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旅行やら映画やらの独り言

小笠原諸島ひとりで満喫 その9 さよなら小笠原

2023-11-26 20:14:55 | 旅行記・関東

11月29日 日曜日 その2

①ランチ

大村地区のメイン道路を海岸通り、その1本山側の道路をボニン通りというのを今知った。

トミーGさんへの別れの挨拶もそこそこにランチ営業に間に合うよう、ボニン通り沿いの「オーベルジュ サトウ」へ急ぐ。小笠原でイタリアン!っていうのも面白そうなので。

ランチパスタ1,100円+グラスビール

あんまり小笠原っぽくないけど、オリーブオイルたっぷりのパスタも嬉しい。ディナーだと、もっとイタリアンぽいんだろうなあ。店内は、居酒屋の居抜きなのかなあ。普通の居酒屋ぽかった。

この後、宿にキャスターバッグを取りに行く。途中のJAでこれを見つけた。

250円でこのボリューム。月下美人の花を食べる事より、250円で4輪も買えるんだという事に驚く。ネットで検索して、家で茹でて酢で食べてみた。予想通り花自体にさほど味はないが、ネバネバ感が面白い。

14:00 小笠原ツーリストのスタッフに復路乗船券をもらう。

 

②15:00 出航

名物のお見送りを見にデッキへ。

先ほど別れたトミーGさんが、この船で帰るお客さんの名簿を見ながら、1人1人を確認しながら手を振ってくれる。

私はもらわなかったけど、もらったレイを海に投げると、また帰って来れるらしい。また来るかどうかは気合の問題だろ。

で、海に浮かぶレイを撮ったら、こんな不思議な写真が撮れた。

そして、船たちのお見送り。一番最初にこの風景を見たのは、40年前の与論島だ。沖縄離島でもやっていたが、だんだんやらなくなっていった。

だって、燃料代がかかるし、危ないもん。おがさわら丸の並走から外れて、おがさわら丸側に来て、もちろんスクリューを止めてから飛び込むのだけど、なんかハラハラする。

一番最初に与論島でこの風景を見た時は、初めての南国ときれいな海を体験して帰りたくない気持ちと共に涙が出るほど感激したけど。40年たって、さんざん南国の島に行きつくした今は、だれかケガしないかとハラハラする年寄りの私。

↑ でも、比較的クールだった南島ツアーでお世話になった小笠原観光のドリームⅢの船長とスタッフを見つけた時は、ちょっとウルってなった。

一番最後の締めは海上保安庁の船だった。海上保安庁お墨付きのイベントかあ。

↓ 嫁島

↓ 洋上の夕陽

↓ 洋上の月

昼ご飯を食べ過ぎたのか、なんか食欲がなくて、展望ラウンジ母島でアップルパイを食べてみた。そしたら、おにぎりも食べたくなった。

 

11月30日 月曜日

さすがに夜明け前(と言っても5時過ぎ)に起きる。

洋上の朝陽だ。次はいつ見られるんだろう。とは言え、日本の周りは海だからな。また、見るんだろうな。

 

8:00  レストラン父島で朝食

500円の朝食に、冷ややっこと明太子の小鉢をプラスして800円。ちなみにおがさわら丸での支払いは全て、交通系IC(Suica)。

窓に波しぶきがかかっている。朝食が乗ったお盆を持って、揺れている時は近くの壁に寄りかかって、揺れが止まったら早足で前進というのを繰り返して、カウンターの席までたどり着く。

そのせいか、朝食のレストランは空いていた。

この後、3デッキにある、窓がないミニサロン母島というカウンターのみのほとんど人がいないサロンで、持参していたワインとおつまみを嗜んだり、海を眺めに外に出たり。

↓ 三宅島と御蔵島

↓ 大島と富士山

富士山の大きさにびっくり! 昔の船乗りさんも富士山が見えたら、陸が近いと嬉しかったんだろうな。

東京湾に入る。

↓ 第一海保

↓ 第二海保

15:00 時間通りに竹芝桟橋到着。1時間後の16:00には、自宅に荷物を置いてスーパーにいたので、都心住まいはありがたい。

結構慌ただしい小笠原だったが、やりたい事は全てやった。満足。

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

個人で手配した場合のお金のメモ

おがさわら丸2等寝台往復 32,990円 ×2 65,980円
ははじま丸往復 3,000円 ×2 6,000円
26日昼の弁当と飲み物     1,000円
26日母島半日観光     7,000円
26日母島宿(1泊2食付)     13,000円
27日南崎・小富士トレッキング     12,000円
27日昼の弁当と飲み物     1,000円
27日ナイトツアー     4,000円
27・28日宿(1泊2食付) 13,000円 ×2 26,000円
28日  1日ボートツアー     13,000円
28日 昼のお弁当とお茶     1,000円
29日 半日ハイキング     5,000円
      154,980円

次行くとしたら、㈱小笠原ツーリストに直で頼もうっと。

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小笠原諸島ひとりで満喫 その9 父島半日ハイキング

2023-11-26 16:46:04 | 旅行記・関東

10月29日 日曜日 その1

もう、小笠原最終日だ。キャスターバッグは、宿から港まで5分かからないので、本日ランチ営業するお店の方に預ける。

8:30 本日お世話になる、トミーGさんに宿前でピックアップしてもらう。お客さんは小笠原在住のの30代位の女性と扇浦で観光客の男性一人の、計3名。

コペペ海岸 

その昔この地を利用していたといわれるギルバート諸島出身の先住民「コぺぺ」が名前の由来だそうだ。一日中、シュノーケリングをやりながら、ボッーと過ごすのに良さそう。

砂浜の奥には、ウミガメが上陸した跡が数か所あった。

ここは、砂浜。

で、(トミーGさんいうところの)メノウが結構ある。今、調べたら、水磨礫(すいまれき)だそうだ。喜ぶ女性客2名のために、トミーGさんが秘密の海岸へ。

 

②秘密(?)の海岸

↓ 右側の崖は柱状節理

↓ 海岸の、バラバラになる前の岩

↓ 海岸は直径3㎝位の石。皆きれいな色をしていた。

 

小笠原亜熱帯農業センター 9:50~10:10

ナイトツアーでも来た場所だ。固有種をはじめとする植物がしっかり管理されている。多分。

↓ コーヒーの実

↓ ムニンツツジ(多分)

ムニン→無人島(むにんじま)からきているらしい。花の名前にやたらムニンが付いている。小笠原の海の青さをボニンブルーというのも、ムニン(無人)が英語でボニン(bonin)となったところから持ってきたらしい。最近、海の青を〇〇ブルーというのがやたら多いもんなあ。

植物の分布が、父・兄・弟・母・向って。確かにそうなんだけど。

↓ なんだっけ・・・。サルスベリかなあ。

 

④東平アカガシラカラスバトサンクチュアリ 10:10~11:30

↑ トミーGさん

入り口には、靴底掃除と消毒のセットと、入場者確認の装置(?)

最初はこんな感じの、散歩道。

ムニンアオガンピ

そして、だんだん、ジャングルになっていく。

ルート2へ。

湿地帯&ジャングル

こんな水溜りに、固有種のエビや小さな貝がいるんだが。

写真に撮るのは難しい。

林内歩道となっていたが、ジャングル歩きだった。父島の陸の自然を満喫!

 

⑤傘山 11:40~12:20

「カメラはリュックに入れて、両手を開けてね」と言われて、道路脇に自動車が停まる。ここに何が?と思ったら。

ここを登る。ここもガイドさんがいなければ登れないそうだ。ってか、登る所だと観光客の誰が思う?

登る様子はこちらに詳しいです。ちなみにトミーGさんは私より2歳下。ほぼ同年代なので「頑張れ」と励まされた。

山頂(280m)にある鉄塔に到着! 小さな鉄塔の台座(2m四方)の上は、高所恐怖症の私にはちょっと怖い。

二見湾がきれいに見渡せる。

↓ 沈船「濱江丸」が、はっきり見える。

JAXA 小笠原追跡所

↓ 二見湾とは反対側の東島

この後、小笠原の住民が住む奥村地区を車窓から解説してもらい、12:30に船客待合所へ。
とっても充実した4時間だった。トミーGさん、ありがとう!

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