知り合いのレコード店がネットで紹介していたブルースクリエイション、ブルクリのこのアルバム。
ジャケを見てびっくり、自分は見たことのないもので、こんなの出てたの知らなかった、ところでヴォーカルは大沢博美じゃないですよね、と、聞いてみるとそうだという。
大沢博美さんのヴォーカルのものなら欲しいと問い合わせるとすでに売れてしまっているそうで。
調べてみると、ヴォーカルは大沢さんじゃなくて実際は布谷文夫。
元々はキティから出ていた、白熱のブルースクリエイションというタイトルで、ドイツのレーベルからリイシューされたもの。
キティから89年に出たCDは記憶にあって、時期的にこういう音を聴こうと思わなかった頃。
ドイツのリイシューは新品在庫があるところがあったので購入。
自分がロックに興味を持った時点で、ブルースクリエイションはクリエイションに変わっていて、クリエイションの初期メンバーだった大沢博美さんはいなかった。
大沢博美さんはミッドナイト・ムーヴァーズというバンドで、クリエイションよりソウル、R&B色が強いバンドをやっていて、オーティス・レディングのI CAN’T TURN YOU LOOSEのカヴァーがめちゃカッコ良かった。
池袋のヤマハでライブをやったあとに話し掛けてみたら、レコードの話とか聞かせてくれて、家も比較的近かったのでレコードを聴きにおいでと誘ってくれた。
住所は教えてもらったけど電話番号は知らず、言われた日曜に尋ねて行ったけど、結局家がわからずあきらめて帰ってきた。
そのあと、あまりライブの情報も知らず、後に別のバンドで裕也さんのニューイヤーライブにも出たらしいけど、その頃はすっかりパンクで生意気になっちゃって興味もたず。
なーんて、思い出話でした。
クリエイションにソウルやR&Bの感覚を持ち込んだのは大沢さんだと思い込んでます。
と、これを投稿したあとで、エレクトレコードのHさんの情報で、ドイツ盤のミスで実際には大沢博美さんのヴォーカルだそう!
ますます興味深い音!