アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

「マトリックス・レザレクションズ」など映画いくつか、ルベン・ラダ公演&テーマ・プレゼンに授業参観

2021-12-13 01:21:07 | 日記

ネットより借用「マトリックス・レザレクションズ」イベント

先日、オンラインでライブ中継とリアルを合体するという「マトリックス・レザレクションズ」のイベントがあり、舞台裏で
キアヌ・リーブズ、キャリー=アン・モスさんへの同時通訳、並びに取材の逐次通訳をさせていただきました。


12月17日封切り。18年ぶりのネオとトリニティ、年月を感じさせつつも素敵な二人のアクションやじんとくるシーン、もうスクリーンで見てください、としか言いようがない(笑)

https://wwws.warnerbros.co.jp/matrix-movie/

グリーンバックを映画の撮影だけでなくて、こういうリアルタイムのイベントにも使う時代になってきたんですね〜!
世の中はよりマトリックス映画的になってるのかな、なんて、リアルタイム・オンライン・イベントの舞台裏の大変さを目の当たりにしつつ、テクノロジーの進化の速さに感嘆しておりました。


上映中。

https://deh-movie.jp/

今上映中の「ディア・エヴァン・ハンセン」も取材で通訳させていただきました。ミュージカルとして有名な作品ですが、
映画もね、いいです。学園ものっていうのでしょうか、いきなり高校でスターになってしまった、元は冴えない男の子、途中突き落とされ、ヒリヒリ痛いような状況に陥りつつ、最終的には温かい気持ちで後味がいい。若い人が見ると、さらに刺さるのかな??


上映中

http://www.antebellum-movie.jp/

「アンテベラム」もまだ上映中です。これも取材で通訳させていただいたのですが、最後のどんでん返しが「うわ〜!」。
同じく取材通訳させていただいた「キャンディマン」と同じように、人種差別という社会的な問題を扱うホラーとかサスペンス映画、ここのところ増えてきている気がします。「風と共に去りぬ」で使ったカメラをわざわざ使った冒頭の長回しの映像は、圧巻です。ジャンル映画として楽しめつつ、社会問題も考えさせられる、1粒で2度美味しい(?)作品。


都内での一般上映は終了したようですが、まだ上映している地方もあります。

https://www.universalpictures.jp/micro/candyman

ホラー映画はあまり見慣れていないのですが、これは怖い、というより悲しい、という印象がまず強かったです。
その名前を5回唱えると現れる、という都市伝説を映画にしたものですが、元々は白人女性に恋した黒人男性の
悲劇があり、何度かリメイクされているのですが、今回の映画はよりその悲劇に焦点が当たっているような気がします。

それにしても・・・この映画見ると、5回その名前を唱えたくなっちゃうんですよ、鏡の前で(笑)!


ネットより借用、ルベン・ラダ

ウルグアイの音楽、カンドンベの巨匠、ルベン・ラダの初来日公演に行ってきました。コロナ対策で席は一つおき、歓声はあげないように、などの条件下でしたので、本来あるであろうはずの盛り上がりには欠ける感じでしたが、それでも生の音楽は体に染み込みます!


これもネットより借用、ルベン・ラダ。

MCや歌詞の字幕が舞台の真ん中の大きなスクリーンに映し出されるので、とてもわかりやすくてよかったです。
休憩を挟んで第2部の最初にアルゼンチンタンゴの「下り坂(Cuesta abajo)」もルベン・ラダが歌っていました。
和訳がしっかり出てくるので、内容もはっきりわかります。それを読んでか、隣にいた20代くらいのカップルが「悲しい歌だね〜」と言っていたのが、なんだかおかしかった・・・いや、確かに悲しい歌詞なんですけどね、曲調はそこまで暗くはないのですよ。


幸ちゃん、順調に大きく、わんぱくになってます。そろそろ4ヶ月。耳がピンと立っている日が多く、よりパピヨン風。

第2部の3曲目「マリシモ(最悪」という歌の歌い出し、Puedes, puedes, puedes ver el mar. Puedes ver la luz, puedes más tú puedes...
「あれ、この曲、どこかでよく聞いていた・・・?」と頭の中がぐいっと奥に引っ張られる感覚。ルベン・ラダの名前は知っていても、曲はあまり知らなかったはずなのに・・・??

記憶をよろよろたどっていくと、はるか昔、大学生時代に付き合っていたウルグアイ人がよく聞いていた曲だった、ということに辿り着きました。80年代ポップス全盛期の当時、70年代の曲調で古臭い感じだなあ、なんて思ったのを思い出し・・・彼にしてみれば故郷を思い出させてくれる大切な曲だったんでしょうね。

78歳のルベン・ラダ、これが最初で最後の来日なんだろうか、水際対策厳しくなる直前、滑り込みでよかったな、なとと余計なことも考えつつ、おそらく平均年齢75歳くらいの観客たちを立ち上がらせ、盆踊り風ではあるけれど、踊らせてしまうのはさすがです!


ケージから出てビーズクッションで過ごす時間が増えています。

みなさん、ぎっくり腰にならないかしら、倒れないかしら、とハラハラしていたら、次の曲が「すっかり死にかけて(Muriendo de plena)」!ええ、と思っていた矢先のアンコール曲が「私には時間がない(Me quedo no tiempo)」!
なんともセットリストが絶妙でございましたです、はい(笑)。


今昔の遊びについて調べたプレゼン。

さて、娘の学校では、テーマ学習のプレゼンテーションがほぼ6週間おきに行われます。先々週のプレゼンでは「I love 遊(you)」をテーマに、娘たちは祖父母や父母など周りの人たちが小さい時にどんな遊びをしていたか、を取材し、また時代背景を調べて、自分たちなりに「キッズゲルニカ」を描き、それぞれの意見を発表していました。

保護者はオンライン視聴のみでしたが、スクリーンで見たキッズゲルニカの絵が素晴らしく、また戦争を経験した祖父母世代のことから令和の今に至るまでの日本の変遷に思いを寄せ、「夢と希望」がいつでも大切、というような結論に至っていたのは、なんだか感動してしまいました。


「焼き物の達人」に教えを受け、達人が持参した自家製の焼き窯で、自分たちの作品を焼いてるところ。

プレゼンの後にリアルな授業参観ウィークだったので、娘の学校に行き、キッズゲルニカも生で見てきました。

「遊び」を通して、キッズたちは、戦争中で爆撃を逃れながら、防空壕に逃げ込んだりしていた祖父母の時代から、コロナ禍でいろんな国が閉鎖しているような状態、でもネットでいろんな人たちと繋がることができる時代、この7、80年ほどの時代の変遷をしっかり味わい、これからどうしていきたいか、光を目指そう、夢と希望を持ち続けよう、と自分たちなりに精一杯表現しています。
素晴らしい作品、どうもありがとう!