行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

ついに最後のFAXか?止めどのないデジタル革命

2023-01-28 22:35:50 | 技術

2021年3月7日のブログ「ガラ携よサヨナラ・・」で冒頭次のように書いた。「2007年から使っていたガラ携とお別れした。私がかつて勤めていた三菱電機製で、当時最先端のスライド式、5万円ぐらいした記憶がある。同社はフランスに携帯の製造会社を設立したが、何年も経たないうちに携帯事業から撤退した。従って三菱電機製最期の携帯だと思う」

我が家のFAXが変調をきたし、買い換えを検討した。PCやスマホがあり、FAXを受け取ることは先ずない、ところが幹事を務めている中学校のゴルフ会ではメールはできない、FAXしか受け取れないという人が結構いる。80歳の年になると電話では聞いた、聞かなかったというミスがあるので買い換えることにした。近所の家電大型店に出かけて驚いたのはFAXを生産しているのはただ1社パナソニック、しかも1機種しか売ってなかった。

かつて世界で100%近く日本で生産していたFAXも、今や外国では博物館入り、隔世の感がする。1980年代、電機連合の若手を海外研修生としてミシガン大学に送り込んだとき、NEC出身の研修生だったので手土産に同社製のFAXを持参して喜ばれた。米国ではテレックスが普及していてFAXは珍しかった。英文文章はテレックスで間に合うが写真を送れるFAXは便利だった。
貴重な最後のFAXとなるか・・・・


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