おおきく振りかぶって 第75回 感想

今回も面白かったです。

読みながら思わず笑顔になったり噴出したりする系の面白さでした～

最近、重い回が多かったので、バランス的にうれしいです

　　☆　　☆　　☆

・合宿の続でした

正直・・・軽く驚きました

ま・さ・か・・・全然お話がワープしないとは・・・

まあ、話の流れ的に三橋のフォーム調整の話が入るのはわかりますが・・・

うまくいくまで時間がかかるだろうし。

・・・夏くらいは終わってると思っとった。

・・・

・手の皮が厚かったり厚くなかったり

打撃練習のシーンが面白かったです。

西広先生は頭脳派だなあっと。

「実際見れんのはバッテリー間の半分の距離　0.2秒で」

ぱっぱっぱっぱっぱーーーーっと計算できるのでしょうねえ。

すげー。

そしてべろんべろんむけてる手の皮が痛々しいです

「10回くらい豆つぶせば固くなるから　それまでシンボーな！」

そ、そういうモノなんだ・・・スポーツってするのって大変だ

水谷くんの手はきれーで、手の皮が元々厚いのだそうです。

水谷　「（素振りは）してるよ！　夏大のあとはけっこー・・・」

・・・なにげなく描かれてるようなセリフですけど。

夏大が西浦のメンバーに与えた影響って大きいのだろうなあっと。

みんなどれだけ悔しい思いをしたのかなあっと。

ほろりときました・・・

水谷くんの打撃練習シーンがカッコよかったです。

水谷真剣な顔とゆるい時のギャップが割りと好きです。

手の皮厚いっていうのだって、恵まれた能力の一つだと思うので・・・

（人の十倍くらい練習できそうだ）

頑張れー！

・・・

・室内練習場での会話

これって室内練習場的なものですよね？

運動部で合同で使うのでしょうか？

なんかわかりませんが。

孤独に自分のメニューをこなす阿部。ご飯に呼びにくる三橋。

三橋　「・・・あ　のね　振りかぶるのメリットないって」「インステップと　疲れるのと　クセみられるのと　原因になるからだって」

阿部　「ンなの承知だろ」

相談する三橋と普通に力づける阿部が微笑ましいです。

阿部　「・・・あのさあ　オレ榛名の　じゃましてなかったよな　イミわかるか？あの会話だけじゃわかんねーか」

・・・。

私は思うのですけど。こういう思考に行き着く阿部は偉いと思います。

あの試合を見て「は？馬鹿じゃね。負けてカッコ悪い。榛名なんてたいしたことねーし。」とか言う感想じゃなくって。やっぱりちゃんと榛名を認めていて、『もしかして自分がじゃましてたのかも』なんてチラっと思える阿部はすごいなあっと。えらいなあっと。しみじみ。

三橋　「してないよっ　おかげでって言ったよ　ありがとうも　言った！」

三橋もちゃんとポイント押さえてて、絶対賢い子だと思うのです・・・

三橋　「あの　捕れて　良かったでしょ？」

阿部　「そーだな　捕れてよかったよ」

・・・涙。

ちょっと考えて、割と普通のテンションでそう答えられる阿部。

今までの経過を考えると・・・よかったね、よかったね

でも・・・ちょっと残念です～確執好きなものとしては（小声）　←鬼

三橋　「戦える相手だ　オレは負けない！」

三橋の榛名に対するこのセリフもカッコいいです～

阿部　「（なんだこの感じ　こいつにつくしたいと思った　けど今はもっと違う　なんかもっといいもんに変化してきてるぞ！）」

阿部の出番が多いので、どうしても阿部視点で見てしまうコトが多いのですけど。

こういう三橋は心強いっていうか、頼りになるっていうか・・・

『つくす』相手じゃなくって。

まあ、イシュトヴァーン（←グイン・サーガ）的言い回しをすれば・・・『共に剣を携えて自分の横に立って戦ってくれる相手』・・・みたいな印象がします～

三橋のうちにあるブレない芯の強さは・・・。あまり表面に出ないから見てるこっちも心配になるコトも多かったのですけど。出力のあがってる時だけじゃなくって、普段でも自然に自分の内面を出せるようになってるとこが・・・

・・・いいなあ。

・・・

・お料理タイム

朝ごはんの話ですけど。

３日目からは二人っきりで作るのだそうです。

・・・

えーっと。

フツウは。

料理したことない人が２日間だけ朝ごはんの作り方を教えてもらって、３日目から１２人分くらい作るってのは無理だと思います

どう言う『読み』でそういう決断に至ったのか・・・

阿部のその自信はいったいどこからくるのか・・・不思議でした～

しかも。

三橋　「この２日で思ったけれど　阿部君は意外となんにもつくれない」

のだそうです・・・

おいおいおいおい・・・

メニューは「ご飯・豚汁・ほうれん草のおひたし・餃子・ヨーグルト・梨・オレンジジュース」です。

なかなか考えたなってメニューですけど。

ほうれん草の御浸しは簡単と言えば簡単だけど、料理に縁がない人にとっては難易度高いと思うのですよね。

根っこ付近の始末から迷うと思うし。

三橋が兼業主婦の子供であるとはいえ、かなり上級者であることは確かです。

三橋は中学を親戚宅で過ごしてるので、その間に料理スキルが上がったわけではないと思うので・・・。

小学生時代に覚えるレベルとしてはなかなかのモノです。

（父さんが教えたのか？）

三橋、もっと威張っていいよ！

餃子の皮を破る阿部が面白かったです～気持ちわかるなあ。

お前は餃子も研究してるのかって突っ込みたかったですけど。

三橋　「まだって　言ったでしょーっ」

おおおお！三橋が阿部に意見しとる。

いいなあ　もっと、言っちゃれ三橋。

・

・執念の阿部

冒頭から「監督！一球だけいーすか！」とグランドに来てしまう阿部ですが。

最後はとうとう監督のOKを貰います。

執念ですねー

しっかし、あの状態の阿部を笑わない花井って・・・

人間が出来てる～～～

ただ、球を受けるだけなのに。

来月がとっても楽しみなのはなぜ？？？

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このまま夏が続くのでしょうか？

まさか合宿終わったら少しは話飛びますよねー