もうそろそろ私が屋根であることに気づいて傘をたたんでほしい
大きな愛情で守られているのに、その人が余りに身近な人でそれに気がつかないことがある。
それは親かも知れないし、恋人かも、友人かも。
「もうそろそろ・・・気づいて欲しい」とつぶやく屋根は無償の愛をずっとあなたにささげてきた。
あなたが気がつくまでじっと待っているんだよ。
あなたが気づいたら・・そのときは傘をたたむとき。
そうしたら私はあなたの素顔が見ることができる。
そしてあなたは屋根である私を初めて見てくれるのだろう。
「あなたはこんなに大きくて暖かかったのね」と言ってくれるだろう。
傘はあなたの他者に対する警戒心の象徴・・・もう必要ないよ、私がいつも居るから。
歌評は本当に苦手だが、感じたことを書いていこうと思う。