スーパーロボット大戦.マクロス二次創作ブログOR日本史教官.長田義家。

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。最近の政治的問題や最近の出来事も更新します。

第20話 狂人VS黒き死の騎士 第3部

2017-08-27 21:41:01 | 機動戦士ガンダム黒き死の騎士
トランブル大尉の命令により、アグレッサー隊の罠だと分かる艤装基地の入城・・・・・・
それはスワンの策略に嵌る事を意味をしていた。
アグレッサー隊の入城を止めようとしたブラウン小隊(第3小隊)エミル小隊(ゲシュペンスト小隊)第4小隊が止めに
入るが、ミノフスキー粒子濃度が上昇し北部と南部を西部の各方向を警戒するが・・・・・・

「フィッシャー隊長、第4小隊.1機やられました。」

「注意して他にも敵がいるわ、注意を・・・・・」

「りょう・・・・・・」

                 ズタタタタタタタタタタタタタタタ
                      ズゴォン


「ダニエル!!」

「隊長、グフとザクⅡ数は3機。」

「こいつら・・・・・・・許さん!!よくも部下を!!!」

3方向からジオンの小隊が展開する。
突然の強襲により第4小隊陸戦型ジム1機撃墜.ゲシュペンスト小隊.ザクⅡ1機損失する被害が出て・・・・
各小隊は混乱する・・・・・

アグレッサー隊を止めるために基地にいたブラウン達は西部方向から出現したザクⅡ2機に守られているザク
キャノンの亜種ザクハーフキャノンを迎撃していた。

                     ズォォン ズォォン

「けっ・・・・・砲撃が厄介だなぁ・・・・・」

「近づく事ができませんよ!!」

ザクハーフキャノンの砲撃とザクⅡの支援射撃の連携で思うように行動ができない。
こいつらはベテランの兵士・・・・・選りすぐりの精鋭兵であろう・・・・・・・・
射撃する隙を与えない・・・・

くそどうすれば接近すればいいんだと・・・・・・・ブラウンは思ったが・・・・・・・・

                   ズゴォン ズゴォン
                    ズガァン

「隊長、アグレッサー隊が側面に回り込みザクを・・・・」

「アグレッサー隊が・・・・・・・・・よし好機だ敵は崩れている・・・・・・・・アレックスとダイチは他小隊の援護に回れ俺は・・・・・敵に向かってダッシュ!!」

ハイウェイはブラウン達が正面で砲撃と支援攻撃に耐えている頃。
アグレッサー隊がザクⅡの側面に回り込み砲撃で1機のザクⅡを撃墜に成功する。
もう1機のザクは砲撃の存在に気がついていたのか、回避する

が・・・・・・・・・・・・

「邪魔だ!!どけ!!」

ブラウンが乗るRX-80BRブラックライダーのダッシュ+シールドアタックによりモノアイを損傷し転倒する。
パイロットは倒れた衝撃による急激なGと元々耐G能力が劣っていた事もあって気絶する。

「くそ支援機がやられた、このアースノイドのクソったれが!!」

ザクを転倒させた勢いに乗ってどんどん接近するブラックライダーに対し。
ハーフザクキャノンはビックガンとキャノン砲を上手く使い分けながら迎撃する。
これならば、撃墜できると思ったが・・・・・・・・

「馬鹿な急に軌道を変更しただと!!これが黒帽子の性能だと言うのか!!」

「後少し行けば!!」

ブラウンは耐えきれるGをギリギリまで発揮しザクハーフキャノンの迎撃射撃を回避する・・・・・・・・
もう少しでザクハーフキャノンに接近する事ができると思ったが・・・・・・

「なっ!?」

「ふっ軌道を急激に回避するのはびっくりしたが・・・・・もう次はあるまい!!」

突然、ザクハーフキャノンがブラックライダーに対し砲を向ける・・・・・
ザクハーフキャノンのパイロットは馬鹿じゃない、冷静に判断しブラウンが落下する位置を計算していた。
もう次に急激に回避する事ができないと推測しており、前述のとおり計算した位置でブラウンをロックオンする・・・・

しまった・・・・・・・

ブラウンはこの時思った・・・・・・
が・・・・まだ天はブラウンを見捨てていない・・・・・・・

          ズドォン ズドォン ズドォン ズドォン ズドォン 
                   ズゴォン

「うおっ!?」

「もらったぞ!チェストぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。」

「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

ハイウェイらアグレッサー部隊の戦車部隊がザクハーフキャノンの側面にわざと外すように砲撃する。
きっちり狙いをつけていたザクハーフキャノンはよろけ、隙が生じる。
その隙を突いてブラウンはザクハーフキャノンのコックピットのビームサーベルを突きさした。

突き刺されたザクハーフキャノンはコックピットを突きさされ動力部が誘爆せずそのまま倒れる。

「よしこれで支援機は倒せた・・・・・・撃墜2・小破1・・・・・・」

正面の敵を撃墜した事に包囲の一角が崩れる。

「ハイウェイ軍曹・・・・・・」

「ん?」

「支援感謝しますが、なぜ基地に突入したんですか?おかげで既に2名死んでいるんですよ。」

ブラウンはハイウェイに何故基地に突入したのか問いただす・・・・・・・

「俺だって隙に突入したわけじゃねぇって・・・・・・あの馬鹿が命令した事だ!トランブル大尉にな・・・・」

「トランブル大尉に?」

「しかし、止められなかった俺にも責任があるんだがな・・・・・・・・」

その問いに対しトランブル大尉の命令だと言う事を伝える・・・・・
ブラウンはトランブル大尉ならばやりかねないと思うが・・・・・
ハイウェイは亡命兵である事のデメリットを盾に命令を阻止できなかった責任を感じており・・・・・・・
自分の責任でもあると呟く・・・・・・

そんなやり取りをしていたその時・・・・・

「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁ」

突然、第4小隊の隊長の悲鳴と爆発の音が聞こえる。
一体何が起きたのだろうか・・・・・・・・
その理由は直ぐに解明される・・・・・・・・

「隊長・・・・・・新・・・・・現れた、第4小隊は美・・・・・ゃんを残し全滅・・・・・・グフの新型だ・・・・」

「グフの新型だと!?」

「あぁと・・・・・もなく・・・・・だ!!エミルちゃん自身は無事だが、部下が負傷・・・・・・破棄する程だ!俺とダイチはエミルちゃんと共に・・・・・・・フとザクⅡを応戦しているがまずいぜ・・・・・・以・・・・・・・」

突然入ってきたアレックスの通信によりグフの新型が現れたと・・・・・
通信の状況により状況はヤバいようである・・・・・・・
応援に向かおうとするが・・・・・・・・

                        ズゴォン

「なんだ!?」

突然、アグレッサー隊の61式戦車は爆発する。
遠い距離から撃たれているが、散弾状で発砲してきたからショットガンだ!
森の中から撃っているが狙いはかならず61式戦車に命中するようになっており。
どんどん61式戦車が爆発する。

「くっ・・・・・」

ハイウェイの61式戦車はグフハンターの攻撃により前方の61式戦車の爆発の影響で・・・・・基地の側に流れる川の中に落ちた。
61式戦車の車体はそのまま正面に向くように川の中に入る。
川も浅い事もあり、流れが緩やかなため流される心配はない・・・・・・

「ダ二ー.スワイク.この車は駄目だ!森に逃げ込みながら基地にいるチェイスらと合流する。」

「了解。」

「分かりました。」

川に落ちた衝撃とこのまま川に流される事を悟ったハイウェイは61式戦車を放棄し。
拳銃を持ちながら、森の中へ退避する。

「ハイウェイが逃げる?・・・・・・・まぁいい、まずはこの黒帽子を・・・・・やれ!ただし陽動だけな・・・・黒帽子は俺の狩猟対象だ!!」

『ハッ』

スワンの命令により2機のグフヴィジャンタはシザーワイヤーを射出する。
ブラウンは回避するが・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「しまった!!」

左腕に装着していたシールドにそのうちの一つがシザーワイヤーに引っ掛かってしまう。
シザーワイヤーが引っかかったシールドを取り外そうとするが・・・・・・

                     ブギィィィィィン

「なっ・・・・・・・・・・・・」

「あと少しだったな・・・・・・まぁ左腕の少しを奪っただけでもよしとするか・・・・・・・」

スワンが搭乗するグフハンターがブラックライダーに急接近・・・・
ヒートホークで左指を切断する。
切断されたのは左腕だけじゃない、シザーワイヤーと左腕に装着されていたシールドの一部と共に・・・・・・・・

「くっ・・・・・・これではビームダガー2刀流ができない・・・・・・・」

ブラウンは左指を奪われた事によりビームダガー2刀流ができなくなる。
どうすればいいんだ・・・・・・・・・・・
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第19話 狂人VS黒き死の騎士 第2部

2017-08-26 21:46:41 | 機動戦士ガンダム黒き死の騎士
擬装された飛行場には誰もいなかった。
チェイスは何か手がかりを見つけるべく他の部隊と共に基地内を隙間なく何か手がかりを探す。

「基地内に異常はないか、あまり・・・・異常がないのが罠であるという警告が俺のカンが言ってきやがる。」

ハイウェイは腕組みをしながらチェイスの報告を聞く。
もぬけの殻の飛行場に、深夜のヨーロッパの森林地帯明らかに夜襲にぴったりな環境。
この不自然さを感じていたのはハイウェイや斥候として出たチェイスだけじゃない。

『どうしますか隊長?基地内に突入しますか?』

「待て、突入は無しだ。」

『何故です?』

「うちの部隊の調査班とチェイス教官達の報告にあったもぬけの殻の飛行場はキツツキ戦法返しだろう。」

『キツツキ戦法返し?』

ミアンの突入する進言に対しブラウンはキツツキ戦法返しだと言って却下する。
キツツキ戦法返しとは戦国時代の第4次川中島の戦いでキツツキ戦法を起こった武田軍に対するカウンターである。
武田軍本陣に対する強襲攻撃だったが、陣地を出て極秘の奇襲部隊を動かし。
調査する性質を使い、その時間を使って奇襲部隊がまず攻撃し。
陣地に戻っていた部隊がそのまま戻り強襲する形になった。

なお実際に有効かは指揮官次第。

「チェイス教官も終わったかしらね〜、これは明らかに罠だしこの飛行場を爆破し撤収ね。いつ奇襲部隊が襲い、この基地を捨てた部隊が来るか分からないからね。」

エミルはカロリークッキーを加えながら、自分が感じていた不吉な事の対策を言う。
早い所基地を爆破し使用不能にすればいい、どうせ使われたり偵察機や航空機を落とすなど。
生かしていたらロクでもない事が起こると。

ブラウン エミル ハイウェイそしてチェイスらがこの不吉さを感じ取り。
速やかに作戦を終了させようと考えており、この時点ではスワンの策略には乗らない。

だが愚かにも罠にかかる馬鹿はいる。

『ハインツ・ハイウェイ軍曹聞こえるか?』

「こちらハインツ・・・・・・・・・・トランブル大尉?」

作戦終了を決めた最中、突然トランブル大尉から連絡が入る。
トランブル大尉の声を聞いた時、ハイウェイは若干怒るような素振りをするが・・・・
平常心を保ちトランブル大尉の話を聞く。

だが

この直後、信じられないような命令を出される事になる・・・・・・・・・・・

「俺達に何の用で?」

『アグレッサー隊は艤装基地に侵入し増援部隊が到着するまで警護せよ!』

「なんだと!?」

その命令とは艤装基地を警護しろと・・・・・・・・
ハイウェイはその言葉を聞いて今までの艤装基地の罠ではないかという不信感から一気に焦り出す・・・・・
このまま突入し敵の罠に引っ掛かったら・・・・・・・・・・・・・

「冗談じゃない、敵の罠かもしれないんですよ。なぜその命令を出せる?」

『上からの命令だ仕方がない。』

「上だと一体何処のどいつが言っている?」

『黙れ!!ジオン兵ごときが知る必要はない!!黙って貴様は命令を聞いていればいいんだ!!もし命令を無視してみろ!お前の背後からは我が軍の銃弾が飛んでくるぞ!!』

「しかし!!」

『しかしもへちまもない!!通信は以上だ!!せいぜい私の出世への道の道具を増やしてくれたまえ!!まぁもし失敗すれば・・・・・・・こっちには保証があるせいぜい頑張ってくれたまえ!!』

ハイウェイは反論するが、上からの命令だとか亡命兵としてのデメリットを出して命令を強要する。
無論、命令を無視したら背後から味方の銃弾が飛んでくると・・・・・・・・
なんとしても命令撤回しようとするが、トランブル大尉は通信を切る。

「くそ・・・・・・・・・・アグレッサー隊、基地へ突入する。チェイス、聞こえるか?」

『はいなんでしょう?』

「撤収はなしだ・・・・基地の警備を開始する。」

『なぜです?爆発物の設置をしようと・・・・・・・・・』

「これは上からの命令だ・・・・・・・・従わないといけない・・・・・・・・・」

既に基地にしたチェイスにトランブル大尉の命令を伝える。
チェイスはトランブル大尉の命令に疑問をぶつけるがハイウェイは命令だから従わなくてはいけないと言う・・・・
ハイウェイの言葉を聞いたチェイスは渋々と了承する。

アグレッサー隊の5両の61式戦車は艤装基地に入城する。

「アグレッサー隊、気が狂ったのか!!何故罠だと分かる基地に突入する!?」

「ハイウェイのおっさん、チェイス教官なんて事を!!」

ブラウンやエミルなどの他の部隊はトランブル大尉の命令を知らないのか気が狂ったのかと驚く。
罠だと分かりやすい基地に入城するなんて正気の沙汰ではない。
ブラウン率いる第3小隊とエミル率いるゲシュペンスト小隊.第4小隊は基地内に向かいアグレッサー隊を止めに入る。

「少佐・・・・・・・・・・・・予定通り入りましたね。」

「あぁ・・・・・・これで狩りの準備が完了だな・・・・・・・一般部隊に連絡だ、配置完了次第攻撃しろとな!!ミノフスキー粒子散布!!」

丘の上で様子を確認してスワンらは、狩りの準備が完了し動き始める。
まず第1段階として・・・・・・・・・・

「隊長・・・・・・・ミノフスキー粒子・・・・・・を・・・・・・」

「ミアン・・・・・・・・・ミノフスキー粒子か・・・・・・くそ・・・・・」

ミノフスキー粒子の散布を開始した。
この散布によりブラウンなどの面々は敵襲と察知する・・・・・・・・
6機の陸戦型ジム.2機のザクⅡJ型.5両の61式戦車は戦闘態勢に入る・・・・・・・

「やはりこうなったか・・・・・・・・チェイス、お前は他の連中と共に基地の退避壕に入っていろ!」

『分かりました中尉もお気をつけて』

「あぁ・・・・・・」

ハイウェイは罠にはまった事を悟るが・・・・・・今更慌てても事態を悟りチェイスら調査部隊に基地の退避壕に入るよう
に伝えた・・・・・・・・・・・
チェイスは素直に従ったが・・・この後ハイウェイを驚かせるような秘策を実行するようになる・・・・・・・・・

「くそ元ジオンのドックレッサーめ!余計な事を・・・・・・・・・」

「まだ亡命ジオンの亡霊部隊の方が可愛げがあるよ!」

「死ぬならばテメェらだけで死ねばいいのに・・・・・・・・」

第4小隊は突然基地に入城したアグレッサー部隊に激怒しつつ、周囲を警戒していた。
いらいらはしていたが、ミノフスキー粒子が散布されレーダーが駄目になっているのでセンサーを頼りに警戒する・・・・
基地より少し北へ進んでいたところ・・・・・・・・・・

                       ブォン

「なんだ?」

突然、モノアイが光る音が聞こえる。
第4小隊の小隊隊員が確認しようとした所・・・・・・・・・・

                        バサァァァァァァァン

「グ・・・・・・グフだ・・・・・・・・・!!!!!」

                      ズシャァァァァァン

突然、森林地帯から動力源を切っていたノーマルタイプのグフが起動し。
陸戦型ジムをヒートサーベルで斬り捨てた・・・・・・・・・・

「ガウフマン少尉!!」

小隊長は僚機の撃墜に驚く・・・・・・・・
その背後からはMS-06JザクⅡやMS-05BザクⅠ数機が森林地帯からどんどん現れる。

「隊長さんよ、第4小隊が・・・・・・・」

「くそ出てきたか・・・・・・・・」

「南方よりグフとザクⅡが出てきました、現在ゲシュペンスト小隊が応戦中!!正面にザクハーフキャノンと2機の直掩のザクⅡ!!」

トランブル大尉の失策とスワンの策略が二つが融合し、第3小隊.第4小隊.ゲシュペンスト小隊が完全に封鎖された。
ミノフスキー粒子散布と2重に設置したジャミングにより後方の応援部隊が呼びだせなくなる・・・・・・・・

それだけが可愛い方だ・・・・・・・・今包囲しているのは陽動部隊・・・・・・・・・・・
ブラウン達にとって本当の脅威は、陽動部隊と交戦に紛れて密かに接近している。
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第18話 狂人VS黒き死の騎士 第1部

2017-08-25 20:17:00 | 機動戦士ガンダム黒き死の騎士
                         【オデッサ東部 森林地帯】
ジオンの艤装飛行場を叩くべく、ブラウン率いる第3小隊と第4小隊.エミル率いる小隊。
そしてハインツ率いる直属の小隊が展開していた。
後方には後詰部隊として第1小隊.第2小隊.第5小隊.第6小隊が展開している。
緊急時に備えられるようである・・・・・・・

「まったく罠臭い基地だな。」

61式戦車の車上からハインツは愚痴を言いたそうに呟く。
もっともハインツのプロのカンがこれは罠だと言っているから・・・・・・
何かが起きそうな予感がぷんぷんする。

「チェイス、調査の方はどうだ?」

『他のチームと共に斥候に出ていますが・・・・・・特に異常はありません。』

チェイスはホバートラックに乗っていた調査班部隊と共に基地に密かに接近していた。
目に見えるのは人影が見える・・・・・・・・・

「チェイス、どうするんだ?」

「基地内にもう少し接近する。」

「えっ・・・・・・」

他のアグレッサー隊員が怯えた表情をしている中で、チェイスは真剣な顔をして基地に接近すると説明する。
これを聞くと他のアグレッサー隊員は驚くが、チェイスならば無事でいられるリストがあると感じ・・・
その言葉に従う・・・・・・

「サソリへサソリへ。」

「こちらサソリ、クーガーのアンナちゃんどうした?」

「アグレッサー、万年伍長が敵基地に接近した。」

「チェイスが!!他に何か言ってなかったか?」

「いえ・・・・・・」

「ったく・・・・・・・・まぁ何か基地に接近しあいつならば少し異常を感じるだろう・・・・・・・・クーガーのアンナちゃん、チェイスには無茶はするなと言っておけ!!」

「クーガー了解。」

チェイスが敵基地に接近するとアンナから聞くとハイウェイはため息をつくが・・・・・・・・
基地に接近し何か異常を掴めるだろうと、許可をするような事をアンナを通じてチェイスに伝える。
もっとも無茶をするなと言っても無茶をするだろうけど・・・・・・・

『万年伍長、万年伍長。許可が出ました。』

「出たか・・・・・・・・・って万年伍長?誰がそんな事を?むしろやめてもらいたいのだが・・・・・・」

『ジオン時代に女性兵士の間で噂になっていました・・・・・・・なんで伍長のままなんですか?中尉の恩師であるのに・・・・・・』

「いいやそれは言えない・・・・・・」

ハイウェイの許可を聞いたチェイスだが、万年伍長という呼び方に若干いつもの性格を崩す。
もっともジオン時代や今に至ってチェイスの階級が伍長であった・・・・・
エミルなどを教えたりテストパイロットしていた時にも伍長であり、この頃の皆一等兵だったが・・・・・・・
皆、チェイスより階級が上になってしまった・・・・・・・

『こちらゲシュペンスト小隊、いつでも突入完了。アンナ、チェイス教官の状況は?』

「万年伍長、基地に接近します。」

『基地に接近ね・・・・・・・・・へっ万年伍長!?今も使われているの!?』

「はぁ・・・・・・・今も伍長なので・・・・・・・・」

『それはやめようね、あの時はいろいろとあって一生出世できないと言われているから・・・・・・・それに教官もあの事件の事を気にしてないけど・・・・・・・・・・・若干トラウマにね・・・その呼び名・・・・』

エミルもチェイスなどの調査班の事が気になり、突入完了を報告をするやいなやチェイスらの事をアンナに聞く。
基地に接近していると万年伍長の事を聞くとハイウェイ同様に呆れる。
連邦に亡命した今でもそれが使われる事になるとは・・・・・・・・・・・・・・

「連中めやはどうでるか・・・・・・」

基地の上の崖の上でグフハンターとグフヴィジャンタ2機が展開していた。
今回動くのは親衛隊スワン隊だけではない、オデッサ守備隊より拝借した部隊もいる・・・・・・
この場にいないが、既に別ルートを進んでいる。

「ギュンター少佐、ハスキー大尉.カ―クランド中尉を連れてこなくてよかったのですか?」

「別にいい、泣き虫ダイアンとカラステングケルトの監視として残ってもらったまでだ・・・・・・・グレット何か見えるか?」

「いえ何も見えません・・・・・・」

「やつら警戒しているな・・・・・・・まぁ基地は単なる囮だが・・・・・・さて・・・どう動くか・・・・・」

スワンは中々入ろうとしない獲物達の様子を見る・・・・・・・
果たして入るのだろうか・・・・・・・・・いや入らせるような手は打ってあるさ・・・・・
それに食いつけば・・・・・こちらの物だ・・・・・・・・

「敵の様子が変だな・・・・・・」

「どう見てもハリボテのようにしか見えないな・・・・・・・・・」

基地周辺に接近したチェイス達は違和感を覚える・・・・・・・・・
まるでハリボテかのようにしか見えないような兵士・・・・・・

「よし行くか・・・・・・・」

「行くって・・・・・・・」

「基地に突入する。」

「えっ・・・・・・!?マジかよ・・・・・・」

「危険じゃ・・・・・・・」

「怖いのかロッコ、アラン?」

「いいや怖くねぇよ!」

「俺も行くぜ!」

チェイス達は違和感を辿るかのように基地内部に突入する。
ヘルメットと草木をまとった姿で基地内に接近する・・・・・・・
地雷もない・・・・・・・・監視カメラもない・・・・・・それに歩哨がいない・・・・・・

基地のゲートに敵兵士がいないと確認すると基地内に潜入する。

「なんじゃこれ人形じゃねぇか・・・・」

「どっかの少年が泥棒から家を守る映画みたいだな・・・・・・」

「あぁ・・・・・・・」

基地内に潜入するとどれもジオンの軍服を着た人形しかなかった。
チェイスは突入班8名を2名ずつにわけて基地を探索する・・・・・
途中別行動をしていた亡命ジオン部隊の調査班や第7独立機械化混成部隊の調査班も入り・・・・
基地内部を調査するが・・・・・・・
何もない・・・・・・・・・・

「どうなっているんだ!?」

「もぬけの殻だな・・・・・」

基地内部には何もない・・・・・・
人もいない罠もないこれはどう言う事なんだ?
チェイスらはこの不自然さに何か気色悪さを覚える・・・・・・・・・
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第17話 オデッサに舞い降りる狂気の親衛隊の狩人 第4部

2017-07-23 15:25:54 | 機動戦士ガンダム黒き死の騎士
                   【地球連邦軍オデッサ東部侵攻.突入攻撃部隊テント】
ブラウン.エミル.チェイスは食事を済ました後、招集を受けてとあるテントに行く。
そこには各小隊長を始め亡命ジオンMS大隊隊長キルマ・ハルスレー少佐と副官であるブレドリアン・スカーレット。
第7独立機械化混成部隊長マーク・フォード少佐。
そしてチェイスの上官で恩師兼恩人でありエミルからおっさん呼ばわりされているハインツ・ハイウェイらがいた。

ただ・・・・・・

「軍曹、トランブル大尉は?」

「風邪をこじらせたとかでいない・・・・・まったく仮病だろうがな・・・・」

「あいつはいてもいなくても関係のない、むしろ無(ヌル)だからそのまま会議を続ける。実質のアグレッサーの指揮官はハッサー(ハインツ)だしな。」

アグレッサー隊の隊長ダグラス・トランブル大尉は風邪を引いたと誤魔化しホバートラックで寝ていた。
しかし、一同はトランブル大尉はどうせいても役に立つ奴じゃないしむしろ足を引っ張るので必要がないとし放置された。
そして今回呼ばれたのは・・・・・・・

「秘密飛行場ですか?」

「そうだ、ジオンは友軍部隊を輸送するミデアを迎撃するための航空部隊を飛ばすために秘密裏に建設された飛行場だ。」

「それを我が第7独立機械化混成部隊を中心に強襲すると言う事だ。」

ミデア輸送機を攻撃するためにドップやドダイを駐留させる秘密飛行場を強襲し破壊するための作戦会議するためであった。
既に圧倒的な数の爆撃部隊でジオンの航空基地は破壊され、その対策として秘密裏に仮設飛行場を作った。
マーク少佐はドラゴンフライが撮影した仮設基地の写真を一同に見せる。
そこには巨大な迷彩で隠された飛行場の姿があった。

若干見えにくいがドダイの姿も確認できる。
その写真を見たエミルは・・・・・・

「航空兵力による爆撃で十分だと思いますが、それじゃ駄目なんですか?」

と写真を見せたマークに質問する。
ドラゴンフライが偵察飛行で撮影できるならば航空部隊で攻撃できると・・・・
エミルの質問に対し・・・・・・・

「それは無理だ、理由を言うならば敵仮設飛行場や予想以上に対空防御が高い。航空戦力が出るまでに我が方の航空部隊に被害が出る。それにオデッサ作戦の前だ、あんまり航空部隊を割くわけにはいかない。」

「航空撮影できるのに爆撃が不能?言っている意味が矛盾・・・・・・・」

「この撮影が限界なんだよ、既に何機のドラゴンフライが撃墜されている。これだけの写真を入手するのは奇跡に等しいんだ。」

対空防御が酷く航空部隊に被害が出て、この航空撮影するのがやっとなくらいで・・・・
何機のドラゴンフライが撃墜されたと言う。
エミルは不満そうな顔をするが、ハインツが何かに気が付いた。

「航空基地か・・・・・・・・秘密裏にしては少し目立ちすぎる。」

「何がだハッサー。」

「そもそも我が軍の策敵圏内に態々、見つけて言わんばかりに秘密基地を作るか?もっとオデッサの第1防衛線あたりに作るはずだ。」

「となると・・・・・・・・この基地は餌なのか・・・・・・?」

「多分な、既に連邦軍にはジムなどの連邦製のMSを投入している少しでも数を減らすために基地を作り・・・・近寄った所をドカンだろよ。」

それは敵が連邦軍のMSをおびき寄せるための罠だと・・・・・
この基地の対空防御は無人であり、空が駄目なら地上から攻撃し基地を襲撃する。
基地内部の制圧しようと基地に突入した所、地下に設置された爆弾が起動。
MS撃破または損傷をたくらむと見た。

ハインツの話を聞いたブレドリアンは納得する。

「しかし、今後放置するわけにはいかないでしょう。オデッサ作戦時には航空部隊が丁度基地上空を移動しますよ。」

「そうか・・・・・・その点を踏まえると放置するわけにもいかんな。」

ブラウンは基地の放置の危険性を説き、マーク少佐は放置するわけにはいかんと考える。
考えた結果・・・・・・

「我が隊は第3小隊と第4小隊を出撃させ基地を襲撃しましょう。このまま放置するわけにはいかない。」

「襲撃ね・・・・・・チェイス・・それとブレ.お前はどうする?」

「一応MSだけでは心配ならば、行ったほうがいいでしょう。基地内部に潜入し、起爆装置を確認し解除すればいいだけですから。もし解除できなければ時限爆弾をしかけ、その場から退避すればいいです。」

「俺の場合はエミル率いる小隊を出す、アンナも派遣する・・・・まぁ第3小隊と仲がいいから第3小隊向けだけど。」

それぞれ攻撃と爆発物処理を兼ねた襲撃をあげる。
ハインツはそれを確認すると・・・・・

「だそうだ・・・・少佐がた・・・はどうか?」

マーク少佐とキルマ少佐に問いかける。

「許可する、後方には第1小隊.第2小隊の後詰を展開させるから罠で窮地に陥ったら救援に行けるだろう。キルマ少佐は?」

「同じだ、ブレドリアン君後詰は出せるか?」

「一応どの部隊も出せます、私が選抜した後詰チームを展開させます。」

「そうか・・・・・・・・・決まりだな。」

結果は決まり、直ぐ様上層部に許可を正式にもらい。
後詰を展開し罠に陥った時の対策を入れてジオン仮設飛行場攻撃作戦を実施する。
昼間の攻撃ではなく、夜間における夜襲・・・・・
これならば目立つ事なく作戦行動ができる。

作戦会議を終えると直ぐ様、それぞれの持ち場についた。

「エミル!!」

「なんですか隊長?」

ブラウンから譲り受けた陸戦型ジムに乗りこもうと向かっているエミルはブレドリアンに呼びとめられる。
何かとエミルは振り返る。

「ジャブローからお便りが来ているぞ!」

「お便り?・・・・・って命令書じゃない・・・・・・・何かしら・・・・」

ブレドリアンは振り返ってこっちにきたエミルに命令書を渡す・・・・・・
命令書を受け取ったエミルは中身を確認する。

「な.これは・・・・・・・」

エミルは中身を見て驚く。
一体どんな命令書が届いたのか・・・・・・・・それは別の物語に繋がる。
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第17話 オデッサに舞い降りる狂気の親衛隊の狩人 第3部

2017-07-21 16:18:44 | 機動戦士ガンダム黒き死の騎士
ブラウンとエミルは恩師チェイスと再会した。
エミルは嬉しさのあまり胸を押しつけるように推し抱きついた。
あまりにも過激な嬉しさ表現なのでブラウンを無理やり引き離す。
引き離されたエミルは抗議する表情を浮かべ、胸を押しつけられたチェイスは赤面する。

「相変わらず元気そうだな、お前ら・・・」

チェイスは二人の様子を見て安堵する。
案外死ぬことはないだろうと思うが、残りの20%は死ぬ可能性があるので心配していた。
なんらかの縁で会える事は神に感謝するレベルである。

「ぬ!?」

そんな事を思っていたチェイスはブラウンとエミルの後ろにあるブラックライダーに興味を持つ。

「ところであの黒いMSはなんだい?」

「あのMSですか?ひょんな所から預かったRX-80BRブラックライダーです。」

「ブラックライダー?ヨハネの第3騎士か?」

「そのヨハネの第3騎士です。」

チェイスはブラウンにブラックライダーの事を聞き、それに対しブラウンが返答する。
ヨハネの第3騎士ブラックライダーの名を聞いたチェイスの顔が険しくなる。
ブラウンは何か悪い事でも言ったのだろうかと・・・・・・・

それもそのはず・・・・・チェイスの心の中では・・・・・

ー飢饉をもたらす騎士・・・・・・・何かこのMSから呼んでいる。
ーむしろ兄弟に乗れと・・・・・なんだこの気色悪い感じは・・・・・・・・・
ー奴は何を望んでいる・・・・・この騎士は何を俺に求めている。

とブラックライダーからの何かしらのメッセージを感じとる。
まるでおいでおいでと言わんばかりに・・・・・・・

「チェイス教官、折角ですし夕食を取りましょう。明日エリアS4まで部隊の移動がありますし。」

「そうだったな・・・・久しぶりに3人で食事を取るのも悪くはない。ブラウン、久しぶりにエミルと共に各個の思い出話をするぞ。」

「ハッ」

3人は一つの箱を取りに行き、中に入っていたレトルトのレーションと缶詰と水を取り出した。
トレイの容器の中に入れ、フォークとスプーンを使って食べ始める。

「まさか驚いたよ、訓練生でMS戦のイロハも分からなかったブラウンが小隊長で俺の上官。エミルも階級が上がり1個小隊長。」

「とんでもない・・・・・・チェイス教官と比べたらまだまだヒョッコです、いずれ教官も小隊長になれますよ。」

「そうかな?」

「むしろ我が隊に来てもいいんですよ、MSもありますし・・・・・むさい男しかいないし私ら女性陣では息苦しいので・・・・」

「むさい男か・・・・それだったら俺も同じだよ、それに中尉一人残すわけにはいきませんので・・・・」

とこんな感じで楽しく語り合っていた。
チェイスとブラウンは戦術論で激しく論争したり、エミルと亡命部隊の近況交換したりと楽しく話していた。
だが時間に経つにつれどんどん話の内容が重くなる。

そんな中・・・・・・・・・・

「俺はカーミック・ロム中尉と戦った。」

『!?』

チェイスが発した予想外の言葉に二人は動揺する。
二人がカラチに潜入した際に争ったジオンのエースパイロット。
撃退に成功しそのままイエルサレム方面へ撤退した情報しか聞いてなかったが・・・・・・・

二人は驚きつつもチェイスは話を続ける。

「その時、部隊の半分の仲間を失ったよ。ボブ.ラック数えきれない程、結局撤退し部隊全滅を免れたが、もし最期まで戦っていたら俺はヴァルハラへ行っていただろう。」

チェイスが語ったのがカーミック・ロムとの戦闘で仲間を失い、全滅寸前までに追い込まれた事であった。
なんとか友軍部隊の来訪でカーミック率いるスコルピオ隊は撤退したが・・・・・
1機も撃破できず・・・・・ただやられたと言う無残な結果のみ・・・・・
補充兵はきちんと配属されたが・・・・・チェイスは昨日まで共に酒を飲み食事を共にした戦友がいなくなった事に・・・・
悲痛な感情を持った・・・・・・・・

ブラウンとエミルは改めてカーミック・ロムの凄さを知る。
確かにエミル機を中破しブラウンを殺す寸前までに追い込んだと・・・・・
そんなカーミックをMS無しのアグレッサーが戦い傷を負わせずに敗退し仲間を半分失った・・・・・・
二人は余計な事は言えないと黙りこむ。

更に話が進む・・・・・・・

「そして掃討戦に入り俺は”中尉”と共に残敵を捜索していたが・・・・・・・・」

「捜索していたが・・・・・・・」

「幼き少女の無残で瀕死な状態で現れたんだ。」

「瀕死の少女・・・・」

「手がちぎれ息絶える寸前であり俺は助けようとするが、もう手遅れでどうする事もできなかった・・・・瀕死の少女が・・・・その時最期に言った言葉は父さん・・・母さんは何処・・・?だった・・・・」

チェイスが次に語ったのはカーミック・ロムと戦った市街地戦で見た目の前で無くなった少女の話であった。
死体を見慣れているチェイスは子供の死体や目の前で息を引き取った事に激しいショックを受ける。
そしてこのことがある決心を固める・・・・・・・

「俺は民間人を巻き込むような市街地戦は比較的にやりたくはない・・・・・・民間人は守るべき対象でありコマじゃない。もし敵が市街地にいるならば引きずり込んで平地へ戦わせるさ・・・・・」

それは市街地では極力戦わず敵を平地に引きずり込んで戦うと・・・・・
そうすれば民間人も極力死なずに済むと・・・・・・・

そんな気持ちを高めているチェイスに対し・・・・二人は何にも言えなくなる・・・・・
むしろチェイスに話しかけたら不味いと言う雰囲気か・・・・・・・と・・・・

チェイスの話を聞いた後、水で喉を潤して食事を最後まで続ける・・・・・
無論そんな話になったら下手に話す事ができない・・・・・
微妙な雰囲気になりながら食事を進める中・・・・・

「ジャべリック中尉.フィッシャー少尉.それとスカルガード伍長いるか?」

「いますが・・・・・」

「今直ぐ駐留部隊司令部テントに来てもらえないか?行軍に関する会議がある。」

一人の兵士がブラウン.エミル.チェイスを呼ぶ。
呼ぶ理由は行軍に関する会議である。
呼ばれた三人は猛スピードで残りの量を一気に食べ、身だしなみを整え司令部テントに向かう。

しかし

これがまさか
命の危機に陥る序章になるとは・・・・・この時3人は思ってもいなかった・・・・・・・・・・
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第16話 オデッサに舞い降りる狂気の親衛隊の狩人 第2部

2017-07-20 11:58:06 | 機動戦士ガンダム黒き死の騎士
インドから出撃した地球連邦軍はトルコルートによる侵攻を作戦開始時間にまで間に合わないと判断。
上層部は、主力部隊をトルコ方面に展開.突入部隊はミデア輸送機によってカスピ海北西部の平原に輸送される。。
オデッサ方面からの迎撃機(インターセプト)を飛ばせないように航空部隊による空爆を決行。
爆撃目標となった航空基地の滑走路に駐機していたドダイやドップなどの航空兵力を叩き潰した。

「よしこれで飛び上がれる余裕はないだろう、ついでに守備隊にもダメージを与えるぞ!」

弾倉に小型爆弾の残量がある機が引き続きオデッサ第1防衛線を構築するジオンの基地に対し爆撃を行う。
爆撃編隊は第1防衛線を構築しその中でも最大の軍事基地クリミア基地上空に達する。

「スペースノイドと言う宇宙の化け物が!!地上で炎にのたうち回って死にやがれ!!」

デプ・ロッグの爆撃手がそう言いながら爆撃の準備に入り目標における爆弾投下を待つ・・・・・・
迎撃機が来る心配はあるが周りにいる空中給油済みのTINコッドやフライマンタ・フライアローに任せればいい。
そろそろ爆撃目標上空に入り爆弾を投下しようとするが・・・・

その時・・・・・・

「前方にインターセプト9機、うち3機はドダイに見慣れない最新型のグフタイプ。」

「何!?」

パイロットの一人が敵機来襲と叫ぶ。
すぐさま護衛のTINコッドやフライマンタ・フライアローが先へ進み、レーザー砲撃手がレーザー砲をスタンバイする。
僅か9機の迎撃機、32機以上いる護衛機相手に勝てるはずがない・・・・・
そう考えていた中・・・・・・・・・・

「突破されたぞ、見られないグフが突破したぞ!」

「馬鹿な32機の護衛機がいるのだぞ。」

護衛機部隊が飛び出してから僅かな時間で突破された。
2個飛行隊の護衛形を突破された・・・・・・僅か3機のMSに・・・・・・・

「ギュレス・グレッド・・・・私のバックアップだ!後ろの小魚共を狩れ!俺は鯨狩りをする。」

「了解」「了解」

スワンは自分が爆撃機の殺り部下が背後を狙う護衛機編隊を殺る戦闘態勢を取る。

「さて・・・・・・・鯨共・・・・・・・・・お前たちの血を吸わせていただこうか・・・・・・」

スワンのグフハンターはドダイからジャンプしデプロッグの機首をヒートサーベルで真っ二つに斬る。
機首を斬りつけられたデプロッグはそのまま大地に向けて進んでいった。
デプロッグを斬りつけた次の獲物でしたにいたデプロッグの機の中心部を斧のように半分斬りつけコントロール不能にする。

「馬鹿めいくらMSでもこの高度で地上に落ちたらスクラップ行きだぞ!」

デプロッグを空中で斬りつけ撃墜するスワンのグフを見たデプロッグの機長はそう思う・・・・
だがその機長の考えはすぐに裏切られる・・・・・・・

「なんだと!?」

機長は目の前で起きている事に衝撃を受ける・・・・・・・
スワンのグフハンターがデプロッグを踏みつきジャンプする、そして上空にいた別のデプロックを斬りつけそして再びデプロックを踏みつける。
密集陣形が災いとなったのか、相手に良き土台を作られてしまい・・・・2機が犠牲になる・・・・・
最悪だ・・・・・・・・・

「機長・・・・・・・・・MSに踏みつけられた衝撃で5及び8番機のコントロール不能・・・・墜落します。」

「こんな馬鹿な事が・・・・・・・・・」

全ての信じられない光景に機長の頭は真っ白になる・・・・・・
だがそれもすぐに終わる・・・・・・・・・・・

「前方グフ!!」

「クソッタレガァァァァァァァァ」

機長のデプロッグもスワンのグフにやられてしまう・・・・・
これにより爆撃機編隊は壊滅してしまう事になり、編隊壊滅を受けて護衛戦闘機部隊は退却する。
最後のデプロッグを斬りつけたスワンのグフハンターは自分の乗っていたドダイに飛び乗り部下のグフ・ヴィジャンタと合流する。

「少佐、今回もお見事です。」

部下はスワンの活躍をほめるが・・・・・

「そうか・・・・だがこいつらは前菜に過ぎん・・・・」

「はぁ?」

「メインディッシュはチェイス・スカルガード.ハインツ・ハイウェイ.エミル・フィッシャーそして・・・黒い死の騎士だ・・・・・・・」

このデプロッグの編隊はスワンからしたら前菜に過ぎない・・・・
今のスワンにとってのメインディッシュはチェイス・ハインツ・エミルの3名とブラウンが乗るRX-80BRブラックライダー。
スワンはこれらを狩って喰らいつくす事を楽しみにしながら・・・基地へ戻っていく。

    【カスピ海沿岸.地球連邦軍オデッサ攻略部隊駐屯地】
ウクライナ東部方面を攻めるオデッサ攻略分支隊オデッサ突入攻撃部隊はミデア輸送機による急ピッチの輸送作業で戦力を集結させていた。
MS部隊は最優先に送られRGM-79ジム.陸戦型ジム.鹵獲されたグフやザクなどが配備される中。
最新型のジムであり銀狐のハルトマン事、スカル・ハルトマン中尉の無塗装のジムライトアーマーの姿も見れる。

ブラウン率いる第3小隊は主力.第7独立機械化混成部隊と共にこの基地に訪れており。
RX-80BRブラックライダーの整備や休息を取るなどをしていた。

「私はグレイヴより派遣されました、整備班長ガレット・ノイマン准尉です。ジャベリック中尉よろしく。」

「こちらこそよろしくノイマン准尉。」

ブラックライダーを運用するにあたり第7独立機械化混成部隊にグレイヴより派遣された整備兵らが配属される。
なんとも胡散臭い連中であるが、ブラックライダーの運用に当たりそれはしかたがないなとブラウンは思った。
それが終わるとグレイヴの整備員がブラックライダーを整備している様子を見る。

「ブラウン君おひさ~」

「フィッシャー教官、錯乱任務終わったんですか?」

「まぁね~」

エミルがいる亡命ジオンMS部隊もこのオデッサ突入攻撃部隊に加わっている。
レーダーサイト潰しの任務も終わり、エミルはくたくたそうな表情をしている。

「それにしてもブラックライダーはいい機体ね・・・・ザクと比べたら高級自動車とおんぼろ小型車みたい・・・」

「なんですかその例?」

「適当に考えた例よ・・・・」

二人は久しぶりに楽しく会話した。
いつもふざけているエミルであるが決戦前なので真面目でおとなしくなる・・・・
直前にそうなるが・・・・・・・・既にもうそのような状態であるのでこの戦いが死を最大に覚悟する戦いなのであろうと・・・
エミルを見てブラウンは思った。

「すいません・・・・・・・ジャベリック中尉とフィッシャー少尉ですか?」

「その声は・・・・・!?」

後ろから懐かしい声が自分たちの事を呼んでいるので二人は振り返る。
振り返れば二人は自分たちを呼ぶ声の主に驚きを隠せない。

「久しぶりだな二人共・・・・・」

『チェイス教官』

二人を呼ぶ声の主はブラウンとエミルを育てたジオン亡命兵でアグレッサーに所属しているチェイスであった。
ブラウンとエミルは嬉しさのあまり涙を浮かべながらチェイスに近づく。

「教官、よくぞご無事で・・・・」

「二人共元気そうで何よりだな。」

「ハインツのおっちゃんは元気ですか?」

「中尉は元気だよ、むしろ前より元気になっているかな・・」

チェイスも照れくさそうにブラウンとエミルが無事であり元気である事に安堵する。
この二人もチェイスからすれば頼もしき仲間、良き教え子。
二人は階級が上がる程の活躍をしている事を聞いて、成長したなと・・・喜んでいた。
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第15話 オデッサに舞い降りる狂気の親衛隊の狩人 第1部

2017-07-18 10:21:14 | 機動戦士ガンダム黒き死の騎士
                     【オデッサ基地】
地球連邦軍の侵攻の近いオデッサ基地にザンジバルが到着した。
その中にはMS-07Fグフハンター1機とMS-07G-1グフ・ヴィジャンタ2機などが搭載された。
通常型ではないグフハンターとグフ・ヴィジャンタの肩には親衛隊の紋章が掲げられている。
無論このグフはキシリアが派遣した親衛隊である。

「マクベ大佐.親衛隊スワン・ギュンター少佐.キシリア閣下の命により部下2名を率い馳せ参じました。」

「噂に聞いている処刑班エルヴィン・シュタインベルグ大佐の直属の部下でありケルマー・バレント少佐.ダイアン・ノイス少佐.クルト・ヴィーカー少佐と並ぶ凄腕の処刑人いや・・・・・狩人(ハンター)と・・・・来てくれて嬉しいよ。黒い三連星と切り札と貴公が並べばこの戦いは勝ったのも同然だな。」

「当然です・・・・・キシリア閣下の命です。マクベ大佐のご期待に添えるよう頑張らせてもらいます。」

「期待する。」

マクベの元にキシリアが派遣した親衛隊で処刑人のスワン・ギュンター少佐が謁見する。
突撃機動軍内部でも凄腕と評されておりケルマー.ダイアン.クルトと並ぶ処刑人4天王と評されていた。
数多くの反ザビ家分子やダイクン派を処断してきた。
冷静沈着な男でありいつも笑顔を絶やさない男だが、なんとも言えない笑顔は・・・・
周りの人間から見たら底知れぬ恐怖を感じる。

「親衛隊の狩人スワン・ギュンターか・・・・屍食鬼隊と並んで厄介な奴が来たな・・・」

オデッサ基地で外人部隊を率いるダグラス・ローデン大佐はスワンを見てこう呟いた。
親ダイクン派であり下手な事をすれば自身も処刑の対象になる可能性があり。
親衛隊が来た事により自身の立場から警戒感を示す。

「もしオセアニアに配備されたら奴も似たような事を言うだろうな。」

奴とはダグラスの同期であるオセアニア方面軍司令ウォルター・カーティス大佐。
ザビ家の独裁を問題視しており、公私で仲が良い同期であった。
どうようにザビ家を嫌っており、もし彼の管轄下に来たら同じことを言うのだろうと推測する。

もっともキシリアには特殊部隊は多い、闇夜のフェンリル隊やマルコシアス隊のような良心的な部隊はあるが・・・・
親衛隊やマッチニードなどの分類は悪魔だ・・・・・・・

人の血肉を喰らいつくす悪魔だ・・・・・・・

ダグラスは心の中で悟られないように思った。

「さてマクベの壺マニアからもらった資料でも読むか・・・・中尉、資料を・・・・・」

「ハッ少佐・・」

自機のある格納庫に向かっている道中・・・スワンは部下からマクベから渡された資料を読む。
ハインツ・ハイウェイ.チェイス・スカルガード.エミル・フィッシャーなどの名前が載っている。

「ハインツ・ハイウェイ.チェイス・スカルガードはテロ行為を起こしたダイアン・ノイス少佐らの追撃を受けるも・・・サイド6に亡命.その後、南米方面で確認す・・・おいダイアンは知っているのか?」

「知らないと思いますが・・・・」

「そうか・・・・・・次にエミル・フィッシャー、ルナツー基地に亡命。ハインツとチェイス同様に南米で確認す、その後ケルマーと交戦撃退・・・・ケルマーめ・・・・逃げるとは情けない・・・・」

「で少佐、この3名は・・・・・」

「あぁここにいる侵攻部隊にこの獲物達の部隊がいる・・・・・・・なんて俺は運がいい・・・・」

ある程度の経歴を読み、3名が所属している部隊がこのオデッサに向かっている事を確認する。
それを確認したスワンは・・・・・・・・・

「この2名は泣き虫小娘ダイアンの獲物でエミルはカラステングケルトの獲物か・・・・美味そうだ、二人に言う必要はないな。ここで喰ってやろうか・・・・久しぶりの同胞の生き血だ・・・」

この3名はダイアンとケルマーが狙う獲物でありそいつらに譲るのはもったいないくらい美味そうだと評し食ってしまおうと言う。
喰ってしまうとはスワン的に言うならば処刑・・・・・・・・
更に言ってしまえばスワンは不穏分子をすぐに処刑せず楽しんでから殺すので狩りと呼んでいる。

無論.狩りの相手は不穏分子であろうが敵兵士でも関係ない・・・・・・・
生きている物ならばなんでも楽しめるように殺せばいいスワンはそのように考えている。
その発言に対し部下は・・・・

「いいのですか少佐、ダイアン少佐.ケルト少佐の・・・・・」

「別にいいダイアンは不穏分子マクシリアンに好意を持つ準不穏分子でりケルマーのカラステングは上官の態度の知らん田舎者・・・いずれは奴らも不穏分子として喰いつくしてやるさ。」

と言うが・・・スワンは別にいいと発言、いずれも狩りの対象にすると部下に恐怖心を植え付けるような発言をする。
スワンはもっともダイアンとケルマーを見下していた。
生意気でありうざい奴であるケルマーは邪魔者であり死刑対象であるマクシリアンを庇うような動きをするダイアンを不穏分子として見ていた。
そんな奴らもスワンから見れば狩りの対象・・・・
つまり・・・・・戦争が終わって次に狩る対象がこの二人であり、思う存分狩りを楽しもうと目論んでいた。
無論、免罪を被せて・・・・・・

「これは・・・・・・・・・」

資料を続けて読んでいたスワンはあるページにくぎ付けになる。
それはエルランからの情報と偵察機によって撮影されたRX-80BRブラックライダーに関する情報であった。
ガルマ・ザビを葬った木馬の艦載機白い奴・・・・・・・RX-78とは違う・・・・・

「黒き死の騎士か・・・・・面白い・・・・不穏分子を狩るより面白いじゃないか・・・・」

チェイス・ハイウェイ・エミルなどの大勢の亡命ジオン兵ら処刑対象に加え連邦軍の新型ブラックライダーの情報を入手したスワンは不気味な笑顔を浮かべ呟く。
呟いたスワンは自機であるグフハンターを見て・・・・

「楽しい楽しい狩りの時を始めようじゃないか・・・・獲物共」

と自分が狙う獲物を狩りつくす決意を固める。
とても残酷で恐ろしいゲームをスワンの手によって始められる事になる。
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第14話 生と死の狭間の戦場 オデッサの激戦/オデッサの謀略戦

2017-06-10 15:03:05 | 機動戦士ガンダム黒き死の騎士

オデッサ作戦は開始は11月7日と決められていた。
既にオデッサ西部から北部は包囲完了、地中海には地球連邦軍大西洋艦隊が展開完了と作戦所定位置についている。
当然ブラウンのいる南東も準備は完了しておりいつでも侵攻開始が出来る状態である。

当然ジオンも各方面に数万の兵力を配備していた。
だがこの戦闘で負けると判断したマクべは基地守備軍で無断で鉱物資源の打ち上げと。
一部兵員の撤退準備に入る。


この決断が後に大きな悲劇を生む事になる。

一方戦闘状況だが・・・・・・・・・

                      パン パン パン

「敵襲!」

「ゲリラコマンドだ!ゲリラコマンドの襲撃だ!」

戦闘が始まったのは7日からではない。
既にホワイトベース隊が採掘基地を攻撃しビーム砲の攻撃で大破すると言う戦闘状態に入っているし。
各地の陽動部隊がそれぞれの戦闘を行っていた。

当然・・・・・南東も・・・・・・・・・・・・・

                   【11月3日 アルメニア某所 ジオン警備基地】
ごく普通のジオンが管理する警備基地。
ホワイトベースの動きを報告したり連邦軍の偵察機ドラゴンフライの動きを報告する。
警備基地と言うより監視基地と言ってもよかった。

                ブロォォォォォォォ キィィィィィィン

その警備基地に深夜1時.2台のトラックが到着する。
基地ゲートの警備兵は普通にIDカードを求めようとするが・・・・・・・

                           パスッ!!

運転席からサプレッサーを装着した拳銃で頭を撃たれ警備兵は倒れる。

「おいどうした?」

倒れた音を聞くと何だと確認する。

                            カチャ

「おいなんの冗談だ?」

「ごめんね・・・・・・・この基地は私達に任せてもらいましょうか?」

が・・・・・・・・・背後から同じ味方であるはずの友軍に背後から拳銃を突きつけられる。
声は女・・・・・・・・・なんで友軍に対し・・・・・・・・
そう振り返ると・・・・・・・うっと・・・・・・警備兵は驚く・・・・・・・・

「あっお前は・・・・・・・エミル・フィッシャー中尉。」

「うん?あぁそう言えば同期ね・・・・・」

「裏切ったのか?」

「そう言う事だね・・・・・・・・じゃあ眠って。」

                           ガン

背後から拳銃を突きつけたのはエミルであった。
警備兵はエミルの事を知っており、むしろ同期であった。
裏切ったかと言うとエミルは肯定し、拳銃をガンとぶつけて気絶させる。

「さてこいつをトラックに入れて手錠をつけてそれと縄で括りつけて。」

「了解。」

「後は2名警備兵の代わりに通信を・・・・・・・」

気絶させた警備兵をトラックに乗せ連邦軍の制服を着た兵士がゲート管制所に入り込む。
エミルはジオンのアサルトライフルを取るととっさに基地の奥へ進む。

「少尉。」

「なんだアンナ?」

「お一人では危険ではないですか?」

「うん大丈夫だってそんなに心配しなくてもいいよ。じゃあ行ってくるよ。」

アンナの心配をよそにエミルは中に突っ込んでいく。
本当に大丈夫か?この人と言う顔でアンナは見送る。

そんな事もあってか数分後・・・・・・・・・

『全軍入城!基地を制圧完了せり!』

「あっ!?・・・・あっ!?」

『繰り返す基地を制圧完了せり!』

僅か数分で制圧してしまった。
まさかありえない・・・・・・・・・報告を聞いたアンナは驚いてしまう。
エミルの指示に従い基地内部に入る。

すると既に武装解除されているジオンの兵士がいた。
それにエミル以外のジオンの制服を着た兵士が武装解除した兵士達に向けて銃を構えている。

「少尉これは・・・・・・・・」

「私が内応させていた兵士達だよ、こんな所でむざむざ死にたくないから密かに内応の通信を入れていたんだ・・・・・」

「それって軍上層部に・・・・・・・」

「それは大丈夫、私に直接軍の上の連中が頼んできたから。」

「上・・・・・・・・・」

実はエミルは直接一人で乗り組んだのは内応工作のため・・・・・・・・
極秘の基地制圧任務であるが・・・・実際はエミルが軍使として直接乗り組んで寝返りの合図を送る謀略である。
エミルは単なる実行犯であり基地管制塔まで軍服で乗り組んで合図しただけ・・・・・・・・・・・・・・・・
大したことはやってない・・・・・

「少尉・・・・・・よく危険な任務を引き受けましたね?」

「うん・・・・・面白そうだったからね・・・・・どんどん小規模でも寝返らせて南東方面の山脈道路から61式を移動するのに安全にしないと・・・・・・・」

「はぁ・・・・・」

エミルは単なる面白がって参加しているが・・・・・・
意味があり山脈が多いグルジア方面侵攻ルートでは大部隊を移動するのに困難である。
言うならば鎌倉の切り通しと同じでありジオンからすれば絶好の大戦果ポイントであり天然の要害である。
61式を密かに通すためには監視する場所を潰さないといけない。

どうせこのような基地には大した兵力はないから・・・・・・・・・・

「さて任務は終わったし他の部隊も同じようにしているから・・・・そろそろ飛行場の本隊に戻りミデアに乗るわよ。」

「はい・・・・・」

エミルはそう言いながら・・・・
連邦軍の制服に着替え直すとトラックからバイク2台取り出し本隊がいる飛行場まで突き飛ばしながら走る。
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第13話 生と死の狭間の戦場 オデッサの激戦/ブラックライダーの処置

2017-06-08 17:17:58 | 機動戦士ガンダム黒き死の騎士
戦闘から1時間後。
ミデアが墜落後、テヘランから南東侵攻軍から戦闘ヘリに護衛された調査班を乗せた輸送ヘリが到着した。
既にミデアはブラックライダーの暴走により既に原形を留めていなかったがそれに構わず調査班は写真を取るなどする。

「やはりブラックライダーを載せていたのか・・・・・・・」

「グレイヴもよくいつ敵が潜んでいるオデッサ防空圏内にミデアを飛ばす、もしブラックライダーをジオンに奪取でもされたら・・・・・」

「幸い我が軍の兵士に回収されたのが幸いです。」

調査班は第3小隊が改修したRX-80BRブラックライダーを見る。
実はこの調査班は南東侵攻軍の直属の部隊ではない。
グレイヴがブラックライダーをインドに運ぶのを確認するために派遣された子飼いの部隊である。
当然この調査部隊だけではない、グレイヴの子飼いの部隊は総勢1000名ぐらいが南東侵攻軍200万名余の兵力の中に混じっている。

グレイブの戦力は一体どのくらいかは不明。
噂では1個師団に匹敵する程の戦力とも言われているが詳細は不明である。

「あれがブラックライダーを操ったブラウン・ジャべリックか・・・・・・・」

「あぁ初期MS訓練第1期生であり、それ以前は戦闘機乗りとし欧州の荒鷲と呼ばれたエースパイロットです。」

「知っているよ。」

グレイヴの調査班はブラウンを見る。
調査に入る前にジオンの水陸両用MS3機撃破したと言う報告が入っている。
それにかつて欧州の荒鷲と言われたエースパイロット・・・・・・

調査官がそれらを経歴を頭の中で洗い出すと・・・・・・

「グレイヴに緊急報告だ。」

「報告?」

「いい実験データを収集できるパイロットがいたと・・・・・そして実験動物共(戦災孤児)を無駄に使わずともな・・・・」

調査官がブラウンをRX-80BRブラックライダーのパイロットの候補として部下に命じグレイヴに報告する。
その命令通りにブラウンの事をグレイヴに報告、それを受けたグレイヴはそれを気に入り・・・・・

「ブラウン・ジャべリック中尉率いる第3小隊にブラックライダーの今後の運用する事を許可をする。」

「我々の整備兵を送りますか?」

「無論だ優秀な整備兵を複数人送り込め。」

「了解しました。手配します。」

とブラウンに今後のブラックライダーの運用を許可し整備兵を複数人送り込む。
普通のパイロットであれば普通許可しないグレイヴだが、扱いの悪いRX-80の4騎士をなんなく使う事が出来たブラウンを気に入った。
東南アジアのジオン軍部隊相手に使う予定だったが・・・・・ブラウンと言う逸材がいるとなれば・・・・・・

それに・・・・・・・
連邦軍にとって名誉あるオデッサ作戦に貢献すれば戦後の地位も格段に上がる・・・・・
だが・・・・オデッサだけではない他にも優秀な逸材を探さなくてはならない・・・・

「まずはブラックライダーのパイロットは見つかった、2号機レッドライダー.3号機ホワイトライダー。さてパイロットはどうする?」

と次のレッドライダーとホワイトライダーのパイロット候補者リストを見る。
亡命兵やモルモット部隊など所属する優秀な兵士から厳選した物である。
当然、MSのスキルだけではなく精神的なメンタルを含めて・・・・・・・

◆候補者リスト
:ビル・キャメロン
:クラウス・インメルマン
:チェイス・スカルガード
:ケビン・ハミル
:リガルド・マクガイア
:ミハエル・ラッケルク
:リュウスケ・オオツカ
:メイロン・リュウ
:メリッサ・ヒューストン
:ブレドリアン・シュバイカー
:セファン・ヨン
:マイク・レッドフィールド
:クラウド・キャンベル
:エミル・フィッシャー

「・・・・・・・・・今はいいだろう・・・・・が・・・・・・先に進ませるならば・・・・・」

◆候補者リスト
:ビル・キャメロン
:クラウス・インメルマン
:チェイス・スカルガード◎
:ケビン・ハミル
:リガルド・マクガイア
:リュウスケ・オオツカ◎
:ミハエル・ラッケルク
:メイロン・リュウ◎
:メリッサ・ヒューストン
:ブレドリアン・シュバイカー
:セファン・ヨン
:マイク・レッドフィールド
:クラウド・キャンベル
:エミル・フィッシャー◎

候補者リストからレッドライダー.ホワイトライダーのパイロットを選出する。
この選出が完全に確定するのはオデッサ作戦の終了を待たなくてはならない。

                         【テヘラン.第3小隊テント】
「ブラックライダーを今後に運用せよと言う事ですか?」

「その通りだ本隊からの命令でな、ブラックライダーを中核とし他の部隊と共にオデッサ作戦に参加せよ。」

グレイヴからの命令は前線部隊を通じて第3小隊に伝えられる。
最初なんの冗談かと思ったが、命令書は正規の物。
まさかこんないわくつきのMSを受け取るような事になるとは・・・・・

「では本官はこれにて。」

「御苦労さまです。」

結局、ブラックライダーを運用する事になってしまった。
こんな意識を乗っ取るような危ない機体に乗ることになるとは・・・
ブラウンはこれから戦争終結まで生き残る自信を喪失する。

何しろこんあ危ない物に・・・・・・・・

「だらしないわねブラウン君。」

「フィッシャー教官。」

「そんな気持ちだからこの黒いMSに意識を乗っ取られるのよ。このブラックライダーと言う悪魔の機体いや黒き死の騎士に・・・・・・・・」

自信を喪失していたブラウンにエミルが来て喝を入れる。
だらしがない気持ち・・・それがブラックライダーに意識を奪われる・・・・・

「もし怖いならばその機体私にくれない?」

「えっ?」

「その悪魔の機体をだらしない気持ちになっている教え子に乗られて命を奪われるのは教官として耐えがたいの・・・・・嫌ならば覚悟を持って悪魔を逆に飼いならさないと・・・・・・どうする?私に渡す?悪魔を飼いならす?」

腑抜けになってしまったブラウンにエミルはブラックライダーの引き渡しを要求される。
そして悪魔を飼いならして自分の力にするか・・・・・・
ブラウンは悩んだ・・・・・目の前には因縁のオデッサがある・・・・それにカーミックにも勝たなくてはいけない・・・・
良く考えた末に出した答えは・・・・・・・・

「いえ・・・・・・明け渡しません、悪魔を飼いならします。」

「できるの?」

「完全にできるとは言いませんが、必ずこの悪魔いや黒き死の騎士を上手く扱ってみせます。自分はチェイス教官とフィッシャー教官の一番弟子ですから。」

「ふっ言うようになったわねブラウン君・・・・・・・でも代わりに陸戦型ジムをもらうわね、あの機体気にってしまったから・・・・・・・・オデッサ作戦でもあんた達の支援頼りにしているわよ。」

「はい任せてください・・・・・教官ありがとうございます。」

エミルの喝もあってかブラウンはブラックライダーを運用する決意を固める。
目の前にはジオンに最初に蹂躙されたオデッサがある・・・・それにカーミックにも勝ちたい・・・・・
その気持ちを思い出したため、この悪魔に精神を乗っ取られようとも必ず飼いならしてみせる。
これがブラウンの決意である。

なお前に乗っていた陸戦型ジムは上を通してエミルに引き渡される事になり。
エミルのザクは新人隊員の機体になった。
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外伝外伝 エミル・フィッシャー対ダイアン・ノイス 女同士の戦い

2017-06-07 23:03:41 | 機動戦士ガンダム黒き死の騎士
宇宙世紀0079年.エミルが連邦に亡命する前の事。
グラナダ基地を母港とするパトロール艦隊に所属しており、哨戒中の連邦軍艦艇や護衛の戦闘機を撃墜し。
戦果.サラミス級3.セイバーフィッシュ10機.トリアエーズ15機とエースパイロットに認定される程の腕前を持つ。
それだけじゃない頭の回転が早くエミルが立案した作戦を実行すれば必ず勝てると言われ。
味方でいれば頼りになる存在、敵に回せば厄介な存在とも言えた。

それ故か彼女を引き抜きたいと考える指揮官が続出したと言う。
しかしエミル本人は・・・・・・

「私はある程度出世したらそこで出世競争は終わりだよ、これからは上の汚い汚い派閥争いだし~それに自由時間少なくなるし~」

と欲がないため引き抜きはそれぞれ丁寧じゃない断り方で拒否する。
そんなある日・・・・・・

「お前がエミル・フィッシャー中尉だな。」

「えぇとおばさん誰?」

誰がおばさんだ!・・・・おっほん・・・・・私は親衛隊少佐ダイアン・ノイス。お前をスカウトしにきた。」

「私をスカウト?」

親衛隊がダイアン・ノイスを使ってエミルをスカウトしに来た。
当然名誉ある出世であるが・・・・エミルは嫌な顔をして・・・・・・・

「それは無理。」

「何故だ?」

「だってね・・・・・・めんどくさいし、それにおばさんの後輩になるしそれだけは勘弁してよ。」

「何度も言うがおばさんじゃない!なぜ入らないんだ?」

「いやめんどくさいから、分かる少佐。」

と丁寧じゃない断り方で拒否をする。
若干ダイアンはくっ・・・・・とエミルを睨みつけるような顔をするが・・・・・

「本当に断るわけ?」

「だ・か・ら・お断り、おばさんの後輩にならないっての。私は一兵士で満足。」

「処刑対象になっても?」

「処刑対象?出来るもんならばやってみなよ・・・・・・・・・・・私を今直ぐにね。」

「面白い。」

                             カチャ

脅すようにエミルを勧誘する。
親衛隊上層部からなんとしてもエミルを勧誘するようにと命令されているからである。
だがそれに動じるエミルではなく挑発しダイアンに拳銃を抜かせる。

「さておばさん。」

「おばさんと言うなフィッシャー中尉、私はあなたの4歳上の22歳。まだまだ若者よ。」

「ふぅん、でも・・・・・・・恋愛対象がおじさんと言う悪趣味な女だよね。」

「なっ・・・・・・なんで知っている?」

「感だよ感、もしかして図星?」

「くっ・・・・・きさまぁぁぁぁぁ殺す!!」

だがエミルの攻撃方法が精神的な方向に移り恋愛対象について語る。
それを聞いたダイアンがさっきと違うような若い乙女らしい声を出して震える。
エミルは感であり図星と言うとダイアンは理性を失しエミルに白兵戦を仕掛けるために突撃する。
ダイアンはエミルを掴みかかろうとした瞬間・・・・・・・

「ふっ・・・・・・あんたの負けだね。」

「何?」

「挑発に乗って私の策に乗るなんてね。」

「何を言っている、負けたのはお前・・・・それにお前の策なんて・・・・・」

「よくあるパターンじゃない戦場で挑発に乗って負けるパターン、少佐・・・・・それを犯していますよ。」

「なんだと・・・・・・」

「それに冷静さを失っている・・・・・・・親衛隊が呆れて言うわ・・・残念な事。ほらあなたの腰見てよほぅら。」

「あっ・・・・・・・・・」

「ね負けでしょ

掴みかかろうとしていたダイアンの腰にナイフが突きつけられていた。
ダイアンはあっと言う顔をし、エミルはふっと二やける。

「これで分かったでしょあんたの負けだって。」

「負け・・・・・・・」

「もしこれ以上私を勧誘するならば・・・・・・グラナダ中に親衛隊のダイアン・ノイス少佐の恋愛対象は40歳以上のおじさんとばらすわ。」

「くっ・・・・・」

ダイアンは黙ってエミルの部屋から出て行ってしまう。

「ふん、誰が親衛隊になるもんですかべ~だ。」

そして・・・・・親衛隊本部。

「少佐、エミル・フィッシャー中尉は・・・・・」

「もういい私はあいつとは関わりたくもない、顔も見たくもない・・・・・・・・・ハイウェイとチェイス以上の厄介者だ。」

「はぁ。」

ダイアンはエミルと関わりたくないと言う。
この後も何度か親衛隊のスカウト刺客が来るがことごとく全滅。
そして亡命巻き込まれ事件でエミルは連邦軍に亡命し、エミルの親衛隊に入れる目論みはご破算した。

                         【亡命後.地球連邦軍ジャブロー基地 自室】

「そう言えばこんな事があったなぁ・・・・・あのおばさん元気にしているかな?」

エミルは連邦に亡命したこのやり取りを懐かしいように思いだした。
なんでだか愉快で懐かしいように感じた。
だが・・・・・ダイアン本人は不愉快で悪寒を感じるように震える出来事である。
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第12話 黒き死の騎士 後編

2017-06-06 22:50:50 | 機動戦士ガンダム黒き死の騎士
カスピ海某沿岸に墜落した謎のミデア輸送機の調査にきたブラウン。
血の臭いが充満するミデアを調査したブラウンが中で目にしたのは黒いMSブラックライダー。
それを調査している最中に恐怖を感じるが・・・・・

ジオンの強襲を受けた・・・・・・・

                   ズドドドドドドドドドドドドドド
                      ガキキキキキキキキーン

「くっジオンの野郎、なんでここに来るんだよ?」

「どうやら隊長が確認しているミデアが目当てらしいですね。」

「けっ・・・・・どうせお前なんざ負ける運命なのに・・・・・・よ。」

襲撃を受けた直後のアレックスとダイチはザクマシンガンをシールドで防御する。
攻撃を防御したシールドは水ぶくれのようにボコボコになる。
その間にミアンはブラウンに連絡を入れる。

「おいブラウン君の子分達。」

「准尉。」

「いや少尉だ、一時期私に指揮権を預からせてくれる?」

「えっ!?」

「まぁ私に策があるからさ・・・任せてよ。」

突然、エミルが第3小隊の指揮権の一時的に預かる事を要求する。
最初渋ったが・・・・・隊長であるブラウンがいない今、優秀な士官であるエミルに頼るしかないのか・・・・・・
オペレーターのミアンは・・・・・・・

「どうかお願いします。」

「おぉぉぉサンキュー、では私の作戦指示を・・・・・・・」

と決断しエミルの策に乗る事にした。
当然指示をしている合間にもザクやザクアサルトは攻撃してくる。
幸いな事にビーム兵器が搭載してない。

エミルに一時的な指揮権を移譲を行うと・・・・・・

「では皆の衆、散開(ブレイク)。」

と号令の元、素早くジャンプして森の中に入って姿を消してしまう。
MSの熱源なら見つけるのは容易であり、ジオンの指揮官は・・・・・
無駄な事を・・・・・と思い潜伏先を探そうとする。

「アンナ、ECM始動。アンチ熱源探知剤フーマ散布。」

「了解、ECM発動.アンチ熱源探知剤フーマ散布。」

ミアンとアンナはホバートラックである作業を行う。
これも全てエミルの策の一つである。

「!?馬鹿な・・・・・センサーが動かんだと?」

「無線に切り替えろ、くそ連邦め卑劣な真似を・・・・・・」

策が効果が出たのか敵に一時期の隙が生じた。

「ミデアどうしますか?」

「馬鹿野郎、敵MSが消えたんだぞ熱源探知も出来ないしレーダーにも映らない・・・・・頼りのセンサーも狂っている。MSを探せそいつらを潰す方が最優先だ!!」

ミデアを探す事を諦め消えたエミルらMS部隊を探す。
消えた個所を中心に捜索するが・・・

                          ズショォォォォン

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ」

「馬鹿ぁぁぁ現代兵器に頼ってばかっていると死ぬよ。私のかつての仲間達。」

森からザクⅡアサルトの側面に出てくるようにブラウンの陸戦型ジムに乗ったエミルが襲撃する。
反撃させないうちにマシンガンを撃つと直ぐ様再び森の中で逃げる。

「隊長、2号機に続き4番機やられました。」

「7番機反応がありません。」

「何が起きているんだ?」

どんどん反応が消えていく。
ここは山岳と森林・・・・・開けた場所にカスピ海の湖畔・・・・
どんどん消えていく

「狙撃兵がいればだな・・・・・」

「安心しろ増援が来るはずだ、それらが来るまで持ち堪えるんだ。」

指揮官らは部下に増援が来ると言い聞かせるが・・・・・・・・

「全機止めよん♪」

「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

既に隊長以下3機のMSを撃墜していたため、もう潜伏が必要じゃなくなったのか3機一斉に突撃。
西南戦争の抜刀隊かのようにビームサーベルで指揮官以下のMSを全滅撃破する。

「結局ブラウン君の出番は無くなってしまったようね。」

エミルはゲス顔で笑い、アレックスとダイチとモニター越しで笑いながら勝利を喜ぶ。

「でも隊長は返事ないけどどうしたんだろう?

ミアンは通信が一向に来ないブラウンを心配する・・・・・
だがその心配する影で・・・・・・・脅威は迫る・・・・・・・

                    ズドォォォォォォン

「あっ・・・・・」

「しまった・・・・・・・くっ・・・・・」

                       ズドォン
                       ガンッ!!

湖畔にいたミアン達のホバートラックから水中の伏兵.ズゴックが現れる。
我に返ると・・・直ぐ様逃げようとするが、ビームを撃たれ若干損傷しコントロールを失わせ壁にぶつけさせる。
ミアンとアンナはシートベルトをしていたため揺れる程度だが・・・・・・

「連邦め・・・・・こいつが諸悪の根源か・・・・・・部隊は全滅したが手土産ぐらいはもらっていくぞ!!」」

「アンナ・・・ミアン!!」

                    ズドォン ズドォン ズドォン

「連邦め!俺が相手だ!」

「新手か・・・・」

別の方向からズゴック2機が水面より顔を出し攻撃し上陸しエミル.アレックス.ダイチのミアンとアンナの救出を妨害する。

ズゴックはゆっくり湖から岸から出てくる。
ミアンはゆっくり機銃の所からひょっこと顔を出しズゴックの姿を確認する。

「くそ黙ってやられるもんですか!!死ぬまで一発でも多くの銃弾を・・・・・・・」

                     パン パン パン パン パン パン

機銃は動かないので拳銃を両手に持ちズゴックに向けて撃つ。
決して拳銃では勝てないが・・・・死ぬくらいならば必死に拳銃を撃って死ぬ・・・・・
オペレーターでも命をかける事もある、それを・・・・・伝えるためにも・・・・・
ミアンはオペレーターしかできない女性兵士ではない、いざっと言う時に勇気を出して戦える女兵士である。

無駄かもしれない拳銃を発砲し向かってくるズゴック。
そう言う図が出来てミアンとアンナの死まで後何分となった時・・・・

                     ズドォォォォォォォン

突然ミデアが爆発を起こす。
ミデアは誘爆する。

「ブラウン隊長!!」

「ブラウン君!!」

ミアンは自身の安全よりもブラウンを心配し、エミルも呼応するかのようにブラウンの安否を心配する。
巨大な爆発炎に思わずズゴックもその視線を移す。

「なんだ?」

「黒い・・・・MS・・・・」

目の前に爆発の炎をバックにブラックライダーが現れる。
多少損傷しているが致命的な傷ではなく、なんも問題なく動ける。

                        シュッ ブィン

ブラックライダーは2本のビームダガーを取り出す。
構えを取ると突然目が赤くなる。
まるで何かを獲物をとらえたかのように・・・・・・

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ来るな死神め!来るな!死神め!!」

ズゴックのパイロットはブラウンのブラックライダーを見ると突然発狂し出す。
直ぐ様攻撃する構えを取るが・・・・

                         ビュゥン
                       ズシュッ

がっ・・・・・・

一瞬にして直ぐ右隣に接近し左手に持っていたビームダガーに刺し込む。
パイロットの体にビームの粒子を浴びで右半分がゾンビのように溶けて口から血を吐血する。
機体から油が吹き出しブラックライダーの胴体にかかる。

「あぁぁぁ・・・・・・・・」

「くそがぁぁぁぁ・・・・・・・」

ズゴック2機は僚機が無残にやられる姿を見ると気が狂ったかのようにブラックライダーに挑む。
右舷左舷からクロー攻撃を喰らわせようとするが・・・・・・

                   ザシュン ザキィィィン

ブラックライダーがMSの動きとは思えない程の動きで迫りくるズゴック2機をまずは1機をビームダガーの片方で斬りつけ。
もう1機に頭部バルカンで牽制し、ズゴックを斬り終えたビームダガーでまず一太刀で斬り裂き火花を散らすズゴックに突き刺す。

「馬鹿なぁ・・・・・こんなのを・・・・・認めな・・・・い・・・・・・・・・・」

ズゴックのパイロットは死に際にブラックライダーに憎悪の目を向ける。
現実的ではないやられ方をし・・・納得できない死を迎える・・・・・・

                   ガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

だが意識が絶えるまでブラックライダーを見る事はできなかった。
なぜならば止めの一撃と言わんばかりにコックピットに向けてバルカン砲を撃ち込む。
パイロットの原形をとどめない程に撃ち込み、それが終わるとズゴックが爆発する前に後退する。

                        ズゴォォォォォン

ズゴックは耐えきれなくなったのか爆発を起こす。
エミルやアレックス.ダイチ.ミアン.アンナは圧倒的すぎるブラックライダーを畏怖の目で見る。

「はっ・・・・俺は・・・・・・・」

乗っていたブラウンは我に返る・・・・・・・・
すると・・・・・

「うっ・・・・・・なんだ・・・この俺の意思と・・・・・この機体の意思と統一するような感覚は・・・・・いつの間に俺は・・・・・敵を・・・・・・」

ブラウンは妙な感覚に襲われる。
対してGを感じる事なく軽やかに敵を倒す・・・・・・・一体・・・・・・
一体なんだと言うのだろうか・・・・・・・・
意味の分からない・・・・・・・この感覚は・・・・・・・・

エミルはブラウンが乗るブラックライダーを見て何かを感じ取ったのか・・・・・・・・・

「・・・・・・・・・ブラウン君・・・・・・・あんた・・・・・魔物に気に入られたようね。」

と発言する・・・・・・
一体エミルは一体何を感じたのか?それは・・・・・・・感のいい人間にしか分からない・・・・・・
この驚異的な動きはHADESやアレスシステムによるものではない・・・・
そんな特別なシステムが動いているわけではない・・・・・・・・

ただの原因不明である・・・・

_________________【エミル・フィッシャーのQのQ】________________________

Q髪の色は?
黒い髪をした東洋系です、先祖は中国系アメリカ人だから。

Q年齢は?
18歳

Qジオンに所属していた時の所属は?
ジオン突撃機動軍第4パトロールMS小隊隊長、階級は中尉。

Q腕前は?
詳細な事は言えません、ただ18歳にして親衛隊にスカウトされるだけのMS操縦テクニックがある。
ただMS乗りよりも戦術家としての能力が高い。

Q亡命した理由は
亡命に巻き込まれたのが理由ですが、実際の理由は連邦軍のレーションの味のせいで亡命したらしい。
またチェイスを心から崇拝する程したっていたのが一番大きい。

Qダイアンとの関係は・・・・
ダイアンとエミルは親衛隊にスカウトされた関係で顔見知りです。
ただエミルはダイアンにヤンデレおばさんと言って怒らせています。
現在ダイアンにより処刑リストに入っていると思いきやなぜか入っていないなんでだろうね?

Q彼女のモデルは?
特にいないが、ドラゴンボール超のカリフラに影響されカリフラベースになっている。
アンナは女ブロリーことケールの性格をベースにしている。
ただMSに乗ると血祭りにしてやると言う性格にはならない。

Qところでヨシクニ・オサダさんはマクロスの長田軍曹みたいに怪我しますか?
エミル関係ねぇよ!ていかなんで長田が出てくるんだよ?新統合陸軍の長田軍曹と違いあそこで出番終了だよボケ野郎。
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第11話 黒き死の騎士 前編

2017-06-02 15:32:24 | 機動戦士ガンダム黒き死の騎士
RX-80BRブラックライダーは何故か死の騎士と呼ばれる。
死の意味を持つ騎士はペイルライダーで、彼は手には食料を制限するための天秤を持ち地上に飢饉をもたらす役目を持っている。
一体なぜ、死の騎士と呼ばれているのか?
それには誰も分からない、ただ分かるのがブラックライダーに対して自然に口走ってしまう事である。

      ズガァァァァァァァァン

「狙撃だ!」

「エンジンのコントロールが効かない、不時着するぞ。」

中東を飛行していたブラックライダーを載せたミデアが撃墜された。
このミデアの撃墜が本当の物語の始まりであろうとは・・・・・・・・

                           【ミデア撃墜より1時間前 テヘラン周辺駐屯テント】

「第3小隊、エリア4(カスピ海沿岸部)にて哨戒任務のため出撃します。」

「うむ、頼んだぞ。」

ブラウン率いる第3小隊は周囲に存在するであろうジオンの敗残兵及び侵攻ルートの伏兵・スカウト(偵察)に備えて哨戒任務に就いた。
テヘランからクルト司令率いるカラチ撤退組とカーミックのスコルピオ隊は追撃を回避しつつレバノンに主力部隊はトルコ方面に撤退済みだが。
途中退却について行くことが出来ずに戦線に取り残される兵士が続出し。
カーミックの補佐のあったカラチ撤退組とついてきた一部の部隊の落伍兵は殆どいなかったが、主力部隊は半数以上が落伍した。
この事実があるのだから今後の進軍には何らかの障害が発生するだろう。

第3小隊を含めた全小隊は半径30km以内にいる敵を潰すため哨戒任務と言う名の掃除に出かける。

ところが・・・・・・・・(汗)

「で哨戒任務についたが・・・・・・・」

「おう隊長さん。」

「気になっているんだが・・・・・・」

「気になるって何がですか?」

「なんか・・・・・・」

「なんかって・・・・・・・・・・・」

「なんと言うか・・・・・・なんでフィッシャー教官と子猫・・・・アンナがいるんだ?」

「なんでって暇つぶしよ。」

なぜか第3小隊のブラックハウンドにはエミルと副官相当のアンナがいる。
亡命ジオン特化大隊は暇でもなんでもないんだが・・・・・・・・・
それにカラチ奪還を成し遂げて少尉へ昇進し副隊長の立場にいるのだが・・・・・・・・・

「まぁまぁ共にカラチで頑張った仲でしょ、なんとなく占領し。そして中尉に昇進。」

「確かに中尉に昇進して嬉しいですけど、フィッシャー教官・・・・・これとこれとは別でしょうが!!」

「ふふ~ん♪別にいいじゃないちゅ・う・い・殿♪」

「色仕掛けしないでください。」

「うほぉ~い俺にもやってくれ!!」

「アレックス黙れ!!」

もっとも亡命ジオン特化大隊の副隊長の立場にいるのに・・・・これでいいのか?
と死んだ魚の目でモニター先のエミルを見るが・・・・・・・
エミルもふざけてここにいるわけではない、きちんと理由がある。

「ブラウン君、一応ここにいる理由伝えるけど。私はジオン兵に化けてまじかで潜伏先を割り出す役割があってここにいますから。」

「またそれ?」

「また・・・それ?のそれよ、潜入先を割り出すのは元ジオン兵しかできないのよ。そしてアンナがいるのは私のオペレート役って事。」

「よろしくお願いします中尉。」

「あぁよろしく・・・・・・だけど・・・・・まぁ・・・・なんともなぁ・・・・・・・・」

なんで潜入ばっかりやるのだろうか、エミル・フィッシャーと言う年下の女は・・・・・
ブラウンはどんどんべけぇとだらしない顔をしてエミルの行動に悩ませる・・・・・
と言うかアレックス・ダイチ・ミアンはエミルやアンナが普通のいるのを当たり前かのように接しているため。
もう言っても無駄かぁ・・・・・・と悩むことをやめた。

直後・・・・・・・・・・・

ドゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン  

突然何かを撃つ音がした。
ブラウンらは何んだと一瞬動揺する。
敵が攻撃してきたのか、遠くの地で活動している別の小隊が敵と遭遇したのか?
その答えはすぐに返ってくる・・・・・

ゴォォォォォォン 

「ミデア輸送機!?」

ブラウンらの目の前にミデア輸送機がエンジンから火を噴きながらカスピ海に向けて落ちていく。
どんどん高度を下げていき、カスピ海の浅瀬に墜落着底する。 

              

                         【カスピ海某所 浅瀬】
第3小隊はミデアが墜落した現場に到着した。
本部に救難ヘリの要請をし、ブラウンはエミルを手にミデアに向かった。
ミデアの近くにたどり着くと操縦席部分のハッチを開けてエミルを中に入れた。

「うっ・・・・・・・これは酷い光景ね。」

中で見たのは乗組員の血だらけの遺体が転がっている光景であった。
それを見た・・・・エミルは・・・・・・・・

「ブラウン君、代わりに中に入って・・・・・」

「なぜです?」

「私は血が充満した密閉空間は無理なのよ。MSの操縦をするから・・・・・」

エミルは人を殺すのに躊躇しない性格な軍人だが、血が充満した密閉空間で行動するのは苦手である。
しょうがないなと思い一回手にエミルを乗せてコックピットの中に入れて代わってブラウンが手に乗りミデアの中に入れてもらう・・・
中に入ったブラウンだが・・・・・

「流石に女でもあるフィッシャー教官でもきついな・・・・しかし、このミデアの中はどうなっているんだ?」

とブラウンは奥に向かいコンテナ部に向かう。
生存者を探しているが遺体は見つかるが、生きている人間は見つからない。
コンテナの部分に向かうとある物を見つける。

「これは・・・・・・・」

目の前には黒いMSがあった。
ジムや陸戦型ガンダムとは別系列の人型機動兵器がコンテナに置かれていた。
興味を持ったのかコックピットの近くに行く。

「なんて言うMSなんだろうか?しかし・・・・・・・この黒いMSはどこの・・・・・・・」

見知らぬMS・・・・・・・・
誰が何の目的で何のためにミデアに乗せて輸送していたのだろうか・・・・・
周辺を探すと・・・・・・

「これは・・・・・・・少女・・・・・・・・・」

近くでノーマルスーツを着ていた少女の死体を見つける。
名前も知らない名もなき少女が・・・・・・・
このMSはただのMSではない・・・・・・・・いわくつきの軍事機密・・・・・・
ブラウンは知ってはいけない見てはいけない・・・・・とんでもない物と遭遇し何かしらの恐怖を感じる。

             ズドドドドドドドドドドドドドドドドドド
             ズドドドドドドドドドドドドドドドドドド


「なんだ?」

突然銃声音が聞こえる・・・・・・・
応戦するようにマシンガンを撃つ音が聞こえる。

『隊長!!大変です。』

「どうした?」

『ジオンのMSが接近中、ザクⅡとグフ.この前隊長が奪取したザクⅡアサルトがいます。現在交戦中、敵は7機・・・・エミルさんも応戦してます・・・・早く戻ってください!!』 

「戻るってどうやってエミルが回収しないとミデアから出れないんだぞ!」

ミアンからの通信により外でジオンが接近し応戦している事が分かった。
敵はザクⅡアサルトを中心とした2個小隊、数的に2倍。
直ぐに戻るようにミアンが言ってくるが、ここは着底したミデアの内部。
それにエミルが陸ジムに乗って応戦している。
戻れる事ができない・・・・・・・・・

必死に悩むが・・・・・・目の前にはいわくつきのMS。
この際しょうがない・・・・・・・ブラウンはいわくつきの黒いMSのコックピットを開け乗り込む。

「動けるのか・・・・・・頼む動いてくれ・・・・・・」

ブラウンはMSの起動スイッチを押す。
すぐに動けるようになっていたのか、いわくつきの黒いMSは動き始める。

「動くか・・・・・・いわくつきでも・・・・・・・名前は・・・・・この際はどうでもいい・・・・・敵を倒すことが最優先だ!!」

レバーを思いっきり引き、いわくつきの黒いMSは動き始める。
目の前はミデアのコンテナの天井だが・・・・・・

「この際はぶっ壊す!!」

                  ブキィィィィィィィィィィィン      

と宣言する。
この時ブラウンが知らないが・・・・・
いわくつきの黒いMSの名はグレイヴが開発中止になった4機のRXー80を改修した四騎士の一つ。
本来の意味では死の騎士と呼ばれないが、技術者から死の騎士と呼ばれるRX-80BRブラックライダー。

この瞬間、戦場に黒き死の旋風をまき散らそうと産声を上げた。
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第10話 ジオンが地球の半分を制圧する事を望んだのは連邦?そして罠?

2017-06-01 16:31:53 | 機動戦士ガンダム黒き死の騎士
パキスタン・ハイデラバード及びカラチ奪還から数日後の宇宙世紀79年10月25日。
地球連邦軍レビル本隊から攻撃目標からオデッサを攻撃目標と言う事を逸らすべく陽動作戦を徹底せよと命じられる。
ブラウン達は本隊である第7独立機械化混成部隊と合流し引き続き同じ面子で、テヘラン郊外でテヘラン侵攻に備えて準備していた。
その間.ジオン亡命兵だからと周りの連邦軍の兵士はエミルらを偏見の目で見るが。
それで亡命兵の女性兵士が連邦軍の兵士に性的暴行を受けそうになった時。
エミルがアンナを引き連れてその現場に乱入し。

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ小悪魔だ!」

「強過ぎる無理だぁぁぁぁぁぁ」

エミルが思う存分暴れてボコボコにされ。
この噂が全体的に広まり、以後いつエミルが乱入してくるのか分からないので亡命兵に喧嘩を売るのは自殺行為と言われる程恐れられる。
ブラウンはこの噂にフィッシャー教官らしいやぁと、呆れながら笑い一時期の平和を楽しんだ。
その夜、食事の時。

「ブラウン君。ジオンのコンバットレーションより上手いレーションを食べている所悪いけど....」

「なんですか?その真面目過ぎる顔は?今食べているんですけど....」

「今思ったんだけどジオンが地球の半分制圧したのって.....連邦軍の戦略じゃない?」

「はぁ?」

突然.エミルがジオンに地球を半分ぐらい占領したのは連邦軍の戦略であると言う。
いきなり言ってくるのでブラウンは意味が分からんと言う顔をするが、冷静的に考えると確かにと思えて来た。
確かに国力が劣るジオンが攻勢的限界を感じさせる程の戦線を拡大させてそこで反抗作戦に出る点はエミルの言っている事が納得できる。

「エミル准尉、横槍ですがジオンが短期決戦に失敗して当初の必要以上にレアメタルなどの資源並びに兵器などを大量生産が出来る工業地帯が必要になり地球に降下し占領。資源地帯工業地帯の安全を確保ためにどんどん領土の占領を進めて行き悪循環がいつしか生まれたんですよね?」

「その通り、ミアン君あなた出来る子ね。流石だわ。」

「まぁ一応、単純な考えで戦地に行くわけにいかないですし。」

ミアンも話の題材を持ってに入ってくる。
持ってきた話しの題材は占領地域に関する事。
ミアンの言う通りジオンはオデッサ(資源)とキャリフォルニアベース(工業地帯.ジャブロー最短侵攻ルート)を真っ先に確保しているが。
次第に安全上の不安からイタリア.北京.ハワイ.オセアニア.アフリカ.ニューヤークなどを制圧。
確保しなくてもいい所まで確保していくようになりしまいには、連邦軍地元部隊と地域ゲリラの抵抗に遭い補給と人員の不足により膠着状態になった。

その隙をついて地球連邦軍はジオンに占領されていた北京を奪還.続いてハワイ奪還に着手。
MSの教官の任を当時していたエミルは一時期この作戦でMS乗りとしてハワイ戦に参加。
真珠湾に連邦の軍旗を掲げる事作業を行っている。
そして何事もなく残りの任期を適当に過ごして亡命ジオン特化MS大隊に所属している。
北京奪還やハワイ奪還でどんどん奪還され膠着状態が若干連邦に優勢に傾き始めた時にサイド7遭遇戦が起こり。
ホワイトベース隊の伝説の旅が始まるのである。

そしてもっとも決定的になったのはガルマ・ザビの戦死である。
戦死の5日後、レビル将軍はサウスサプトン基地からビックトレー級陸戦艇バターン.マルケッティアの3隻やアルバータ級ミサイル巡洋艦.モンブラン級ミサイル駆逐艦に護衛されドーバー海峡を進んでいる。
おり明らかに連邦軍は狙っている感が見え見えである。
エミルは更に話を進める。

「そもそも君達、ジオン地球方面軍の総兵力って知っている?」

「教官知りません。」

「知らないのか・・・・・・全軍98万人よ。」

『えっ!?』

ジオン地球方面軍の兵力は以外に知られていないが98万人である。
たったこれだけの兵力で地球の半分を制圧した事実は到底ブラウンとミアンは理解できないし信じがたい。
だが信じがたい事であるが、これは事実なのである。

「これから攻めるオデッサは重要拠点だけどそんなに想像以上の兵力はいないと思うなぁ・・・・・・30万くらいはいると思うけど。」

「・・・・・・であんなに少ないのに1000万人・・・・・一方的力の暴力だな・・・・・ははははははは。」

ブラウンはこれからのオデッサのジオンに同情する。
あれだけの兵力にぺシャンコに潰されてしまうから・・・・・・・
                                【翌日】
       ドン ドン ドン ドン ドン ドン ドン ドン ドン ドン ドン

61式戦車がテヘランの街に向けて進撃を開始する。
郊外に駐屯するジオンの部隊にはフライマンタ・デプ・ロックの編隊が爆撃。
ある程度の被害を与える。
当然、ジオンも黙っているはずもなく。
ザクやグフが61式戦車やフライマンタと戦う。

「宇宙人共をこのまま生かして宇宙に帰すな!!」

「母なる大地を奪い返すぞ!!」

連邦軍の将兵はジオンに対する怒りから士気をあげ周りに仲間が死ぬ事があっても前進は止めない。
ジオンが必死に抵抗しよう・・・・・・・・

「援軍が足らんぞくぞくと戦車の群れが来るぞ。」

「頼む早く撤退指示を・・・・持ち堪える事ができん・・・早く撤退をぐぁぁぁぁぁ・・・・・・・」

そして10分後、アグレッサー部隊はテヘラン北部から侵攻。
南部方面と東部方面から攻める部隊で挟み撃ちにする。
同時に一斉に攻撃されたのでジオンはテヘランを放棄2か所に分けて撤退した。

ブラウンと戦ったスコルピオ隊はオデッサに向かわずエルサレム方面に向けて撤退する。

「結局MSの出る幕ないじゃん。」

ちなみに・・・・・・・ブラウンらMS部隊の出番は無かったと言う。

                【愛機.陸戦型ザクⅡ】
エミルはアンナを引き連れて愛機である陸戦型ザクⅡや他の隊員の機体を見る。
既にアンナはエミルの副官的存在になり亡命して行こうエミルをよくサポートする。
案外真面目にサポートするのでエミルもアンナを信用し信頼する。

「准尉のザクのエンブレムいいですね。」

「コンバットイーグル.私がジオンにいた頃からずっと使っている私の自慢のエンブレムなんだ。初陣のルウム戦役時にサラミス1隻.セイバーフィッシュ5機撃墜した時に上官から。」

アンナはエミルの陸戦型ザクⅡのエンブレムを見てうっとりしながら誉める。
それを聞くエミルを気分がよくなって自分のエンブレムについて語る。
エミルのエンブレムは連邦に亡命(実際は巻き込まれた)する2ヶ月前のルウム戦役での戦果で誉められたつける事を許可され自分でデザインしてつけた物。
連邦に亡命した今でも初陣の思い出からずっと同じエンブレムを使っている。

「ともう一つあるんですね。」

「うん連邦軍軍人としての初陣の時のエンブレム、やはり私は初陣を大事にするんだよね。」

コンバットイーグルのあるエンブレムの反対側の肩に連邦軍のベレー帽を被るイーグルのエンブレムがある。
これは誉められたんじゃなくてこっそり自分で描いた物である。

「准尉って心は純粋な子供と同じなんですね。」

「うん、私はまだ18歳のガキンチョだし。後2年で大人です。」

エミルの年齢は18歳であり、ブラウンより4歳年下である。
だがMS乗りとしては先輩であるかつ教官なので、ブラウンは4歳年下のエミルには頭が上がらない。
ブラウンに限った話ではなく、同じブラウンの同期も同様である。
アンナは・・・・・・・ブラウンさんも可愛そうな人だなぁ・・・・・・・と静かに同情する。
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第9話 カラチ攻防戦/一瞬の賭け ヤギュウの剣よ!出よ!!

2017-05-31 23:21:37 | 機動戦士ガンダム黒き死の騎士
カ―ミックの予想も出来ない動きにブラウンは圧倒的に力的にも精神的にも追い詰められてしまった。
まったく動きがまったく予想も出来ない・・・・・強すぎる・・・・・・
立ちあがる事が出来たが、カーミックが駆たるデザートザクが持つヒートサーベルの一撃を回避できる自信がない・・・・
何かないのか・・・・・・・・

とブラウンはカーミックに勝てる術を必死で探すが・・・・・・・

                        ブン ズシン

「くっ・・・・・・」

「ちっ・・・・・・早いな・・・・・・腕は悪くは無い。」

そんな余裕はない、とっさに回避する事が出来たが・・・若干ずれていたらコックピットはヒートサーベルの熱を受けてブラウンとアンナは溶け死んでいた。
一度回避できたのはいいが、二度避けられるのは自信がない・・・・・・・・
今度まともにヒートサーベルを喰らったら・・・・・・・・・

「あの私はどうすれば・・・・・・・」

「子猫静かにしろ!!」

「はい・・・・・・・」

アンナは戦闘しきっているブラウンに怒られる。
味方に殺されるかもしれないのに、そればかりか直ぐに怒鳴る怖い敵がいる。
捕虜にしてもいいから早く命の危険性のある戦場から出して~とアンナは涙目になりながら声の成らない叫びをする。

                       ブン ズシン ボトン

「また外れか・・・・・・・・偶然ではないな・・・・・」

「今度は水平斬り・・・・・」

通常の一般兵士ならば真っ二つになるスピードで水平に斬りつけ破壊されているトーチカの屋根を斬り落とす。
適当に斬っているのではない、必ず斬れるように計算されつくして・・・・・・
なんとか回避しているが、そこは僅かに計算が追いついてないのかまたしても一歩手前の所。
生き残りたい本能か体が動くが・・・・・・・いつ本能がカーミックの斬りに負けてしまい自分が斬られるか分からない・・・・
ずっと逃げているだけの情けないか・・・・・・・

「あの馬鹿は何をしているの?チェイス教官が見ていたら激怒もんよ・・・・・もう見てられない・・・・・・」

双眼鏡で様子を見ていたエミルは倒れているザクのコックピットに乗りこみ。
通信チャンネルでブラウンに対し・・・・・・・

「こぉら!自称チェイス教官の一番弟子のブラウン君、あんたの御趣味でお得意のニホン剣術は何処に行ったの?」

「ニホン剣術?」

「示現流とかいろんな事を知っているでしょ・・・・・・・・・何か出しなさいよ!!」

「そう言われてもな・・・・・・・・」

激怒の意味を込めた喝を入れる。
エミルの喝の中に出てきたのは日本剣術。
この前デザートザクの指揮官機を撃墜した際に示現流と言われる薩摩武士の剣術を使っている。
ブラウンは必死に全力で何かを思い出そうとするが・・・・・・・・

「あっあれがあった・・・・・・・・」

と何か思い出した。

「さて・・・今度こそ決めさてもらうぞ、何度も回避はできんよ!」

                           ブォン

「あっヤバ動くの忘れた!?」

思い出した瞬間回避行動する事を意識するのを辞めてしまい、絶対に回避できない状況になってしまった。
あっもう駄目だと思った瞬間・・・・・・・・

                     ズドドドドドドドドドドドドドドド

「くっさっき足を破壊したザク?」

「フィッシャー教官?」

「ブラウン君、まだあんたにくたばってもらうわけにはいかないんだよね。」

カーミックの攻撃をエミルがザクマシンガンを放った事により止まる。
デザートザクは攻撃した方向に視線を向ける。

「満身創痍のザクにやられるとは・・・・・ここはゆっくり倒すためにも・・・・・・・・・・殺。」

「ブラウン君、私はやったからね。頼んだぞ、ってカッコつけている場合じゃないとっとと退避。」

視線を向けたカーミックはエミルをトドメを刺そうとする。
エミルはカッコつけてこれから死ぬような事を言うが、やっぱりやめてコックピットから脱出する。
そしてザクはカーミックにグサッとヒートサーベルで刺され破壊される。

「背後を油断して背を向けているが、銃がない。ならば....」

ブラウンはビームサーベルを抜く。
ザクⅡアサルトにはビームサーベルが装備してある。
なんせビーム兵器実験用の量産型機だから。

「やる気になったから、だったらやってやるぞ!」

                           ブォン

「これでお終いだな・・・・・これで楽しき勝負の時は閉幕だ!!」

カーミックの駆たるデザートザクは走りながらブラウンに今度こそ止めを刺そうとヒートサーベルを振りかざす・・・・・
それに対しブラウンは今思い付いた剣の奥義でこの危機的状況を絶対的に有利な状況にするためにビームサーベルを持つ手を動かす。

                           ガシャン

「な・・・・・・・・」

「斬釘截鉄・・・・・・・・ヤギュウの剣だ!」

                          ブォォォォォォン

「やるな・・・・・・・連邦のエース・・・・」

ブラウンは止めを刺そうとするカーミックの斬り込みを半身で回避しビームサーベルで右腕を切り落とす。
直ぐ様カーミックはジャンプで後退しブラウンと距離を取る。
ブラウンが取った・・・・・斬釘截鉄
柳生新陰流の奥義の一つ、「釘を斬り。鉄を截つ」と言う言葉の元。
斬り込んでくる太刀を半身で回避し小手で斬ると言うカウンター技である。

趣味で剣道をする事があり知っていたが・・・・・・・・まさか・・・・・上手く行くとは・・・・・・
ブラウンはカーミックに止めを刺そうとするが・・・・・・

「中尉。」

「御無事ですか!?」

後ろから2機のデザートザクが接近する。
カーミックの部下ユイマンとオスカーである。
途中レジスタンス兵が奪った装甲車に妨害され、中々進めなかったが。
ようやく東部地区まで辿りつく事ができた。
ブラウンは2機相手じゃ勝てる事はできないと判断し、様子見をする事にした。
倒れているザクから通信してくるエミルからも相手するなと言われる。
様子からしてカーミックを迎えに来たのだろう・・・・・・・・・

「中尉、既に全軍退却の準備を完了してます。我々も撤退しましょう。」

「そうだなこの腕では戦う事ができん、退くぞ。」

「あいつはどうします?」

「撃つな殿は不要だ・・・・・・あの様子だと・・・・・・無用な戦闘はしないだろう。」

「分かりました、では退却地点まで案内します。」

「あぁ頼むぞ。(連邦軍のパイロット・・・・・お前は天に愛されているな・・・再戦を楽しみにしているぞ。)」

カーミックは部下に護衛され暗闇の中へ消える。
ブラウンとエミルは黙ってその光景を見るだけであった。

そして・・・・翌日・・・・・・・

「・・・・・・・・・」

「なんとなく制圧してしまいました、カラチ・・・・・・・・」

合図を得て街に入城したアレックス・ダイチ・ミアンら第3小隊やエミルの所属部隊亡命ジオン特化MS大隊やその他の面々を驚かされる。
そんな彼らをブラウンとエミルは肩を組みながら笑顔で迎える。
直ぐ様取り残された兵士の武装解除を開始する・・・・・
捕虜にした兵士はどんどん集められ亡命するかそのまま捕虜になるか決める事を選ばせる。

「で・・・・・・あんたどうするの?」

「・・・・・・・えぇ・・・・・と・・・・・捕虜に・・・・・・・」

「捕虜か・・・・・・・どうせ不味い飯食う事になるから・・・・亡命して私の部下になり上手い飯でも食わないか?」

「えっ!?」

「当然妹分として可愛がるよ、さっきいろいろと怖がらせてごめんなあんた名前は?」

「私はアンナ・カークランド曹長です・・・・・・亡命は・・・・・します・・・・怖い人でしたけど・・・・・・優しい部分があるなんて・・・・・よろしくお願いします。」

「おう・・・・・・・・って優しい部分があるのは元からだ!!」

アンナ・カークランドを始めとする一部のジオン兵は亡命し、ジオン亡命部隊に加わる。
このアンナはエミルの良き右腕として一年戦争を駆けて戦場を生き抜いていく。

その頃、パキスタンハイデラバードを攻略していた部隊も被害を出しながら勝利する事に成功する。
ブラウンとエミルの師チェイスやハイウェイらがいるアグレッサー部隊も数両の被害を出しながらも生還する。
その時・・・・・チェイスとハイウェイが街での戦闘の後衝撃的な風景を目撃する事になるが・・・・・

それは・・・・・・・・後年に出されたアグレッサーの鎮魂歌によって語られるので別の話。
(詳しくは機動戦士ガンダムアグレッサー第1巻 作 万乗大智を買おう。)

                        【おまけ・・・・まだまだあたしは出るよ】
メタ話

★ブラウン
◆エミル
□アンナ

◆「でブラウン君、妹分になったアンナと共にまだまだ出続けるからな。」

★「えっ!?ハワイ諸島奪還に行くんじゃないですか?」

◆「ハワイ奪還作戦?あぁ私がおとなしくなよなよしたあれ~うん、昔の話だろ?」

★「えっ!?」

◆「ホワイトベースのガキンチョがガルマ潰している間、南アジア.マドラスから北京を攻めて、その後ハワイ奪還よ。」

★「何処ぞの野望?」

◆「史実だろ?」

★「・・・・・・史実と言わないと殺すと言うんでしょ。」

◆「でもこれからキャリフォルニアベースに攻めるのホントねぇアンナちゃん。」

□「はいそうです。」

★「子猫まで味方につけるとは・・・・・」

◆「そしてチェイス教官に告白するんだ!!」

          エミル・フィッシャー、ジャブロー戦当日 連邦軍パナマ基地で待機

◆「そんな馬鹿な~チェイスきょうか~ん。」

★「ザマァ見ろ。」

□「ではガンダムもマクロスもよろしくね。シー・ユー・アゲイン。」

エミルの暴走にまだまだブラウンは付き合わされます。
オデッサ作戦まで・・・・・・・・・

                      【現在活動中の主人公のメンツ】
ここは現在、長田義家と言う名のアホがブログで掲載している作品のキャラが集う間。
密かに進められている有る計画のために集められた。

ブラウン(機動戦士ガンダム黒き死の騎士)「スーパーロボット・・・・・・」

ラウラ(マクロス外伝蒼い髪のメルトラン主人公)「大戦・・・・・・・・・」

アジェス(超時空戦記クヴィアロスの主人公)「MY。」


ラウラ「ってこの三種類しか活躍してないですね。」

アジェス「ていうかマクロス作品多すぎ。」

ブラウン「俺はどんな活躍するんだ?」

桐原中尉(超時空要塞マクロスサイドストーリーズ)「知るかよ。」

新条祐(マクロス外伝VOXPストライクウォーズ)「馬鹿やるんじゃない?」

ミラージュ(マクロス外伝ミラージュ戦記)「あの私はマクロス⊿の正規キャラなんだけど?不参戦?大人の事情で?」




石井一尉(戦国多種職業 現代の様々な職業の人が信長の家臣!?の主人公)「二次創作のキャラの癖に・・・・俺は正規のキャラ(一次創作物)なんだぞ。
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第8話 カラチ攻略戦/ カーミック・ロム来襲

2017-05-31 19:14:58 | 機動戦士ガンダム黒き死の騎士
レジスタンスと隠れ連邦軍の決起に呼応し、ブラウンとエミルはMSを奪取。
ブラウンはザクⅡアサルト エミルは陸戦型ザクⅡを奪取し直様武器を取り格納庫を攻撃する。
ビームカービンとザクマシンガンの発砲により陸戦型ザクⅡやグフなどの機体が破壊された。

見ていた整備班長らしき男はやめてくれと言う顔をするが、ここは危ないと部下の整備兵に襟元を掴まれ安全な場所に移動したり。
ブラウンとエミルのザクを迎撃のため愛機に向かうがたどり着く事が出来ずに死ぬパイロット、情けなく逃げる警備兵など効果は出ているように見える。

「案外MSが集中しているわね、さっきのゲートにはザクⅡアサルトとかいたわね。」

「ビームカービンを持つ機体です、もし乗られていたら厄介です。」

「それもそうね、ビーム兵器ってどんな防御を無効にする程の貫通力があるから。そっちを優先的に叩きましょう。」

格納庫を破壊し尽くしたらゲート付近のトーチカや対空施設を破壊する意味を含めてザクⅡアサルトとデザートザクの強敵機と雑魚(ザクⅡとザクI)が動き出す前に撃破するためカラチ東部に向かう。

ブォン ブォン ブォン ブォン ブォン ブォンブォン ブォン ブォン


「ロム中尉、デザートザク発進準備完了です。」

「よし、有難う。.........各機に告ぐ退却路のためカラチ西武ゲートを守れ!ユイマン.オスカーは俺の直掩として東部友軍の救助しに行くからついて来い。」

「中尉?退却路って?」

「この基地はガタガタなばかりに被害を受けた、今の状態では半日では持たない。クルト司令には先程残存部隊を早期的に撤退するように通信で入れた。俺たちは東部の友軍を救助に行く。」

「理解しました、了解。」

カーミックはクルト司令に無線で連絡し撤退するように指示をする。
撤退先はイランのテヘランであり、そこにはオデッサ防衛戦を敷いているジオン軍の拠点がある。
そこで態勢を整えて改めて連邦軍に迎え撃つようにと......

クルト司令も同じ考えであり撤退を決断。
西部格納庫のMSは逐次に出撃し西部ゲートに向けて退却した。
まだ東部には命令が届かず戦っている部隊がいる。
これらの部隊を救助するためカーミックは直掩機を率いて東部方面に向かう。

その東部戦線では......

                          ズドドドドドドドドドドドドド
                      ズゴォォォォン

「くそ、造反者め.......」

既に東部ゲートではブラウンとエミルのチェイス弟子コンビにより呆気なく壊滅した。
背後からザクⅡアサルトを強襲し慌てた所をマシンガンで掃射しそこにいたMS部隊と対空施設そしてトーチカを破壊。
案外予想していたよりもなんかスッキリと戦闘を終わらせてしまった。
残りの敵はデザートザク1機のみ。
エミルはザクに最後の警告をする。

「警告する戦闘は終わった、降伏しなさい。」

「誰が降伏するか!連邦に媚を売った造反者め!ジオン軍人の魂はないのか?」

「ジオン軍人の魂ねぇ、一応あるけど.....今は単なるMS乗りの魂がメインかな。今は連邦軍の軍人の魂もあります・・・・まぁ私はコウモリ野郎ね・・・バットマンレディなんちゃってね♪」

「くそ野郎が!」

                                 ガチャ
                               ビギュゥゥゥゥン
                       ゴガァァァン

「話している最中だ!黙れ!敗者が.......」

降伏を拒否したデザートザクがエミルを攻撃するもブラウンのビームカービンでマシンガンを持つ手を発砲する前に破壊され無力化される。
乗っていたザクのパイロットは完全に心を砕かれ戦闘不能になる。

「さぁてトーチカ群もある程度破壊したし、敵はいないようね。」

「敵兵士は総崩れ・・・・・・・・上層部の連中・・・・・・・・最初から知って・・・・・・」

「別にいいじゃないの、こんなにすっきりと戦えたんだし・・・・まぁこいつらが大した事はないのは確かだけど。」

完全に沈黙した地でエミルは笑いながら話す。
本当この人は・・・・・・・と思いながらブラウンは見ていた・・・・・・
あっ・・・・・・・そう言えば捕虜にした後ろのこいつ(女性兵士)の名前ってなんだっけ?
何かと面倒だし・・・・・それに子猫のように愛らしいから子猫と一応の名前にしているが・・・・・・

「そう言えばなんだが・・・・・・・後ろの子猫。」

「こ.子猫・・・・・・・・・」

「お前の名前ってなんて言うんだ?」

「えっ・・・・・・・・アンナ・カーク・・・・・・・・」

ブラウンは後ろの女性兵士に名前を聞く。
うっかり勝手に呼んでいる子猫と戸惑うが、しっかり名前を聞くと答えてくれる。
アンナ・カークその後は・・・・・・・・

もう少しで名前を完全に聞こうとするブラウンだが・・・・・・・・・・・

                ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
                          ゴガァン

「なっ・・・・足が・・・・・・・」

「フィッシャー教官!?」

突然、エミルが乗る陸戦型ザクⅡの脚部が何者かによって銃撃され破壊されバタンと地面を背に倒れる。
倒れた衝撃でエミルは凄い衝撃を喰らうが、大した被害は受けていない・・・・・
一体誰が撃ったのだろうか・・・・・・この先に敵がいるのであろうか・・・・・・・・・
ブラウンは銃撃のあったであろう先にビームカービンを向ける。

               ガシャン ガシャン ガシャン ガシャン

「1機射程ギリギリで足しか狙えなかったか・・・・・・・・ザクⅡアサルトと陸戦型ザクⅡ・・・・・・連邦軍め・・・・・たったこれだけで我が軍の自慢の防御施設を破壊するとは・・・・・・・」

暗闇の中から出てきたのはデザートザク。
持っている装備はMMP-80マシンガンを装備している。
肩のシールドにはアラビアンのロゴ・・・・・
こいつは何処かで見た事がある・・・・・・・いや知っている・・・・・・・・

「中東戦線の虎カ―ミック・ロム・・・・スコルピオ隊か・・・・・・・・・」

ブラウンはカ―ミックの事を知っている。
こいつは中東戦線がまだ連邦軍の領土だった時に何度もやりあった、ジオンのエースパイロット。
MS乗りになるため一時期本社で訓練を受けていたが・・・・・・生きていたのか・・・・

「並の工作員がMSを奪取してここまで暴れるのはただ者ではないな・・・・・・・・」

「カーミック・ロム・・・・・・・・・・・・・やれるのか・・・・・こいつは・・・・・・・・・」

                             カチャ

「ブラウン・・・・・・・・」

お互いに銃を握る。
エミルは心配そうに見て・・・・・・後ろのアンナは味方に殺されるのではないかと言う恐怖の顔を見る。
・・・・・・・・・・・・お互いに動かない状態であるが・・・・・・・・・
ービームカービンの残弾は・・・・・・・・・・・・・・2・・・・・・・・・
ー瞬時にカーミックをやれるのか?・・・・・・・・

ブラウンは瞬時に決着をつけるため・・・・・・カ―ミックに向けてビームカービンを向けトリガーを引く・・・・・

                      ビギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン

ビームカービンからビームの粒子が出る・・・・・そのままカ―ミックのデザートザクのコックピットに向けて直撃コースである。
スピードからして回避する事はできない・・・・・・・・・
ブラウンは勝利を確信するが・・・・・・・・・・

                            ブン

突然、持っていたMMP-80マシンガンをブーメランのように水平方向に投げる。
MMP-80マシンガンはビームカービンから出てきた粒子にぶつかり爆発する。
マシンガンの弾は一般のマシンガンの魂とは違う、一発が大きな大砲の弾に匹敵する・・・・
ビームカービンのビーム粒子に命中しマシンガンが爆発する。

いやそれでも貫通する・・・・・ブラウンはまだ望みをかけるが・・・・・・・・・

                         ズシャン

「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」

マシンガンの爆発の後に何かが自機にぶつかる。
一体何が起きたのかと・・・・・・・

                      ドシャァァァァン

「ぐっ・・・・・・・・・」

そのまま倒れる事になるが操縦には支障はない。
アンナは気絶寸前であり、ブラウンの顔に大きな胸をつけるように倒れ込む。
なんか嬉しいけど・・・・・・・・そんな場合じゃない・・・・・アンナを元の場所に戻すように退かせる。
モニターで何があったのかと確認するが・・・・・・・・

「なっ!?」

目の前にいたのは左手をビームで焼けながらも右手にグフのヒートサーベルを持つカーミックのデザートザクである。
いつの間にあんな短時間で動けたんだ!?
ブラウンは疑問に思う。

                            グィィィィィィィン

そんな疑問に感じても時間は無い・・・・・・
直ぐに起き上がってカーミックの反撃に備える、剣を引いたと言う事は殺る気だ・・・・・・・・・

「連邦のパイロット・・・・・甘かったな・・・・・完全に自分の自身に溺れない方がいいぞ。100%と言うのは存在しねぇ僅か0.1の%でもミスをする事を覚えるんだな。」

自分はカーミック・ロムに勝てるのか・・・・・・・
この時のブラウンは・・・・・・カーミック・ロムに勝てる事を予測できない・・・・・・・・
一体どうすれば・・・・・・・こいつに勝てるのか?

            【おまけ アレックス(巨乳)VSダイチ(貧乳)】
その頃ブラウンとエミルが暴れまわっている頃、お残り組は必死に作戦成功する確認するため緊張感を持って監視していた。
陸戦型ジムと連邦軍カラーのザクⅡとグフそして61式戦車が人工林の中で誰にも見つからずに........
だけど,......

「アレックスさん、貧乳ですよ女の魅力は貧乳ですよ!」

「ダイチてめぇ、女の事分かってねぇな女の魅力の三種の神器は巨乳 尻 顔だろうが!」

アレックスとダイチの喧嘩が延々とやっていた。
理由は女の魅力である胸の論争らしい。
巨乳派ですけべのアレックスと貧乳派のダイチの胸戦争の発端は女の魅力は胸だよねぇからである。
お互いディする行為をしたため、食事を挟んでも対立するなど24時間続きそうな勢いで喧嘩している。

「胸なんてどうでもいいでしょ?女の私がいるのに、胸なんて。」

ミアンは二人の戦争に呆れていた。
大体なぜ胸で対立するのか・・・・・・・ていうか・・・・・・思春期の男の子じゃあるまいし。
私は胸は大きい方だけど・・・・・・

「じゃあおめぇは胸のデカイミアンちゃんより胸の小さいエミリーちゃんがよかったのかよ!?」

「そうですよエミリーちゃんが良かったですよ、あの胸が小さくてキュンとした。」

                            カチン

「なに~あんな胸のちいせぇエミリーがいいだぁ?アホかてめぇ?そんな胸のちいせぇエミリーちゃんなんざ・・・ミアンちゃんが風呂に入る時に見せるような巨乳なタンクトップの見れんだろうが!!」

「無い方がいいですよ!!!」

                            カチン

ーあぁこいつら・・・・・・・・纏めて地獄に送ろうか・・・・・・・・・・・

                            ガチャ


この後アレックスとダイチは上半身裸でぼこぼこになり正座で僕は変態ですと言うプラカードを掲げられる事になる。

                              【この時の・・・・・・・・】
RX-80WRホワイトライダー
RX-80RRレッドライダー
RX-80BRブラックライダー
RX-80PRぺイルライダー

改修作業完了・・・・・・・
RX-80試作4号機・・・・・・いやペイルライダーのデータフィードバックのため。
それぞれの戦線に配備させたい。

グレイヴもいろいろと五月蠅い・・・・・・・・・
ホワイトライダー.ブラックライダー.レッドライダー.それぞれ適性に合うパイロットを探しているがまだ見つからない・・
当分は戦災孤児と言う名の実験動物たちで運用させる。

もっとも各連邦軍MSパイロットととして登録されている優秀でこいつに合いそうなパイロットのデータ集めてくれ・・・
当然・・・・・ジオンの亡命兵士でも構わない・・・・・・

運用についてだが・・・・ホワイトライダーは北米戦線.ブラックライダーは中東.レッドライダーはジャブロー外縁部で行いたいと思う。

まぁお前もいいパイロット見つけろよ・・・・・・そのためには手段を選ぶな・・・・・・・
どんどん戦災孤児の実験動物を死なす数を増やさないためにも・・・・・

では・・・・戦後のグレイヴの利益のために・・・・・・・

                     【設定】
MSー06ASザクⅡアサルト
【所属】ジオン公国軍
【製造】ZIONIC社
【生産形態】量産機
【全高】17.5m
【本体重量】36.4t
【全備重量】67.1t
【装甲材質】
超硬スチール合金
【出力】1,440kw
【推力】63,800kg
【最高速度】230km/h
【武装】
ビームカービン
ビームバズーカ
MMP-80マシンガン
ハンドグレネード×3
シュツルム・ファウスト
ビームサーベル
【生産】
陸戦型24機
宇宙戦型21機
汎用型23機
【ロールアウト】10月2日
ジオン公国軍が開発した、ビーム兵器用の実験量産型機。
当初はザクの防御力機動力改修型であるが、V作戦/RX計画シリーズのRX-78-2ガンダムの出現により脅威と感じた上層部がビーム兵器を搭載するように若干修正しビーム兵器用の量産型機として開発する事になった。
ロールアウトは10月2日、サイド3.アバオアクー.グラナダ.ソロモン.オデッサ.キャリフォルニアベースなどのジオン重要拠点に少数ながらも配備された。
うち1機が小惑星ぺズンに明け渡されアクト・ザクのデータをフィードバックする事になる。
なお終戦までに全型合わせて69機生産される事になる。
各地の主要部隊に配備されており信頼性があり、ザク改やザクⅡF2型の知名度に隠れがちだが・・・名機と言う軍事専門家が多い。

★登場した著名エースパイロット
ヘルベルト・ヘルトヴィッヒ/首都防衛大隊.階級大尉
グスタフ・シュタインベルク/キシリア親衛隊.階級少佐
サリー・シーガー/キャリフォルニアベース第2地区防衛大隊.少尉
ナオシ・スガノ/グラナダ第2独立遊撃戦隊第2小隊.大尉
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