フランスワインには、オールドビンテージと呼ばれる古酒ワインがあります。何万円もする高価格ワインですね。
山梨にはあるのでしょうか。有名ではありませんが、よく探すとあるのです。
山梨と言えば、甲州種ワイン。甲州種ワインは白ワインです。フランスのオールドビンテージワインの大半は赤ワイン。赤ワインの方が熟成に適していて、白ワインは熟成させるより、どんどん飲むべきと言われています。
だから、そんなに多くありません。また、ワイナリーが熟成させていたのは、何年後かに販売しようというより、実験的な意味合いが強いようです。どんな感じになるかなあ、と。そして、飲んだら美味しかったので、販売しようか、という雰囲気です。
まずはマルスワイン(本坊酒造、石和町)の「お待たせわいん」。甲州種の葡萄が豊作だった1999年に作られ、2000年に瓶詰め、すぐに販売され「10年後に飲んでください」とありました。1,5㍑のマグナムボトル2500円。最近まで販売されていましたが、ついにメーカー品切れ。
同じくマルスワインの「甲州10年古酒」。こちらは、メーカーで10年間、瓶熟成させ販売、720mlで3000円弱。私はこの2つのワイン、中身は同じでは、と思っています。自分で熟成させれば半額で済みました。どちらもやや甘口。
次は麻屋葡萄酒(勝沼)の30年古酒「匠」と「濃厚古酒」。どちらも一升瓶。30年です。これは凄い。まず瓶が透明瓶です。今はほとんど見かけません。30年前、一升瓶はほとんどが透明瓶だったんですね。現在は、光害を防ぐため、茶瓶か緑瓶が主流です。「匠」はワイナリーで熟成させた、そのままの状態で今回販売したため、王冠が錆びていたり、瓶が汚れていたり。味は紹興酒のような感じでしょうか。
「濃厚古酒」は、「匠」をワインらしくするため、甘味果実酒を混ぜ、甘口にしました。こちらは、瓶詰めをやり直したので、新しい瓶です。
次は赤ワイン、白百合醸造(勝沼町)の30年古酒「アニバーサリー」。ブラッククイーン種100%。ブラッククイーン種は、日本のワインの父と言われる新潟の偉人、川上善兵衛氏の改良した品種で、色は濃いが飲みやすい赤。3000円弱で500本限定。
海外のワインに比べて、価格が安いのが嬉しいですね。もっと多くのワイナリーが販売してくると面白くなりそうです。
山梨にはあるのでしょうか。有名ではありませんが、よく探すとあるのです。
山梨と言えば、甲州種ワイン。甲州種ワインは白ワインです。フランスのオールドビンテージワインの大半は赤ワイン。赤ワインの方が熟成に適していて、白ワインは熟成させるより、どんどん飲むべきと言われています。
だから、そんなに多くありません。また、ワイナリーが熟成させていたのは、何年後かに販売しようというより、実験的な意味合いが強いようです。どんな感じになるかなあ、と。そして、飲んだら美味しかったので、販売しようか、という雰囲気です。
まずはマルスワイン(本坊酒造、石和町)の「お待たせわいん」。甲州種の葡萄が豊作だった1999年に作られ、2000年に瓶詰め、すぐに販売され「10年後に飲んでください」とありました。1,5㍑のマグナムボトル2500円。最近まで販売されていましたが、ついにメーカー品切れ。
同じくマルスワインの「甲州10年古酒」。こちらは、メーカーで10年間、瓶熟成させ販売、720mlで3000円弱。私はこの2つのワイン、中身は同じでは、と思っています。自分で熟成させれば半額で済みました。どちらもやや甘口。
次は麻屋葡萄酒(勝沼)の30年古酒「匠」と「濃厚古酒」。どちらも一升瓶。30年です。これは凄い。まず瓶が透明瓶です。今はほとんど見かけません。30年前、一升瓶はほとんどが透明瓶だったんですね。現在は、光害を防ぐため、茶瓶か緑瓶が主流です。「匠」はワイナリーで熟成させた、そのままの状態で今回販売したため、王冠が錆びていたり、瓶が汚れていたり。味は紹興酒のような感じでしょうか。
「濃厚古酒」は、「匠」をワインらしくするため、甘味果実酒を混ぜ、甘口にしました。こちらは、瓶詰めをやり直したので、新しい瓶です。
次は赤ワイン、白百合醸造(勝沼町)の30年古酒「アニバーサリー」。ブラッククイーン種100%。ブラッククイーン種は、日本のワインの父と言われる新潟の偉人、川上善兵衛氏の改良した品種で、色は濃いが飲みやすい赤。3000円弱で500本限定。
海外のワインに比べて、価格が安いのが嬉しいですね。もっと多くのワイナリーが販売してくると面白くなりそうです。