A’s h.m.

暮らしの中のhandmade&homemade

麻&シルク

2008-07-31 | 機織り



先日の糸を織り始めたら、ラムの糸よりうんと織りやすくて、
「こりゃ楽しい~♪」。
写真は、22日に撮った織り始め。
最初の黒糸がチラリと見えていますが、
本日、全長170㎝が織り上がりましたー^^

毎日織っていた訳じゃなくて、
TVやDVDを観るときに、機を出してきて手を動かしていました。
手がふさがっているから、うっかりおやつを食べ過ぎることもなく、
織り終わると、いつもおなかが“グゥゥ…”と鳴るほど、
飲まず食わずになってしまいます。
「鶴の気持ちが分かるわぁ~」なんて思いながら…ヾ(^m^*
ちょうど良い感じに制作の時間がかかるところも、
作った感を味わえて嬉しいのです。

今、再びねじねじタイムになりました。
あと95本…;
前回の教室で、縮絨の方法を先生に聞いてはいたのだけれど、
やっぱり、一番最初は先生と一緒にやっておきたいので、
この間完成したラムのストールと、こちらの麻&シルクのストールを、
次回の教室に持って行き、完成させてきます。
早く、ふぅんわりした完成品を巻いてみたいなぁ。




ちいさいお庭

2008-07-30 | つれづれ


































この写真は、先月撮ったものです。
うちのお庭なの~と言いたいところだけれど、他所様のお庭です。

いつも、コウさんと散歩する途中にあるおうち。
私は、ここのお庭を眺めるのが大好きなのです。
家と歩道の間のほんの30㎝くらいの土地に塀や柵を設けず、
そのかわりにいろんな種類の草花を植えていらっしゃっていて
(ユリは鉢植えです)、
その上、どの植物たちも活き活きとしています。
ある日、ご夫婦で手入れをしている場面に出くわして、
写真を撮らせていただきました。

私たちと同世代のご夫婦で、
ひとつひとつ選ばれた植物たちにはこだわりが伺えます。
私なんて、名前も知らないお花ばかり。
でも、とても可愛らしく植えられてあって、どのコも嬉しそう。
去年、クリスマスローズが咲き誇っていたときは、
しばらくうっとりと見惚れてしまいました。

植物を楽しむのに、
広い庭はいらないんだなぁ~って、目からウロコです。
「今日はどんな花々が咲いているのかしら…♪」
散歩途中の楽しみのひとつなのです。

いつか、
コウさんの仕事が今ほど忙しくなくなったら…
(いやいや、ソレを待っていたら定年後かっ?!)
こんな風に、二人でガーデニングをしたいです。
私はすぐに枯らせてしまうんだけど、
コウさんはA型だし、こまめにお手入れしてくれそう~^^


次々に

2008-07-29 | 機織り




機織りを始めると、次々と色んなものが織りたくなります。
今の作品を織りながら、
「次はどんなのがいいかな…」
なんて考えているのは私だけかと思ったら、
教室の他の生徒さんも、先生もそうなんだって。
だからハマっちゃうんだそうです。

糸の組み合わせで、全く違うものが出来る面白さ。
そして、次々と世界で1つの私だけのストールが出来るのですから。
すっかり機織りの虜になってしまいました。
しばらくは、他の手作りがお休みになってしまいそうです…;

今度の糸は、麻とシルクです。
今の時期にも使えるストールにしようと思ってこの糸を選びました。
一番下の糸は麻とシルクです。これを経糸にして。
横糸は、細い細いシルクの糸。
両端に1本だけ、黒糸のラインを入れることにしました。
糸が細い分、繊細で手触りの柔らかい作品になりそうです。




花火大会

2008-07-28 | おでかけ


土曜日に花火大会に行ってきました。
心配していた雨も降らず、その上涼しく、
お天気に恵まれました。
いつも、この時期はムシムシしているからね。

去年は歩きで1時間かかったので、
今年は自転車で行きました。
花火見物弁当を作って、ビールも持って。

去年、お友達から掘りたてのジャガイモいただいて、
それをコウさんが創作で料理しましたが、
なんと、今年もちょうどそのジャガイモをいただいていたので、
また同じ、ジャガイモとエリンギと鶏もも肉の炒め物をリクエスト。
これは、材料を塩・胡椒とアンチョビ、白ワインで炒めたものです。
ジャガイモを、歯ごたえが残るくらいの炒め方にしてあるのがおいしい。
他には、
マグロの漬けとアボカド、
鶏胸肉の自家製ハムとキュウリのサラダ、
豆もやしのキムチ和え、
蒸しとうもろこし、です。
飲む気満々の居酒屋メニューでしょヾ(^ェ^;

自転車だったので、
去年花火を見た位置からもう少し中心部に近付いて、
花火が始まった頃に、なかなか良い場所を見つけました。

駐車場なんだけど、ちょうど傾斜になったところに腰を掛けられて、
誰も居ないし、
「すっごい穴場を見つけたんじゃないっ?!」って二人で喜んで、
お弁当を出して花火見物が始まりました。
座りながらにして、こんなによく花火が見えて、
「いいとこ見つけたねー^^」って言ってたら、
私たちを中心にして後ろにも横にも、
みるみる20人くらいの人でいっぱいになっちゃった。
きっと、人が人を呼んだのね。

居酒屋お弁当がおいしくて、
花火もキレイで楽しかったです。
今年も写真を撮ってみましたが、
こればっかりは、変わらず…というか去年の写真の方が良いような気がしますヾ(^m^;





2年前は、病室の窓から花火を観ていた私。
それから毎年、花火を観ながら入院していたことを思い出します。
そして、健康のありがたさを噛みしめています。
どうぞ来年も、夫婦で元気に花火を観られますように。


小豆を煮ました

2008-07-25 | お菓子



機織りしながら、
「かもめ食堂」のDVD観ながら、
小豆を煮て、粒あんをつくりました。

観たことある方ならきっと、
「あんこを煮るなら『めがね』でしょ?」って思いますよね?
「めがね」のDVDには、
本編以外に特典で、あんこの煮方が紹介されているDVDも付いているのです。
それを観ていると、無性にあんこが煮たくなりましたので、
「めがね」の特典DVDを観終わった後に、
「かもめ食堂」を観ながらあんこを煮たワケです。

小豆はなるべく粒が残った状態がいいなーと思ったので、
1度ゆでこぼした後、
出来るだけつぶれないように、そーっとゆっくり、弱火でコトコト煮ました。
途中何度も台所に立っては、アクを取ります。
このアクをしっかり取るのがおいしいあんこの秘訣。
一粒食べてみて、ちょうど良くやわらかくなってから、
お砂糖を3回に分けて入れました。
それから塩をひとつまみ。
あとは、ちょうどよいとろみになるまで煮詰めます。

お砂糖の種類と量なのですが、
以前、近所の大好きなパン屋さんの黒糖あんぱんがとってもおいしくて、
聞くと、黒糖のみで小豆を煮ているということでした。
冬場のあんこは、黒糖100%だそうです。
今は夏なので、少し変えてみようかなーと思って、
250gの有機栽培小豆に、黒糖60g+賞味糖60gにしました。

出来上がりは少しゆるめに仕上げると、
冷めるとちょうど良いかたさになります。
これをスプーンですくってちょっと味見。
甘さもほどよく、コクもあるおいしいあんこが出来ました。
さて。
これをかき氷に入れて食べるのが休日の楽しみです。
「めがね」の映画の中で、もたいさんが作っていた、
“人生で一番のかき氷”に、少しでも近付けるかしら。

明日の夜は、コウさんと花火を観に行ってきます。
去年のあの場所に、おつまみとビール持参で。
雨が降らなければいいんだけれど…。


リベンジらっきょう

2008-07-23 | 料理



去年漬けたらっきょうのレシピは、塩漬けを1度すればよかったのですが、
出来上がりの塩が強めで、食べる前の塩抜きに時間がかかりました。
そこで、今年は違うレシピで作ってみることにしました。
粗漬け、下漬け、本漬けと3度漬けるのですが、
この方が出来上がりが良さそうなので、頑張ることにして挑戦してみました。

粗漬けは、ヤル気満々だったのですぐに終えました。
2~3日経って、アクが出てきたら次の下漬け。
早くやっておかないとーって思えたので、何とかクリアしました。
そこから10~15日後に本漬けなんだけど、
その時には、らっきょうの天地を切ってひと皮むかなければいけないの。
3kgあるからね。うーん…これは大変。
3回目ともなると、随分とヤル気もしぼんでいますし…。
うだうだしているうちに、20日くらい過ぎてしまいました;

やっと日曜日に、塩水を作って冷ましておいて、
これまたコウさんに手伝ってもらって本漬けが出来ました。
私がらっきょうをクルンとむいて、コウさんに天地を切ってもらいます。
「これ、何個あるのかな?数えてみる?」
「それはやめておこうよ」
などと話しながら。
こういう時って、
手を動かしながらゆっくりお喋り出来てとても楽しいのです。

さて。
それが出来たら、
1つずつ水気を拭き取って保存ビンに入れ、
塩水と唐辛子、昆布を入れたら出来上がり。
言うと簡単なんだけど、かなり時間がかかりました。
これ、1人では大変だったと思います。
「やっとできたぁ~~♪」
と喜んでいたところに息子が帰って来て…

「なんじゃこりゃー?!くっせぇーーー!」

大変!家中にらっきょう臭充満です!
らっきょうって、漬け始めのこのニオイがね…;
どうぞ、おいしいのができますように。


野菜ランチ

2008-07-22 | 料理



私、料理をしている時に、リビングにいる人を巻き込むのが上手なんです。
人と言っても、まぁ、息子かコウさんなんですけれどね。
「あー、ちょっと(高い所にある)野菜の水切り取って~」とか、
「手がふさがってるから、片栗粉出して~」などと言って台所に呼び込みます。
二人とも、気が付いた時にはお料理のアシスタントと化しているというワケです。

日曜日にも、私のその手で、コウさんは車麩を焼いていました。
二人だったので、車麩のステーキをメインにした野菜料理のランチです。

メニューは、

車麩のステーキ(黒胡麻かけ)
ズッキーニのソテー
納豆めかぶ
素焼きかぼちゃの煮びたし
蒸しなす(白髪ネギのせ)
にんじんとアーモンドのサラダ
トマトとサラダ菜
自家製きゅうりの糠漬け
小松菜となめこのお味噌汁
ご飯(押し麦、はと麦、黒米、緑豆、発芽玄米入り)

車麩は、ダシ醤油にハチミツを入れたものに漬け、
水溶き小麦粉にくぐらせてこんがりと焼き、黒胡麻をふりました。

どんな味なのか…
興味津々で食べてみると、
「うん、あれあれ!焼いたはんぺん!」と、
コウさんと意見が合いました。
歯ごたえのある焼きはんぺんです。
これは、お麩にしてはなかなかおいしいな。

それから、ナスがおいしい季節ですが、
揚げナスにすると、ナスがドンドン油を吸うので、
縞々に皮をむいてから、蒸しナスにしてダシ醤油をかけたところ、
実がトロリとしてとてもおいしかったです。

厳密に言うと、おダシがカツオと昆布なので、
完璧な精進料理とは言えませんが、
数えると、15種類の野菜類に五穀米ということになりますから、
とても良いランチだと思いました。
たくさん食べても胃が軽い感じ。
こういうランチ、出来れば毎日食べたいものです。



車麩

2008-07-18 | 料理



この間、
コウさんの実家に行ったとき、いいものをもらいました。
義姉家族と私たち夫婦が居たちょうどその日に、
お義父さんの新潟のお友達から宅配便が届いて、
新潟のおいしいお米と、この車麩が入っていたのです。
実は私、こんな大きな車麩(直径約10㎝)って、食べたことがありませんでした。

子供の頃、お麩といえば小町麩っていう小さいものが主流で、
お味噌汁やすき焼きなんかに入れて食べた覚えがあるんだけど、
それも特別好きでもなかったので、
自分が料理するようになってから買ったのは2~3回じゃないかな。

ところがここ最近、マクロビオティックの本などでよく、
この車麩をお肉代わりに料理しているのを見かけるようになって、
どんなものなのか、ずっと食べてみたかったんですよね。
お麩は、良質のたんぱく質のかたまりだって聞いていたし。
関西では無かったような気がするんだけど、
私の家で食べなかっただけなのかな?

なかなかこれっていう車麩が見つからなかったので(あっても量が多かったり意外と高価)、
宅配の箱からコレが出て来た時は、
私1人が「わーっ!車麩やーん!」って喜んでしまいました。
お義父さんと、お義姉ちゃんは、
「何これ?」って言ってたけどヾ(^m^*

宅配には2包入ってて、お義姉ちゃんに、
「1個貰ってもいい?」って聞いたら、
「どーぞどーぞ。、あっちゃん、全部持って行って。
 ココ(実家)に置いてても、きっとそのままだから。」
「えっ?お義姉ちゃんは?」
「(苦笑いしながら)無理っ」。
ということで、12枚入りのでっかい車麩を2包も貰ってきました^^

まずは、普通にもどして肉じゃがに入れてみました。
もどすとこれまたあまりにもでっかいので、4等分にして。
出来上がりの見た目は、豚の角煮にみえないこともないかな。
つるんとした小町麩と違って、とても歯ごたえがあり、
なかなかおいしくいただけましたよ。

お鍋に残ったので、
そのまま冷蔵庫に入れて次の食事でまた食べることに。
次に冷蔵庫から出して見ると、
車麩が中の水分をぜーんぶ吸ってしまっていて、
水気を足して温め直すと、ぶよ~んとふやけて、
歯ごたえはすっかり無くなっていました;
うーん、置いておくものじゃないんだな。

よーし。
次は味付けして焼いて、ステーキみたいにしてみよう。
どんな風になるかな?車麩研究は続きます…




お香

2008-07-17 | 好きなもの



神楽坂で食事の後、行きたかったお店がありました。
椿屋さんっていうお香のお店です。
お香のお店って、前を通っただけでとても良い香りがするでしょう。
ふとお店の前を通って、幸せな気分にしてもらって…
ありがとうございますって感じです。

先日は、ゆっくりと選んで、ひとつお香を購入しました。
松榮堂の「堀川」というお香です。
久しぶりの和の香り。白檀の香りです。
何だか懐かしい気がして、
純和風も良いもんだなぁなんて思いながら楽しんでいます。

ねじねじ…

2008-07-16 | 機織り



さてさて、作品を機から外して縮絨を…
と思ったらその前にもう1つ作業がありました。
経糸を捻ってストールの房を作ります。

経糸4本を2本ずつ同じ方向にしっかり捻って、
それを1つに束ねて反対方向に捻ると…
ほほ~ぅ。こんな風に房が出来るではありませんか。
どうやってやるのかなーって思っていたことが、
明らかになる時の喜びったら!
早速ネジネジ開始です。

経糸は200本あるので、ストールの片側50本、両方で100本の房を作りました。
この後に縮絨すると、捻った房が戻らなくなって、
好きな長さにカットすることが出来るんですって。
なるほどねぇ。
はっきり言ってものすごく地味な仕事ですが、
なぜだかこういう、無心になれる作業が好きなんです。

今回は、
♪いつか~離れる日が来ても~♪
と、CDを聴いてまたLiveを思い出し、泣きながらネジネジしてました。
しつこい?σ(TェT)