A’s h.m.

暮らしの中のhandmade&homemade

フレンチトースト

2006-08-31 | 料理

「今日で夏休みも終わりやねー」
「それを言わんとってくれやぁ~」
「夏休み最後のお昼にフレンチトースト焼いてくれへんかなー」
「えーでー(<訳>いいよー)」。
と、私と息子との会話はベタベタの関西弁です。

これも夏休み中に覚えた料理(?)のひとつ。
「一枚ずつしか焼かれへんから、先に食べてー」って、
お皿にポイッとのっけてくれました。
チラリと作っている様子を見ると、
ちゃんとバターを溶かして、そこにパンをのっけて焼いてる。

「結構作り方覚えてるもんやね」
「当たり前やろー。いくつや思てんねん(←<訳>何歳だと思ってるの)」
前回作ったのは、中まで卵液がしみてないところがあったんだけど、
今回はしっかりしみてるし。
メープルシロップをかけるとしっとりふんわりとしておいしかったよ。
フレンチトースト如きで、何もそんなに…と思うけど、
かーさんは嬉しくて、写真に撮ってしまいました…σ( ̄∇ ̄;

夕方にはリストを持って、お買い物にも行ってくれました。
途中、「ゴボウって、ヒョロっとしてんのか太いのか、どっちがいいの?」
というメールが…(^ェ^;

この夏は、“母の介護の夏休み”とでもいいましょうか。
ある意味忘れられない夏休みになったことでしょー。


同志と

2006-08-30 | おでかけ

今日は、退院して初めて入院生活を過ごした病棟へ行きました。
と言うのも。
入院中二人の友達が出来たのです。MちゃんとSちゃん。
そして、約一カ月ぶりにその友達に会うために。

Mちゃんが今日術後一ヶ月検診で…(順調!)
Sちゃんは、おとといから三度目の入院でした。
二人が病院に来てるので、
「私も行くわ!」っていうことになったのです。

Sちゃんは、私たちより一ヶ月前に手術して、嚢腫が悪性あることがわかり、
私と同じ日の入院は、初めての抗がん剤治療のためのものでした。
Mちゃんは、私たちより二日遅れて入院してきたので、
辛い日々を乗り越えてきた同志です。

Sちゃん、私たちが退院した後も、10日ほど入院してたんだけど、
その後半には、髪がどんどん抜けてきたんだって。
その後、家に帰ってからもどんどん抜けて、
「家でシャンプーしたときにさぁ…束で抜けたときに諦めがついたよ」
「お母さんがさー。私が寝てる姿がお坊さんかと思ってビックリするんだってー」
ってニコニコ話してくれるSちゃんの方が、私たちに気を使ってくれてたな。

三人で二時間以上話してたんだけど、
「あれからもたくさんの人が入院してきたけど、こんなに楽しい人たちは来ないよー。
みんな大人しいし。ほとんど寝てるもん」
ってSちゃんが言ってくれて、
「それが普通だよー!」って言うMちゃんのツッコミに、大笑いになりました。
でも、ほんとに二人に会えて良かったってしみじみ思った。
絶対元気になって、そして三人で飲もうねって約束しました。

電話で、髪のことは少し聞いていたので、
Mちゃんと二人で、かわいい帽子を選んでプレゼントしました。
頭にバンダナを巻いてたSちゃんは、
「わぁ~ありがとう!このバンダナ、お弁当包んでたのだったんだよー。
帽子欲しかったからうれしい!」
ってすっごく喜んでくれて、すぐかぶってくれたのがとっても似合ってて、
私たちも嬉しくて。
どんなに辛くても、一つずつ乗り越えて、絶対元気になるって約束して帰りました。

久しぶりに本屋さんに寄ったら、たくさんの本が出てる!
「かわいい生活。vol.4」を買いました。
こういう本を見られるようになったのも、元気になってきた証拠ですね。


日々ごはん

2006-08-29 | 

高山なおみさんの「日々ごはん」。
入院しているときに①を読み、続きは家で読んでいます。今は④。
高山さんの毎日を垣間見させていただいているみたい。
ご主人との普通のごはんと毎日の暮らしが、飾らなくていいんだなぁ。
素敵なご夫婦です。
今⑥まで持っているんだけど、(⑦まで出版されてます)
読み終わってしまうのがもったいない。
大事に読もう。


おやつにボンヌママンのナッツサブレを食べました。
大切に食べようと、しまい込み過ぎてすっかり忘れ…
いつのまにか賞味期限が2006/8/31だ!
賞味期限切れのものをコウさんに見つかったら
即捨てられるので、あぶないところだった。

ピーカンナッツがたっぷり入ってて、ザクザクしておいしかった。
何かの味に似てるなーって思ったら、
グリコのアーモンドキャラメルの味だ。
でもそんなに甘くはないので、ほんの少しだけです。


行ってきました♪

2006-08-28 | おでかけ

退院して元気になったらぜひ行ってみたかったところ。
千葉県船橋市にあるインテリアショップ“IKEA”に昨日行って来ました。
日曜の午後一時半に着いたので、一番混んでいる時間帯だったと思うけど、
ものすごーい人人人!
中に入ると、前に進むのも困難なくらいで。
それは、まるでディズニーランド…いや昨日はそれ以上だったんじゃないかな?

ショールームでは、色々なスタイルにコーディネートされた部屋のインテリアを、
コウさんと一緒にたくさん見てまわり、
「こんなお台所がいいなぁ~」
「このソファー座りやすいね」
なんて話すのがとっても楽しかったです。

一周ぐるりと見てまわってちょうどおなかが空いてきたところに現れたのが、
IKEA内にあるレストラン。
「うまいことできてるなぁ~」と思いながらも、
おいしそうなにおいと、スウェーデン料理のメニューに誘われて列に並びました。

たくさ並んだ料理のお皿から好きなものを選びます。
←このサーモンが分厚くておいしかった。
それからミートボールには、
ベリーっぽいジャムが付いていました。
「えっ?ジャムつけるのー?」ってビックリしたけれど、
恐る恐る食べてみると…これが以外においしかったのです。
他にも、ザリガニのバテやサーモンの香草焼き、チーズの盛り合わせなど…
まだまだ食べてみたかったけれど、多すぎるので断念。
写真のお料理をコウさんと半分こして食べました。

その後コーヒーを飲みながら、
さっき気になった靴箱を買うかどうするかってしばらく悩み、
取り合えず、雑貨を見てまわってお会計。
「もう一回見てみよう!」ってことになり、
またショールームに戻って確認して、買うことに決めました。

ここから希望の商品を見つけ出してお会計。
遥か向こう側まで何列も何列も…商品がビッチリでした。

やっと車に靴箱を積み込んだら、
もう六時半でした。
早く帰らないと、息子が待ってます!

しかし…
車の混み方も半端じゃなくって、
目の前にある、国道357号線に出るのに
一時間以上かかりました。

今日の最初に載っているIKEAのお店の写真は、
一時間経って、やっとお店の前まで出て、信号待ちしているときに撮ったのです。
車に乗り込んで一時間過ぎて、お店の前の道ですよ~!

*****


あったかメール、ほんっとにありがとうございます。
ところが、お返事がとーっても遅れています。ごめんなさい~。
もうちょっと待っててくださいませ。

入院までのこと Ⅱ

2006-08-26 | その他

大きな病院って、たいていの場合、曜日によって先生が違うものですよね。
一年以上前に診察した時は、たまたま仕事が休みだった日で、
普段は、必ず仕事がある曜日だったのです。
そこで、予約の電話したときに受付の方に、曜日を変えたい旨お話すると、
曜日を変えると、初診扱いで先生も変わるとのこと。
つまり、予約なしの長い待ち時間を覚悟でいらっしゃいということです。
まぁ、予約があっても1~2時間は待つんです。
ただ、初診受付は午前10時半までと決まっているだけ。
「よし、それなら明日行こう!」
と、心を決めました。

初診と言っても、診察券はあるので総合受付からすぐに各科へ。
そこへ行ってみると…予想はしていたものの溢れんばかりの人々。
「うー。この中で一番最後って事か…」ってちょっとたじろぎましたが、
それでも順番は確実に前へ進むのだ!と腹をくくって、
用意した本を読みながら待つこと三時間。
これは以外と早い方です!

初めてお会いするE先生の第一印象は…ちょっと怖そう;
前の先生は、とてもニコニコしながら話す先生だったので余計にそう感じたのかもしれません。
気になっていることをお話して診察していただくと、
「卵巣腫れてますねぇ…前からすると、かなり。」と先生。
最初に私が気になっていた腫れは、子宮筋腫の方だそう。
「それよりも、卵巣の腫れの方が気になるね。すぐMRIを撮りましょう。」とおっしゃいました。

その次に、おなかの赤ちゃんを見る時にみたことのある機械の“エコー”で、
じぃーっと画像を見ている先生の横顔をこれまた横になったままじぃーっと見る私。
もしかして先生の心の中は「こりゃマズイぞ。最悪だ」という思いなのかも…と、
何とかその表情で読み取ろうとした訳です。
しかし、先生はかなりのポーカーフェイスのため、全く何を考えてるのか分からずじまい。

「そんなに腫れてるのですか…?」と恐る恐る聞いてみると、
「そうですね…これ(エコー)で見て、10㎝×6㎝というところです」。
「えー?!じゅ、じゅっせんちですかぁ~?!」って、素っ頓狂な声を出したと思われます、私;
これは、だいたい握りこぶしの大きさなんです。
正常で親指大が、いつのまにか握りこぶし大へ…。
「前に、半年おきに診察に来るように言われてますね…もう、一年以上経ってますね。
えっ?うっかりしてた?自分の体なのだから、自分で気をつけないと」
って怒られましたし。全く、ごもっともデス;

この大きさになっていると、手術で取ることになるでしょうと先生。
とにかく、MRIを撮ってみるまでは、はっきりしたことは分からないので、
すぐに予約を取ってもらうことになりました。
私が「このへんがですね…」って、自分のおなかをグイグイ押すと、
「そんなに押しちゃダメですよ!」っておっしゃるし、
「ジムに通ってても良いものでしょうか?」って尋ねたら、
「ウォーキングくらいはよいですが、激しい運動はダメです」という先生の言葉に、
思ってたよりも大変なモノがおなかにあるんだということがわかりました。
この日が、5月30日。
MRIの予約は6月7日で、結果を元に先生とお話出来るのが6月13日です。
詳しい事がわかるまで二週間もかかるの?って、なんだかとてもとても先のことのように思われました…。
診察の後、検査のための採血をしてこの日は終わりました。

もうお昼をとうに過ぎていたので、
そうだ何か食べなきゃ…って、駅ビルにあるパン屋さんのイートインに。
サーモンとポテトサラダがはさんであるクロワッサンと、アイスコーヒーを食べながら、
「もしかして私、大変な病気かもしれないわ…でも、パンはこんなにおいしく感じるのにな…食欲は関係ないなのかな?」
って思ったことを覚えています。
それから気晴らしに、好きな雑貨屋さんでも見ようと行ってみたのですが、
もしかして、もしかして…って頭の中はそればかりで何も目に入らず、
とにかくもう家に帰りました。

すぐにでも、コウさんに話したいところですが、その時ちょうど前日から上海に出張していたのです。
そんな話をメールしたら、すぐに帰ることの出来ない所で心配をかけるだけだと思ったので、
「病院行ってきた?」ってコウさんからのメールには、
「行ってきたよ。詳しいことは帰って来てから話すね」ということだけ書いて送りました。
あさってまでコウさんは帰って来ないけど、
その前に今日のことを声に出して誰かに話す気持ちになれませんでした。
ただ、もし“がん”だったらどうしよう…って、一人でそればかり考えてしまいました。

翌日は仕事が休みでしたが、週3回は行っていたジムにも行きませんでした。
せっかくやる気だったのに、やめることになるのかな…
仕事だって、もう続けられなくなるのかな…
それよりなにより、コウさんと、息子と、二人とさよならしなくちゃいけないのかな…
って、一日ぼんやり考えてしまいました。
何だか胃も痛いし、胴体全体が腫れて重苦しいような…そんな気さえしてきました。

そして、やっとコウさんが帰って来る日。
成田から夜8時に、家から2つ手前の駅まで直行のバスが出ているので、そのバス停まで車で迎えに行きました。
コウさんは何も知らないので、車中、
上海での土産話しを色々おもしろおかしく話してくれた後、
「それで、病院はどうだった?先生何て?」って聞いてくれたので、今までのことを話しました。
自分の中だけにしまってた不安を一気に吐き出すように。

コウ「とにかく、MRIの結果が出てみないことには何も分からないってことなんだね」
私 「でも、それまでまだ二週間もあるのに…それまでにどんどん大きくなったりするんちゃうかと思ったら心配でしょうがなくて…」
コウ「もし一刻を争うようなら、先生はすぐ検査すると思うよ。二週間空いてるってことは、そうじゃないってことなんだよ」
って、言われてみれば当たり前なんだけどね。
次々不安材料を挙げる私に、コウさんはそういう当たり前のことに気付かせてくれました。
そうだそうだ…その通りだ。ちょっと安心したけれど…
「でも、もしかしたら、これからコウさんの会社に病院から電話があるかもしれんよ。
ちょっとお話がありますので、ご主人様だけで病院に来てくださいって…」って、
まだ、真剣に言う私でした。

こんな毎日辛すぎる…早く二週間経ってくれ~(T∇T)

Ⅲへつづく 

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ガーリックライス

2006-08-25 | 料理

昨日の夕食です。

お昼に作ったラタトゥユとクスクスに気を良くしたのか、
「夜はガーリックライス作ってみたいなー」と息子。
ケンタロウさんの本に載っていたのがおいしそうだったからって。
ちょうど高山なおみさんのレシピで塩豚を作っておいたので、それを焼こう!
夕食のメニューはこれで決まりました。

ニンニクがいい香りに炒まったらご飯を入れ、
塩胡椒、バター、醤油で味付けて、パセリを加えたら出来上がり。
塩豚のソテーと、アボカドのマヨネーズ和え、トマトとレタスで、ワンプレートに。
とても簡単に出来るし、これも自分のレパートリーにして欲しいので、
手を出したくなるのをこらえて、私は指示に徹して…

作り置きしていたニンニクチップも散らして、
男子が好きそうなメニューが出来上がりました。
お肉の焼き具合がなかなか良いじゃない…?あはは。親ばかです。
後から思ったんだけどね、半熟卵を乗せたらもっと良かったかも。
でも、充分おいしかったです。

あーでも、育ち盛りの男子と同じもの食べてちゃいけないのだ~。
「絶対太るよ」って、コウさんに言われました;

couscous

2006-08-24 | 料理

少し前に家でクスクスを作ってみたのです。
外箱に書いてある通りに作ってみると、
以外とおいしく出来たんです。
それ以来、良く作るようになりました。

昨日作ってもらったトマトソースを使ってラタトゥユを作りました。
私が材料を切って、息子は炒め係です。
本日の中身は、ベーコン、なす、ズッキーニ、エリンギ、ピーマン、玉ねぎ、
そして特製トマトソース♪

出来立て熱々のラタトゥユとクスクスを混ぜながら食べるのが、
今のところ一番おいしい組み合わせ!
サラダなどにも使えるそうなので、これからも色々試してみたいです。
今日はあまりのおいしさに、ラタトゥユをおかわりをしてしまいました~。

今日で、入院した日から一ヶ月だ!早いです…;

トマトソース

2006-08-23 | 料理

今日から朝ごはんを作り始めました。
夏休みもあと一週間だし、そろそろ普段の生活に戻らなければ…と、
やる気も少し出てきました。

朝は、お味噌汁と、納豆と、卵焼きは決まっていて、
その日によって、焼き魚やお漬物というメニューです。
今朝、それらを作りながら、
これ以外にお弁当も作ってたのね~~って、
世の主婦はえらいと改めて思う今日この頃。

トマトソースも作り置きしておくことに。
さすがに、それは疲れる(ような気がした)ので、
息子に頼みました。
玉ねぎのみじん切りを炒めたら、
トマトの水煮缶を二つ分と月桂樹の葉を入れて半分ほどに煮詰めます。
英単語帳を見ながら鍋を混ぜる姿が板についているのに驚き。
この夏、簡単なお料理をいくつか覚えたようです。

少しお出かけ

2006-08-22 | おでかけ

入院の話を少しずつ書いています。
普段私は、旦那様の事を「コウさん」って呼んでいます。
前々から思っていたんだけど、
話を書くほどに「旦那様という言い方はちょっと違うなー」
という思いが強くなってきました。
そこでこれからは、普段呼んでる通り「コウさん」と書くことにしました。
ということで、
これからの話の中に出てくる「コウさん」は夫のことだと理解して下さいね。
↑自分で書きながら、チョットハズカシイノダッタ…ゞ( ̄ェ ̄;

*****

さて、私と違ってコウさんはものすごーく健康に気をつける人なのです。
春に人間ドックに行って全部異常なしだったのだけど…
「腸の調子が良くない気がする」と、腸の検査をすることにしました。
それが昨日でしたが、前日の朝から丸一日かけて、
検査前の食事セットという、レトルトで出来た一式を食べて準備をするのです。
徐々に腸の中を空っぽにするためですね。

朝からおかゆ、昼はもっと米の少ないおかゆ、クラッカーのおやつがあって、
夜はコーンスープみたいなのを飲んで、
夜と寝る前には下剤…という試練を乗り越えて昨日検査に臨みました。
当日の朝も、下剤の座薬があったのですよ(笑)

そして、一時間ほどしてコウさんから電話が。
「今終わったんだけど、何ともなかったよ」
「じゃぁ、腸の調子が悪かったのは何でなの?」
「気のせいみたい。先生はストレスだろうって!」って声がすごく元気。
でもまぁ、良かった。何ともなくって。
本人も納得して、すっかり腸もいい調子のよう。

前日はおかゆばかりで、よっぽどおなかが空いてたみたいで、
検査が終わったら行くためにレストランの予約をしてたのです。
検査の前から、大丈夫だと思ってたってことかな。
仕事も一日お休みを取っていたので、
家にいた息子も一緒にすぐに三人で出掛けました。


5月に行った赤坂のレストランへ。
相変わらずのものすごいボリュームです。
前菜の写真は暗くてダメでした~。

これは私のメインの牛の黒胡椒ソテー。
付け合せの野菜もおいしいです。






そして、デザートは7種類のケーキとアイス。
息子に
「全部食べられる?」って聞いたら、
「甘いものは別腹なのよね~~」って…
アンタは女の子かいな~;
コウさんは甘いものを食べないので、
息子がコレを二人前食べてました。



おなかもいっぱいになって、二時半ごろだったので、
「表参道に行きたいな」って言ったら、
「病み上がりの人が何言ってんのっ!」って二人に怒られました。
そうだそうだ忘れてましたっσ( ̄∇ ̄;
せっかくここまで来たのになーって言いながら渋々地元へ帰ったけど、
やっぱりちょっと疲れたかなぁ。

*****

カテゴリーに「病のはなし」を作りました。
(もうちょっと良いネーミングはないものかー?あったら教えてっ)
フォントの色を変えています。
↓最初の一話UPしましたので、よろしかったらどうぞ。


入院までのこと Ⅰ

2006-08-22 | その他

最初に。

これは私の経験なので、
同じ病気の方でも症状や治療は人それぞれだということをご了解くださいね。
こんな病気もあるんだなぁ…って知り、
読んだ方がご自分の体を気をつけてくださるようになれば…と思い
記させていただきます。

:::::: :::::: :::::: 

一番最初は、一年以上前のこと。
息子の眼科検診で医大に行くことになって、
一緒に行くついでに、自分もがん検診してもらっとこうかな~って、
軽い気持ちで同じ日に予約しました。
息子は異常なしですぐに終わったのに、その後ついでの私の方が
「ちょっと卵巣が腫れてるようですね。MRIで検査してみましょう。」ということに。
全く思ってもみなかった先生の言葉にそれはそれは驚きました。
そして再度一週間後にMRI検査をして、そのまた一週間後に結果を聞きに再々度医大へ。

がん検診は異常なしでした。
MRI検査の結果の方は。
正常な卵巣の場合、親指の先くらいの大きさということですが、
私のは右側だけ3~4cm腫れているとのこと。
でもまぁ少しなので、今すぐどうこうする必要はなく、
このまま様子をみますので半年に一回定期的に来て下さいと先生がおっしゃいました。

その時「このままにしておいて大丈夫なんでしょうか?」って先生にお聞きすると、
「このくらいの大きさなら気にすることは無いでしょう。
小さい子宮筋腫もあるけど、30代ならけっこう持ってる人多いですからね~」って感じだったのです。
「ちょっとちょっとっ?!子宮筋腫もあるのーっ?」って驚きましたよー。
子宮筋腫って…
まさか自分が持ってるなんて夢にも思いませんでしたから。
そっちの方が「何かショックぅぅ…;」って思ったけど、
よくあることなんで心配なしっていう先生のお話に、すっかり安心していました。

でも今思えば、安心なのは検診を受けたそのとき現在であって、
それからも生きている以上、体の状態も少しずつ変化するのです。
「これ以上大きくならないように気をつける事はありますか?」という質問には、
「原因が分からないのでね…何もないのですよ。」というお答えに、
「じゃぁ、普通に生活していればいいんだ」って思ったのですが…
本当は私、「でも半年に一回は必ず検診に来てくださいね」という、
先生のこちらの言葉を、しっかり受けとめておかなければいけなかったのです。
なのに、「なーんだ。大した事じゃないんだ」って自分の良いように解釈し、
安心しきってしまったのでした。

先生に言われた半年後の頃は、
ちょうど息子が受験の年で、毎日のように塾の送り迎え。
検診の事などは、頭の端にようやく引っかかっている位で、
予約して出掛けるほどの重要性を感じることはありませんでした。
予約しても、何時間も待つのは絶対だし…
「今はそれどころじゃないし、全部終わったら行けばいっか…」くらいの気持ちです。

そして忙しかった春が過ぎ…
やっと自分の時間も持てるようになって、ジムにも行き始めた今年5月の終わりころ。
少し前から、下腹部が出てきたような気がしてたので、
これはマズイ…と、バーベル持ってガンガン腹筋背筋したり、
走ったり、エアロビしたりしてましたが一向に効き目なし?
おっかしいなーって、仰向けになっておなかの出たところを押さえてみると、
何だか今まで触ったことのない硬さのモノがあるような気がしました。
それも、遠くの方に何となく…程度です。
そこでやっと、
「えっ、これ何?そういえば、検診行くの忘れてた…;
 明日は仕事だし、取りあえず帰って来てから予約の電話入れよう」
って思ったのです。

Ⅱへつづく