてしまう1枚。




The Inmates

2014-10-15 20:30:51 | Weblog



このところ、友達に聴かせたという気持ちもあって、手元にあるInmatesのレコードを引っ張り出したりしている。

インメイツと読むのだけど、はじめてこのバンドを紹介してくれた新宿レコードのK君はインメーターズと発音して、自分も日本盤が出るまでそう呼んでいた。

後のレコードになるとバラエティになって行くのだけど、写真の最初の2枚、First OffenceとShot in the Darkが強力。
ナゲッツに入っているガレージ・パンクのバンドや初期ストーンズをよりパンクに近い感じでやっている。


Meet the Beatlesはうちにある唯一のビートルズなレコード。
ビートルズ(の)レコードではなくて(な)のレコード(笑)
ビートルズの曲を初期のストーンズが演奏をしているといった感じの企画アルバム。
実際にストーンズがレコーディングしたレノン・マッカートニーのI Wana Be Your Manもやっています。

それらしい選曲がされているのだけど、Vic Maileのプロデュースでビートルズのビート・バンド的な部分を再認識させてくれる内容。

ヴォーカルのビル・ハーレーが抜けていた時期にEDDIE & THE HOT RODSのバリー・マスターズが参加していた時期のアルバム、Five。

今や日本では全く注目されないバンドなのだけど、ウィルコ・ジョンソンばかりでなくてこんなバンドも再評価されるべきですねえ。

FIRE WATER AIR PRESENTS GOLDEN SUNRISE

2014-10-10 20:56:28 | Weblog

FATHER YODの死後、最初にリリースされたYA HO WHAの教典。

SeedsのSKY SAXONがヴォーカルで参加。

日本においてYA HO WHA 13の信仰のためにそのレコードを聴いている人が実際にいるかどうかわからないけど、SKY SAXONが参加したサイケデリック・ロックのセッションとして純粋に楽しむ事が可能なレコード。

LPで収録時間が60分、途中、最後のほうでダレてしまう部分もあるけど、YA HO WHA の音源の中でもロック的なスリルがわかりやすいレコードだと思う。

レッド/イエロー/ホワイト・マーブル・クリア・カラー・ヴィニール、500枚限定盤です。

SCIENTIST / JAH LIFE IN DUB

2014-10-08 19:10:34 | Weblog

最近、家でレコードやCDを聴く時は常に猫のふーさんと一緒。

というか、家に帰ってくるとふーさんはずっと俺のそばから離れないので必然的にそーなるのです。

猫なりに、好きなジャケットや音楽があるもんだと親バカぶりを人に話したりしてたのだけど、どうやらそういうわけでなくて、古くてカビ臭いジャケットが好きということらしい。

新しいレコードのジャケットより中古レコード、プラケースのCDは興味が無いことが判明。
紙ジャケCDにはそれなりに興味はあるみたい。

そんなふーさんの最近の一番のお気に入りがこれ、SCIENTISTのJAH LIFE IN DUB。

レコード盤はリイシューなのだけど、ジャケットだけはオリジナルのデッドストック、ふーさんが大好きなあの香りがプンプンして、マタタビでも嗅いだみたいにこんな感じになってしまう。


いけない葉っぱの香り感じる最高のダブだけど、それとは全く関係なさそう。

こんなに喜んでる姿を見ると、完全に猫バカ状態の俺、ジャケットのダメージなんて気にしない、もう好きにやってくれ(笑)

The Rolling Stones/Cocksucker Blues

2014-10-02 20:46:08 | Weblog


メールで写真送ったけどさ、このブートどう思う、買おうか迷ってんだ。


ああ、懐かしいね。
クラプトンのブラウンやイタリア語のアズティア入ってるだろ。


おお、それ。


今出回ってるのは音質よくなってるからそれの音は古臭いけどさ、俺は思い入れのあるレコードだし好きだよ。
そーだなあ、2日か3日くらいは楽しめるから安けりゃ買いじゃね。


そっか、じゃあ買っとくか。
それからさ、11月のクラブ・センセーション、友達と行くからさ。
俺、ちょうど誕生日の頃だわ。


ハッハッハッ、じゃあ絶対ね、横浜でライブなんてあんまりねえからさ。


半月前、最後の会話・・・

俺にとっても思い入れ強いレコードになったぜ。


ふざけんなよ、オリンピックの地味な種目一緒に見に行く約束したじゃねえかよ。

昨年の夏、友達の家に一緒に泊まって、俺が朝コンビニに行ったっまま迷って、諦めて駅に向かってると電話してきて、自分は足が調子悪かったのに迎えに行くと言ってくれたり優しいやつでした。


時々嫌味言われたけどこのブログを気にしてくれてたのはよく知ってるよ。


ありがとうな、大島。