Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

お江戸日本橋亭

2009-01-05 08:33:49 | エトセト等
正月に東京に来たので寄席に行かないと,と強迫的に観念し,ホテルの100円/10分のネットでお江戸日本橋亭という寄席を発見.聞いたことがない所だし,午前中ならそう混んではいるまいと行ってみる.マンションの 1 階で,正月だから儲けようという気合い十分.ふだんの椅子席を取っ払ったそうで,座布団がびっちり並んでいた.1130-1300で1500円は高いような気もしたが,これ以上長時間座らせられるのは現代人には拷問というものだろう.

ふつう正月の寄席では取っ替え引っ替え大勢でて数分で交代することが多いが,ここはややゆっくりしている方で,出演は,チャーリーカンパニー ( J 子はこれが一番気に入ったようす),太田ももこ,立川談幸,マグナム小林,三遊亭園橘.
浪曲(ももこ)は牛若丸と弁慶の五条大橋.談幸は時そば.マグナムはバイオリンで救急車だの呼び出しだののまねをしてから,袴の下にタップシューズを履いて,バイオリンで馬をいななきかせながらタップシューズでぱかぱかとやった.トリ(園橘)は相撲噺「稲川」.この園橘さんが途中で高座から楽屋に向かって,「うるさい静かにしろ」とどなったのがおもしろかった.マクラばかり長く,ネタは長いストーリーのイントロだけらしく,なんだかね.

出演者は園楽か談志の系統らしい.なぜか今日は,ふだんは青空キュートという,歌謡ショーをやっているという司会者がいた.その代わり前座が出なかったし,トリがずーっと手をついてお辞儀する場面もなしで,もの足りず.

「豚郎」でカルビ丼と塩豚定食を食べて地上に出たらちょうど箱根駅伝のゴールだった.
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 盆と正月 | トップ | 二十世紀の幽霊たち »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

エトセト等」カテゴリの最新記事