エコー&ザ・バニーメンです。
決してエコーという人と、そのバックバンドではありません。
20数年前パンクが落ち着いた頃、ネオサイケなんてどっかの日本人がこじつけたジャンルの代表的なバンドとして、ジョイ・ディビジョンあたりと一緒に日本に紹介されました。
私は当時から大好きで、今も時々聴くのですが、私の周辺や一般的には評価が低いような気がします。
時々聴くといっても、1枚目の「クロコダイルス」、2枚目の「ヘブン・アップ・ヒアー」、そしてその2枚の間にリリースされた4曲入りライブ、「シャイン・ソー・ハード」がほとんど。
「キリング・ムーン」という名曲が含まれる3枚目からは、少しずつ音のベクトルが散漫になって行ったような気がします。
ただ、レア・トラックを含むライノ編集の4枚組CD、「クリスタル・ディズ」などを聴いていると、その後の曲もそれなりに新鮮に楽しめたりします。
このバンドの持つ根本的な部分が私の感性に合うんだと思います。
「クロコダイルス」「ヘブン・アップ・ヒアー」の魅力は、独特の空気感の中に立ち上がる強力なビート、そして陰影があるイアン・マッカロックの繊細なヴォーカル、そして曲の美しさ。
ライブ・シングルはそれをもっと直接的にアグレッシッブで、緊張感張りつめる演奏です。
後のバニーズの、柔らかいポップな部分で評価を下してしまっている人、是非この3枚を聴いてみてください。
今発売されているCDは、「クロコダイルス」のボーナス・トラックとして、「シャイン・ソー・ハード」の4曲が収録されているそうです。
「ヘブン・アップ・ヒアー」「シャイン・ソー・ハード」、両盤に収録された「オーヴァー・ザ・ウォール」という曲があります。
実はこの曲こそこのバンドのキーになる曲だと思います・・・壁を越える・・・これです。
ドアーズの「ブレイク・オン・スルー」、この曲と通低しているわけです。
バニーズが日本で紹介された頃、東京でLIZARDはあるアルバムに向けた演奏活動を開始してました。
アルバム・タイトルは「セレブレイション」。
このアルバムの冒頭に収録されたタイトルと同名の曲「セレブレイション」、ギグで演奏はじめた頃のタイトルは「穴居人」と紹介されてました。
・・洞窟の隙間から、外の世界覗き込み・・・
そうです、このLIZARDの作品コンセプトも同じなのです。
「オーヴァー・ザ・ウォール」「ブレイク・オン・スルー」「セレブレイション」・・・知覚の扉を開く・・・
当時のバニーズの音とリザードの音を聴き比べて下さい、気持ち悪い程似ている。
そして「シャイン・ソー・ハード」のジャケに映るメンバーの写真、迷彩カラーの服を着ている。
実はモモヨも当時好んで迷彩カラーのツナギを着ていた。
バニーズの影響をモモヨが受けた?
いや、モモヨはそれを否定したし、私も憶えています。
ほぼ同時期、むしろモモヨの方が早かったくらい。
イギリスと東京で同じような事をはじめた2バンドがいたわけです。
数年前にバニーズは、彼等の地元であるリバプールで行われたライブ盤が発売されました。
彼等には似合わない、真夏のフジ・ロックに出演したTV映像も見ました。
ロック・バンドとして円熟したともいえる、落ち着きのある演奏。
ただ、デヴュー時にバンドに宿っていた何かは、その演奏からもうかがい知ることができました。
リバプールのライブは音も良く練られ、バンドの魅力がよく表れている良盤です。
なんとなく気になり、HMVのサイトでバニーズのリリース状況をチェックしてみると、来月インスタント・ライブ・シリーズとして、昨年のアメリカでのライブが4タイトルリリースされるんだそう。
音を良く練ってリリースされるライブと違い、ライブの模様をそのままリリースしちゃうインスタント・ライブ。
オフィシャル・ブートレッグといえるブツ。
今のバニーズのリアルな演奏を聴けるわけです。
3タイトル以上まとめて注文すると値引きまである、迷わず4タイトル注文しました。
楽しみです、いずれブログで感想書いてみたいと思います。
では、また!
決してエコーという人と、そのバックバンドではありません。
20数年前パンクが落ち着いた頃、ネオサイケなんてどっかの日本人がこじつけたジャンルの代表的なバンドとして、ジョイ・ディビジョンあたりと一緒に日本に紹介されました。
私は当時から大好きで、今も時々聴くのですが、私の周辺や一般的には評価が低いような気がします。
時々聴くといっても、1枚目の「クロコダイルス」、2枚目の「ヘブン・アップ・ヒアー」、そしてその2枚の間にリリースされた4曲入りライブ、「シャイン・ソー・ハード」がほとんど。
「キリング・ムーン」という名曲が含まれる3枚目からは、少しずつ音のベクトルが散漫になって行ったような気がします。
ただ、レア・トラックを含むライノ編集の4枚組CD、「クリスタル・ディズ」などを聴いていると、その後の曲もそれなりに新鮮に楽しめたりします。
このバンドの持つ根本的な部分が私の感性に合うんだと思います。
「クロコダイルス」「ヘブン・アップ・ヒアー」の魅力は、独特の空気感の中に立ち上がる強力なビート、そして陰影があるイアン・マッカロックの繊細なヴォーカル、そして曲の美しさ。
ライブ・シングルはそれをもっと直接的にアグレッシッブで、緊張感張りつめる演奏です。
後のバニーズの、柔らかいポップな部分で評価を下してしまっている人、是非この3枚を聴いてみてください。
今発売されているCDは、「クロコダイルス」のボーナス・トラックとして、「シャイン・ソー・ハード」の4曲が収録されているそうです。
「ヘブン・アップ・ヒアー」「シャイン・ソー・ハード」、両盤に収録された「オーヴァー・ザ・ウォール」という曲があります。
実はこの曲こそこのバンドのキーになる曲だと思います・・・壁を越える・・・これです。
ドアーズの「ブレイク・オン・スルー」、この曲と通低しているわけです。
バニーズが日本で紹介された頃、東京でLIZARDはあるアルバムに向けた演奏活動を開始してました。
アルバム・タイトルは「セレブレイション」。
このアルバムの冒頭に収録されたタイトルと同名の曲「セレブレイション」、ギグで演奏はじめた頃のタイトルは「穴居人」と紹介されてました。
・・洞窟の隙間から、外の世界覗き込み・・・
そうです、このLIZARDの作品コンセプトも同じなのです。
「オーヴァー・ザ・ウォール」「ブレイク・オン・スルー」「セレブレイション」・・・知覚の扉を開く・・・
当時のバニーズの音とリザードの音を聴き比べて下さい、気持ち悪い程似ている。
そして「シャイン・ソー・ハード」のジャケに映るメンバーの写真、迷彩カラーの服を着ている。
実はモモヨも当時好んで迷彩カラーのツナギを着ていた。
バニーズの影響をモモヨが受けた?
いや、モモヨはそれを否定したし、私も憶えています。
ほぼ同時期、むしろモモヨの方が早かったくらい。
イギリスと東京で同じような事をはじめた2バンドがいたわけです。
数年前にバニーズは、彼等の地元であるリバプールで行われたライブ盤が発売されました。
彼等には似合わない、真夏のフジ・ロックに出演したTV映像も見ました。
ロック・バンドとして円熟したともいえる、落ち着きのある演奏。
ただ、デヴュー時にバンドに宿っていた何かは、その演奏からもうかがい知ることができました。
リバプールのライブは音も良く練られ、バンドの魅力がよく表れている良盤です。
なんとなく気になり、HMVのサイトでバニーズのリリース状況をチェックしてみると、来月インスタント・ライブ・シリーズとして、昨年のアメリカでのライブが4タイトルリリースされるんだそう。
音を良く練ってリリースされるライブと違い、ライブの模様をそのままリリースしちゃうインスタント・ライブ。
オフィシャル・ブートレッグといえるブツ。
今のバニーズのリアルな演奏を聴けるわけです。
3タイトル以上まとめて注文すると値引きまである、迷わず4タイトル注文しました。
楽しみです、いずれブログで感想書いてみたいと思います。
では、また!