もう、観劇する運命だったとしか思えない!
当初から東京のみのキャストを観劇するべく遠征する予定だったのに、チケットの手配やら、仕事の段取りが後手後手で気づけば初日間近に。それでもチケットさえ手に入れば、仕事は何とかできるところまでこぎつけたのに、初日が開いたとたんに、好評を受けて、更にチケット難に(>_<)。すっかり、あきらめの境地だったのに、昨夜、チケットが降ってきた!その時点で夜8時。そこから足の手配やらをして翌日にはシアターオーブにいられるなんて夢のようです!
私は初演エリザのファンで特にお花のエリザ、轟さんのルキーニ、たぁのルドルフが大好き(^ ^)。そのメンバーが揃うと聞いただけでも興奮したのに、実際に目の前にするともう感動!“闇広”では思わず泣いてしまいました(T_T)。そうそう、この振りにその歌声…。至福の時でした(T_T)。轟さんのルキーニは男前でした。前の場面の椅子をはけるために持ち上げただけでもえらくかっこよかったです(笑)。一路さんは当時とはメイクも鬘も雰囲気が違いましたが、歌声はなつかし~い。私は女優で歌う歌より男役で歌う一路さんの方が好きみたいです。お花はやっぱり素晴らしい!歌がうまくなっている上に、芯の通った孤高のシシィ様は健在でした。あっこさんもすごかったです。ずっと主婦だったのに、短い(であろう)稽古期間でここまでつくる!?たぁルドに加えて、朱ゾフィーが東京のみで映像にも残らないなんてこの上なくもったいないです。初演から16年、宝塚、東宝とあらゆるヴァージョンの「エリザベート」を観てきましたが、シシィが棺桶に入って終わるより、トートと共に昇天する方がやっぱりしっくりきます。そして私には一路&花總が最強です。轟さんが初演以来、再演には出演しないのは「トートは一路さんだけ」との思いは共感できる気がします。(再演の観劇さえしていないとは知りませんでしたが(^_^;))
カーテンコールでは雪初演メンバーの挨拶がありました。まず、今日が楽のあっこさんが泣き、たぁが泣き、周りがもらい泣き…とすごいことになっていました。お花の感極まった涙まじりの挨拶が感動的でした。皆が口をそろえたのは「このメンバーだったから…」ということ。16年経ってもレベルの高さは健在でした。ギリギリ楽日に間に合って本当に良かったです!幸せだ~。
・東急シアターオーブ
・2012/11/8(木) 13:30
キャスト |
トート :一路真輝 |
---|---|
キャスト | 少年ルドルフ :望月理世 マダム・ヴォルフ :嘉月絵理 リヒテンシュタイン :秋園美緒 ルドヴィカ :絵莉千晶 ヴィンディッシュ :南海まり スターレイ :美鳳あや ヘレネ :大月さゆ シュヴァルツェンベルク :葛城七穂 ラウシャー :風莉じん ヒューブナー :夏空李光 グリュンネ :扇けい ケンペン :祐澄しゅん エルマー :夢輝のあ シュテファン :彩海早矢 ジュラ :大凪真生 ツェップス :美郷真也 死刑囚の母 :彩星りおん 女官ほか :彩橋みゆ 羽咲まな |