山三地区福祉委員会

山三地区福祉委員会は、「誰もが安心して暮らせるすみよいまちづくり」を目差し地域で孤立を無くす活動をしています。

充実した小地域ネットワーク活動へ

2017-02-15 18:35:07 | 広報活動
2月15日山三地区福祉員会実践委員研修交流会を開催しました。
この会は、山三地区の福祉活動に携わっている福祉・実践委員の方々を対象として、日頃の福祉委員会活動をよりきめ細かく継続的に支える仕組みづくりや活動のスキルアップに資する研修交流会です。

福祉委員会の委員全員が集まるのは、年に一回だけの実践交流会だけですので、参加された方が、自ら何かを学びあったり創り出したりする会議の形式として「ワークショップ」を行いました。
テーマを2つ設けていましたが、ほとんどがテーマにとらわれず気軽に意見交換をして、共感や体験に相槌を打ち、他人を大切に思う気持ちになれて、お互いの関係も深まり、新しい視点や考え方を受け入れ、自分以外の人の話や体験談に耳を傾けて聴くことで、自分の内側からの声を聞いたり、新しい自分自身を発見したり、いろいろな視点に気づき、共に気付いたことや感じたことができたと思います。
最後には、各グループのファシリテーターからまとめをして頂きましたが、男性の参加促進・初参加者のフォローアップ・開催方法の多様性・ボランティアの高齢化と生きがいのフォロー・やりがいを感じられる活動の展開・助けを求める家庭のサポート方法や子どもへの手の差しのべ方、子ども食堂の普及等の活動をするには行政が動き福祉の必要な子や家庭の把握が必要では?、ボランティア活動のきっかけには、自分が年をとっても居場所がある事、その場所を作っておきたいとの気持ちから始めたので、それをテレビ等の報道やドラマ制作で訴えることが出来ないかなあ?とか・地域内の同好会などに参加される福祉委員が、参加している男性に声をかけてボランティア活動へ誘う等々、日頃からことあるごとに話題になる福祉委員会の課題が中心となって意見交換されたようです。そんな意見のまとめを聞いていると広報部会として小地域ネットワーク活動の実態をアナウンスする役割の大切さをひしひしと実感しました。

昼食懇談会の後はお待ちかねのビンゴ大会です。事前に参加される方々にご無理を言って景品を提供して頂きました。今回は時間が少なく、各グループごとに番号札を用意して、ビンゴ札を持ち、番号を言ってもらい方法を簡素化して行いましたのでほぼ時間通りに終了しました。
さて、今回の記念講演ですが、「血液がドロドロ?血管が詰まる?~脳梗塞と心筋梗塞について」と題して、吹田徳洲会病院金香院長に講演して頂きました。
とても気さくな先生で、楽しくしかも真剣に聴き入っていました。また、その都度質問にもお答えいただきました。質問される方も、ご自分の症状に不安を感じて質問されたと思いますが、丁寧にお答えいただき、参加者には好感度100%だったと思います。

年に1回のことですが、社会奉仕の精神を持った方々が集まり、講演を聞き勉強し、楽しく意見交換したりで、あっという間の一日でした。ホントにボランティア精神旺盛な皆さん、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。
コメント
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