突然ですが、年末ジャンボ当たりました！勢い余って、みずほ銀行窓口へなだれ込んだところ、「チャンスセンターに行ってください」と言われました。
ハイ、みずほ銀行窓口での換金は、５万円からでした。私は一応、「４等」が当たったのですが、総額１万数千円ということで追い返されました(笑)
よく、「宝くじ高額当選者のその後をリサーチした結果、ほとんどの人が幸せな人生を歩んでいない」といった報告がなされています。それって本当でしょうか？
たぶん、私が高額当選したら、１万円ですら小躍りしたくらいですから、隠し通せなくって周りに「１億当たったの！ホントだよ。今度、ステーキおごってあげるよ。極上のシャンパン付きでね！」って言ってまわりますね。
そんな風に周りに言いふらし、「アイツ、金持ってるな」って思われて、たかられて挙句の果てには泥棒に入られて・・・で、不幸な人生になる？
いえいえ、そんな理由ではありません。
宝くじ高額当選以外でも、例えば、今まで大したお金を持ったコトの無かった人がいきなり大金を手にしたとします。さて、どうなるでしょうか？
例えば、あなたが今の年収の１００倍以上の大金を一度に手にしたとします。どうしますか？
「今のシゴトを辞めずにそのまま続けます」「いつもと変わらない生活をします」
たぶん、それが正解デス。
多くの人は、１００倍という桁違いのお金に自分を見失ってしまうのです。
いやいや、それだけのお金があったら、私は〇〇したいし、もっと世のため人のために使う！って人もいるでしょう。
私もそうでした。仕事を辞めて今までの１００倍にはほど遠いけど、まとまった退職金を手にした時・・・あれから一年経っていない今、３分の２はありません(笑)
何を言いたいか？
私たちの多くは、「お金」に関する正しい知識、少なくとも「お金」とはなんぞや？といったコトを学校で学んできていないのです。（この場合の「学校」とはビジネススクール等「お金」にまつわる専門分野の学校を除きます）
すなわち、「お金」に対する免疫がほとんど無いまま世の中に出て、社会人になって働いていきなりお金を手にするワケです。
個人的な意見ですが、もう少し、子供のうちから「お金」に対する免疫をつけさせる、というコトが大切だと思います。
よくある「初めてのお使い」のように、お金を渡して、これで買える範囲内のモノって何なのか？学ぶ機会を与えるのは重要だと思いますし、「キャッシュフロー・ゲーム」のように遊びながら「お金」について世の中の流通の仕組みについて学ぶ機会を小学校高学年のうちから取り入れるのが良いと思います。
どんなに大金を手にしても・・・一気に使ってしまう人は、結局は「お金に振り回されているだけ」なんでしょうね。この半年余りを振り返り、自らを思わず自嘲してしまいました。
