獨協医科大学の研究不正問題

獨協医科大学内分泌代謝内科研究室における 論文捏造・二重投稿の疑惑追及ブログ

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獨協医科大学内分泌代謝内科 論文捏造・二重投稿疑惑まとめ

2014年04月15日 | 獨協医科大学
Twitter: 論文捏造@JuuichiJigen
相互リンク→小保方晴子(STAP細胞)の論文の疑惑まとめ:Haruko Obokata (STAP cells)

獨協医科大学の論文捏造事件では、 論文の結論を左右するような最も重要な図(Figure)ばかりにおいて画像の流用が繰り返されていた。それも、複数の論文にまたがってであり、極めて悪質である。獨協医科大学の調査結果発表記者会見においては、一つ一つの不正に対して、実験ノートや生データが公開されておらず、実験自体が行われていなかった可能性も拭えない。獨協医大の不正調査結果は、科学論文に疎い世間を欺く極めて詐欺的なものである。もちろん、科研費は返還されるべきであり、もし自主的に返還しないのら、これからは自浄作用のないこのような大学には、公的研究費を支給しないような取組が必要であろう。そもそも、不正を起こした獨協医科大学自身に内部調査させても、自分たちの保身を考えた歪んだ調査結果になるのは当然のことである。国民の税金から研究費を支給している以上、不正が起こりやすい生命科学・医学研究においては、日本にも、アメリカの研究公正局(Office of Research Integrity)のような、当該大学や学会の利害を離れて独立した立場で客観的・学術的に調査を行うことができる公的部署や機関が必要であろう。

→ 話は変わるが、現在、東京大学においても大規模な研究不正が行われた可能性が疑われており、東大がどのような対応をとるのか注目されている。
 東京大学 分子細胞生物学研究所の研究不正疑惑の追及ブログ


・2012.2.3
獨協医科大学 → 研究者の不正行為についてのお詫びとご報告 (写し

・2012.1.28
読売新聞 → 論文改ざん「焦りあった」。独協医大、会見で明かす
服部良之・元独協医科大教授(57)が研究論文の実験画像を改ざんしていた問題で、同医大は27日、県庁で記者会見し、服部氏が不正行為を行った動機として「論文(の本数)の生産性を高めたいという焦りがあった」と打ち明けていたことを明らかにした。同医大に学外から告発文が届いたのは昨年1月。服部氏が同医大の内分泌代謝内科に在職していた2002~11年、講師らと共同執筆した論文27本の69か所に不正があると指摘され、同医大は調査委員会を設けた。同委は論文10本の46か所に改ざんなどがあったと判断。昨年4月、服部氏を諭旨退職とした。論文の著者は服部氏のほか延べ23人。同医大は23人が「論文は服部氏に任せていた」などとみて、不正に関与したのは服部氏だけだったとした。吉田謙一郎副学長は、「過去の実験で鮮明にとれた画像を別の実験結果として使うなどしていたが、論文の結論を左右するものではない」とし、国から受けた科学研究費補助金は返還しない方針を示した。

東京新聞 → データ流用問題 独協医大調査 元教授の論文 47件で不正
朝日新聞 → 独協医大の元教授が実験データ改ざん 医学誌掲載の論文
毎日新聞 独協医大:実験データ改ざん 元教授を諭旨退職 /栃木

・2012.1.27
共同通信 → 実験データ不正流用で教授処分 独協医大、諭旨退職
独協医大(栃木県壬生町)は27日、研究論文の実験データをオリジナルと偽って別の論文に不正流用したとして、内科学の服部良之教授(57)を諭旨退職にしたと発表した。同大は懲戒処分としている。処分は昨年4月30日付で、学内調査が終わるのを待って公表した。教授は「学術誌になるべく早く載せ、論文数を増やしたかった」と話している。大学側は「科学の信頼を揺るがしかねない大問題。極めて遺憾だ」とコメント、論文の結論自体に影響はないとしている。同大によると、動脈硬化や糖尿病の薬の効果を研究していた服部教授が04~10年に書いた10本の論文から、実験データ画像の流用が46カ所見つかった。

MSN産経ニュース → 実験データ流用で教授処分 独協医大、論文増やすため

読売新聞 → 元独協医大教授らの論文不正、10本に46か所
独協医科大(栃木県壬生町)は27日、服部良之・元内分泌代謝内科教授(57)らの10本の論文に実験画像の改ざんやデータの流用が46か所あったと発表した。うち7本は、掲載された海外の学術誌から削除されたという。元教授らの論文にデータ捏造(ねつぞう)などの不正があったとする告発文が寄せられ、同医大で調査していた。服部氏は「論文の(本数の)生産性を高めたいという焦りがあった」と改ざんを認めたという。同医大は昨年4月末に服部氏を諭旨退職処分としていた。

・2011.12.20 海外の論文撤回監視ブログ(Retraction Watch)で、獨協医大の不正論文撤回の件が再び取り上げられました。
 Another Hattori retraction over reused figure from cardiology pub

・2011.12.15 Diabetologia誌の論文が新たに撤回されました(論文撤回8本目)。
 撤回された論文→Diabetologia. 2010 Oct;53(10):2256-63.
 撤回告知→Retraction Note: A glucagon-like peptide-1 (GLP-1) analogue, liraglutide, upregulates nitric oxide production and exerts anti-inflammatory action in endothelial cells
 → 論文撤回Watch様の関連記事1関連記事1

・2011.10.1 論文#21 (Cardiovasc Res. 2004;63:31-40.)が撤回されました(論文撤回7本目)。
 → Cardiovasc Res.誌の撤回告知

・2011.10.1 論文#4 (Cardiovasc Res. 2009;81:133-9.)が撤回されました(論文撤回6本目)。
 → Cardiovasc Res.誌の撤回告知

・2011.10.1 論文#26 (Cardiovasc Res 2002;54:649–658.)が撤回されました(論文撤回5本目)。
 → Cardiovasc Res.誌の撤回告知
 論文撤回Watch様の関連記事 → 3本一気に!獨協医大

・2011.9.26 海外の論文撤回監視ブログ(Retraction Watch)で、獨協医大の不正論文撤回の件が再び取り上げられました。
 More on Hattori case from co-author: Did grudge lead to scientist’s fall?

・2011.9 論文#20 (J Cardiovasc Pharmacol. 2004;43:209-13.)が撤回されました(論文撤回4本目)。
 → J Cardiovasc Pharmacol.誌の撤回告知
 → 論文撤回Watch様の関連記事1関連記事2

・2011.9 論文#19 (Metabolism. 2005;54:482-7.)が撤回されました(論文撤回3本目)。
 → Metabolism.誌の撤回告知
 → 論文撤回Watch様の関連記事

・2011.8.31 海外の掲示板に面白いコメントがありました → New retractions of diabetes cardiovascular papers from Japan ...

・2011.8.23 海外の論文撤回監視ブログ(Retraction Watch)で、獨協医大の不正論文撤回の件が取り上げられました。
 → "New retractions of diabetes, cardiovascular papers from Japan involve repeat use of figures"
・2011.8.4 論文#22 (Biochim Biophys Acta. 2004;1689:267-72.)が撤回されました(論文撤回2本目)。  Biochim Biophys Acta.誌の撤回告知によると、やはり、今回の論文撤回も、雑誌編集側の自主的な判断によるものであり、論文著者には連絡が取れなかったとのことです。

・2011.6.24 東京新聞: 研究論文・不正告発問題 教授を諭旨退職に 独協医大が4月末

・2011.6.25 読売新聞: 論文不正、諭旨退職に…独協医大

 ・2011.5.17. 論文#17 (Diabetologia. 2005;48:1066-74.)が撤回されました(論文撤回1本目)。
→ Diabetologia誌による撤回告知
関連記事 ⇒ 記事1(続 獨協内分泌代謝内科Diabetologia)

論文撤回Watch様の記事によるとDiabetologia誌の別の論文でも、不正が行われている可能性がありそうですね。 Diabetologia誌は、不正論文に対して厳しく対処してくれるまともな科学雑誌のようですので、この新たな論文の不正についても通報したところ、既に調査中とのことでした。 さて、今回の撤回措置は、雑誌編集者・出版社が独自に判断して撤回したものと思われます("This article has been retracted by the Editor-in-Chief of Diabetologia following the discovery of redundant publication" と告知にも記載されています。) 獨協医科大学からは、未だ調査結果が公表されていません。 公開されている情報によると、問題の教授も既に大学を退職されているようです。 よって、Diabetologia誌の論文以外の論文については、もしかしたら、この先、撤回されないままとなる恐れがあります。 その場合、今後も、何も知らない研究者が獨協医科大学の不正に基づいた誤った論文を参考にして、新たに研究を始めてしまい被害を被る可能性があります。獨協医科大学がこの先何も対処しないようでしたら、大学の信用が失われ今後の競争的資金の審査は厳しくなるでしょう。



・2011.2.10下野新聞→研究不正告発問題の教授2人から事情聴取 獨協医大調査委
・毎日新聞→独協医大:不正論文で調査 学長に告発文
・読売新聞→「論文不正」調査委独協医大が初会合

・2011.2.9・東京新聞→男性教授の研究グループ 科研費で不正行為か
・読売新聞→「論文不正」補助金返還も
・産経新聞→独協医大で「不正論文」の告発 
・「論文撤回Watch」様にて新記事(3)新記事(4)が投稿されました。

・2011.2.8 下野新聞で今回の事件が報道されました → 獨協医大で研究不正か 「改ざんデータで論文、二重投稿」学内に調査委設置。 
・読売新聞→「独協医大で論文不正」と告発文…調査委設置 
・産経新聞→実験データ流用と告発、独協医大が調査 
・NHKや栃木TVでも報道されました。
・申立てに対して科学雑誌編集者から返信メールが新たに届きました(返信Part.2返信Part.3

・2011.2.7 獨協医科大学において、外部の第三者を交えて調査委員会が設置され、第1回委員会が2月9日に開催されることが決定しました。
・「論文撤回Watch」様にて新記事(2)が投稿されました。

・2011.2.6 「論文撤回Watch」様にて今回の不正問題をわかりやすくご紹介して頂きました。

・2011.2.5 申立て先の科学雑誌編集者から返信メールが続々と届いています。研究不正調査に協力的な雑誌とそうでない雑誌に分かれていますね。ぜひ大学と関係者に圧力をかけてもらいたいものです。



・2011.2.3 Cardiovasc Res誌、FEBSletters誌、Life Sciences誌、Hypertension誌、J Hypertens誌、Hypertension Res誌、Am J Hypertens誌、Metabolism誌、JAT誌に論文捏造疑惑に関して、メールにて申立てました。

・2011.2.2 第11回日本NO学会学術集会ホームページの「副会長 服部良之」の記載が削除されました。学会運営事務局によると、服部先生は諸事情により、副会長を辞退されたとのことです。
・ATVB誌、Cardiovasc Res誌、JAT誌、BBRC誌、Int J Cardio誌、J Cardiovasc Pharmacol誌、BBA誌、Eur J Pharmacol誌、Life Sciences誌、Hypertension誌、J Hypertens誌、Diabetrologia誌、Metabolism誌に、二重投稿疑惑と、論文捏造疑惑に関してメールにて申立てました。
例(指摘項目No.1)
異なる4論文、7実験にわたる画像の流用
流用(捏造・改竄)としか考えられず、合理的な弁明は不可能です。



多岐にわたる論文の捏造
捏造論文 Case 1 (JAT、Life Sci、AJH、Cardio Res、Hypertension、Hyper Res誌)
捏造論文 Case 2 (AJH、Cardiovasc Res、FEBS誌)
捏造論文 Case 3 (Hypertension、Cardiovas Research誌)
捏造論文 Case 4 (J Cardiovasc Pharmacol、BBA誌)
捏造論文 Case 5 (Diabetrologia、Metabolism誌)
捏造論文 Case 6 (Life Sci、Eur J Pharma、J Hypertens誌、Hypertension誌)
捏造論文 Case 7 (Life sci、Metabolism、Diabetes誌)
捏造論文 Case 8 (Int J Cardiol誌)
捏造論文 Case 9 (BBRC誌)
捏造論文 Case 10(Cardiovasc Res、2002年Pteridines誌)

例Case1:指摘項目No.5 
 

(上記画像群の捏造の解説): 上記画像はWestern blottingという手法で、細胞に発現しているたんぱく質の種類・量を観測した画像です。一番下の2004年の論文の画像は、LPSという物質で細胞を処理して得られた画像。一方、それ以外はTNF-alphaという物質で細胞を処理して得られた画像。独立した異なる実験で、しかも異なる実験条件で同じような画像が得られる確率は天文学的に低い確率であり、画像の流用(捏造・改竄)が疑われます。

 


例Case10:指摘項目No.38, 39
筆頭著者&責任著者:服部良之教授


(上記画像の捏造の解説): 上記画像はNothern blottingという手法で、細胞に発現しているmRNAの種類・量を観測した画像です。上記画像では、2種類のmRNA(GTPCHとiNOS)の名前と、4列分のバンド画像を確認できますね。つまり、細胞を4種類の異なる実験条件で培養し、それぞれの場合で、2種類のmRNAの発現量を各バンドの濃さで観測しているということです。そのような異なる実験条件なのに、類似画像が複数認められますね。捏造・改竄している可能性が高いということです。

 

・本件の疑義は、電気泳動像や顕微鏡像の「流用」です。「流用」とは、一つの実験データまたはオリジナル画像を複写し、別の目的のためにデータや画像として使用することであり、「捏造」と「改竄」及びそれらの複合に当たります。本件においては、画像サイズ、コントラスト、縦横比などが異なる場合があるものの、泳動像の歪み、泳動位置のズレ、バックグラウンドの汚れ等が複数の画像で酷似しています。仮に、これらの類似が極めて低い確率で偶然に生じ得るとしても、それが一つの画像のみならず複数の画像で同時に生じること、また、複数の論文に跨って生じることは極めて不自然であり、合理的な説明は不可能です。さらに、複数の画像において、画像をソフトウェアを用いて切り貼りした編集の痕跡も確認できます。これらのことから、本件は、一つの実験データ・画像を複数の実験図で流用したものと判断されます。よって、申立者は、獨協医科大学の調査委員会による解析や、第三者による画像データの類似性解析によるデータ流用の事実調査を求めます。

 

獨協医科大学への回答依頼
・申立者は公的研究費を用いた研究において、「捏造したデータを用いた論文投稿」と、「論文の二重投稿」を確認しています。
よって、以下の3つの事項①②③ について回答依頼を求めます。
① 論文 27編(2002~2011) 43 事項に対する不正行為の事実確認
② 当該行為がいかなる状況、事由により発生したか。
③ 当該行為がなぜ長期に及び、また発生初期に防止できなかったか。

学術的・社会的影響について
(1) 本件に該当する論文は、Hypertension誌や、Arteriosclerosis, Thrombosis, and Vascular Biology誌などの学術専門誌に公刊されていますが、いずれも本分野では評価の高い国際学術雑誌であり、これらの学術雑誌に対して、27論文43項目もの多岐にわたり不適切なデータを掲載したり二重投稿を繰り返したことは、貴学のみならず関連学会の真摯な学術研究活動に対する信頼を大きく失墜させるものです。
(2) 科学実験は、結論を導く過程に真摯な自己検証を必要とするものであり、結果を改ざんすることや他の実験のデータを流用することは決して許されることではありません。研究不正に基づく結論の学術的な価値は皆無であり、今回の研究不正は本学術分野全体の発展を阻害するものと言わざるを得ません。また、このような不正行為は、科学者に対する社会からの信頼を著しく損なうものでもあります。

Twitter: 論文捏造@JuuichiJigen


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獨協医科大学の公的研究費の不正に関する告発受付窓口は機能しているのか? (11jigen)
2011-02-04 12:24:28
研究不正問題発覚当初、獨協医科大学ホームページの「公的研究費の不正使用防止に向けた取組み」のページ
http://www.dokkyomed.ac.jp/dmu/info/04.html
に、記載されている

「新江 進(あらえ すすむ)法律事務所」

に、告発の相談をしようと電話したところ、
「当方は、獨協医科大学の告発の受付窓口などやっていない。顧問をしているだけ。」
と言われました。
 
獨協医科大学の公的研究費の不正使用防止に向けた取組みは、本当に機能しているのでしょうか?



_________
参考ニュース

獨協医大、新たに不正500万円 教授らに「預け金」
2009年11月12日 05:00 下野新聞

 獨協医大は文部科学省が2003~06年度に支出した私立大学等経常費補助金計約514万円が不適切な経理処理と指摘された。国などの科学研究費補助金(科研費)の不正プール問題で、同医大は2007年11月、06年度までの9年間に総額約1億7千万円の不正プールがあったとする最終調査結果を公表。その後の追加調査で今回の「預け金」が判明した。同医大に対する会計検査院の不正支出認定は3年連続。
 文科省によると、同大の教授2人、准教授1人の計3人は文科省が研究名目で支出した研究費を申請通りに使わず、業者側に虚偽の納品書や請求書を作成させ、業者側の口座にプールしていた。
 預け金は研究目的で支出し、私的流用はないという。文科省は補助金適正化法に基づき、加算金を含め返還命令を出す。
 同医大は3人を減給処分、業者3社を一定期間の取引停止にした。07年の内部調査で今回の「預け金」が判明しなかったことについて、同医大は「結果としてその手法に限界があったことになり、大変遺憾に感じている」とコメントしている。
サイエンスと研究倫理 (Dr. A)
2011-02-05 15:10:56
お一人だけでここまで調べ上げ、告発まで実行される行動力には頭が下がる思いです。一つになった点だけ指摘させてください。

シロジスタールの薬物濃度に関して「医学的・薬理学的に何の意味もありません」「そのような無意味な実験で論文を出し業績を作り上げるという研究態度は正さなければなりません。税金の無駄であり、科学に何の進歩ももたらしません。」のくだりですが、サイエンスの良し悪しと、データ流用・捏造という研究倫理の問題とは明確に区別したほうが賢明だと思います。

極端な話をすれば、実験に用いられている薬理濃度が医学的に意味がなくても、生物学的な知見に意味があることも十分ありうるので、「税金の無駄」と決め付けてしまうのは危ういと思います。

もちろん主観として、「あの研究はこうこうだから、こういう意味では無駄だ」と批判するのは結構ですが、ある人から見て無駄な研究をしたからといってその研究者が制裁を受けるようなことがあっては良くないでしょう。しかしデータの捏造・流用などとなると別の問題です。後者の責任をハッキリとさせるためにも、サイエンス自体の批評とは切り離して扱っていただきたいと思います。
Re:サイエンスと研究倫理 (11jigen)
2011-02-05 21:15:23
Dr.A様
ご忠告ありがとうございます。

確かに話が脱線しており、批判の的がぼやけてしまいますね。
ご忠告通り、捏造・改竄・盗用・二重投稿といった研究不正にだけ的をしぼることにします。

ただ、今回の捏造に気づいたのは、被告発者のサイエンス自体の良し悪し・批評から、どうもおかしいと疑問に思ったことからでした。だから、私としては因果関係のない全く別の問題だとは思っていませんし、また、生物学的に意味がある可能性が十分にありうるの下りも理解しかねますが、確かにサイエンス自体の批評から研究者が制裁を受けるようなことはあっては良くありませんね。
疑惑の対象 (Dr. P)
2011-02-06 05:25:00
アニリール・セルカン疑惑追及blogの頃から拝見しています。こちらのサイトの内容にも驚いています。

ところで、セルカン問題については東京大学ではなく個人が疑惑の対象でしたが、こちらは大学全体が疑惑の対象となっています。何か理由があるのでしょうか?
Re:疑惑の対象 (11jigen)
2011-02-07 08:57:12
Dr. P様
ご質問ありがとうございます。
大学全体というより、内分泌代謝内科全体を疑惑の対象としています。

不正行為が疑われる論文リスト、筆頭著者リストをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/11jigen_dokkyo_medical_univ_/e/84a0004d9e31f166a3e87ad394738018
http://blog.goo.ne.jp/11jigen_dokkyo_medical_univ_/e/178fbf976048e7246dc2164daa70ae71


こららの疑惑論文の筆頭著者は、同一人物ではなく、内分泌代謝内科に所属する(していた)異なる医員10人にわたります。
コレスポンディングオーサーでもあるDr.Hattoriが一番の疑惑の対象となりますが、実験・論文作成に主要に関わったと推測されるDr.Hattori以外の筆頭著者らもこれらの画像流用・捏造に関与していないとするのは不自然ではないでしょうか。
もちろん、誰かが単独で全ての画像流用に関わった可能性もないわけではありません。

ですので、私は、大学に
「 当該行為がいかなる状況、事由により発生したか。」
の質問について回答するように、申立書において要求しています。
「盗用」もあるのでは? (Dr. P)
2011-02-08 23:12:41
早速のご回答有難うございます。

11jigen様は捏造と二重投稿の2種類の問題を指摘していらっしゃいますが、「盗用」の可能性もありませんか?

二重投稿が疑われる論文を比較すると、一方には含まれている著者が他方には含まれていないケースがあります。本来著者に含まれるべき人物が、本人の了解無しに外されたのだとすると、データやアイデアの「盗用」になる可能性があります。

もし「盗用」ではない(つまり、著者にならなかった当事者が了解していた)ということになれば、医局ぐるみの二重投稿だったという証明になるかと思うのですが、いかがでしょう。
Re:「盗用」もあるのでは? (11jigen)
2011-02-10 12:57:49
Dr. P様
コメントありがとうございます。

Dr.P様の仰る通りだと思います。
(盗用の可能性については告発文書には記載
していませんでしたが。)
また、疑惑論文の筆頭著者として挙げられている人達の一部も、捏造(盗用)画像を誰かに譲られて、捏造(盗用)の画像とは知らずに論文中にデータとして用いてしまった、ということも考えられますね。そのようなとばっちりにあった人は調査委員会に身の潔白を証明するために全力を尽くしてほしいですね。

このような盗用だとしても問題ですが、
医局ぐるみの捏造・二重投稿だとしたら前例のない事件でより大問題ですね。

教授お二人だけへの事情聴取だけでは真相が明らかにならないのではないでしょうか。
流用について (意見者)
2011-02-10 17:00:20
一般に異なる条件で行った実験やシミュレーションは、異なる結果となり、全く同じ結果にはならないと思います。

また、不注意でデータ流用してしまうことはほとんどありませんから、異なる条件での分析が同じ結果になるのは、流用の可能性が高いと思います。

しかし、流用しているなら、全く同じ画像や分析結果になるはずですが、同一ではなく類似したものになるのはなぜでしょう?

本当に独立の分析結果なのかもしれませんが、発表者がデータを加工しているのでしょうか。
Re:流用について (11jigen)
2011-02-10 18:53:02
今回の事件での「流用」とは、
別の実験で得られた実験画像を複写・加工して、別の目的のためにデータや画像として使用することを指しています。これは、研究不正行為の定義のうち「捏造」「改ざん」に当たります。複写元の画像が他人のものでしたら「盗用」に当たる可能性もあります。
これらの言葉の使い方は、
文部科学省の不正行為対応ガイドラインや、http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu12/houkoku/06082316/001/006.htm
「東北大学歯学研究科における研究不正疑義に関する調査結果」
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2009/04/news-20090421.html
を参考にしています。



同一画像ではなく類似したものになるのはなぜかについて?
ですが、色々可能性が考えれます。

・フォトショップなどの画像編集ソフトで加工されている。「(上下反転、左右反転、彩度・コントラスト変更、その他の色調補正、サイズ変更、各バンドの位置の変更(切り貼り)、解像度変更、ペイント、各種特殊フィルタなどです。」

・ある実験で得られたDNA,RNA,タンパク質などが電気泳動されたゲルを、何度も測定/検出/撮影/現像するなどして、別の目的のために用いる。(この場合、サンプルとなるゲルが同じなので検出されるバンドの形や濃さなどが類似します。)

・論文が掲載されている出版物や、出版社がホームページで公開しているデジタル画像データの、解像度の問題で、類似した画像を、同一生データ由来とまでは判定できない。(この場合、類似画像としか表現できません。)
比較 (実験)
2011-02-10 20:29:19
別な条件で分析した結果が全く同一になったら、流用は確定的ですか?
調査や処分 (11jigen)
2011-02-10 20:38:52
調査や処分は、ガイドラインや法律に基づいて適正にやって頂きたいものです。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu12/houkoku/06082316/001/008.htm

東北大学の不正事件における上原亜希子氏の件では、予備調査や再実験をしないなど懲戒処分の手続きに問題があったとして、仙台地裁が解雇を無効とし、賃金の一部支払いを命じる決定をしています。
http://megalodon.jp/2011-0210-2020-24/www.47news.jp/CN/201005/CN2010051701000588.html


理化学研究所の件では、不適切な調査、報道、処分により、名誉毀損訴訟となり和解となっています。
http://www.riken.go.jp/r-world/info/info/2010/100406/index.html
Re:比較 (11jigen)
2011-02-10 20:48:50
比較 (実験)様

>>別な条件で分析した結果が全く同一になったら、流用は確定的ですか?


質問が一般的すぎて、答えることができません。
実験によるでしょう。
報道発表 (発展)
2011-02-12 20:11:34
大学が調査委員会を設置したニュースは、もしかして大学が自発的に公表したのではなく、新聞社の積極的な取材で明らかになったのでしょうか。

それはもしかしたら、ここで公開告発したのをみて取材したのかもしれませんね。

告発は公開せず大学などに告発文を送るだけで十分な気もしますが、公開すると第三者との情報共有やマスコミの注目を集められるのが利点なのかもしれませんね。

相手に証拠隠滅や妙な言い訳を作る機会を与えてしまうデメリットはあるかもしれませんが。
Unknown (論文撤回Watch)
2011-02-13 07:52:15
論文撤回Watchに掲載されている図は、私のものではなく、雑誌者などから許可をとることなく掲載しています(少し手は加えてますが)。
Re: 獨協医科大学の公的研究費の不正に関する告発受付窓口は機能しているのか? (とーりすがり)
2011-02-13 17:48:20
「公的研究費の不正に関する告発受付窓口」としてウェブに掲示されているのに、職務を果たさないのには任務懈怠です。

この 新江進弁護士 については栃木県弁護士会に懲戒請求した方がいいかもしれません。
Re:報道発表 (11jigen)
2011-02-13 20:22:36
申立書送付後、各新聞社に情報提供のメールをしました。告発公開、メディア報道により、大学にプレッシャーをかけて、調査が適切に行われるように期待を込めてです。
告発から調査委員会設置まで短期間でしたので、弁明のために実験ネートまでを捏造するなどといったことも難しいのでは?
実験ノートや生データを捨てたりするといった証拠隠滅は、東大多比良研究室の捏造事件や東北大学歯学研究科の捏造事件でもあったことなので、告発を公開にしようが非公開にしようがあまり関係ないでしょう。
調査や処分が不十分に終わったとしても、当ブログで「獨協医科大学内分泌研究室の捏造論文に注意してね。」という警笛を鳴らせただけでも、私としては満足です。せめて、これ以上間違った学説が流布しないように、論文撤回まで持ち込みたいですね。
Re:Unknown (11jigen)
2011-02-13 20:28:08
批評、研究目的の引用の範囲ということで気をつけます。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%95%E7%94%A8

捏造の説明のために、引用した画像に矢印を入れたりサイズを変更したりするなど、手を加えるのは、大丈夫なのでしょうかね?
開示決定について (KOFFP)
2011-02-15 22:44:23
研究不正のことに興味があり探していたところこのホームページにたどり着きました。
理路整然と不正の態様がまとめられており、大学も無視はできないかと存じます。
ところで、日本学術振興会科研費の研究計画調書と交付申請書を情報公開法に基づいて開示請求されたのかと存じますが、不正の追求に必要な部分だけ不開示になるようなことはないのでしょうか?
最近の内閣府情報公開・個人情報保護審査会の答申を見てみますと中立であるべき資金配分機関が、機関にとって都合の悪い情報を意図的に特定しなかったり場合によっては毀損したりすることがままあります。

平成22年度(独情)答申第17号
http://www8.cao.go.jp/jyouhou/tousin/h22-d01/d017.pdf
平成22年度(独情)答申第10号
http://www8.cao.go.jp/jyouhou/tousin/h22-d01/d010.pdf
平成22年度(独情)答申第9号
http://www8.cao.go.jp/jyouhou/tousin/h22-d01/d009.pdf
平成21年度(独情)答申第45号
http://www8.cao.go.jp/jyouhou/tousin/h21-d01/d045.pdf
平成19年度(独情)答申第85号
http://www8.cao.go.jp/jyouhou/tousin/h19-d02/d085.pdf

是非とも開示決定のやりとりついても公表して頂き、資金配分機関が研究不正の解明に協力的になるように願っております。
Re:開示決定について (11jigen)
2011-02-16 20:02:54
研究計画調書の場合は、「研究者の年齢」、「研究計画に関する情報」(研究目的など)以外は、開示されるようです。アニリール・セルカン事件の場合も同様でした。https://docs.google.com/fileview?id=0B2YBzbM90X50OTJmN2I3OTUtYTA5MC00NmU2LWIzOTMtOWYzMjQzZmQ2N2Fl&hl=en
前回の事件も今回の事件も、不正の追及に必要な「研究略歴」や「研究業績」は開示されました。


交付申請書の場合は、「研究者の印影」「研究分担者・経費管理担当者に関する情報」以外は開示されるようです。

「独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律第5条第1号」に定められている「個人に関する情報」は、不開示となるようです。
責任について (DrW)
2011-02-17 16:10:55
11jigen様のリサーチ力と行動力に感銘を受けました。
セルカン氏のサイトも全部読ませて頂きました。

法律に詳しくはないので初歩的な質問かとは
思いますが、本件に関しての責任は実際どこ(誰)にまで
及ぶのでしょうか。論文の著者や協力者は勿論の
ことですが 管理者として寺野学長の責任も重大だと
感じている人は多くいます。
学長自身は責任逃れのために躍起になり
責任のなすりつけに必死になっていますが
今後も本件のような悪質な(しかも長期に渡る)不正
が行われないように上層の先生方にもきちんと
責任をとって欲しいと思っています。
教えてください (院生)
2011-02-17 17:12:51
ノーザン法やウエスタン法を行う時、一枚の同じフィルターを2種類以上の異なるプローブや抗体で時期を変えてハイブリダイズする場合があります。これは研究倫理の面からはやってはいけないことなのでしょうか。
Re:責任について (11jigen)
2011-02-17 18:29:41
学術研究機関(大学)に対しては、研究倫理教育プログラムの開発や、不正調査結果の半永久的な公表が求められるのはないでしょうか。
今後の、研究不正調査、研究倫理教育、不正行為防止などのための貴重な題材となりますから。
Re:教えてください (11jigen)
2011-02-17 18:37:54
やっていいですよ。研究倫理(捏造・改竄)とは全く関係がありません。
ストリッピングにより、一つのメンブレンフィルターから多種類の抗原を検出することは、一般的な実験方法で普通に行われています。(定量性はなくなるでしょうが。)



正当な実験方法であるストリッピングによる抗原検出画像も当然バンドの形が類似してきますので、
画像流用による類似画像だと勘違いしないように注意しなければなりませんね。
Re:教えてください (院生)
2011-02-17 20:02:09
11jigen様、ご回答有難うございます。
倫理上は問題無いと聞き、今までのデータが無駄にならず少し安心しました。定量性については、毎回コントロールの検出を行えばいいのではないかと考えています。ただ、同じRNAや蛋白をコントロールにすると、1回目と2回目でよく似た結果が出てしまいます。最近の状況を考えると、その都度違うコントロール(例えば、アクチンとチュブリンとか)を使わないと、不正扱いされてしまう可能性があるでしょうか。
Re: 責任について (KOFFP)
2011-02-19 10:45:22
 最近の委託研究の契約書には、研究不正を行わない旨の誓約が研究費を受ける条件として明記されていますから、研究不正が確定した場合は、契約違反として研究費の返還等が法的に求められると思います。その際は、研究機関側の当事者は、契約当時の責任者になります。この契約書も資金配分機関に情報開示請求をかければ、押印は無理ですが氏名を知ることはできます。
 研究機関が研究不正を認めた場合は話が早いのですが、問題は、研究機関が組織ぐるみで研究不正がなかったと結論付ければ、どんなに明確な証拠があろうとも、基本的に資金配分機関は何もしません。その場合は、ガイドラインにもあるように訴訟で研究機関の判断が間違っていることを立証しなければなりません。このような事例はまだないのですが、組織ぐるみで研究不正を隠蔽していた研究機関に対して、自主的に研究不正を調査して研究費等を返納した研究機関に比べて非常に厳しいペナルティを資金配分機関が下した事例が出てくれば、問題も解決しやすくなるのではないでしょうか?
 とはいえ、訴訟で決着がつくまで税金が無駄に投入されていることにかわりがありませんから、この案件も速やかに解決されるべきだと思います。
科学者の不正行為―捏造・偽造・盗用 (11jigen)
2011-02-19 17:23:19
科学者の不正行為―捏造・偽造・盗用
山崎茂明 著

はお薦めの本です。研究不正行為について関心のある方はぜひ読んでくださいね。

http://www.amazon.co.jp/%E7%A7%91%E5%AD%A6%E8%80%85%E3%81%AE%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E8%A1%8C%E7%82%BA%E2%80%95%E6%8D%8F%E9%80%A0%E3%83%BB%E5%81%BD%E9%80%A0%E3%83%BB%E7%9B%97%E7%94%A8-%E5%B1%B1%E5%B4%8E-%E8%8C%82%E6%98%8E/dp/4621070215
自浄力 (大学院)
2011-03-06 15:26:31
このサイトを見て、驚きと怒りを覚えました。今後の独協大学の自浄力に注目しています。捏造論文の中には博士号論文に当たるものが、複数多編あるそうです。論文撤回と、それに伴う博士号返還が、当然の処遇だと思います。
私は苦労しても、なかなか良いデータが出ずまだ博士号取得に至りません。結局、博士号取得に至らなかった先輩方もたくさんいます。私のように、怒りや憤慨を感じている人がたくさんいます。
捏造・改竄・盗用で簡単に博士号を取得出来るのは、間違っていると思います。大学は速やかに調査し、捏造論文の撤回と博士号返還をするのが自浄力だと思いますが、間違っていますか?大学は過熱が覚めるのを待って、うやむやにするのではないかと考えてしまいます。最後まで調査を遂行し、トップはもちろん、捏造論文当該者全員に然るべき処遇を与えるべきではないのでしょうか?
独協大学の自浄作用を見届けたいと思います。科学者や研究者、医学博士を冒涜した行為に対して、大学調査委員会はどういう判断を下すのでしょうか?
採用の時の二重投稿 (むらさき)
2011-03-06 18:57:36
これだけ二重投稿がある人なら採用や昇進の時にも業績を偽っている可能性が高いのではないですか?

採用の時に業績リストは必ず提出すると思いますが、業績を水増しして提出していたら、どうなるのか?

私はまずいと思いますが、その点もきちんと究明できたらいいですね。
追加 (むらさき)
2011-03-06 19:03:32
もっとも、採用の時に提出した業績リストまで情報公開法に基づいて公開されることはないので、わからないと思います。大学側に可能性を指摘して、任意に調査してもらうしかないでしょう。
学園について (Dr)
2011-05-04 01:02:52
論文ねつ造とはべつに、
医大に関わりがある者ですが、
基本的に この論文が取り下げになるなど実質的な害がでない限り、
なにも対応はしないと思います。
そして、誰も責任はとらないと思います
服部先生退職しましたネ (竜騎兵)
2011-06-07 15:03:37
獨協医大内分泌代謝科・前臨床教授、服部良之氏はこの3月いっぱいで大学を退職され、現在茨城県古河市にある〇〇記念病院に就職されています。大学側からの今回の一連の不祥事に関する事後報告が成されないまま…ウヤムヤのうちに終わっちゃいました。
信じがたい大学の対応 (信じがたい対応)
2011-06-29 21:02:39
東京新聞の元教授への取材で、本人は不正を認めたそうですね。
また、Diabetologia誌が論文を撤回しましたが、、、

捏造不正を本人が認めているのなら、今回のように編集サイドから撤回されるのではなく、本人あるいは独協大学が自ら撤回を申し出るべきではないのですか?27報という前代未聞数の捏造をしていながら、反省や罪の意識はないのですか?大学は速やかに、捏造論文27報の撤回をすべきです。
極悪なことをしていながら、うやむやにしようとする大学は、あまりに不誠実です。
また、主任教授が現職で現在も大学に在任しているのは、信じがたい状況です。厳しい処分を世間は望んでいます。
今後の独協大学の正当な対応を期待します。
誠実さゼロ、反省ゼロ (不正を黙認する大学)
2011-12-21 22:07:03
次々と捏造論文が撤回されています。当然です。というか、捏造者や大学側から速やかに撤回を申し出るのが常識ですが。

調査結果も公表しない大学ですから、罪の意識や反省はゼロです。うやむやになるのを待つ作戦、大間違いです。

また、公的研究費を大学は返還するそうです。捏造した先生が諭旨退職、主任教授はいまだ在職中。二人とも退職金を辞退し、主任教授は速やかに辞表を出すべきではないでしょうか。往生際が悪いというか、27報捏造の罪の重さが解っていないというか、無責任というか。

科学者や医者という以前に、人として終わっている集団です。

ある意味すごい (ネツゾウ)
2011-12-26 12:22:12
これだけの捏造するっていろいろすごいと思います。その度胸がすごい。罪悪感のなさもすごい。審査した人たちのいいかげんさもすごい。共著者たちの無能さもすごい。責任をとらないところもすごいです。いろいろ感心してしまいます。科学者の信念ってなんなのでしょうか?
研究費について (国税対策員)
2011-12-27 12:57:33
研究費って国民の税金からのものですよね。嘘のデータでやった研究で使用していってことですか?許せん!横領とか詐欺とかで訴えることはできないのですか?大学が返還するの?それはおかしいと思うけど。やった本人か、残っている責任者かが一生かけても払うべきでしょう。一般の会社でお金を横領したら、会社は訴えますよね。大学だって迷惑をこおむったのだから厳粛に対応するべきだと思いますが。かばうだけの価値のある人たちなんですか?今の政治と同じで国民がどういうことを考え望んでいるのかを大学は真剣に考えるべきです。それが次の同じような事件の防止にもつながるはずです。今回の事件の責任者たちは常識がないように感じられますので普通の人の常識がどういうものなのかを、大学(むりなら国かな)は示す必要があると思います。
非常識な集団 (大学の対応と、いまだ在職の主任教授について)
2011-12-28 23:25:34
どうして独協大学は、捏造教授を諭旨退職にしたのか?
ということは、論文を自ら撤回することなく辞めてしまい、退職金までもらって・・・ひどい責任放棄だ。本人も大学も、全く誠意がない。
また、いまだに主任教授は在職中。普通の人間の神経なら、罪と恥の意識で大学には居れないはず。
捏造教授と主任教授には、悪意すら感じる態度だ。
独協大学も都外の田舎の大学丸出しで、常識すらないのか(諭旨退職や大学の公的研究費返還なんてありえない)。
懺悔 (謝罪者)
2011-12-29 12:23:44
このブログずっと前から読んでます。独協大学の対応も見てきてます。明らかに捏造して悪いことをしたことは事実です。でも主犯の教授は逃げちゃったわけです。逃がす環境を回りがつくっちゃったのかな。ですから、いくら騒いでももうどうにもならないです。でも、まだいる関係者、特に主任教授は謝るべきだと思います。大学の上の人も謝るべきです。公の場で。そして防止するにはどうしたらよいか、何をしているのかをはっきりと打ち出すべきです。それでも納得しない人はいるかもしれないですが、黙り込むのは事実隠ぺいととらえられても仕方ないでしょう。独協の学生さんや、一生懸命研究している医師たちに、失礼ですよ。個人や大学の名誉なんてくだらないものです。東電の対応がいかにまずいかおわかりでしょう。教授たちっていうのは普段ちやほやされているから、謝るなんてことはできないんでしょうね。
なぜ?なぜ? (不思議な方々です)
2012-01-05 22:11:02
どうして大学は、きちんと調査結果を公表しないのですか?
どうして大学は、謝罪をしないのですか?
どうして大学は、再発防止策を述べないのですか?
どうして大学は、捏造教授を諭旨退職にしたのですか?

どうして主任教授は、いまだに在職中なのですか?
どうして主任教授は、平気で大学に居られるのですか?

おかしな方々です。ふざけた方々です。
世間一般なら、全く通用しない対応です。しかも、その常識外れすら気付いていない、終わっている方々です。



ふざけないで下さい、獨協医科大学 (世間を馬鹿にしないで下さい)
2012-01-30 23:45:59
本人も大学も捏造を認めているのに、、、
「捏造が、論文の結論を左右するものではない」とは、どういう事だ。
捏造して、正しい結論が導けるわけがない。
空想で書いた論文が、正しい論文と同じ結論の訳がない。
何をおかしな事を言っているのか!大学は。

研究費を返還しないとは、大学は罪の意識・謝罪・反省の気持ちはないのか。国民の税金を、不正や捏造に使っておいて返さない~非常におかしい。おかし過ぎる。
そういう大学の体制だから、27捏造や二重投稿が10年以上に渡り繰り返され、全て認知していた主任教授がいまだに在職しているのだろう。

嘘に嘘を重ねている。
そんな獨協医科大学は、医学界からも世間からも干されるだろう。
誰がどう考えても、許しがたい対応だ。



捏造論文で学位取得した教室員がいるようですが (竜騎兵)
2012-02-01 16:49:31
昨年末、大学関係者から漏れ聞いた話です。服部前教授指導のもと捏造論文で学位を取得した教室員が数名いるらしいのですが、教授会では「学位剥奪はしのびない」という姿勢だそうです。これは全くおかしな話で、個々の学位論文が服部前教授ひとりの創作で作成されたもの、指導を受けた教室員のあずかり知らぬことと判断しているのでしょうか?要するに獨協医大というところは「学位は自ら研究しなくても金で買える」大学なんですね。
驚愕の事実 (信じられない)
2012-02-07 01:08:22
教授会で学位は剥奪しないと決めても、学位論文がジャーナルから撤回されているので、自動的にその論文は存在しなくなります。世の中に存在しない論文なのだから、それで取得した学位も、世の中から抹殺されたことになります。
数名が、該当するそうです。

しかし、服部教授一人に責任をなすり付けて、捏造指示していた主任教授や指導された教室員は、知らん顔。それに大学も同調。

主任教授も教室員も責任を取るべき。大学もそれを打診し、自浄作用を示すべきです。
これだけ大学自身が擁護するのは、大学も含めた組織ぐるみの犯罪なのかもしれません。

主任教授も教室員も大学も、清廉な決断をする勇気が必要です。悪いことをしたら、謝り退くべきです。いつまでも居座りは、見苦しいです。


専門医を剥奪せよ! (竜騎兵)
2012-03-03 20:03:00
今回の服部前教授にまつわる論文捏造事件では、その後の獨協医大の取った対応のヒドさは厚顔無恥、意味不明としか言いようがない。
ならば服部氏が再就職したという民間病院に掲げてある彼の「糖尿病専門医」資格を日本糖尿病学会は剥奪すべし!学会の専門医規則の中に「会員としてふさわしくない行為を行った場合、資格を取り消す」胸の記載がある。彼は外国雑誌ではあるが『Diabetologia』に捏造論文を投稿しているのだ!日本糖尿病学会は「恥ずべき行為をした者」として服部氏の専門医を剥奪せよ!

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