山梨県甲州市勝沼町の老舗ワイナリー、まるき葡萄酒から、巨峰にごり2014新酒が発売。
にごりワインですので、巨峰の果実味が豊かで、まるで巨峰を飲んでいるかのようです。
巨峰ワインは以前、多くのワイナリーで生産していましたが、食用の巨峰の人気で、醸造用は少なくなりました。
貴重なワインです。
まるきワインから、数量限定で発売です。
塩山洋酒から、デラウエアのスパークリングワインが新発売。
塩山洋酒初のスパークリングワインです。
醸造家の萩原弘基さんは、「ベースのデラウェアワインは過去最高の出来」との事。
やや辛口で、酸もしっかりあり、飲み応え十分です。
炭酸ガス注入式ですが、その分価格を抑え、デラウェアの可能性が拡がるスパークリングワイン。
楽しみです。
本坊酒造・マルスワインから、お待たせワインが再登場。
甲州種100％の白ワイン、やや甘口。
1500ｍｌ2738円。
１９９９年収獲、醸造したワインです。
甲州種の古酒です。
甲州種の古酒は、各社価格がまちまちです。
市場の評価が確定していないからでしょうか。
高い物では、シャトー勝沼やまるき葡萄酒、サドヤワインが720ｍｌで１万円を超すワインがあるはずです。
安いものでは、丸藤葡萄酒が、１９９３年の甘口を１７２８円で売っています。
お待たせワインも価格的に安いと思います。
古酒でない普通の甲州種ワインも、お待たせワインより高いものはたくさんあります。
ところで、お待たせワインの名前の由来というと、１９９９年は葡萄の大豊作の年でした。
いまでは、甲州種ワインの人気で、甲州葡萄が余ることはありませんが、当時は豊作になると、ワイナリーも引き取れない葡萄が発生しました。
マルスワインは、栽培農家との関係もあり、たくさん葡萄を引き取ったのです。
そして、何年か後に、お待たせワインとして発売しました。
好評なワインだったのですが、マルスワインの倉庫の火事のため、一旦終売。
そして、再発売です。
またまた、お待たせワインという感じでしょうか。
よろしくお願い致します。
山梨県笛吹市一宮町の新巻葡萄酒より、2014年デラウェアが発売になりました。
アルコール11度、香り高く、酸味のしっかりある中口です。
2014年の新酒は、アルコールが若干低いですが、香りがよく立ちます。
山梨のデラウェアワインの中では、文句なくトップクラスです。
新巻葡萄酒と他ワイナリーの違いは、
①デラウェアの原料が、すべて自社畑のもの。
②甲州種ワインより、デラウェアワインの生産量が多い。おそらく、新巻葡萄酒だけです。
③甲州種ワインもそうですが、香りが立つワイン。
今年もよろしくお願い致します。
