玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

アンクルン始まる

2017-02-13 | ワヤンのお稽古
   右手でコテカンを弾きながら、左手で拍を取り、口では主旋律を歌う、
   この後、足の指先に挟んだ木バチで木箱をトントンと叩き(さすがにこれはウソ)、
   一座のみんなにアンクルンの曲を教えるダラン某。

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 昨日アンクルンの練習があった。
 我々一座はなんと、アンクルンのハーフセットを持っているのです。凄いでしょ!
 いつのことかは忘れてしまったが、数年前に一座のみんなで購入した宝物のような楽器です。
 ワヤンの稽古のたびにこの楽器を眺めていたのだが、いつもみなさん何かと忙しくなかなか練習を始めるタイミングがなく、部屋の片隅で長い間大事に発酵させていた。非常に勿体無いことであった。
 そこで満を持して、「よし今年こそはアンクルをやろう!練習しよう!」と一同意を決して、ついにアンクルンの練習を始めた。といっても、まだ一回目なのでこの後どうなるかはまだまだ予断を許さない。
 でもアンクルンの練習はすごく楽しかった!だから、多分これからも続くと思います。早く上手になってアンクルンでワヤンを上演するのが一座の目標です。
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 ガムランはどんな曲でもそうなのだが、「拍」を間違えて覚え込んでしまうと取り返しのつかないことになる、一度覚えた拍を修正するのは大変。そこで「拍も一緒に教えて欲しい!」とダラン某にお願いした結果、上の写真の状況になったわけです。おかげで非常によく理解できました。・・・はずです。


こんな差し入れをいただきました。
すごく甘ドロしくておいしかったです。
ありがとうございました。