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M2の山と写真

午年の馬力で近場の四季の山々をトレッキング

南アルプス 前半 北岳、間ノ岳 2014.07.28~29

2014-08-02 | 山行746


前半 2014.07.28~29 広河原から肩の小屋、北岳、間ノ岳、両俣小屋

後半 2014.07.29~31 両俣小屋から仙丈岳、北沢峠、こもれび荘、甲斐駒ケ岳、北沢峠

4日間で百名山、4座を登る計画である。

7月28日午前2時50分、enoenoさんの車で京都出発。中央道伊那ICを降り戸台口仙流荘に駐車する。早く着き過ぎて、北沢峠行のバス発車まで1時間待つ。8:05発、南アルプス林道を通り北沢峠へ。ここで広河原行のバスに乗り換える。また1時間待ち。広河原に到着したのは10時19分。

10時30分出発。今日中に肩ノ小屋に着きたいが無理なら、白根御池小屋になる。

取敢えず、大樺沢コースで二俣を目指す。ここで肩ノ小屋か御池小屋かを判断する事にした。
12時30分、順調に二俣に到着。15分の休息後、これなら天気も悪くないので右俣コースで肩ノ小屋を目指した。

睡眠不足と急登の連続で息が続かない。苦しい登りを耐えて肩ノ小屋に着いたのは15時34分だった。
M2は後少しの所で右足内転筋が攣り、一時は心配したが、何とかだましだましで歩けた。

標高3000mの肩ノ小屋に着いた時は、感じなかったが日没を過ぎるとフリース、ダウンなど5枚着ても寒くて大変だった。

この小屋はどう言う訳か食堂が無く長机に向かって座る訳である。膝の悪いものには苦痛であった。

翌朝も快晴で4時半に起きて、絶好のご来光を迎える事が出来た。
富士山も大きく見え、鳳凰三山からの日の出は感動ものだった。

肩の小屋を6時過ぎに出発した。北岳山頂には40分を要した。この後、アッアプダウンは有るものの間ノ岳までは3000m稜線の漫歩である。

建築家、黒川紀章設計の北岳山荘横を通過する。肩の小屋に比べて垢抜けしている。ここで泊まりたかった。

中白根山を通り間ノ岳に着いたのは10時22分だった。ここで大休止する。

鈴を付けて間ノ岳を出発したのは11時40分。三峰岳からは仙塩尾根に入る。この尾根には熊が生息しているとか、熊鈴は必携であるが携行は先延ばしした。

三峰岳からの仙塩尾根は嫌になるほど長い。

今日の宿泊地、両俣小屋を目指し歩いていると6人程行き会ったが、そのうち単の女性の情報では昨夜、両俣小屋に熊が出勃したとの事。

その時は聞き流していたが、5分両俣小屋に着くのが早ければ、熊と対面出来たかも知れなかった。

後数分で両俣小屋に着くかなと歩いていると、下の方でけたたましい爆竹の弾ける音が2回聞こえた。小屋に10mほど近くまで熊が来たらしく、追っ払う為の爆竹だった。

明日は熊がうろついているかも知れない仙塩尾根を仙丈岳まで行かなくてはならないが、それほど不安感はなかった。

両俣小屋は野呂川の奥深い源流に位置して、往来が不便なためか利用者も少ないようで別世界の雰囲気であった。熊が出没しても不思議ではない。

明日は3日目、野呂川越えまで登り返し、仙塩尾根を仙丈岳に向かい小仙丈岳を経て北沢峠まで降りる事になる。



コースタイム

7月28日

戸台口仙流荘発    8.05  バス
北沢峠着       8.46
   発       9.45  バス
広河原着       10.19
   発       10.30
大樺沢登山口     10.37-41
二俣         12.29-45
肩ノ小屋着      15.34

7月29日

肩の小屋発      6.06
北岳山頂       6.46
北岳山荘       8.15
中白根山
間ノ岳       10.22-11.40
三峰岳       12.31
野呂川越      15.19-20
両俣小屋着     16.01


         戸台口仙流荘発  8:05

北沢峠着  8:46

広河原着  10:19

青い吊橋を

         野呂川

         吊橋を渡る

         登山口  10:41

         大樺沢二俣を目指す

         大樺沢









         二俣  12:45 右俣を行く





         二俣から94分

         仙丈岳が見える

         小太郎尾根




         

         甲斐駒は雲の中

         肩ノ小屋  15:34

         甲斐駒は以前雲中

         仙丈岳

         日の出前の富士山  4:36



         中央アルプス

         甲斐駒

         甲斐駒ヶ岳と八ケ岳

         鳳凰三山

         明るくなって来た北岳

         仙丈岳

         甲斐駒ケ岳

         甲斐駒ケ岳と八ケ岳

         富士山

         甲斐駒ケ岳と鋸岳

         中央アルプス

         富士山

         北岳

         ご来光 鳳凰三山





         甲斐駒ケ岳

         仙丈岳

         中央アルプス

         富士山

         日の出

         仙丈岳

         甲斐駒ケ岳

         富士山



         出発で忙しい肩ノ小屋

         仙丈岳

         甲斐駒ケ岳と八ケ岳

         富士山

         眼下に肩ノ小屋

         仙丈岳と北アルプス

         北岳山頂は目前

         記念写真  6:46

         仙丈岳

中央アルプス

         甲斐駒ケ岳



         富士山

         仙丈岳と北アルプス

         鋸岳

         仙丈岳と乗鞍岳

         中央アルプスと御岳

         中央アルプス

         甲斐駒ケ岳

         鳳凰三山

         仙丈岳

         間ノ岳を目指す



         

         間ノ岳

         富士山

         仙丈岳



         間ノ岳



         富士山

         北岳山荘

         八本歯コル



         間ノ岳

         北岳

         間ノ岳

         間ノ岳

         仙丈岳

         間ノ岳

         八本歯のコル

         北岳

         仙丈岳



         北岳

         北岳

         仙丈岳



         甲斐駒ケ岳

         甲斐駒ケ岳

         間ノ岳



         北岳



         北岳

         間ノ岳





         北岳

         間ノ岳

       

         間ノ岳



         農鳥岳

         富士山

         塩見岳





         北岳

         

         農鳥岳

         

         仙丈岳

         北岳

         農鳥岳

         塩見岳

         農鳥岳

         北岳



         農鳥岳

         塩見岳

         岩峰

         農鳥岳

         塩見岳

         仙丈岳

         北岳

         岩峰

         仙塩尾根

         仙塩尾根

         三峰岳

         間ノ岳

         吊尾根

         三峰岳と仙丈岳

         農鳥岳

         塩見岳

         吊尾根

         三峰岳

         樹間に見える、明日登る仙丈岳

         仙塩尾根





         仙丈岳

         野呂川越

         急な降り道

         両俣小屋に着く  16:01

野呂川の清流
























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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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雲上の稜線歩き (かおり)
2014-08-03 07:44:35
M2さん~ お早うございます。

予定通り、南アルプス百名山4座チャレンジ―お疲れ様でした。
好天に恵まれて、素晴らしき展望の数々  拝見しました。

僅か3日間で北岳~間ノ岳~仙丈ヶ岳~甲斐駒ヶ岳と
長丁場を歩き通す  健脚ぶりに  どす。
かおりには、とてもじゃないけれど、真似できそうもありません。
白旗降伏です。
両俣小屋の熊騒ぎ、それだけ懐が深い、南アルプスならではですね。
後半を楽しみにしています。 
返信する
疲労困ぱいでした (M2)
2014-08-03 21:38:19
かおりさん
コメント有難うございます。
今回の山行スケジュールはM2にとって荷が重すぎました。
日を追う事に疲労が溜まり、日頃のように思う通り足が動きません。歳の所為でしょうか。寂しくなります。
もう、このような山行は諦めました。
これからは近場をちょろちょろとする積りです。
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