新統合軍極東・太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。最近の政治的問題や最近の出来事も更新します。

第62話 それぞれの道 第1章ファイナル

2017-11-19 23:52:58 | マクロス外伝 ダブルフェイク
    【終戦から1ヶ月後、4月11日新統合軍欧州方面軍パリ司令部タヴェルニー空軍基地】
第1次星間大戦が終わった。
地球統合軍残党と政府機能の生き残りとゼントラーディ軍残留部隊を統合し新統合政府とその軍事組織.新統合軍が成立した。
そんな状況下でゼブラやフェアリ.そしてナタルマ隊の面々はマイクローン化し復興が進む統合軍パリ基地預かりになる。
新統合軍に進むか、民間人としての道に進むかに迫られている。



                  キィィィィィィィィィィン

熊谷伍長「戦争は終わったんだが、月にいる家族に会える状況じゃないな....早く会いたいな。」

バルキリーが離陸する中、熊谷は月にいる家族に会いたいと言っている。
熊谷は単身赴任であり地球にいた、この前家族に無事を伝えたがやはり直で会いたい。
無論、月にいる家族も同じ気持ちである。

ジェシカ「志保さんですね。」

熊谷伍長「まだ子供だが、警務隊員になるのが夢でな.......おや?」

ジェシカ「どうしたんですか?」

熊谷はマスター達を見る。
よく見るとゼブラとフェアリがいる・・・・マイクローン化したんだ・・・・
二人の姿を見た熊谷は、そう思った。
むしろ、この事実を知ってないのは熊谷だけであるが・・・・

そんな熊谷はほっといてマスター達とゼブラ達は何を話しているのだろうか?

マスター「お前達はこれからどうするつもりなんだ?」

ラーナ「軍に残るつもり?」

ゼブラ「俺達は軍には残らないつもりだ。」

フェアリ「私もよ。」

ゼブラとフェアリは軍を除隊しそのまま民間人として過ごす事を決めた。
フェアリは戦いを嫌っており、戦闘時は好戦的になるがその反面苦しんでいた。
それを考えて、ゼブラはフェアリと共に過ごすため軍を辞める事を決意した。
その後は・・・・・

マスター「残らない?お前らは何をこれから?」

フェアリ「私達は勉強して何処かの企業に就職して、結婚するつもりよ。」

ラーナ「結婚って......」

マスター「マジかよ!」

フェアリ「はい................(照)」

勉学に励み何処かの企業に就職し結婚するらしい・・・
それを聞いたマスターは驚愕した、まさか結婚をそんなに早くするとは・・・
それにゼブラとフェアリが愛し合っていた事実も・・・・

知らなかった、自分が気がつかないうちにゼントラーディ人同士の恋愛が進んでいたとは・・・・
頭を抱えるマスター、それをラーナは笑顔で見る・・・・・

マスター「でどんな事をするんだ?」

ゼブラ「俺達は戦い以外の文化や歴史.いろんな物を知って、自分達でいろいろと歴史に名を残せるように頑張りたいんだ。」

マスター「お前らも夢を持てたのか、でっもって家はどうするんだ?」

ゼブラはフェアリのためだけではなく戦争以外の事をいろいろと知って自分達でいろんな事で歴史に名を残せるように頑張りたいと思っていた。
それはいいとマスターは思うが、家はどうするんだと思った。

フェアリ「当分あなた達に居候になるわ、いいかしら?」

マスター「い.居候?」

ゼブラ「駄目かな・・・・・・・・無論バイトとかするからさ・・・・」

マスター「そうだな・・・・・ラーナがなんて言うか......」

家はマスターとラーナの家に居候する気との事だ。
反対ではないんだけど、ラーナがなんて言うか。
これは結構問題である、食費はかかるし・・・・

ラーナ「いいじゃない大歓迎よ、あなた達は家族....仲間よ。」

と思ったが、ラーナはすんなり受け入れてくれた。
ラーナ的にも家族的存在になるゼブラとフェアリがいてくれたらうれしいし。
同じ女であるフェアリと友達になりたいと思っていた。

熊谷伍長「お前らここにいたのか?」

「シゲさん。」

熊谷伍長「俺が写真撮ってやる、そこに集まれ!」

                      パシャ

マスター達が会話していると熊谷がやってきて、記念写真を取る。
全員は笑顔で、肩を組みながら写真に写る・・・・・

その後、男女2組はそれぞれの道を歩んだ。
ゼブラとフェアリは、マスターの家に居候しながら基礎学力を学んだ後。
新設された大学に通い優れた成績で卒業。
二人はすぐに結婚し、初のゼントラーディ人同士の結婚となり名を残す。
彼らは、ジーク.サリー.シホの3人の子宝に恵まれ幸福な人生を送ったという。
フェアリは自由共和党に入党し、初の議員として当選し夫のゼブラは銀行会社アポロンを設立し大成功を収める事になった。

ジークは家をついで社長そしてお見合いで結婚、サリーは大企業の御曹司と結婚。シホは軍人になり、辺境地域での戦闘や第2次シェルバン戦役に参戦。
終戦後超長距離移民船団マクロス9に配属になりそこで結婚する。
マスターはラーナとすぐに結婚、1年後には娘が産まれた。軍では出世コースには乗り、今では惑星マリトラーン第3地区統合防空隊司令官になる。
彼は4人はマリトラーンで再会し近所付き合いの仲になったと言う。

第1部 完

【第2部】
部隊が解散し一人、放浪の旅に出るナタルマ。
旅した先に目にしたのはプロトカルチャー遺跡であった。
そこに反統合組織リヴリアとザーフレンとの抗争に巻き込まれる。
ナタルマは両組織から狙われる中、リーンとトリア、マニング大尉に救われる。
ナタルマ達はリヴリアとザーフレンと新統合軍の抗争の中でプロトカルチャーの真実の一つを知る。

第2部 宇宙で見た夢.編
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第61話 帰還する男

2017-11-17 20:47:56 | マクロス外伝 ダブルフェイク
終戦間もない地球統合軍欧州方面軍パリ司令部に救難ヘリがやってきた。
UH-60改、アスチュート級潜水艦に搭載されていた艦載機である。

川島春華「大尉殿もうそろそろ地球統合軍欧州方面軍パリ司令部防空エリアに入ります。」
地球統合海軍.アスチュート級救難ヘリパイロット.川島春華.少尉

マスター「もう入るのか?まぁ・・・・川島少尉、ここまで俺を運んでくれて感謝する。」

川島春華「別にいいですよ、これは私の仕事でありますから。」

そのUH-60改に乗っていたのはマスターである。
川島春華少尉などの護衛の兵士と共に欧州方面軍パリ司令部に来た。
マスターはここまで乗せてくれた川島に感謝する。
生きてこうして還る事ができたのだから。

モントゴメリー「潜水艦に乗っていたらしいな。」

ジョルジュ「えぇぇアスチュート級反応潜水艦に救助されたそうで。」

モントゴメリー「どうりで見つからないわけだな。」

UH-60改の姿を確認し通信を行うと、モントゴメリー以下欧州方面軍司令部は取り扱いに協議した。
無論、マスター救出関連なので受け入れる事を決定。
戦闘がなかった第89ヘリポートに離陸するように許可をした。

ラーナ「マスターは生きているんですか?」

「生きているそうだ、上からの報告でピースファング大尉の知り合いの方は第89ヘリポートに向かうようにと・・・」

ラーナ「そうですか・・・・ありがとうございます。」

ラーナは警務官からマスターが生きており、ヘリでこっちに来ている事と第89ヘリポートに向かうように伝えられる。
マスターが生きている事を知ったラ-ナは歓喜し皆の元へ向かう・・・・
生きていた・・・・行方不明になっていたマスターが生きていた。
まるで神様がくれた奇跡かのようであった。

フェアリ「マスターが生きている?」

ラーナ「生きているのよ、マスターが。」

フェアリ達の所に戻ってきたラーナはマスターが生きていると報告する。
第89ヘリポートにマスターを乗せたUH-60改止まっていてそこから降りて来るなど。
それを聞いたらフェアリ達も歓喜する。

ゼブラ「生きていたんだな。」

フェアリ「生きていたのよ、本当によかったと・・・」

ゼブラ「あぁ」

ゼブラとフェアリは抱きつきながらマスターの生存を喜んだ。
マスターと出会い人生が大きく変わった二人、その事もあってかマスターの生存報告はここにいる誰よりも嬉しいのだ・・・・
生きていればこれからももっといろんな話ができると・・・・

ランメル「良かったですね。」

ナタルマ「あぁ・・・」

ランメル「あっ・・・・・・目から・・・・」

ナタルマ「言うな・・・・ゴミが入っただけだ・・・・・」

マスターの生存報告を聞いたナタルマは少し涙を流しながら喜ぶ。
想い人であるマスターが生きているのは、ナタルマにとっては最高な気分・・・・
泣く程嬉しい事である・・・・・・・

ラーナ「さっそくマスター達に会いに行かなくては・・・・」

ラーナを始めとする面々はマスターと再会するため第89ヘリポートへ向かう。
早くマスターの顔を見たい・・・・・
早くマスターに会って抱きしめてあげたい・・・・ラーナはそう考えていた。

川島春華「大尉殿、そろそろ司令部より指定された第89ヘリポートへ着陸しますよ。」

マスター「そうか・・・・すまんな・・・・」

川島春華「いえいえ先程言ったでしょ、仕事ですからと・・・・・」

マスター「あぁそうであったな。」

マスターはそろそろ着陸するUH-60改の中で川島と会話していた。
終始川島は性格を変える事なく、親しく話してくれて面白かった。
そして同乗していた護衛の兵士も・・・・・

いよいよ第89ヘリポートに着陸しようしている。

ジェシカ「?」

川島春華「私はロンドンの残存部隊救難ヘリ隊所属川島春華です、救難者を助けたので届けに来ました。」

ジェシカ「あっどうも・・・・・」

第89ヘリポートにはジェシカなどがいた、ここで警備しており怪しい人がいないか監視していた。
仮眠を取っていたので、これからマスターが戻って来る事は全然知らなかった。
突然、ヘリの来訪に驚いた。

ヘリが止まると川島らが降りてきて自己紹介と要件を言った。
そしてメイン主役の登場・・・・・・・・・

川島春華「大尉殿どうぞ、こちらへ。」

マスター「マスター・ピースファング大尉奇跡の帰還を果たした。」

ジェシカ「大尉......」

UH-60改からマスターが降りる。
それを見たジェシカは驚いた・・・・マスターが生きていると・・・・
信じられないと・・・・・・・・・・

マスター「待たせたな・・・・ラーナは元気か?」

ジェシカ「元気よ・・・ちょっと待ってね・・・・・ラーナ!皆大尉よ大尉が帰ってきたわ!」

ジェシカはマスターを確認すると・・・
こっちに向かって来ているラーナにマスターが帰ってきたと報告しにいく・・・・
ラーナは報告を聞くと・・・マスターは無事に帰ってきた、やっと帰ってきたのだと・・・・感極まり泣きながらマスターに抱きついた。

ナタルマ「負けたな・・・・・・・ラーナに・・・・・・・・」

その時の光景を見たナタルマの顔は、負けたなと言う顔をしマスターへの想いを諦めたと言う。
そしてマスター達の第1次星間大戦はこうしうて終える事になる・・・・・・・・
1ヶ月と言う短くも長い戦いがようやく・・・・・・・・・・

かつては敵同士であったが、共に戦い同じ目的を果たした・・・・・・・・・・
失った命は帰ってこいないけれど、今自分達は生きている。
これからの歴史のためにも、子孫・・・次世代のためにも地盤を築き・・・・
更に次の世代に伝えるために・・・・・・人は戦い生きてゆく・・・・
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第60話 反乱の終局と終戦

2017-11-16 13:22:33 | マクロス外伝 ダブルフェイク
「勇敢なる統合軍の兵士の皆さん、勇猛なゼントラーディ軍の皆さん。この戦争は、本日18時 地球統合軍残存部隊とゼントラーディ軍残存部隊との間に終戦協定が結ばれました。これから、地球人とゼントラーディ人が分かりあい...........」

3月の末、最悪な被害を出した初の異星間戦争で後に第1次星間大戦と呼ばれる戦争は終わった。
ブランドンの攻撃や一部の反乱者の攻撃があったが、なんとか終戦を迎える事に成功した。
第1報を伝えられたアラスカにいる兵士と市民たちはビールを肩手に持って喜びあい、またある者は死んだ戦友や家族.恋人の写真を見て涙を流す。

だけどこれらに共通する人々の喜びはやはり戦争が終わった事。

そして........アラスカと同様に・・・・・・

アラスカ以外の東京 ソウル ワシントン 北京 モスクワ グランドキャノンIII シドニー グランドキャノンV デリー エルサレムなどの生存者がいる都市.そしてアポロ基地などの宇宙施設に終戦を伝えるラジオが放送された。

そして数時間後各地で生き残った市民や兵士達そしてゼントラーディ人の中には、戦争が終わって助かった事に関して歓喜する者.家族や恋人.友人を亡くして怒り地面に頭をぶつける人.中には涙を流す者などに分かれた。

無論、アラスカにいる兵士と同様な気持ちを持って・・・・・・・・



                     【ロシア某所】
作戦失敗を確認し出撃を中止にし兵士一同が滑走路に集まっていた。
もうチャンスを失う、勝機なし・・・・そう判断して・・・・

「例の兵器の暴走が確認されず、戦争は終結か。」

「作戦は失敗、我々の部隊がアラスカに向けて出撃することはない。」

「かの兵器が真価を発揮せずに、大西洋に没するか.....」

ブランドンの死は自分たちの計画を狂わした。
今は攻撃してもチャンスはない

「まぁいい、これからは新統合軍に仮の投降だ。真の戦争は、これから始まる。」

「真の戦争?」

「まぁ今後の展開に期待せよだ。」

こうして彼らの戦争いや第一次星間大戦は、終わった。
彼らこの後、ロシアにいた地球統合軍残存部隊に降伏する。

だけど

これは仮初の投降であり、彼らが統合政府に完全に従うつもりはない。
後に8割の兵士が反統合組織を作り新統合政府と戦う事になり。
後の戦争の遠因を生み出す事になってしまうのである。

第1次星間大戦の戦後処理第1号は終戦協定の場においてゼントラーディ軍基幹艦隊残留軍最高指揮官ガゼフ・ベルゴラが全軍戦闘停止武装解除命令を出し、それを聞いたゼントラーディ兵士達は武装解除した。

武装解除を終えると武装は一か所に集められる。
この装備は奪われて不穏ゼントラーディの装備になるが、大半は戦後にできる新統合軍の装備として使われる事になる。

「そっちはどうだ?」

「ブランドンの部下は大部分を拘束しましたが、あと一人取り逃がしました。」

「叛逆者はすべて拘束しろ、抵抗したら射殺しても構わん!」

「ハッ」

ブランドンの部下は残り1名を除いて制圧を完了していた。
ブランドン派の兵士の遺体が転がり、残りは拘束されていく。
そんな中で一人の男が逃げ続けている。

ラッセル「大佐が戦死された、もう俺は既に反逆者だ....もう逃げられんのか・・・・・」

その男とはラッセルである。
ブランドンの戦死後唯一拘束されてない人物である。
何度か銃撃戦を経験するが、不利な状況が続いている。

「そっちにいたか?」

「いません。」

「いないか・・・・・なんとしても探し出して射殺しろ!もう面倒だ!」

「ハッ」

警備兵はラッセルを探す。
方針変更で射殺最優先にする事になり制圧する気はないらしい。
それを物陰で聞いたラッセルは絶句した・・・・

ラッセル「ははははははすべて終わりだ・・・・・」

ラッセルは誰もいない軍務課の部屋に入る。
そして懐から拳銃を取り出し頭につける。

ラッセル「ニューガイアエンパイア バンザァァァァァイ」

                       ゴォォォォォォン

「銃声が聞こえたぞ!軍務課のほうだぞ!誰かついてこい!」

銃声を聞いて警備兵は軍務課室に急ぐ。
複数人の兵士が部屋のドアに立ち一旦安全確認を行う。

                  カチャ

「これは...........」

「・・・・少尉・・・・見ておけ、感情論で動いて自滅した男の哀れな最期を.......」

「.........................」

一人の男は自らの頭を撃ち抜いて死んだ、地球帝国の夢を見ながら....
警備兵指揮官は部下である少尉に感情論で動いたが故に自滅した男の哀れな最期を見ておけと言う。
少尉は頭を撃ち抜き死んでいるラッセルを見てなんとも言えないような感じになった。
これが感情論だけで動きすぎた人間の最後・・・・・・

心が痛くなる・・・・・・・・少尉は生涯この出来事を忘れる事はなかった。

            ゴォォォォォォン

ジェシカ「あっ......」

フランソワ「どうしたの?」

ジェシカ「ううんなんでもない。」

ラッセルが自決した銃声はジェシカやフランソワのいる部屋まで若干聞こえる。
だけどフランソワなどの大半の人間には聞こえてないらしく、気が付いたのはジェシカなどの一部の人間のみである。
ジェシカは感じる反応し気が付いていない人間に心配されるが、なんでもないと茶化した。
そんな時・・・・・

「なんだあれは?」

監視塔にいた兵士が何かを確認する・・・・・
よく見ると友軍の救難ヘリである。
監視塔の兵士はすぐさま司令部にヘリが来た事を報告した。
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第59話 捜索

2017-11-15 23:41:26 | マクロス外伝 ダブルフェイク
                                 【大西洋】
VAH-1コマンチ2機はマスターが特攻した地点で創作活動を開始する。
ライトとセンサーを使ってどこかに漂流していないかを・・・・
トリアとリーンは周囲を見渡しながら探す・・・・

が・・・・・・・・・・・・・・・

リーン「目標確認されず、ピースファング大尉確認されず。」

トリア「同じくこちらも.......」

結果は見つからない。
パラシュートが見当たらなければ生存反応はない。
トリアとリーンは必死にマスターを探す。
中々見つかりにくいが、必ずこの海に浮かんでいると。
                                
モントゴメリー「必ず見つけ出せ、大尉を探し出すんだ!」

モントゴメリー司令はトリアとリーンにマスターをなんとしてでも探すように厳命する。
終戦が壊れてしまう危機から救った男マスター。
見つけ出して表彰しなくてはならない・・・・それに愛する人も待っていると・・・
それにこれ以上、地球人を死なせないようにし一緒に終戦の夜明けを迎える事を・・・
モントゴメリーはそう思っていた。

ラーナ「マスター.........」

熊谷伍長「マスター.....」

マリオ「馬鹿野郎なんで特攻なんか........」

スミス「落ち着けよ、ベイルアウトしたんだ生きている必ずな。」

彼を信じている者はマスターの生還となぜ特攻したのかと語りあっている。
実際の彼は潜水艦に救助されているが、大半は生死不明扱いとなっている。
生きているのか分からないそれが今の状態である。

ヘルベルト「反逆者を逃がすな探せ!」

『ハッ』

                     ザッザッザッザッザッザッザッ

ヘルベルトはブラントン派の掃討に入っていた。
ブラントン亡き今でさえ抵抗する者は存在している。
そいつらを排除しなくては今後、戦乱を起こす原因になる。
そうならないためにも捕縛もしくは射殺する。

                         ズドドドドドドド

「いたぞ!あそこにいたぞ!動ける者は来い!!」

警備兵と警務官は一人の男を追っていた。
その男は銃撃を受けて負傷して腕から血を流している。
血を口から吐き出し弱々しく歩く。
その男の仲間はどんどん倒れていき次第には生き残りはその男のみになる。

フェアリ「あぁゼブラ....マスターがマスターが....」

ゼブラ「泣くな、俺だって最初のマイクローンいや地球人の友が心配なんだ。あいつは死なん、絶対に死なん。」

数時間経ってもマスターは見つからなかった、そして捜索限界時間になった。
ラーナとゼブラやフェアリなどのゼントラーディ人達はどんどん絶望の表情に変わってくる。
既にフェアリはゼブラに抱きついて泣いている。
それもそのはず、フェアリもマスターに感謝しているし人としての喜びを教えてくれた。

そんなマスターがこのまま帰ってこないのは辛すぎる。

この状況下で更なる絶望が皆を襲う。

「本日のマスター・ピースファング大尉の捜索を打ち切ります。」

ラーナ「そんな、後1時間いや数分時間をください。」

「残念ながら、時間ですので無理です。」

マスター捜索の打ち切り。
かなり探していたが、捜索限界時間が迫って来ている。
トリアとリーンに早めの帰投するように伝えられている。

ラーナはマスターの事を考え更に時間を延ばして探して欲しいと嘆願する。
が受け入れてくれない。
だって軍としても限界と戦いながら探していたのだ。
これ以上捜索する程の余力は残っていない。

ラーナ「あぁそんな.....マスター.....」

フェアリ「マスタァ。」

ゼブラ「うぉぉぉぉぉぉぉマスターの馬鹿野郎ぉぉぉぉぉぉぉぉ。」

それを聞いて皆は悲しむ。
どうしようもできない事に、無力な自分に怒りをぶつけるように。
だって救うにしてもどうすれば?

自分たちに捜索の能力がない、ただ祈っても実現性がない。
ただ自分たちに残っているのは無力な存在と言う事のみ。

フィオナ「隊長。」

ナタルマ「マスター・ピースファング大尉あなたの事は忘れません。」

ナタルマ隊はマスターに対し敬礼する。
特にナタルマは涙を流す。

ラーナに勝てないと分かっているけど、ナタルマもマスターのことが好きだった。
マイクローン化しマスターを抱きしめてあげたかった。
触れてみたかった。

ナタルマはそれを考えると胸が苦しくなり、涙の量は増す。
ゼントラーディ人なので涙が大きな水たまりかのように落ちる。
悲痛でしかなかった。

「おい................................................あれ................」

「俺たちも敬礼しないとまずいよな、同じ地球統合軍の軍人としてな。」

「えぇぇ星間戦争終戦の英雄、私たちは決して忘れません。」

それを見たゼントラーディ人や統合軍将兵も同様に敬礼する。
彼らもマスターにどうすればいいのか分からなかった。

だが分かるのはマスターが帰ってこないと言う事実であった。
何度も言うが実際は潜水艦に救助されてマスターは助かっているが皆は知らない。
それが故で皆がマスターが生きていることを知らないのだ。

そんなマスターは............

「君はヘリコプターで大陸に帰ってもらうぞ。」

マスター「ヘリコプターですか?」

「既に我が艦はヘリコプター1機搭載している、連絡用だな。それを使って君を大陸に送り届ける。」

艦長からヘリコプターを使って大陸に帰るように言われていた。
対潜救難ヘリコプターであり、旧時代の兵器だが航続距離に優れている。
それを使ってマスターを地球統合軍欧州方面軍パリ司令部に送り届ける。
既にパイロットは決まっているようであり後は帰るのみである。

マスターは皆を心配させているので早めに帰って生存報告せねば。
と艦長からの話を聞き終わった時に思っていた。
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第58話 ヴァリアブル・ファイター・パイロット

2017-11-14 15:12:38 | マクロス外伝 ダブルフェイク
未沙の独断行動は重大な軍規違反である。
下手すれば軍から追放されるだけじゃすまない事になってしまう可能性がある。
マイストロフ大佐から派遣された部隊により未沙や考えに同調した一同は包囲される。

「早瀬大尉、覚悟はよろしいですかな?」

早瀬未沙「私は自分のした事を後悔していません。覚悟はできています。」

「よろしい、各員.拘束せよ!」

『ハッ』

既に覚悟を決めている。
未沙達は大人しく兵士達に拘束されていく。
もうやる事は済んだのだから・・・・

エマ「とうとうこうなりましたね、早瀬大尉。」

早瀬未沙「しょうがないわ、これは正規の軍事行動じゃないから。」

エマ「そうですね。」

このまま未沙達は裁かれるのみだが・・・・
歴史のいたずらかそうはさせない・・・・

一条輝「未沙!未沙!」

早瀬未沙「一条くん!」

輝を始めとしたバルキリーパイロット達を始め多くの兵士たちが集まった。
かなりの数であり、未沙達を連行する兵士を囲んだ。

ジョニー「君、早瀬大尉が何をしたのか?」

「無断で弾道ミサイルを......だから軍法会議を・・・・・」

一条輝「大尉がミサイルを使用したのは、ここを狙ってくる敵に対しミサイルを撃つためなんだ・・・・もし命令がなくても対処するのは軍人の役目なんじゃないのか?その役目を果たした未沙達を拘束するのは間違っている。」

「何を根拠に・・・・・・」

一条輝「これを見ろ・・・・」

「これは・・・・・」

輝やジョニーは指揮官になぜ未沙を拘束したのか、何をしたのかを質問。
無断でミサイルを発射したから拘束したと・・・・
そういわれると輝は反論する。
そして密かにエマが配布した兵器Xのデータとともに・・・・・・

「貴様も拘束を....」

滝田英史「その話は黙ってられないなぁ。」

カール「我々マクロス飛行隊全隊員が相手しますよ。」

「何?」

指揮官は輝の反論に面目をつぶされてしまった事で怒り拘束しようとするが・・・
パイロット達や兵士達に反撃される。
圧倒的な数であり指揮官やその部下たちは押される。
出てくる気迫の量が違う・・・・

それが元で先ほどまで強気であった指揮官が弱気に陥っている。

マックス「どうしますか僕たちとやりますか?」

ミリア「私たちに挑んでそちらも免職になるぞ。」

「ぐぅ・・・・撤退だ・・・・早瀬大尉を拘束しない・・・・下がるぞ・・・・」

『ハッ』

結局、指揮官は未沙の拘束を諦め撤退する。
これ以上やりあっても負けるだけで意味のない結果になってしまう。
指揮官はしぶしぶ撤退していき、その後ろに部下たちが続いた。

早瀬未沙「皆......」

エマ「(ある程度根回しが功を奏す結果になりましたか。)」

未沙は輝を始め多くの仲間が擁護してくれた事に感動する。
仲間はいい者だと実感する。
ヴァネッサはその隙に情報の収集を開始する。
数分後、別の方にいた女性兵士がヴァネッサの所に来て報告をする。
それを聞いたヴァネッサの表情はぱぁっと明るくなり、未沙の元へ走る。

ヴァネッサ「大尉、地球統合軍欧州方面軍司令部モントゴメリー司令のおかげで不問になりました。」

早瀬未沙「えっ.....」

ヴァネッサ「なんとか時間に間に合って.....」

地球統合軍欧州方面軍司令モントゴメリーはアラスカとの交信が可能になり。
今回あった事を不問にせよと要請した。
その通信を聞いていたのは未沙を拘束しようとしていたマイストロフであり。
それを聞いてだっと腰が抜けてしまい、上に報告し不問とした。

エマ「まぁアニタも関与しているんだろうね~」

事実、このように通信を行えるようにしたのはアニタである。
あの手この手を使って欧州方面軍などと通信可能にした。
どんな手を使ったのかは正直不明である。

                  【地球統合軍欧州方面軍司令部】
ブランドンの乱が収まりつつある地球統合軍欧州方面軍司令部。
施設機能も回復し司令部も以前と同じように動いている。

アリス「終わりましたね、我々の役目。」

モントゴメリー「やっとな。」

ジョルジュ「なんとか終戦締結ギリギリ間に合いましたな。」

マチェッティ撃墜、終戦交渉は無事に進んでいる。
これも未沙とアニタの支援のおかげ・・・
それをモントゴメリー達に報告したのもエマであり、未沙の罪は不問とされる。
もっともの話だが・・・・・・・・・

モントゴメリー「アニタ・ジュリアか、中々いい後輩を持ったな早瀬未沙大尉は....流石は・・・・あの男の娘だな。」

ブラウン「戦死された早瀬隆司提督ですか?」

モントゴメリー「あぁ統合戦争では借りがある、それを返したまでのことだ。」

モントゴメリーは未沙の父である早瀬隆司に統合戦争時代に助けられた経験がある。
その事もあってか、エマの報告を聞いたモントゴメリーは未沙達の罪が不問になるように働きかけた。
見事それがかない未沙達の罪は不問とされ、お咎めなしとなる。

だけど・・・・・・・・・

ブラウン「しかし問題は残ってますね。」

モントゴメリー「マスター・ピースファング大尉の行方だ。」

マスターである。
特攻して以来生存報告が届いていない。
今だに生死不明なのである。
多くの人々は英雄マスター・ピースファングの帰還を待ち望む。

一方のアスチュート級潜水艦にいる。
その報告はまだ欧州方面軍司令部に届いていない。

「お前さんよまだ連絡しなくていいのか?」

マスター「あぁまだ連絡できるような状態じゃないからな。ある程度したら連絡するつもりさ。」

「そうかい、だけど早めに連絡してやれよ。」

マスター「分かっていますよ。」

マスターは潜水艦でのんびり過ごす。
理由は疲れたから。
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第57話 ブランドンの死

2017-11-10 18:10:17 | マクロス外伝 ダブルフェイク
                   【地球統合空軍エルメンドルフ基地】
ゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊の砲撃から逃れた地球統合空軍エルメンドルフ基地。
滑走路にはF-22やF-35などの残存した戦闘機が駐機していた。
可変機が登場した今では旧時代の戦闘機であるが、今だに主力戦闘機の座にいる。
この戦闘機はどんどん滑走路に向けて移動を開始する。

ユウキ「弾道ミサイル通過を確認。」

アニタ「今よ!ラプター部隊全機発進!」

2機同時離陸し、旧時代の戦闘機残存機部隊が出撃する。
かなりの数の戦闘機部隊が出撃しているが基地司令公認の軍事行動である。
離陸した各機はブランドンの予測ラインに向けて出撃する。

                 ヒュゥゥゥゥゥン

「ワイバーン、ミサイル通過を確認。」

離陸した通常型のラプターはミサイルの通過を確認する。
通過を確認したミサイルはそのまま真っすぐ飛んで行きパイロットはそれに敬礼する。

                 ヒュゥゥゥゥゥン

ブランドン「ミサイルだと?ぐぉぉぉぉぉ、俺は新たな地球の王にぃぃぃぃ」

ブランドンは正面からミサイルが来る事を確認するが、回避は間に合わず発狂する。
マスターの攻撃で既に気が狂っている・・・・
もう死ぬしか道が無くなりつつあるのだ・・・・・・・・

                  ヒューン ズドーン

ブランドン「ぐぉぉぉぉぉ」

とうとうミサイルは命中。
ブランドンは衝撃で血を吐く・・・・・・・もう死ぬ寸前であり・・・・・・
意識は今にでも失おうとしている・・・・・・・・・

「こちらワイバーン、目標旧アラスカ司令部からの長距離弾道ミサイルの弾着を確認。」

アニタ『いい、目標を必ず落とさなければ戦争はこのまま継続し人類は本当に滅亡するわ!遠慮はいらない、相手を人間と思うな!相手は人間の皮を被った、汚物ぶっ殺しなさい!』

「ワイバーン 了解。」

「ウィザード 了解。」

アニタは航空隊に死にかけているブランドンに徹底的に攻撃する事を指示する。
折角終戦を迎えようとしている今、それを壊そうとするブランドンが許せなかった。
どうせ死ぬだろうが、無駄に犠牲者を出し更に増やそうとしたブランドンには永遠に苦しめるために銃弾を撃ち込もうとする。
表向きは最後の駄目押しであるが・・・・・・・・・・・・・・

「ミサイル全自動システム リミッター解除、M61 バルカン セット ファイア!」

                                                                     シュバーン シュバーン

                     トカカカカカカカカカカカカ
                     トカカカカカカカカカカカカ
                       ヒューン ガコーン
                      


ブランドン「ぶざぁごぁぁぁぁぁぁぁ。」

アニタの指令を受けた航空隊はマチェッティを視認するとミサイルとバルカン砲を発砲。
機体は見事に蜂の巣になりブランドンはバルカンの銃撃の後、ミサイルの直撃を受け戦死する。
機体はそのままワシントン沖に海没する。

己の野心に溺れ戦争を長引かせようとした男ブランドンは死んだ・・・・・・・・・
これで終戦に対する脅威は減った・・・・・・・・・

『こちら、ワイバーン目標 スプラッシュ ミッションコンプリート帰還する。』

アニタ「了解、ただちに帰還せよ!.......早瀬先輩、協力しましたからね。」

ブランドンの死を見届けた航空隊はアニタ達に戦果報告。
報告を聞いたアニタは航空隊に帰還命令を出す・・・・・
やっと仕事が終わったと安堵した・・・・後は未沙の処分だけが心配。
無論、独断専行なので処分が下される・・・・・

                       【アラスカ】
ミサイルを発射した後のアラスカでは、アニタが指揮した航空隊の様子と着弾したミサイルの様子を確認した。

ユーリ「目標弾着。」

河森大尉「やったぞ。」

早瀬未沙「これで終わった.....」

見事作戦は成功、この場にいた人は歓喜する。
これで終戦協定は無事に締結されると・・・・・やっと地獄のような第1次星間大戦が終わる・・・・・
皆は戦争が追われる事を喜んだ。

エマ「一つ問題が残っていますね。」

早瀬未沙「それはしょうがないと思います・・・・・・・・・・そろそろ来ると思います。」

最後に残った問題。
これは軍隊において重大な事である。
それを未沙は終戦を無事に迎えるために犯した・・・・軍規違反であり戦争犯罪行為。
無論覚悟した上でやった事だが怖い・・・・・・・・・・・

いくらなんでもグローバル艦長でも擁護できない事であろう・・・・・・
だけど、もう後に戻る事はできない・・・・・・・・・

                  バタバタバタバタバタバタ

「止まれ!・・・・・・・・・・・・・・早瀬大尉、無断弾道ミサイル使用の権で拘束する!」

                   カチャカチャ カチャカチャ

早瀬未沙「これで......終わりか.......一条くん......」

この場に一斉に陸軍歩兵が未沙達を包囲する。
兵士達はM5カービンにヘルメットを被り防弾チョッキを着た完全武装の兵士達である。
もう未沙は逃げる事はできない、後は裁かれるのみとなったのである。
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第56話 長距離迎撃弾頭ミサイル

2017-11-10 16:01:20 | マクロス外伝 ダブルフェイク
           【アラスカ SDF-1マクロス 長距離迎撃弾道ミサイル弾発射車両】
マチェッティを迎撃すべく展開した長距離迎撃弾道ミサイルにいた未沙はマチェッティの攻撃チャンスを待っていた。
相手はいつくるか分からない、アンノンエネミー。
迎え撃つためには適切な時間と角度が必要である。

ヴァネッサ「このデータを早瀬大尉に報告をお願いします。」

エマ「分かっています。」

                    カツンカツン タツ

ヴァネッサ達と観測予測について話していたエマはテントから出て行く。
厳しい条件下でようやくマチェッティの所在を把握する事ができた。
その資料を持って未沙の元へ行った。

エマ「報告します。」

                       サッ

早瀬未沙「報告ね待っていたわよ、レーダーによるX兵器の観測できた?」

エマ「はい・・・アニタの極秘ルートでエルメス基地で観測できた事を報告します。」

未沙のいるテントに入ったエマは観測データを報告を開始する。
観測データの報告に未沙は待っていましたと言わんばかりにエマを受け入れる。
さっそくエマは観測データを未沙に報告する。
いろいろと報告するが・・・・・

エマ「X兵器大西洋洋上にてVF-1タイプによる特攻を確認。」

早瀬未沙「特攻?」

エマ「カミカゼです。」

早瀬未沙「ぐっ.........」

マスターが脱出した後に行われた特攻に未沙はグサりと刺さる。
まさか終戦となる日にこのような事態が起こるとは、未沙もあまりの事に言葉がでなくなる。
だけど、立ち止まっている場合じゃない。

終戦に関する脅威がすぐにでも来ようとしているのだ。
それを防がねば地球統合軍軍人としての矜持が泣く・・・・・・

早瀬未沙「河森大尉お願いします。」

河森大尉「終戦となる日ですが、仕方がありませんね。やりましょう。」

早瀬未沙「このデータを元にミサイルを発射してください。」

河森大尉「ハッ了解しました。」

長距離迎撃弾道ミサイルの責任者である河森大尉に観測データを渡しマチェッティに対しミサイル攻撃するように命令する。
さっそく未沙からの命令を受けた河森大尉は長距離迎撃弾道ミサイルの発射の準備に入る。
既にふらふらしながらどんどん北米大陸にマチェッティは接近してくる。

「大尉殿、獲物は・・・・」

河森大尉「あぁ十分狙える要素が大きいな。」

こうした状況のマチェッティに対し河森大尉はふっと笑いながら狙いを定める。
超大物な敵、河森大尉はゆっくり獲物を定める。

河森大尉「ミサイル発射準備完了!」

ルーカス中尉「ミサイル発射開始します。」

早瀬未沙「弾道ミサイル発射!」

未沙は弾道ミサイルの発射準備が完了した事を知ると攻撃開始の合図を送る。
一人の兵士が狙いが定まっている弾道ミサイルの発射ボタンを押す。
弾道ミサイルの安全ランプは赤に変わりいよいよ発射する目前となった。

                ズドォォォォォォォォォォォン

河森大尉「2番撃て!」

                ズドォォォォォォォォォォォン

河森大尉「早瀬大尉、全弾発射完了。」

早瀬未沙「皆、お疲れ様。私を含めて処分を受ける事になるけど、覚悟してね。」

『ハッ』

全てのミサイルの発射を見届けた、後は目標に命中するだけ。
だけど、ミサイル攻撃命令は独断専行であるため処分を受ける事になる。
下手すれば未沙などの首謀者は死刑になるかもしれない。
多くの者が軍を負われる事になり、最悪刑務所送りになるのかもしれない。

それを覚悟した上での行動、今更悔いる事はない。
この場にいる人間はそれを理解した上で行動したまで・・・・・
どうせこれしかなかったんだ・・・・・・・・・・

未沙はそう感じ、空を見上げる・・・・・・
上手く命中する事を祈り・・・・・・・そして己の処分を覚悟して・・・・・・・・

マイストロフ大佐「何事だ?」

「ハッ早瀬大尉が弾道ミサイルを....」

マイストロフ大佐「な・・・・・・・なんだと・・・・・・・・」

終戦の式典の警備を担当していたマイストロフ大佐は長距離迎撃弾道ミサイル2発を確認し腰が抜けた。
一体なぜそうなったのか、近くにいた副官がマイストロフ大佐に未沙が迎撃弾道ミサイルを撃ったと報告する。
それを聞いたマイストロフ大佐は折角元に戻ろうとしていた態勢を再び崩し驚く・・・・・

マイストロフ大佐「何処へ向けて撃ったと言うのだ?」

「分かりません。」

マイストロフ大佐「ぬぅぅぅぅぅぅ、なんと言う事なんだ・・・・・・・早瀬大尉の目的が分からん・・・・」

マイストロフ大佐は副官に一体に向けて弾道ミサイルを撃ったのか確認する。
後で早瀬大尉にもう一度聞くことになるのだが、目的を一刻でも早く知りたい。
副官はマイストロフ大佐の質問に答えられるはずもなく、答えられない。
その事実にマイストロフ大佐は焦るような顔になり、ストレスを溜める。

マイストロフ大佐「こうしている場合じゃないぞ、直ぐ様早瀬大尉を拘束しろ!警備兵各員招集させろ!いくらなんでもこれは外交問題になる行為だぞ!いや戦争犯罪行為だ!!」

「ハッ!」

この行為は決して許される事のない外交問題であり戦争犯罪行為である。
わけの分からない弾道ミサイル攻撃に余計な刺激を与え終戦をとん挫させたくない。
マイストロフ大佐はその気持ちを胸に警備兵を招集し未沙以下実行班の拘束に入る。

滝田英史「一条中尉。」

一条輝「どうしたんだ?」

滝田英史「早瀬大尉が・・・・・・・拘束を・・・・・・・・」

一条輝「えっ・・・・・・・・・」

マイストロフ大佐の未沙拘束劇は滝田によって一条輝に伝えられた・・・・・・・
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第55話 マスター墜落後の状況

2017-11-09 22:05:03 | マクロス外伝 ダブルフェイク
                    【地球統合軍欧州方面軍司令部】
ブランドン一派から解放したパリの地球統合軍欧州方面軍司令部ではマチェッティとマスターのバルキリーの衝突の映像が流れていた。
あまりにも衝撃な映像でありこの場にいる人は固まる・・・・・・・・

アリス「あぁぁぁぁ、そんな......」

衝撃的な映像であるため、オペレーターは固まる。
確認したのは一部のモニターであるため・・・・

ジョルジュ「どうした?」

アリス「ピースファング大尉の機影がマチェッティに激突爆発。」

ジョルジュ「なんだと?」

作戦会議をしていたジョルジュはアリスなどのオペレーター達の間抜けな顔を見て質問する。
アリスは質問するジョルジュにマスターがマチェッティに激突し爆発した事を伝える。
その言葉はジョルジュを驚かす・・・・・・

アリス「スーサイドアタックです。」

                     バサッ

ラーナ「え.......」

自殺攻撃と聞いて偶然通りかかったラーナはマスターがスーサイドアタック(自殺攻撃)した事を知る。
ラーナはスーサイドアタックと聞いて・・・・精神が揺らぐ・・・・・
スーサイドアタックは死を意味する・・・・・マスターが死んだ・・・・・
そうラーナは捉えてしまい、精神的に激しい動揺を誘う・・・・・

アリス「でもベイルアウトは確認してます、しかし.....あっ・・・・・・」

ラーナ「マスター......マスター....」

ジョルジュ「いかん・・・・・・・・カザハラ少尉下がれ、ここは....誰か・・・・カザハラ少尉を・・・・」

「ハッ」

アリスがマスターがベイルアウトしたと言おうとした時にラーナの姿を見る。
激しく精神が動揺した顔を見たジョルジュは女性兵士を召喚しラーナを救護室に運ぶ。
この時のラーナの姿は物凄く気の毒であった。

ラーナ「(マスター生きて……生き続けて……。あなたがあなたのままで帰って来てくれればそれでいい……だから……だからお願い……生きて……生きて……!マスタァァァァァァァァ!)」

女性兵士に連れられ救護室に連れていかれたラーナは心の中で叫んだ。
マスターが心配、死んでほしくないそれがラーナの今の気持ちであった。

その頃・・・・・・・・・・・地上では・・・・・・・

フェアリ「はぁぁぁぁぁ。」

「うわぁぁぁぁぁ。」

                     バターン

「よし今だ!制圧部隊突入!」

戦闘に介入できず、周りで見ていた部隊が反乱軍鎮圧に乗り出す。
フェアリやナタルマなどのゼントラーディ人達の尽力もあり、ブランドン派の統合軍や潜入していた反統合同盟構成員を制圧する。
大体の抵抗は終わり、そろそろこの叛乱は終わろうと言う流れになりつつあった。
後はあの変な兵器だが、ゼブラ達は特に気にしてない。

マスターが帰ってくれば、別にいいのだから・・・・・・・・

ゼブラ「片付いたな、無駄に抵抗してたくさん俺たちの味方の方が多いんだぜ。」

フェアリ「案外いいコンビだね、ゼブラ。」

ゼブラ「あぁそうだな。」

ゼブラとフェアリとの仲はかなり進んでいた。
ゼントラーディ軍時代は同じ場所にいる事はなかったが、近くにいるとかなり違う感じになる。
フェアリはゼブラを、ゼブラはフェアリを愛するようになる。
ゼントラーディ軍時代になかった事だ・・・・・・・

ディー・ヴァーミル「何よこれ!?痛てて。」

怪我をしていたヴァーミルは映像を見て驚く。
足を痛めており痛がるが、かなり深刻な表情をして動画を見ていた。

フェアリ「ディーどうしたの?」

ディー・ヴァーミル「マスターが突っ込んだ。」

「えっ!?」

その映像とはマスターがマチェッティに追突した映像であった。
ベイルアウトしている姿を確認しているため、一時はマスターが激突して死んだのかと言うフェアリ達を安堵させる。

ナタルマ「とにかくよかった・・・・」

フェアリ「脱出してくれているならばいつか帰ってくる・・・・・・・・生きていてよかったねゼブラ。」

ゼブラ「あぁ・・しかしどうやって戻るのだろうか・・・・・・」

脱出している姿を確認し生きている事はいいのだが、一体どうやって帰ってくるのか・・・・・
それは・・・・・・・・・・・・・

            【地球統合海軍アスチュート級反応炉搭載潜水艦アスチュート】
大西洋に展開していた、砲撃から難を逃れたアイスランド地下海軍基地に所属する地球統合海軍最新鋭潜水艦アスチュート級潜水艦アスチュートは同型艦アンブッシュ・アートフルと共に展開していた。

「艦長、パラシュートを確認。友軍兵士を確認しました。」

「よし要救助者だな、浮上。パラシュートで漂流している兵士を救助する。」

「念のためデストロイド・ドルフィン出しますか?」

「出しておけ!」

パラシュートで脱出し漂流しているマスターを確認する。
アスチュート艦長は直ぐ様、マスター救助のため浮上を開始。
念のため各艦から水陸両用デストロイド・ドルフィンを出撃させる。

マスター「このまま救助されずに放置されるのだろうか・・・・・・・」

海上を漂流しているマスターは救助されずに放置されるのかと心配する。
すると・・・・・・・・・・・

                     ザバァァァァァァン

マスター「なんだ?」

マスターはアスチュート級潜水艦の浮上に驚く。
艦首に地球統合海軍のエンブレムを確認し友軍と確認する。
その後マスターは、アスチュート級潜水艦に救助されロンドン海軍潜水艦基地に収容される事になる。
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第54話 スーサイド・アタック

2017-11-07 10:07:36 | マクロス外伝 ダブルフェイク
ブランドンを追い詰めたマスターはガンポッドをブランドンに向ける。
大反逆人を殺すべくトリガーを引こうとするが・・・・・・・・

マスター「弾が切れただと?」

ガンポッドに銃弾が入っておらず、ブランドンを殺す事ができなかった。
折角ブランドンを殺せるチャンスなのにこんな時に弾切れを起こすとは・・・・
マスターはガンッと叩いて悔しがる・・・・・・・・・

ブランドン「ふははははは、まだ俺には運の尽きがあるようだな。」

マスター「くそこんな時に....」

ブランドン「貴様みたいな、小物には用はない消えろ!」

                  ビューン ガコーン

マスター「ぐぁぁぁ」

ブランドンはマスターが弾切れを起こすと恐怖を怯えた表情から再び不気味な笑顔の表情になる。
折角殺せるチャンスなのに殺せなかった、今がチャンス。
ここを突破してアラスカに行きグローバルを殺せる事ができる・・・・・・・・
ブランドンはそう思いマスターの方翼を攻撃し操縦不能になる。

マスター「くそ上手く立て直してくれ・・・・」

ブランドン「ふん情けだ、ゆっくり海没しながら俺の野望を見るがいい。」
                
マスターは必死に元の軌道に戻るように機体を立て直すが機体がどんどん重力にひかれ落ちてゆく。
その光景をブランドンは不気味な笑顔の表情を浮かべながら見ていた。
自分の夢を怖そうとし恐怖を与えたマスター、そいつがどんどん地上に降下し消えかける。

                   ビュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン


ブランドン「俺が作るニューガイアエンパイアは不滅だ!ニ…ニ…ニューガイアエンパイアに…栄光と勝利を…!!」

ブランドンは加速しながらアラスカに向かう・・・・・・・
必ず邪魔者なく行ける、ブランドンがそう思っていた時・・・・・・・・・・

               ビュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン

マスター「待てまだ勝負は終わってない!」

ブランドン「機体を立て直しただと!?・・・・・・・貴様まだ、やる気つもりなのか?俺の野望の邪魔をするな!」

マスター「その幻想はここで終わりだ、大反逆人................その幻想と共に滅びされ!」

マスターは無事に機体を立て直し、なんとかファイター形態になれるのでブランドンを追撃しに来た。
ブランドンは再び邪魔者が来たことに腹を立てる。
それにこのままでは自分の野望が潰えてしまう事に・・・・・・

ブランドン「ほざけ!地球統合軍だろうがゼントラーディ軍だろうが、この俺の名の者で支配されるのだ!貴様はその礎として死んでゆけぇぇぇぇぇぇぇ!」

マチェッティはナタのようなミサイルを撃ち込む。
このまま若造ごときに自身の野望をつぶさせるわけにはいかない。
殺してやる、徹底的に殺し最後はグローバルを殺してやる。
ブランドンの狂気がマスターを襲うのであった。

マスター「貴様がやろうとしているのは、戦争の継続 人類とゼントラーディとの絶滅戦争なんだぞ!なぜ分からんのか?」

ミサイルは必死に回避する
・・・・・・・そして、物凄いスピードで突っ込むように進んで行く。
流石にパイロットスーツのGの限界を超える。
このままいけばブラックアウトなどのパイロットとしてレッドカラーの危険ゾーンに入る。
下手すれば自身がGでつぶされてしまう。

マスターはGによる衝撃とブランドンを取り逃がすのではないかと言う気から不安と焦りを募らせる。
やる事は・・・・・・・・・

マスター「ぐぉぉぉぉぉぉ、まだ奥の手があるこいつで止めだぁぁぁぁぁ。」

                        グイッ

マスターはブランドンを倒す最後の手を使う。
それは自身の命を危険にさらす究極の業である、下手すれば共に死んでしまう可能性がある。
ブランドンの上空に到達ししれに向けて急降下する。

マスター「ベイルアウト!」

マスターは急降下するように自動設定した後、脱出する。
バルキリーはそのままブランドン向けの大型ミサイル化としそのまま向かっていく。
まるで第2次世界大戦の戦闘機のように・・・・・・

ブランドン「スーサイドアタックだと?カミカゼか........」

ブランドンは突っ込んでくるマスターのバルキリーをカミカゼと言う。
まるで自身に向けて突っ込んでくる。
むしろパイロットがいなくなった事によりスピードが速い。

なんとかして回避コースを取り、自身に向かってくるバルキリーを避けようとする。
がどんどん接近してくる・・・・・・・・・

                       ガゴォォォォォォン

ブランドン「がぁぁぁぁぁぁ」

とうとうマスターのバルキリーはマチェッティに突っ込む。
激突したマチェッティは炎上し小破に追い込んだ。
機体は無残な姿になり、スピードも低下したこのまま防空網を突破できないような感じになっている。

だが・・・・・・

ブランドンの野心がその事実を無くす・・・・・

ブランドン「まだだ・・・・・・・まだ俺は負けん・・・・・・・・地球に俺の帝国を建国するまでは・・・・・・」

狂信的な野心がブランドンが既に防空網を突破できない事を忘れさせアラスカ攻撃を強行させる。
むしろ今更後戻りできないという事実がある。
ブランドンは戻っても国家反逆者として銃殺刑になる運命が決まっている。

どの道戻る事はできない、だったらつぶして無理やりでも帝国を作る。
ブランドンはそれを胸に破壊された機でアラスカに向かうが・・・・

ブランドンはもう生きて地上の土を踏むことは無くなる事が決まった瞬間でもある。
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第53話 追い詰めろ!!ブランドン・ロウ

2017-11-06 14:43:03 | マクロス外伝 ダブルフェイク
                      【欧州方面軍軍管区ドーバー海峡】
「なんだあれは?」

「未確認飛行物体だ、命令はないが・・・・・・・・対空ミサイルランチャーで撃ち落とせ!なんとしてもだ!!」

ブランドンの乗るAA-1はパリ司令部を飛び立ちドーバー海峡を飛行していた。
ロンドンやアイルランドで生き残っていた統合軍将兵と一般市民、そしてゼントラーディ軍将兵はAA-1を未確認飛行物体として見ていた。
ロンドン基地の生き残った地下収納式対空ミサイルランチャーによる迎撃が行われるが回避されてしまう。

「なんだあの化け物は?」

「くそ離陸できる機はあるか?」

生き残ったバルキリー2機あるが、整備中であるため出撃できるような状態であった。
その後アラスカに向かうAA-1を黙って見過ごす事になってしまった。

ブランドン「グフフフフハハハハハ、SDF-1マクロス艦長ブルーノ・J・グローバル 貴様を殺せばこの世は俺の者だ!今はドーバー海峡.........」

一連の統合軍の動きにブランドンは不気味に笑いながら今の状態を喜ぶ。
このままアラスカに向かいグローバルなどの高官を殺害すれば、戦後の覇者は自分の物。
権力欲にまみれたブランドンはコックピットの中で不気味に笑った。

ズドドドドドドドドドドドド

ブランドン「うおっ!!誰だ!」

突然ブランドンの背後からガンポッドの掃射が来た。
回避したのだが、突然の強襲に不気味笑いをしていたブランドンも流石に驚いた。
背後からVF-1バルキリーが接近する。

マスター「待て!!そこのお前、見るからして無能の屑野郎!!」

ブランドン「青二才の一般兵士か!」

マスター「貴様をアラスカまでには行かせん!」

乗っていたのはマスター。
バルキリーはVF-1A-RFであり、ガンポッドを装備している。
ブランドンに罵声を浴びせるとブランドンはマスターを青二才と言い返す。
マスターの表情は罵声を言っているが怒りを込めた真面目な顔である。

                           ズドドドドドドドドドドドド
                           スゥン スゥン スゥン スゥン

ブランドン「馬鹿めが!ヘナチョコ弾が当たるか!これでも喰らえ」

罵声の言い合いの後ドックファイトが開始される。
ブランドンはマスターから放たれるガンポッドの銃弾を回避し大した事がないと思う。
マスターを撃墜しようとマシンガンを構える

だが・・・・・・・・

マスター「その動き待っていたぞ!」

ズドン ズドン
ズダーン

ブランドン「なんだと!」

ブランドンのマシンガンは、マスターのガンポッドの弾から放たれた破壊される。
マスターはこの時を狙っていたのである。
攻撃しようとした直前が絶好の狙いどころ。
偵察機パイロットであったマスターでもその事は認識している。

マスター「機動力はいいだろうが、非変形機ならば上手く動けまいいや・・・・隙を見せるか・・・・・・・・・・!」

どんな機動性のいい兵器でも隙を見せれば絶好の落とし時。
それを理解していたら、兵士として一人前だ・・・・
これはマスターの個人の見解である。

ブランドン「ヌウウウウウウ・・・!貴様!!貴様!貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁどれだけ、俺の邪魔をすれば気が済むのだぁっ!」

マスター「貴様が己の野心のために多くの守るべき国民やそれを守るために戦う仲間を己の野心のために殺したその時からな!!」

ブランドン「知るかそんな奴らなど・・・・・・」

マスター「そんな奴らだと・・・・・・貴様は・・・・国民を仲間をそんな奴ら扱いだと?許せん!!」

ブランドンはいい方向に進まない事に苛立ちを覚え、発狂する。
だけどマスターはブランドンに正論を言う。
ブランドンは反論するが、その反論にマスターを完全に怒らせる結果となった。

                            ズドドドドドドドドドドドド
                            バコーン バコーン バコーン

ブランドン「俺の武器が俺の武器が..........」

ブランドンは焦りから隙を見せるようになりマスターからの攻撃をどんどん受けてしまい。
ついには武器全部を損失する結果になった・・・・・・・
今のブランドンはただのデカブツでしかない。

                                 カチャ

マスター「これで終わりだな、お前の反逆行為はここまでのようだな・・・・・・無駄に命を奪った報いを受けてもらうぞ!」

ブランドン「報い・・・・・まさか・・・・・・・・やめろ・・・・・」

マスター「やめないな、やられて当然の事をしたからなお前・・・・・・・・・」

ブランドンを追い詰めたマスターは銃を向け覚悟を決めるようにブランドンに言う。
それを聞いたブランドンは恐怖で汗が尋常ない程流れ始める。

ブランドン「ま、待ってくれ!俺と組んでこのニューガイアエンパイアを建国し世界を支配せんか? 悪いようにはせんぞ、どうだ?ピースファング大尉…」

マスター「命乞いか.......だが貴様みたいな汚物が殺した者たちの命乞いを聞かずに、無惨に殺した...........それを聞き入れると思うか!」

ブランドンはマスターを共に地球帝国を建国し世界を支配しないかと持ち掛ける。
好待遇などを持ち掛け、絶対に乗ってくるのだろうとブランドンは怯えながら自信満々に思った。



結果はNO。
マスターはブランドンのした行為を許すはずがない。
これ以上増やす必要のない犠牲をブランドンは増やしてしまった。
それに悪い方の野心の持ち主であるブランドンを生かしておいたら戦後の世界にいい事ではない。
こいつは無残に殺すべきなんだ・・・・・・・
誰がなんと言おうが必ず殺す・・・・・・・・・・絶対に・・・・・・・・

ブランドン「ま.待て.......」

マスター「これで死んでもらうぞ・・・・・・・」

マスターは命乞いを必死にするブランドンを無視しガンポッドを向けトリガーを引こうとする。
こいつを撃てば終戦に対する脅威は排除される・・・・・・・
一刻も早くブランドンを撃たねば・・・・・

ブランドンを殺害する事を最優先にしたマスターはゆっくりトリガーを引く・・・・・



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第52話 飛び立つ悪魔

2017-11-02 11:47:19 | マクロス外伝 ダブルフェイク
                       【AA-1マチェッティ格納庫】
AA-1マチェッティ格納庫ではブランドンが起動の準備をしていた。
攻撃目標はアラスカ.ユーコンデルタ付近.旧地球統合軍総司令部。
殺害対象は両軍の最高指揮官・・・・・

それがブランドンが今回殺害しようとしている対象である。

ブランドン「ふふふいよいよら動くぞ、ライコフ・・・ハッチを開けろ!」

ライコフ「ハッ。」

ブランドンはライコフに地上ゲートをあげる。
そしてシャフトを上昇させる・・・・・
一応ライコフが逃げれるように通路のある地点で止まる・・・・・・・

ロンメル大佐「ブランドンそこまでだ!って...」

タチアナ「.....」

ブランドン「この機でグローバルを殺し、俺の国を作るつもりだ!また会おう、蛇親子。」

ロンメルとヘルベルトはタチアナの案内の元格納庫に辿り着くが時すでに遅し。
ブランドンはマチェッティに乗り込み・・・・
既にハッチは開けられ巨大兵器AA-1マチェッティは、どんどん上昇し始める。
その大きさから地上からでも姿が確認できる。

「あれはなんだ?」

マスター「あれは.....」

その姿にマスター達はマチェッティに注目する。
異様な大きさの何かを・・・・・・・・・

ブランドン「ふはははははは、もはや俺を止められん。」

ロンメル大佐「これが兵器Xか、くそ発射阻止には間に合わん。」

ヘルベルト「親父、発射の衝撃に巻き込まれる。下がります。」

ロンメル大佐「タチアナも下がれ。」

タチアナ「はい!」

巨大兵マチェッティは勢いよく上昇する。
衝撃波に巻き込まれないためにロンメル.ヘルベルト.タチアナはその場から退避する。
ロンメルは終戦を破壊する悪魔の姿を黙ってみているしかなかった・・・・・・
そして阻止できなかった無力な自分に怒りを覚える・・・・・・

しかし

ライコフは上昇の衝撃波に巻き込まれていなかった....

ライコフ「これぞ、オーバーテクノロジーだ!奴には、このテクノロジーは完全に制御できん!」

と意味不明な事を叫んだ。
完全に制御できないとは・・・・・・・一体・・・・・・・・
                                   
マスター「何だあの兵器は?」

ラーナ「あの兵器は......」

マスター「くそ、行くしかねぇ!」

地上ではこの場にいる両軍はマチェッティの発進に動揺していた。
だが正体不明な兵器であり、何かあると睨んだマスターはバルキリーを駆たり追撃する。

ライコフ「さて次は、終戦協定調印式の破壊そしてブランドンの後始末だ。所詮少数の兵力で地球帝国とは妄言に過ぎない、最期に統合軍に勝つのは我々反統合同盟だ!」

ライコフは最期に勝つのは反統合同盟、ブランドンはただの捨て駒に過ぎないと・・・・
それがライコフのブランドンに付き従った理由である。
全ては統合戦争の完遂であると、復讐であるとそれが今のライコフのすべてである。

ロンメル大佐「そこまでだライコフ、大人しく武器を捨てろ!」

ライコフ「なぜだ?」

ロンメル大佐「それとさっきの言葉はどう言う事なんだ?」

ロンメルは衝撃波に巻き込まれず生き残ったライコフに銃を突きつける。
後ろから駆け付けたヘルベルトとタチアナも銃を突きつける。
タチアナが裏切った事にライコフは驚かない・・・・
既に目標は達成したのだから。

そして・・・・・・・・

ライコフ「ふっブランドンはアラスカ総司令部へ向けて放たれた、虐殺マシーンにすぎない。」

ロンメル大佐「何?」

ライコフ「マチェッティと名付けられた兵器の真価は、実は通常の人間には耐えられん ブランドンは死亡するだろう自動システムにより、リミッターが自然解除そして暴走する。」

ブランドンは捨て駒であるのと同時にアラスカ総司令部に対する虐殺マシーンになる。
AA-1は通常の人間には耐えられない程の力を秘めている。
それをもろにブランドンが受けたら死ぬだろう・・・・それがライコフは知っている。

ヘルベルト「馬鹿な未知の兵器を無造作に暴走させるなど、それに何故それを知っている?軍の機密・・・なぜ貴様が!!」

ライコフ「かつて統合政府にも一時的にいたハスフォード博士によってな。」

ロンメル大佐「なんだと?」

かつて統合政府に所在し反統合同盟に亡命したフランクリン・ハスフォード博士・・・
ハスフォード博士によりマチェッティの暴走による危険性と有効性が反統合同盟に知れ渡る。
その情報を入手した一人がライコフであり、それを実行する指揮官となっている。

ライコフ「これらの既に満足だろう、既に旧アラスカ統合軍司令部には....攻撃部隊が控えている。そうそう我が祖国ロシア某所でな。」

ロンメル大佐「なんだと!?」

砲撃から残存していたと思われるSv-51アルファ5機とSvー52フランカー25機.MIGー29フルクラム34機.MIM-31カリョービン34機 予備機にもMIG-27複数機が駐機している。
これがライコフが用意した切り札である攻撃目標はブランドンである。
この大戦力はゼントラーディ軍や地球統合軍に悟られずに各地の統合軍が集結した結果である。

ロンメル大佐「貴様らは何が目的だ?」

ライコフ「統合戦争の継続ですよ、統合戦争は実はまだ終わってないんですよ。」

ロンメル大佐「終わってない? なっ...」

ライコフ「もう話す事は...」

これらを実行するライコフの目的は統合戦争の継続である。
これを考えているのはライコフだけではない反統合同盟残党一同が考えている事である。
全ての事を話し終えたライコフは拳銃を引き抜く。
ロンメルもそれに反応して拳銃を取り出し発砲する。

ヘルベルト「親父!?」

タチアナ「あ...」

ライコフ「馬鹿な銃を引く暇なんぞ....」

勝負はロンメルの勝ちである。
腹部にかすり傷をつける程度であり、ライコフは致命傷を負う箇所に銃弾が命中する。

ロンメル大佐「俺はその程度如き兵士ではない。」

                         ガン

ロンメルはライコフを同じ兵士と思えないと吐き捨て頭に銃弾を撃ち込み殺害する。
ライコフのした行為はロンメルにとって同じ兵士としての経緯を払いたくないと思える行為したのである。
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第51話 返してもらうぜ!相棒(VF-1A-RF)

2017-10-27 18:28:34 | マクロス外伝 ダブルフェイク
                         【地上 仮設滑走路】
VF-1A-RF.2機とVF-1A.5機が駐機している。
ここは飛行場の一部でありこの中にマスター達の愛機があり、今回の目標である。
これさえ奪取できれば戦況は有利になる。

マスター「よし取り付いたぞ。俺の愛機を返してもらうぜ....」

ディー・ヴァーミル「大尉は早く搭乗を私たちもすぐに追いつきます。」

マスター「頼むぞ。」

仮設飛行場にマスター達は到達し愛機に向かい走りだす。
愛機を奪い制空権を奪取しブランドン達を制圧する。
それが成功すればこちらが勝ったのも同然になる。

ディー・ヴァーミル「ぐぁ。」

出智圭「ディー!」

マスター「ヴァーミル中尉。」

ディー・ヴァーミル「くっ、最後のほうの弾が右足に.....」

出智圭「くそ。」

ヴァーミル
出智圭はアサルトライフルを撃ちながら、ヴァーミルを抱えバルキリーの下に隠れる。
足を撃たれたヴァーミルに対し、緊急医療包帯を巻きつけ止血する。

マスター「動けるのは俺だけか?」

これによりいち早くバルキリーに乗れるのはマスターだけになり戦力は大幅にダウンする事になる。
だが1機でも多くのバルキリーがいればいいので、マスターだけでも時間はかかるがブランドン達を制圧する事ができる。

マスター「行くぞ俺のバルキリー!」

マスターは全力疾走でバルキリーを目指す。
バルキリ-を確保し制空権を手に入れこの騒動を一刻でも早く治める。
それが地球統合軍軍人としての役目であり、一時的な平和とは言え国民が迎えられるようにするのが軍人としての役目。
マスターはそう考え、バルキリーを乗ろうと頭に考えていた。

「奴め動くつもりか?ならば....」

一機のトマホークが殴り込みの如く迫ってくる。
マスターを踏みつぶすつもりである。

フェアリ「マスターはやらせない!」

フェアリの体当たりで、トマホークを転倒させる。
取っ組み合いになりながら・・・・・・・・

フェアリ「マスター早く離陸してここは私たちが食い止める。」

マスター「ありがとう、フェアリ。」

マスターに一刻でも早くバルキリーに乗るように言う。
しかしその会話の割り込むように、スパルタンがフェアリの背後に迫る...
それに気が付き振り返った先では岩石を持っておりトマホークと同時に対処する事ができない。
ブランドン派の兵士は

「デカ女め!死ね!」

と叫び、岩石を投げる。
フェアリの後ろに直撃しようとするが....

ゼブラ「フェアリ危ない!」

ゼブラが岩石を投げ、スパルタンが投げた岩石を命中させ破砕する。
岩は粉々に砕け投げつけたスパルタンのパイロットは驚愕し絶望する。

フェアリ「ゼブラ?」

ゼブラが自身を助けた事にフェアリは驚いた。
ゼントラーディ軍時代であればありえない事である。
フェアリはゼブラが助けてくれた事に感謝する。

ゼブラ「うぉぉぉぉぉぉぉ。」

「来るなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ化け物め!」

ゼブラはスパルタンに向けて全力疾走で突っ込む。
その時の表情は誰もが恐れるような感じであり。
スパルタンのパイロットはそんなゼブラに恐怖を感じ化け物と言ってしまう。
なんとかしてこの場から逃げようとするのだが・・・・・・

ゼブラ「遅い!」

ゼブラはスパルタンに飛び蹴りを喰らわせる。
スパルタンはダメージを負うがそれでも起き上がろうとする。

ゼブラ「くたばれ!!」

起き上ったスパルタンにゼブラは落ちていたスパルタン用の制圧棒を拾い殴りつける。
殴りつけられたスパルタンはそのまま倒れ込んでしまう。

ゼブラ「今だ!マスター!!」

マスター「行くぜ!」

こうしたゼントラーディ人達の支援にマスターは自分のバルキリーに一直線に向かう事が出来る。
ブランドン派の歩兵がマスターに向けて銃を構えるが・・・・・・・・

           ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

「ぐあぁぁ」

「がぁぁぁ」

マスター「おらおら道を開けろ!悪人共!マスター様のお通りだ!」

マシンガンを発砲しブランドン派の兵士を倒し愛機へ向かう。
腕をかすったが操縦には問題はない、そのまま進んでいけ・・・
死にはしない程度に!!

マスター「よしとりついたぞ!あと少し!」

マスターは愛機の近くになる整備車両に到達する。
愛機までの距離は後僅かとなっており一気に駆け抜ければいける距離である。
だが敵の抵抗はかなり強く、行くには勇気が必要となる・・・・・・・・

ーマスター、早く帰ってきて・・・・一緒に同じ時を過ごし次世代へ引き継ぐためにも・・・・・

マスター「ラーナ・・・・・・・・・」

別の所で戦っているラーナの声が聞こえる。
早く帰って来てほしい、そして同じ時を過ごし次世代へ引き継ぐために・・・・・・
その場にいないけど、ラーナがいいそうな事だ・・・・・

マスター「分かったよ、ラーナ・・・・・・・・俺は前へ進む!!」

マスターは勇気を出し前へ進み自分の愛機に向かった。
敵の攻撃を受けるも愛機に辿りつく。

マスター「待たせたな相棒、さっそく悪もん退治と行くか。」

マスターはバルキリーに乗り込みファイター形態で強引な離陸を実行する。
上空へ達するとバトロイドへ変形し反乱軍のデストロイド隊へ挑む。

マスター「テメェら同じ誇り高き統合軍軍人だろ!この戦争を一刻でも早く終わらすのが役目であるのに・・・・・・・・・・私利私欲のために戦争を長引かせて・・・・・・絶対に・・・・絶対に・・・・許さんぞ!!!」

ブランドンの私利私欲な野望なために付き合わされた兵士や共感し従った兵士に怒りをぶつけガンポッドを使い白兵戦を実行する。
一刻も戦争を終わらすためにも・・・・
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第50話 司令部奪還

2017-10-18 23:13:33 | マクロス外伝 ダブルフェイク
                 【地球統合軍欧州方面軍パリ司令部管制室】
ブランドンが真っ先に狙った攻撃対象であるパリ司令部管制室。
ここにはモントゴメリーを始めとする将官が捕まっていた。
外にいる友軍が鎮圧すればブランドン側の兵士がいつでも殺せるように準備していた。

ジョルジュ「銃声がしますな。」

モントゴメリー「抵抗する者がいたか。」

アリス「銃声?」

外で銃声や爆発するかのような音が聞こえる。
ブランドン側の兵士はそれぞれ連絡を取るなど混乱しているようである。
様子はそんなに彼らにとってはいい状況ではないらしい・・・・・

ジョルジュ「一体何があったのでしょうね?」

モントゴメリー「分からんな・・・・・・・」

一体何が起こっているのか分からない、そんな状況。
そんな状況がモントゴメリーとジョルジュは心配する。
その中では・・・・・・・・・・

ブラウン「僕には分かりますよ。」

モントゴメリー「本当か?」

ブラウンだけが平然な顔をしていた。
まるで透き通る透明な水のように・・・・・・
平然な顔をしているブラウンにモントゴメリーとジョルジュは不思議がる。
なぜこうもこんな顔をしていられるのか・・・・・・

それにはきちんとした理由がブラウンにあるからです。

ブラウン「大丈夫ですよ、連中は外に夢中で僕達を殺しません。」

ジョルジュ「なんでだ?」

ブラウン「正直彼らは地球統合政府への叛逆をする気は内心ないからです、まぁ彼らの話は聞くにゼントラーディ仁は嫌いですけど・・・・・・統合政府まで反逆する気はないです。」

ブランドン側の兵士は内心、地球統合政府に反逆する気はそれほどない・・・・
何故ブラウンにはそれが分かるのかと言うと表情である。
鎮圧部隊が動きだし自分達が逆賊と言う認識を持ってしまう・・・・・
2・26事件の時もそうである。
大義を得られずに決起した将兵の戦意が落ちた事がある。

それと同じような事が起きていたのである。

アリス「どうしますか?」

ブラウン「当分大人しくしよう、もうそろそろ彼らが来てもおかしくなさそうだからね。」

アリス「彼ら?」

これからの対処は大人しくする事である、ブラウンは彼らの到着する事を予期している。
その彼らとは・・・・・・・・

「ぐぁぁぁ・・・・・」

リーン「ざまぁみろってんだ!」

フランソワ「よくやったわリーン。トリア、C4ある?」

トリア「あります。」

彼らとはフランソワ達である。
フランソワは囚われていたが、リーンとトリアの機転により解放され基地内部の解放を目指した。
司令部を奪還するためにC4を持ってきて、ドアに貼り付けた。

ズガァァァァァン

「ぐぁぁ。」

ドアに貼り付けたC4が爆発しドアを吹き飛ばす。
ドアが吹き飛ばされ付近にした兵士は吹き飛ばされ命を奪われる・・・・・
その光景を見た兵士達に動揺を誘った。

フランソワ「司令、頭を下げて!トリア リーン撃て!」

「おのれ!」

                 ズドドドドドドドドドドドドドド

「がはぁ。痛てぇぇぇ。」

フランソワはトリアとリーン、そして後ろから来た兵士らによって銃撃が開始する。
フランソワの声により囚われていた人々は伏せてる。
銃撃はブランドン側の兵士に命中し、命を失った者や傷を負ってしまった者に分かれた。
直ぐ様医療兵らしき兵士がやってきて負傷した兵士の治療を開始する。

フランソワ「モントゴメリー司令助けにきました。」

モントゴメリー「君は技術兵の。」

フランソワ「フランソワと同僚のリーンとトリアです。」

リーン「リーンです。」

トリア「です。」

フランソワはモントゴメリー司令らに近づく。
モントゴメリーは驚いた顔をしてフランソワを見る。

モントゴメリー「君達はどうやって?」

フランソワ「私はリーンとトリアに助けられ、現在は警務隊員達と行動を共にしております。現在抵抗戦が繰り広げれており、時期には鎮圧されると思います。」

モントゴメリー「そうか・・・」

不思議がっているモントゴメリーを見るとどうやってここまで来たのか説明をする。
そこまでフランソワは説明はしていなかったが、だいたい外で起きている様子が分かった。
各部隊が抵抗をしているとそれだけは分かった。

トリア「もうそろそろ井田さん達が来ます。」

トリアはモントゴメリーに井田らが来る事を伝える。
井田の部隊とも合流しており、警務隊とはヘルベルトの部隊や同中合流した警務官各隊である。
しばらくするとこの司令部に向けて走る軍靴の音が聞こえる。

井田中佐「閣下ご無事ですか?」

モントゴメリー「無事だ。」

井田中佐「ここは我が隊で警護します、司令部機能の復帰を願います。」

モントゴメリー「分かった。」

井田率いる部隊がこの司令部に到着する。
直ぐ様捕虜の死体を片付け、負傷者を医務室に運ぶ。

モントゴメリー「さて後はブランドンの問題だな。」

ブラウン「はっそうであります。」

ジョルジュ「しかし一体奴は何を企んでいるのか?」

モントゴメリー「さぁそれは分からんなぁ・・・・」

作業を終えると直ぐ様司令部機能の回復を目指す。
しかし問題は残っておりブランドンと言う障害が残っている。
この事件の首謀者であるブランドンをなんとかしなくてはならない。

ブラウン「だけど兵器XいやAA-1はどうなりましたか・・・・」

モントゴメリー「そうだな・・・・・・・・・・!!・・・・・」

ブラウン「やはりですか・・・・・・・」

AA-1の存在・・・・・・・
ブランドンが狙うならばそれしかない、その場にいた人を戦慄させる。
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第49話 スネーク・イン

2017-10-18 12:59:45 | マクロス外伝 ダブルフェイク
「ぐぁ」

マスター達は格納庫付近で銃撃戦を展開した。
各分隊が遊撃戦を開始、ブランドンの部隊を引きつけていた。

マスター「ヴァーミル中尉.出智少尉.は俺に続け!いいな。」

『了解。』

マスターはラーナを始めヴァーミルや出智と共に目的地に向かう。
その目的地とは自分のバルキリーである。
バルキリーの奪還が今回の最大の目的である。

杉田巡査「まさか警官やっていて銃撃戦とは、夢にでも思わなかったなモリソバくん。」

相沢巡査「杉田さんモリソバってこんな状況で...」

               ズドドドドドドドドドドドドド

相沢巡査「きゃあ!」

ラーナ「お喋りはここまでに黙りさい!」

相沢巡査「はひ~」

突撃するマスターの部隊の中に警官である杉田と相沢がいた。
まさか自分達が軍隊相手に銃撃するとは思ってもいなかった。
ブランドン側の銃撃に相沢はビビるがそれを気にしないでただ前へ前へと進んで行った。

「どうしますか?連隊長?」

「彼らの援護をする、バルキリー隊やデストロイド隊では被害が拡大する。各隊員援護にいくぞ!」

「ハッ」

見ていただけの他の一般歩兵達がマスターを援護するために、基地の滑走路まで進撃する。
これにより対ブランドン戦線が構築される事になるのである。

                         【地下司令部】
一方その頃、ロンメル大佐らは地下司令部へ潜入した。
各部隊に分かれ司令部奪還とある事を目指す・・・・

ロンメル大佐「こちらスネーク、地下司令部付近へ潜入した。井田、そちらはどうだ?」

『問題なし、行けます。』

ロンメル大佐「敵に見つかるなよ。」

ロンメルは井田との通信で事ごとが順調であることを確認する。
これは当然の結果であり、計画通りに進んでいる事である。

ヘルベルト「目標は司令部の解放ですね。」

ロンメル大佐「それは板垣の仕事だ、俺たちの任務はブランドンの逮捕だ。」

ヘルベルト「ブランドンの?」

ロンメル大佐「そうだ。」

ロンメルはゆっくり頷く、もう一つの目的とはブランドンの逮捕の事である。
すると何処からか血の匂いがする。

ロンメル大佐「この匂いは?」

ロンメルはゆっかり歩く、臭いを辿って・・・
そこには二人の十字路にはロシア系の女性兵士がいた。

ロンメル大佐「ロシア系の女性兵士?それにあの制服は反統合同盟の歩兵服、反統合系の兵士だな。ブランドンの部隊に紛れ込んでいたのか?まるでトロイの木馬だな。」

ブランドンは反統合同盟の歩兵服と認識し、ブランドン隊はトロイの木馬を連れていや紛れこませたと判断する。
極めて巧妙な手口、ロンメルはブランドンを認めたくないが称賛する。

ヘルベルト「ブランドンは反統合同盟と通じていたのか?」

ロンメル大佐「今はどうでもいい、ここは尋問するぞ。」

この二人の女性兵士のどちらかを眠らして、一人は拘束し尋問する。

ヘルベルト「どうやって....」

ロンメル大佐「こいつさ。」

ヘルベルトと部下である小島は不思議がるが・・・
ロンメルは懐から麻酔銃Mk-22を取り出す。

ヘルベルト「麻酔銃ですか?」

「あぁまずは金髪ショートの子を撃つ、そして倒れた後は・・・すぐさま赤毛のおかっぱちゃんをぐっと〆尋問する。」

ヘルベルト「変態ですね。」

ロンメル大佐「変態ではないぞ、とにかく赤毛の子を案内人にする。作戦を開始しよう。」

麻酔銃を使って金髪ショートの女性兵士を眠らして、赤い髪のボブカットの女性を拘束し審問する。
息子から変態と言われるが、ロンメルは失笑し銃を向けて撃つ。

「うっ.....」

「おいどうした?」

撃たれた金髪ショートの女性兵士は眠るように倒れる。
赤毛の女性兵士は動揺し何が起こったのか若干パニックを起こす。
その隙に・・・・・・・・・

「何?」

ロンメル大佐「君には聞きたい事がある、話してくれないか?」

「私がなぜ統合に....」

ロンメル大佐「ならばこのナイフが君の喉元を突き破るぞ。」

「えっ......」

ロンメルがばっと動きその赤毛の女性兵士を拘束する。
拘束された事もあり完全に赤毛の女性兵士は頭の混乱が増加してしまう・・・・

ロンメル大佐「さぁどうする?」

「くっ分かったわ、答えるわよ私だって砲撃から逃れてまだ死にたくないし。」

ロンメル大佐「ありがとう、君の名は?」

タチアナ「タチアナ、タチアナ・ベリャーエフ。生まれは、ラードゥシキンで年齢は18歳よ。そっちはエカテリーナ・スミルノフ同い年。」
反統合同盟兵士.タチアナ・べリャーエフ

観念したのか抵抗するのをやめ、大人しく従う事を決めた。
その事を伝えると自身の名前をタチアナだとロンメルに教え尋問に答える姿勢を作る。

ロンメル大佐「ではベリャーエフ。」

タチアナ「タチアナで呼んでくれない?」

ロンメル大佐「そうかでは聞く、ブランドンの目的はなんだ?」

タチアナ「分からないわ、私が知っているのはX兵器がなんとかと。」

ロンメル大佐「X兵器?」

タチアナを尋問すると何も分からないと言うが、唯一欲しい情報が出てきた。
X兵器の事である、つまりAA-1の事である。
何も分からないと言っているが、欲しい情報は更にでる。

タチアナ「よく分からないけど、アラスカに行くって。」

ロンメル大佐「(アラスカ、今日は地球軍とゼントラーディ軍と終戦協定調印式がある日だ、まさか...)」

その情報とはブランドンの目的である。
ロンメルは行き先がアラスカと聞くと若干顔を渋くし悩み心の中である事を呟く・・・・・
終戦を破壊するそれがブランドンの企みだと・・・・・

ロンメル大佐「小島予備役大尉、エカテリーナを手錠をかけて管理してくれ。」

小島秀男「了解しました。」
地球統合軍.小島秀男予備役大尉

とりあえず、気絶しているエカテリーナを小島に任せタチアナだけ道先案内人にする。
これだけで十分だし、小島は間違っても女の子を襲う趣味はない。
その安全性が確認できるので、このような処置をする。

タチアナ「カーシャだけ?私は私は?」

ロンメル大佐「道先案内人をしてもらう。」

タチアナは自分だけ手錠しないので戸惑っている。
戸惑っているタチアナに対しロンメルは道先案内人をしてもらうと言う。
それを聞いたタチアナは・・・・・・・・

タチアナ「甘いのね、私が突然襲って銃を奪うわよ。」

ロンメル大佐「ヘルベルトがタチアナの頭を撃ち抜く、それで終わりだ。」

ヘルベルト「ふふん。」

突然襲ってロンメルから銃を奪うかも知れない・・・・・・そして甘い・・・
そんな事はロンメルにとっては想定済みだし、いざって時はヘルベルトが撃ち殺せばいい。
それを聞いたヘルベルトはふふんと笑う。
もっとも・・・・・・・・

ロンメル大佐「それと、タチアナは人をだまし討ちをする女ではない。」

タチアナ「でっ私を信用すると?」

ロンメル大佐「と言ったら?仲間になるのかな?」

タチアナがだまし討ちをするような女ではないと確信する。
それを聞いたタチアナは不思議がるが、信用するかどうかをロンメルに聞く。
と言ったらと最初にいい仲間になるのかと聞く。
その答えは・・・・・・・・

タチアナ「答えはダーよ。」

ヘルベルト「OKなのか?」

タチアナ「そうよ、血の匂いがするから嫌で嫌で。」

ロンメル大佐「血の匂いやはり。」

ヘルベルト「親父、少し行くしかないね。」

タチアナが選んだ答えはダー、OKである。
反統合同盟に年齢的に若く入ったが、この状況で抵抗を続ける同胞に疑問に持っていた。
だから、もう終わらしたいその一心であった。
それを了承しタチアナを道先案内人にしたロンメル達は道を進む、するとブランドンに殺された警備兵の死体があった。

ロンメル大佐「匂いのものは、この人からか。」

ヘルベルト「これは、既に死亡してます。」

ロンメル大佐「ブランドンめ、.....遺体はあとで回収し埋葬してあげよう。」

ヘルベルト「はい。」

血の匂いの正体にロンメルの心がグサッと痛くなった。
ロンメルはこの戦いを終わらせる事をこの警備兵の亡骸に誓いブランドン逮捕へ向かう。
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第48話 反撃開始のウォークライ

2017-10-16 23:35:20 | マクロス外伝 ダブルフェイク
                   【地球統合軍欧州方面軍パリ司令部 地上】
ブランドンの決起を知った兵士達が周囲に展開した。
中枢司令部と連絡が取れない事を知った部隊は、パリ基地仮設飛行場付近に集結し様子を見た。

「くそ反乱軍め司令達を人質にしているとは、手も足が出ない。」

「ブランドンの部隊全員が.....やっかいだな・・・・・・・・・」

「折角戦争が終わるのに馬鹿野郎が、面倒な事をしでかしてくれたぜ。」

多くの統合軍将兵は地下も制圧されている事を知り、司令まで捕まったと判断した。
それだけじゃない多くの友軍兵士達が人質に取られていると。
下手に動いて殺されでもしたらたまったもんとかの事態じゃ済まない悲劇に発展する可能性もある。
兵士達は悔しそうな顔をしながらブランドンら叛乱軍の様子をただ見ているのであった。

一方の・・・・・・・・・・・・・

反乱軍は何もできない正規軍をのんびり眺めていたが、何も気にしていない。
どうせ人質にしている司令や仲間の心配して手を出せない馬鹿な連中だと・・・・
そう考え、のんびり遊んでいた。

「おい後ろのゼントランの動きが変だぜ。」

「なんだと?」

後ろのゼントラーディ達の不審な行動を気になり始めた。
何やらゼントラーディ人が何かしでかしているようである。
それに気が付いたのは鎮圧側の統合軍兵士達の部隊である。

「あいつら何をする気なのか?」

兵士達はゼントラーディ人のやろうとしている事が分からない・・・・
もしかしたら今度はゼントラーディ人達が叛乱を起こしてしまうのではないかと心配する。
するとゼントラーディ人達が何を持ったまま突撃するように走ってくる。
そして下には、ジープやトラックの群。

熊谷伍長「怖気ずくんじゃねえやい!発煙弾を箱事投げ込め!」

「友軍なのか?」

「おい!!」

熊谷伍長「やっちまえ!!」

ゼブラ「おう!!」」

熊谷が大きな声をあげてバンバンジープを叩きながら運転手に指示する。
ゼブラなどの、巨人形態のゼントラーディ人達が一斉に発煙弾を反乱軍に向けて投げ込む。
突然の出来事に将兵たちは困惑する。

もう突進の軍団に統合正規軍の兵士達は道を開けるかのように退避する。
巻きこまれたらたまったもんじゃないと・・・・・・・・・

              ビュン ビュン ビュン ビュン ビュン

投げつけられた発煙弾は一斉にブランドンの部隊に投げつけられ白い煙が出てくる。
まるで白い霧かのようにあたり一面真っ白になる。

「発煙弾!?この量は?」

「馬鹿な連中は何処から見つけ......」

ブランドン側の兵士達は突然の強襲に困惑する。
それだけではなかった。
デストロイド・トマホークにある物体が接近する。

「何.....」

ナタルマ「はぁぁぁぁ。」

「巨大なお....」

                      ガシャーン

その正体はナタルマであった。
ナタルマはトマホークの砲を掴むとメインカメラを潰す。
カメラを潰されたトマホークは混乱し、トドメを指すように殴りつける。

ルルドルド「空手技を見せてやるぜ!」

ゼブラ「煙幕を吸い込まずに、突撃!」

フェアリ「エスケスタ!」

ナタルマに続きゼブラ.フェアリなどのゼントラーディ人達が突撃してくる。
かなりの大人数であり、後ろからジープとかが迫ってくる。

「巨人達だと?応戦しろ!」

「やめろ、密接すぎて味方に当たる。」

ブランドン側の部隊は混乱してしまい、応戦どころの話じゃなくなる。
それに密集しているので攻撃すると友軍までに当たる事になり攻撃出来ない状態・・・・
そんな中で煙幕から緑髪のショートの女が出てくる。

ランメル「私の狙いから逃げられると思ってる?」

「何?」

その女の正体は

ランメル「ドキャーン!!」

                       ガシャーン

クレリア「そしてとどめ!」

                        ゴーン

ランメルの滑り込みキックがデストロイド・トマホークを転倒させ、クレリアが弱点に向けパンチを繰り出す。
トマホークは倒れ込みダウンする。
この二人のメルトランの活躍にブランドン側の将兵の顔は青くなる。
ヘルメットのない美人な巨大な女、彼からすれば恐怖の何者でもない・・・・・・・
ただの悪夢である・・・・・・・・・・

フィオナ「チッ流石にクァドラン無しの白兵戦は.....」

                       ズゴーン

フィオナ「きついのよね!フンッ!!」

                          ゴン

フィオナはデストロイド・スパルタン相手にストレートそして肘打ちを食らわせる。
案外愚痴を言っているが今まで味わえなかった快感であるのでフィオナなりに楽しんでいる。
その一方で・・・・・・・・

熊谷伍長「野郎ども!白兵戦用意!殺すなよ!」

ラーナ「α分隊.β分隊、Σ.Ω両分隊の各員はパイロットを護衛して!相手の動きを止め、援護せよ!」

スミス「α分隊 了解。」

マリオ「β分隊 了解。」

ガスマスクを装着した反抗するマスター達の遊撃隊が突入する。
目的は基地施設の掌握と中の奪還、最終目標はブランドンの捕縛である。
奴を逮捕し戦後軍法会議で戦争犯罪人として裁くのが目的である。

もし失敗すれば泥沼の戦争を経験する事を覚悟しなくてはならない。
一同は意を決しブランドンに向かって行くのであった。
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