ECHOES

Punk Rock Life

James Williamson&Deniz Tek/Two to One

2020-12-29 21:00:00 | Weblog

オーストラリア人でありながらデトロイトにとても近いレディオ・バードマンのデニス・テック。

ストゥージズ、MC5周辺のフィクサー的な立場で影響力が強いのかと思う。

デトロイト系の面白そうなセッションCDを買ってくるとけっこうな確率でデニス・テック。


買ってないのだけどジェームズ・ウィルアムソンとは数年前にアコースティック・デュオの10インチアナログを出してるけど、今回はバンドでのアルバム。

CDとアナログではジャケも違うけど内容はたぶん一緒。

自分はアナログ一択でした。


デトロイトのレジェンドを引っ張り出してのレコーディングは興味深いし、一定の満足は与えてくれるけど物足りなさを感じるのも確か。

器用にまとめてしまうのは、救急救命医師という職業の影響か。


でも、楽しめましたよ(笑)





GIVE NOTICE OF NIGHTMARE

2020-12-22 21:11:00 | Weblog

オリジナルはSelfishから1990年にリリースされたNIGHTMARE 1stアルバムのリイシュー。


ドイツのレーベルからカラーレコードと通常の黒いビニールで出たけど、そろそろ店頭では見なくなってきたかな。


いや、もう、太くて重たい音で迫力凄いですね!

やはりNIGHTMAREのようなバンドはアナログが良いですね。


自分はグリーンのカラーレコードを買いました。






NEIL YOUNG/COSTA MESA 1989

2020-12-20 21:03:00 | Weblog

隠密録音のレジェンド、マイク・ミラードの発掘音源、ニールヤングの89年のもの。


ツェッペリンやディランのアコースティックセットの録音を聴いて、ミラード音源がアコースティックと相性が良いのは想像がついていて、このアコースティックセットのライブも間違いないものでした。


最初の2曲、My My, Hey Hey からRockin' In The Free Worldの展開で完全に心を持ってかれてしまうのだけど、パンクの台頭に呼応したMy My, Hey Heyは、ブートじゃなくてオフィシャルのアルバムでニールヤングを聴いたことの無いパンクの人達に是非聴いてもらいたいなと。


けっこうな年齢に達してるであろう、ニールと同じカナダのD.O.A.が今年出したアルバムでカヴァーしてました。







Chris Spedding/Motorbikin' - Studio & Live

2020-12-17 21:30:00 | Weblog

何もする必要のない日って、健全な大人なら誰でもレコード店やネットショップを見て回ると思うけど、Amazonで偶然見つけた1枚。


堂々と売られてるし、YouTubeでも確認出来たのでオフィシャルかなあと思ったのだけど、ディスコグラフィーには出て来ないし、レーベルもよくわからないしクレジットも皆無。

おまけにプレスじゃなくてCDR

ジャケの安っぽさを見るに、やはりブートなんでしょね?

どうなんだろ(笑)


でも内容は良くて、スタジオ録音のMortobikin'はともかく、それ以外のライブが超絶楽しいです。

音質も全然オフィシャル並みでしっかりとレコーディングされていて、ソロ初来日のクアトロで観たライブを思わせてくれる感じ。


しかし、なんなんだろうこのCD

バーコードもついてるんですけど。





JAMON SERRANO

2020-12-14 00:03:00 | Weblog

八王子のバンド、ハモンセラーノのCDが出ました。

メンバーそれぞれ顔見知りだったりで、ライブを見に行ったり、レコーディングをしてる、CDが発売になるとか聞いたいたので、楽しみにしていました。

メンバーの楽しい人柄がライブにも溢れていて、演奏してるバンドもお客さんも自然に笑顔になれてしまう空間を作ってしまう。


ハードコアパンクを核に、ファンクやレゲエの感覚を上手く取り込み、他にはないバンドの個性になっているかなあと。


良いCDが出来て良かったな。








CRUDE /DEMO 1995

2020-12-09 20:36:00 | Weblog

函館ハードコア、クルードの95年のデモテープ、CDフォーマットでのリイシューだそう。


これは、もうハードコアパンクに興味があるなら確実に聴くべき音。


デモといっても音質はしっかりしてるし、何しろヴォーカルがしっかりと耳に入って来るし、かなり強力な9曲入!






G.I.S.M. /DETESTATION

2020-12-06 21:25:00 | Weblog

数年前に編集CDが出たけど1stアルバムがレコードとCDでリイシュー


内容は言うまでもないのだけど、レコードを取り出して驚いたのが帯。


通常、レコードの帯はジャケットにタスキのように巻いてあるのだけど、これはそれがシールになっていてジャケにそのまま貼り合わせてありました。


最近はそういうことしませんが、レコードの帯なんて販売促進ように付属してるもので、ジャケのデザインを邪魔するものだと考えてた自分は破り捨てていました。


そんな自分にはかなりショックなことで、上手く剥がれないかと試してみようかと思ったほど。

この粘着具合だと絶対に失敗するのであきらめたけど。


実はオリジナルのジャケットに欧米で神経質になるイラストが使われていた、という理由だそうで。

なるほど、と、思った次第です。






HUMAN GAS

2020-12-03 20:25:00 | Weblog

イタリアのF.O.A.D.からリリースされた、80年代北海道本別のハードコアバンド、HUMAN GASのボックスセット。


2LP+CD+DVDというヴォリュームたっぷりのセットで、そこそこ高額なのにあっという間にソールドアウト。


自分もすぐにカラーレコードを予約したのだけど、実はその名前も知らなかった(笑)

他に注文した人に聞いてもやはり知らない人ばかりで、何故にこのセットが瞬時に売り切れるのか。


これは、F.O.A.D.の日本のハードコアを発掘する情熱、ハズレがないと言う実績でしょうかね。


スプリットEPの音源、3本のデモ音源、未発表スタジオセッション、ライブ音源など、バンド所有のオリジナル・リール/サウンド・ソースから全79曲収録、どれも音質は安定して日本のハードコアらいし内容でとても良いです。


まだまだ奥深い日本の知られざるハードコアパンク。

F.O.A.D.のリリースインフォはこれからも注目せざるを得ないですね。