海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

新緑

2018-04-30 10:48:22 | 短歌


新緑のメタセコイアの葉の先ゆ降り来る声に耳を澄ませる
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センチメンタルジャーニー3

2018-04-28 05:13:04 | 小さい旅



さて旅の続き・・そのあとは阪堺電車に乗って宿院まで行きました。
運賃は一律210円。
1駅でも阿倍野~浜寺公園まで乗っても210円。
阿倍野~浜寺公園出210円は安すぎ。
もっとも浜寺公園まで乗る人はよほどの鉄道マニアでしょう。
でも料金を変えるとその表示の機械が高くつき、料金徴収がワンマンカーの運転手には負担。
苦肉の策のような。
経営が苦しいのは知っているので、大丈夫かなと思いました。

宿院すぐのところに「利晶の杜」の施設があります。
千利休と与謝野晶子のミニ記念館。
展示コーナーに毛が生えた程度。
与謝野晶子記念館は以前はJRの堺市駅の近くにありもっと充実していたはず。
予算削減のため統合されたのでしょう。
晶子の朗読の肉声が聞けたのがよかったです。
独特のくぐもったような声でした。

施設のすぐ近くに利休の屋敷跡があります。
ちょっと覗くだけと思い立ち寄ったら年配のボランティティアの方が3人。
捕まって説明をしばらく聞く羽目に。
(利休のことよく知っているのになあ)
「へぇーそうなんですか。」とか
「ふーーん」とかあいづち。
(早く近くにある小嶋屋本家のけし餅買いに行きたいよ~)
堺の観光ガイドと言うことで一生懸命なので断るのも悪く。。
やっと終わってけし餅を買いに行きました。
店は地味な小さい作り。
受け付けはおばあさんでしたがお菓子を持って中から現れたのは若い当主でした。
少し前にNHKの夕方の番組で取材されていた人でした。

小中学校と巡ったからには高校まで行って旅を完結しようと思いました。
高校までは歩くとやや遠いのでら近くのバス停でバスに乗りました。
高校へ行くとき乗っていた路線です。


高校へ続く坂の下ある古びた小さい喫茶店・・・私の記憶に間違いがなければあの頃からあったような。
写真を撮って、今度同窓会で皆に見せて確認しよう。
高校へ行く道はもちろん建物は変わっているけれど道は変わらない。。
高校の建物も当時とは違っているが昔の建物のイメージの残すためディテールは似せてあるのが嬉しい。


今回の旅で思ったのは道の形や幅がそのままだと当時の思い出がよみがえるものらしい。
これが駅前開発やあの大震災のように建物と道がすべてなくなって新しい道になると景色を見ても思い出は蘇らない。
道って大事なんだなと実感しました。
子供時代から高校生までと過去をたどった今回の旅…変わってしまった寂しさよりも思い出がよみがえる嬉しさの方がまさって素晴らしい旅だった。


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センチメンタルジャーニー2

2018-04-27 20:00:10 | 小さい旅



昔住んでいた町の」駅に降り立ってみると駅の近くに大きいスーパーがどーんと建っている。
商店街はさびれていて店もほとんど私の記憶にはないけれど、一つだけ昆布の佃煮の店がたたずまいもそのまま。
小学校を外からちらっと見て、運動場が狭いなと思いました。
小学校に沿って歩くと、こんなに狭い道だったのだと思いました。
車が来ると塀に張り付かなければいけないくらい狭い道。
昔住んでいた家の近くまで来ました。
前に行ったとき変わってしまったのは経験済みなので、今はショックじゃない、その時とはあまり変わっていないような気がしました。
前にいた家のあたりは奥まっていてそこだけ時代から忘れられたように舗装もされず昔のままの土の道。
子供のころ見た日本家屋が何軒かは残っていました。
きっと築60年は越えているだろうに。
表札を見ると記憶の中の苗字と一致する。

中学へ行く道は大きな道路になっています。
一寸遠いと思いつつ高速道路を目指して歩きました。
行きとは別の中学の横の道を帰ろうとして見るときっと埋めたてられてしまっただろうと思っていた池が残っている!
中学へ行っていた時木造校舎の窓の外にはニセアカシアの樹がたくさんあって花の季節は甘い香りが教室に漂ってきて空想の世界に誘うのでした。
そのことが忘れられなくて毎年近所のニセアカシアが川の土手に咲いているところまで見に行くくらいなんです。
ニセアカシアの木もなくなっているだろうと思ったのに池の土手のところは残っている!
池と校舎の間には道ができていました。
そこは切られてしまったけれど、池の敷地のニセアカシアは残ったのでしょう。
おりしも花は満開でした!
甘い香りが漂っています。
5月でなくて今でよかった。
なんていいタイミングで来たのだろう。

後は適当な道を元の家のあたりへ戻ります。
見知らぬ町を歩いている感じだけど、方向感覚はいいからちゃんと戻りました。
浜寺公園駅舎のボランティアの男性に近くに古い日本家屋を改装してカフェやギャラリーや額縁の店のある所があって評判がいいと教えてもらいました。
そこも私が知っていた家。
そこでランチを取りました。
パスタとたっぷりのサラダとフランスパンを切ったのも添えられて、先にケーキを食べてきた私には全部食べられなかったです。
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センチメンタルジャーニー

2018-04-27 19:51:57 | 小さい旅


曳家で駅の横に移動して保存されることになった旧浜寺公園駅舎の改装が終わり15日にオープンしたというニュースがあり、ぜひ行きたくなったのです。
ここまで行くなら子供のころ住んでいた町も行ってみよう。
30年ほど前に行ったときはあまりの変わりように二度と行くまいと思ったのですが、いまになって心境の変化です。
生きているうちに行っておこうと思ったのです。

5月まで待てなくて、昨日行きました。
まずその前に浜寺公園の薔薇園を見にいってみましたがまだほとんど咲いていませんでした。
駅舎は少し南に移動しただけで道路から見ると前と景色がほとんど変わってなくて嬉しかったです。
旧駅舎のギャラリーになっている部屋では駅舎の絵が展示されていました。
そこにいた保存運動をしている年配の男性とお話をしていると、なんと私が住んでいたすぐ近くに今も住んでいらっしゃるということで話が弾みました。
小学校中学校の先輩にあたります。
その町の現在の情報を伺いました。
それから建物の反対側のカフェに行ってみました。
日替わりの手作りのケーキがおいしかったです。
ボランティアの女性たちが切り盛りしています。
しかしお店の規模からして8人もいるのは多すぎる気がするけれど、皆さん地域のために働いている一生懸命さが伝わってきました。


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チューリップ

2018-04-25 12:34:26 | 短歌


開ききり力の抜けた花びらを真昼にさらす黄のチューリップ


チューリップはあんなに愛らしいのに、花弁がひらききるとなんか間抜けな感じに見える。
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公園の椅子

2018-04-22 14:49:40 | 短歌


ちさきものの命あふるる春の日に眼をつぶりゐる公園の椅子
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月の詠草

2018-04-20 10:25:36 | 短歌



なんとか12首くらいは提出するように心がけてはいるのだが、月の半分が過ぎまだ少ししかできていないと焦ってしまう。
今月は風邪で不調だったので5首で止まっていた。
後7首どうする!
しかも歌と言うのは作りましょうと思ってできるものではない。
短歌モードになれなくて日が過ぎて行った。
家に居て周囲を見回しても浮かぶとしたら同じような花の歌くらいだ、
だからたまに出かけたときは物珍しい経験があるのでこれを歌材にしようと試みる。
しかし楽しい遠出をしてもすぐ歌が浮かんでくるとは限らない。
大抵は熟成期間が要るよう用である。
3月末に出かけた越前大野の歌は数首できていたがあとが続かない。
昨日やっと短歌かモードになったようで3首はできた。
しかし駄作ばかりだ。
駄作でも欠詠はしないのが私のポリシー。
後10日なんとかもうちょっとましな歌を作りたい。
月末ぎりぎりに行きたいと思っているところがあり、それに期待するか。

3月末に行った越前大野の市役所の駐車場の高い山にはびっくりしたのだが、今でも溶けていずそのままのようだ。
おとといのTV中継でやっていた。
除雪の費用は使い果たしどうにもならないとのこと。
今年の北陸の雪も以上に多かった。
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2018-04-17 11:23:33 | 短歌


夏燕の切り裂く空の傷よりも深き痛みよ君を思へば



ツバメが飛ぶ季節になった。
今日商店街の施設の中をツバメが飛んでいた。
去年天井の照明灯の上に巣を作っていた。
今年もその下に糞受けの段ボールが置かれていたのでもう子育てをしているのだろう。
覗いたがヒナが見えなかった。
今年は照明灯にプラスチックの棘がいくつも突き出したマットみたいなものを巻き付けている。
カラスよけに商店街の人が工夫してつけたのだろうか。
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風邪

2018-04-15 16:11:01 | 日記



奈良に行った10日から軽く風邪気味だった。
11日は検診の結果を午前と午後聞きに行った。
連日出かけたのが悪かったのか鼻水が出て11日夜には熱っぽく、12日には余計熱っぽく感じて測ってみると38度!
しかしこの体温計はどうも壊れかかっているようで別ので測ると37.6度だった。
夕食後解熱剤を飲み、わきの下にアイスのンを挟むと急速にわきの下は冷える。
7時半ごろ熱が下がりつつある体の気配がして測ると平熱だった。
その後は熱はないが風邪の症状が続き、13日の水彩画と14日の美容院をキャンセル、ずっとおとなしくしていた。
95パーセントの回復で、今日はどうしても出なければいけない自治会の引継ぎに行った。
無事終わったけれど、完全に治ったとは言えない。
来週もなるべくおとなしくしておこう。。


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冬遠足

2018-04-12 10:41:44 | 短歌

長靴に荒縄巻いて登りたる冬遠足は半世紀前



高校の冬季遠足は金剛山寒中登山だった。
今なら登山靴かキャラバンシューズにアイゼンをつけるのだろうが、何しろあまり豊かでない時代長靴に荒縄を撒いて滑りにくくして登山したのだった。
中にはキャラバンシューズの子もいたのだろうか?
しかし今では楽しい思い出だ。
深い雪の中を滑りそうになりながらキャッキャッ言って降りたこと。

高校では希望者だけのスキー研修があった。
私は親に負担をかけたくないからこれは行かなかった。
しかし行きたかったのに我慢して行かなかったと言うほどでもなく、別に興味もなかった。
だから雪の金剛山は唯一雪の経験であり楽しかったな~、
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