Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

同工異曲の可視化

2017-12-13 10:18:34 | お絵かき
同工異曲 : 音楽や詩文などで、その技量が同じでも味わいや趣がまちまちであること。転じて、見た目は異なるが、内容は似たり寄ったりであること。▽「工」は巧みさ・技量。「異曲同工いきょくどうこう」ともいう。」
つまり,この四字熟語は良い意味にも悪い意味にも使われる.

一月ばかりで描いた絵だが,場所は安芸津,上の縦位置に小舟・下の横位置に大船という構図は同じ,絵の具も同じ,絵筆も百キンだから,悪い意味の同工異曲になるのは仕方がないところ.もういいや...という気分である.左2枚は F4 (長辺333mm),右は F6 (長辺410mm).

我がジャズ演奏も,同じことは二度とできないくせに,どの曲をやっても,ある意味同じになってしまう.この絵はジャズ凡演の可視化であろうか.でも,十何年続けていて,もういいや...という気分にならないのが不思議.

下は J 子作品の十年の推移.左から 2007, 2012, 2017 年.初期は F100 だったが途中から S100 になった.長辺1620mm.一次元で比較して,上の絵より5倍くらい大きい,ということは面積は約 25 倍か !.
靴ばかり描いていると思っていたが,けっこう変化している.同工異曲といえるどうか微妙である.

もう靴はやめて別なテーマにするらしい.右端の最後の靴作品は,自分も靴を並べるのに協力したせいか,とてもいいと思うのだが,公募展に出品されなかったのだった.

コメント
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