別品さんの牛すじカレー
快晴の空の下、山小屋のテラスでみんなで牛すじカレーを食べた。
爽やかな空気と山の眺め、そして食べ放題の牛すじカレー。至福の時が流れる。あまりの美味さにみなさんはいつもの三倍は食べてしまったようだ。私もしばらくはカレーを見たくなくなるほど食べてしまった。
このカレー、山小屋に遊びに来てくれた某氏の秘伝の逸品である。まことに傑作である!某氏は今後もし今の職を失うことがあっても牛すじカレーで身を立てられることは確かだ。
このカレーが完成するまで、仕込みから入れるとなんと!三日がかりであった。某氏はよほどこのカレーが心配だったようでカレー鍋と寝起きを共にしていた、昼夜を問わず細かく火を入れたり鍋をかき回したり、夜中には鍋に向かって不思議な寝言を語りかけたり、それはもうものすごい力の入れようであった。この様子は某氏(ウメダ)と同室だった名犬(エース)から後で詳しく聞いている。
その甲斐あって「別品さんの牛すじカレー」が完成。みんなを感動させたのである。ありがとう!!
爽やかな木漏れ日の下、牛すじカレーがもう止まらない。