ECHOES

Punk Rock Life

Buena Vista Social Club: 25th Anniversary Edition

2022-06-28 21:03:00 | Weblog
ブエナビスタが25周年だそうで、CD1枚分12曲のオルタネイト、未発表曲をプラスしてリイシュー。
でも発売されたの昨年秋でずっと遅れて今購入(笑)

これが発売されたのは大ブームだったワールドミュージックも落ち着いてきた頃だったけど、そういうブームとは無関係にライクーダーの興味はキューバに向いたんでしょう。

元々が世界中の音楽に興味を持ち取り込みアルバムを作ってきたライだけど、これはライは自分が中心じゃなくてキューバのレジェンド達を集めて、伝統的な音楽を聴きやすくレコーディングしたってとこが成功だったんでしよね。

それに、哀愁が帯びた曲ばかりで、日本人好みであったりもしたかなと。
今やこういう音楽をまず聴かない自分だけど、聴けば引き込まれてしまいます。

ボーナスCDの1曲目、chan chanのMonitor Mixというのが入っていて、スタジオボイスからレコーディングに入る雰囲気が、映画クロスロード冒頭のロバートジョンスンのレコーディング風景に似てると思ったけど、そうそれもライクーダー絡みの映画でした。




BITE YOUR MASTERS / Warriors Law 、 Total Annihilaion

2022-06-27 21:29:00 | Weblog
自分が最も好きなスキンヘッドバンドのヴォーカル氏に教えてもらったCD

Rising Sunのヴォーカル率いる福井のWarriors Lawと、デンバーのTOTAL ANNIHILATIONとのスプリット盤。

紹介してもらったWarriors Lawは歌詞が全部英語だったり、音の質感とかで、80年頃のUKのスキンヘッドバンドの雰囲気が溢れてとてもイカしてます。

思想的な部分を外して、ロックの本質的なカッコよさを体現してるbrutal attackやSCREWDRIVERを彷彿とさせるバンド。

Total Annihilaionもそこらへん全く裏切らない音で最高です。





Echo & The Bunnyman / Live in Liverpool

2022-06-25 21:53:00 | Weblog
少し前のリバプールでのストーンズのライブでバニーズが出演したそうで、両方とも好きなバンドだけど結びつきが薄い気がするので少し不思議な感じでした。
ストーンズを待ってたお客さんはバニーズにどんな反応したんだろ。

このライブも最近出たと思ってたら2001年録音なんですね、もう20年以上前だ。
リリース当時CDを買って気に入って聴いてたけど最近は聴いてなくて、RSDでリリースされた2枚組クリアビニールのレコードが新古盤で売っていたので買いました。

元々がCDを意識して作っただろうジャケは、LPサイズになると濃縮感が薄まって遠目で見るとただの灰色の単色カラーに見える。
CDのジャケの方が良い感じのする珍しい例(笑)
霞がかかったような演奏にこのジャケは合うのだけど。

初来日も含めて初期のバニーズが大好きなので、初期の曲、キリングムーンあたりまでは聴いてると胸に来ます。




AEROSMITH / 1971: THE ROAD STARTS HEAR

2022-06-06 20:59:00 | Weblog
自分より5年若い人は日本で人気が出た時にジャストだったようだけど、微妙なタイミングで緩くしか興味を持たなかったバンド、エアロスミス。
このレコードの録音は71年だそうで、実際には年代はズレてるはずだけど、日本で注目された頃はすでにパンクに興味は向いていたので斜に構えて見てたんですね(笑)

73年のデビューの2年前、Joe Perryのテープ・レコーダーに録音されていた71年のリハーサル・テープなのだそう。
最近になってCDでも発売されたけど、なぜかそのタイミングで売り切れていた昨年秋のRSD限定のレコードがタワレコで売っていた。

古い録音で音もかなりラフだろうという予想を覆す音質に内容。
自分の興味とはズレていたとはいえ、さすがに初期の曲は知ってるし、実は中古のレコードを持っていたりする。
そんなあたりのバンド初期の若々しいシンプルな演奏は、エアロという名前を伏せて聴かされたとしても絶対に気に入ったと思う。
後のメジャープロデュースのアルバムより、ずっと良く感じます。




THE CLASH / COMBAT ROCK + THE PEOPLE'S HALL

2022-06-03 20:35:00 | Weblog
combat rockが発売されて40年だそうで、来日公演のあとに発売されたこれは思い入れ強くて、その時に演奏されたShould I Stay or Should I Goを聴くのが楽しみで発売日前日に買いに行ったなあ。

ただこのバンドは、どのアルバムもそれぞれ良くも悪くも期待を外してくれて、このアルバムも少し違和感を感じた記憶があるかな。
どのアルバムも後にそれぞれ大好きになるわけで、乏しい自分の感性を軽く飛び越えて行くアルバムを出していったんでしょうね。

さて、アナログだと2枚のLPの3面に収録された未発表トラック、初期ヴァージョンなどに興味が行くのだけど、聴いたことがあるものが多いかなと。
それよりもこの時期のライブを収録してくれたら嬉しかったなあ(笑)

頑なにたくさんあるはずのライブ音源を出さないクラッシュ。




NICO + THE FACTION / CAMERA OBSCURA

2022-06-02 19:51:00 | Weblog
RSDで出た1枚だけど、いわゆる新古盤で安く購入。
インフォを見て気がついたのだけど、85年リリースのこれがNICOの最後のスタジオ録音になるんですね。
翌年86年4月に来日して、CSV渋谷制作のライブビデオやレコードが出たし、その他にもこの時期のライブが何枚か出たのでそんな気はしなかったけど。

晩年のライブの定番マイ・ファニー・バレンタインも入っているし、音響的にもとても面白い1枚。
これなんかも地味で人気が薄いレコードだと思うけど、初来日がかなり印象が深いので自分は大好きな1枚です。