山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

日本の赤ワインは冷やすべし

2016-07-18 19:26:40 | ワイン四方山話

赤ワインは、常温で飲むのが当然です。

赤ワインの渋さは、冷やすと狂ってしまう(渋さが壊れる)ためです。

だから、海外のスパークリングワインに、赤ワインはありません。

日本の赤ワインの代表的品種、マスカットベイリA種は、渋さが欧州系葡萄の半分以下と言われます。

よって、マスカットベイリA種の赤ワインは冷やしても良いのでは、と私の周辺での意見です。

実際、冷やして飲んでいます。

日本のスパークリングには、ルミエールのように赤があります。

ルミエールが赤のスパークリングワインを発売した時、個人的には衝撃でした。

しかし、納得できる味でした。

そして、今回の奥野田ワインのベリザンテ。

奥野田ワインの中村社長は真っ黒でした。

奥野田ワインの畑は、すべて垣根。棚の畑のように葉っぱが日光を遮ってはくれません。

また、奥野田ワインの畑は、耕かさない、肥料やらない、薬まかない方針なので、他の畑の倍以上、畑作業があるとのこと。

その上、収穫量は、他の畑より少ない。

真っ黒な中村社長が言っていました。

「ベリザンテ」はキンキンに冷やしてくれ、と。

焼き鳥によく合います。

 

 

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