海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

桜の頃

2011-05-30 19:07:44 | 短歌

割り算の答へのやうに春の陽にほどかれて伸ぶチューリップの葉は

公園の宴は華やぎ犬たちも集ひて笑ふ桜樹の下

春の交差点車が走るたびつま先立ちて花びらの舞ふ

ほどのよき桜の下の宴会も場所取りといふ競争の果て

かぎりなく流線型に口伸ばし最高速度のはやぶさが行く

一枚の葉書ポストに入れたればもはや届かぬためらひの息
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ピアス

2011-05-27 20:17:35 | 短歌

いやなのだ鈍感になった耳たぶにピアスの針が通ってゆくのは

私はピアスはしていない。
親からもらった身体に傷をつけるなんてとかいう倫理的な理由ではなく、耳たぶに穴を開けるのを想像するだけで怖いのだ。
しかしピアスはもう一般的なものとなり、あいいなと思うデザインのイヤリングはたいていピアスである。
ピアスに対する抵抗感をフィーリングで詠ったような歌。
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「空から日本を見てみよう」しまなみ海道

2011-05-27 16:42:17 | 日記


TV大阪で上空から町や自然の景色を見てみようという番組を昨日していた。
人間が普通見れない俯瞰の眼で見ると知っている場所でも新鮮である。
また行ったことのない場所は大きいスケールで見ることができ、これも興味深い。

昨日はあの懐かしいしまなみ海道だった!
尾道から始まり今治まで。
懐かしい尾道・大三島・そして大崎下島もちらっと写った、御手洗辺りではなかったが。

生口島も行ったことがある。
耕三寺の置くの丘の上には大理石で出来た広大なモニュメント?が出来ていた。
ウーーン、感想はなし。。

懐かしい大三島・・・大山祇神社 の楠木の森が見えた!

瀬戸内海には数え切れない島があり、小さい島にも人が暮らしている。
島の人の苗字が2つしかないので、それぞれ名前(○○ちゃん)で呼び合っている島。
子供の頃から一緒に過ごして、お互い何もかも知っているのだろうな。


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鉄線が咲いた!

2011-05-24 16:11:32 | 日記

鉄線の苗を買ったのは3年前。
最初の時二つの苗のうち一つは蕾がついて一つ花が咲いた。
もう一つはどんどん蔓が延びるけれど蕾はつかなかった。

次の年、一つは枯れ、伸びてきたものはやっぱり蔓だけだった。
今年も一つだけ芽が出て、今度は蕾が一つついた。
そして5日前花が咲いているのを発見!
大きくて存在感がある、でも今年も1個だけ。。
蕾が出来たとたん蔓の成長が止まる。

ちゃんと成長している鉄線は蔓の伸び火、蕾もつく。
何が悪いのだろう?
植えている場所が日当りがあまりよくないから駄目なのかしら?
西日は当たるのだが、昼に光が当たらない。
垣根に絡まっていっぱい花が咲くのはいつのことだろう?


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大崎下島

2011-05-21 06:17:12 | 短歌

島人の眼差しやさし遊女の墓寄り添ひて陽だまりの中

呉市にある大崎下島の御手洗は潮待ち・風待ちの港として栄えたところ。
江戸時代には遊郭があり、たくさんの遊女が居た。
町の人たちの遊女を見る眼は比較的優しかったようである。
島なので逃亡する心配が余りないので、遊女も町へ出たりしていたようだ。
亡くなった遊女の墓がひっそりと集落の墓地の奥にある。
遊女の墓は普通名前もわからずまとめて葬られることが多いが、ここでは一人ひとりの名前が刻まれた小さい墓がいくつか寄り添っている。
町の人たちはその墓を長く守って供養してきた。
今では高台に移転して整備して供養しているそうだ。
瀬戸内海の陽だまりは限りなく優しかった。
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大久野島

2011-05-17 21:24:57 | 短歌


名を消されし小島は今は大久野と記されて地図の海に浮かびぬ

毒ガスの工場跡は茂りゆく木々に埋もれてひっそりとある

「毒ガスで・・」病院帰りの老人の会話もれ来る呉線の旅

ゆっくりと時の流れる休暇村テニスコートに若者の声

平和なる時代の使者となるように放たれたるかウサギたちの群れ
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ジム歌

2011-05-17 15:42:40 | 短歌




ジムに行ってウォーキングマシンで歩いている無心になれて歌が生まれることが多い。
いつも作っているような歌が生まれるときもあるし、今見ているジムの光景をそのまま歌になるときもある。
これをジム歌と呼んでいる。
しかしこれは見たまんま出来が悪いことが多く、どこかへ出しても没のことが多い、

今日ジムへ言ってスタジオを見ていて一首浮かんだ。
出来はあるいは昨日歌が全然できないと書いたばかりだから出来ただけでも喜ぶべきか。
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またまた歌が詠めません

2011-05-16 21:18:48 | 日記


介護に看病に家庭問題いくつかと・・・三重四重の出来事があって、またまた歌が詠めない。
日常の歌は詠まないほうだから心がリラックスしていて想像力を働かせられる時でないと歌が詠めないのよね。

でもしばらくしたらふっと歌が読める心理状態になれるのを経験で知っているからノンビリ構えている。
見た目にすごく明るい性格ではないけれど、楽天的なところがあるから深刻に落ち込むことはなく生きて来れたみたい。
これは私の長所でもあり同時に欠点だろう。
物事を突き詰めないから落ち込まない代わりに、とことん前へ進むということもなくのんびりしているようなところが。。

ま、今みたいに介護やら何やら解決不能な問題をいくつか抱えている時はこういう性格の方がいいのだろう。
コメント (2)
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我が家のバラ

2011-05-13 10:56:06 | 日記

我が家のバラは蔓バラだからいけばなには余り適さない。
花のついている枝が短くて曲がっているから。
それでもなるべく活けたくて一輪挿しに活けてみた。
この瓶は日本酒が入っていた瓶・・八海山
ひょうたんの形をしていてなかなかいい。
手前は土の鯉の置物
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えんどう豆

2011-05-12 10:59:09 | 短歌

えんどう豆詰めたみたいな教室をエスケープするジャックが一人

お行儀よく並んだ豆が一つ鞘からぽろりと落ちて。。。
教室からエスケープしたジャックは豆の木に乗って空の向こうまで行ってしまいましたとさ。


現実世界・・・今日のお昼は豆ご飯♪
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