山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

地酒セット10万セット突破

2016-07-20 06:40:45 | お酒以外のブログ

山梨の地酒、谷桜、七賢、しゅんのうてん、甲斐の開運の180ml、4本を、武田信玄の孫子の旗に包んだセットが発売以来、10万セットを越えたとの事。

孫子の旗は、風林火山で有名な文句が書かれています。

2000円です。

2006年の発売以来、2016年に10万セットを超えました。

4社の日本酒も楽しみですが、一番の魅力は、風林火山の旗のようです。

 


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日本の赤ワインは冷やすべし

2016-07-18 19:26:40 | ワイン四方山話

赤ワインは、常温で飲むのが当然です。

赤ワインの渋さは、冷やすと狂ってしまう(渋さが壊れる)ためです。

だから、海外のスパークリングワインに、赤ワインはありません。

日本の赤ワインの代表的品種、マスカットベイリA種は、渋さが欧州系葡萄の半分以下と言われます。

よって、マスカットベイリA種の赤ワインは冷やしても良いのでは、と私の周辺での意見です。

実際、冷やして飲んでいます。

日本のスパークリングには、ルミエールのように赤があります。

ルミエールが赤のスパークリングワインを発売した時、個人的には衝撃でした。

しかし、納得できる味でした。

そして、今回の奥野田ワインのベリザンテ。

奥野田ワインの中村社長は真っ黒でした。

奥野田ワインの畑は、すべて垣根。棚の畑のように葉っぱが日光を遮ってはくれません。

また、奥野田ワインの畑は、耕かさない、肥料やらない、薬まかない方針なので、他の畑の倍以上、畑作業があるとのこと。

その上、収穫量は、他の畑より少ない。

真っ黒な中村社長が言っていました。

「ベリザンテ」はキンキンに冷やしてくれ、と。

焼き鳥によく合います。

 

 


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甲斐の開運 北麓

2016-07-08 12:30:08 | 新商品インプレッション

甲斐の開運は、富士河口湖町の井出醸造の日本酒。

富士河口湖町のある富士五湖地域では、唯一の日本酒の蔵元。

井出醸造は、江戸時代は大地主で、富士山頂上まで、他人の土地は踏まないで登れる、とまで言われたそうです。

最近の井出醸造の品評会、鑑評会の成績は素晴らしく、山梨では七賢に次いで、入賞の多い蔵です。

富士五湖唯一の日本酒なので、富士五湖地域では断トツの売上げ。富士山、富士五湖の最近の観光客の数が凄いので、売上げも観光客の数に比例すると思います。

日本酒のブランド、ラベルも、富士山関係のものが多い。

当店のある甲府は、富士五湖地域とは対照的に、観光客はあまり来ません。

よって、富士山ラベルは敬遠しがち。

この日本酒「北麓」も、お土産ラベルっぽいので、未販売でした。

しかし、この度、インターナショナル・ワイン・チャレンジ2016の日本酒・純米酒部門で金賞を受賞。

急きょ、販売開始です。

本来、賞の受賞などで販売を決めることはあまり無いのですが、銀賞、銅賞に入賞した日本酒が、山梨を代表する酒ばかりなので、バランスを考えて販売です。

720mlが1620円、1.8Lが3402円。

 


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イケダワイン 一升瓶 赤 限定入荷

2016-07-06 15:20:25 | 新商品インプレッション

 勝沼のイケダワイナリーは、創業者が現役社長の新しいワイナリーなので、一升瓶ワインは正式には販売していません。

ただ、地元では一升瓶ワインの需要が高いため、非公式(ワイナリーのHP未掲載)に、少しだけ作っています。

一升瓶ワインの中身は、通常の720mlのワインより、「一手間省略したワイン」(池田社長談)なので、720mlのイケダワインファンには、違和感があると思います。

イケダワインを初めて飲まれている方には、感嘆されたり、普通に受け入れられたり。

イケダワインのワインだからと、凄く期待されると、それは重いですが、新しいワイナリーでは唯一、一升瓶ワインを作っているという点が嬉しい。

以上のことは、甲州種の白ワインのこと。数年前から、白の一升瓶ワインを作っていましたが、今年赤が誕生しました(恐らく、今年以前に1度赤の一升瓶を瓶詰めしていると思われますが、未確認)。

マスカットベイリA種と、メルローのブレンド。ライトからミディアムボディです。

ワイナリー80本の限定瓶詰めなので、試験的な販売です。

最近の日本ワインブームで、ワインは720mlに回したいと思うので、次回があるかは未定。

当店も少しだけ販売します。お一人様2本まで。

価格は、白ワインと同一です。

 

 


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山県大弐 第1位

2016-07-02 10:04:43 | お酒の話(ワイン以外)

山梨県甲斐市の芋焼酎「大弐」が、2016年春季全国酒類コンクールの芋焼酎部門で第1位(1位複数あり。1位の上に特賞が1つ有り。)になりました。

大弐は、甲斐市出身の江戸時代末期の学者「山県大弐」(やまがただいに)の事。

地元には、学問の神様「山県神社」があります。

芋は、甲斐市の耕作放棄農地の有効活用で栽培しているもの。

醸造は、山梨には芋焼酎を作る会社が無いため、長野県佐久市の醸造メーカーに委託。

毎年、色々改良されますが、今年は特に良い芋造りに力が入れられ、見事第1位を受賞。

新聞記事が横になっているのは、勘弁してください。

720mlと一升瓶の2種類が発売中。

酒のディアーズでは、通販もしています。


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