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絵画クラスだより151207

今年最後の絵画クラスだよりは、イメージをテーマにした二つの課題の様子をお伝えします。
しばらくデッサン課題が続いていたので、頭をほぐす意味も兼ねて写生から離れた課題に取り組みました。

まずは幾何学模様を使った抽象画の課題。テーマは「音楽」です。
自分の好きな音楽や曲を想像してもらい、モチーフを描写するのではなく、図形や色のみでそのイメージを表現してもらいます。



楽器には色や形がありますが、それが奏でる音楽自体にはありません。
抽象画の先駆者であるロシアの画家ワシリー・カンディンスキーは音楽をテーマにした作品で有名ですが、形をもたない「音楽」と具象表現のない「抽象画」には古くから深い関わりがあります。また稀に、音に色がついているのが見えるという「共感覚」を持つ人もいて、音と視覚の関係にはとても興味深いものがあります。

それはさておき、生徒さんは最初こそ戸惑いはあったようですが、描きながら少しずつイメージを広げていき、開けてみれば非常にバラエティに富んだ作品が並びました。抽象画というと難しいイメージがつきまといますが、頭で考えすぎず、手を走らせながら考えることの楽しさを体験してもらえたと思います。








お次の課題はコラージュです。
コラージュは鉛筆や筆で描くのではなく、既存の物を切り貼りすることで絵をつくる技法です。絵画クラスでも何度かやっていますが、今回は今までと違い、写真や印刷物に加えて複数の異素材を用意しました。
こちらのテーマは「新種の動植物」。既存のイメージを組み合わせることで別の新しいイメージを作り上げるコラージュは、直接描く絵画に比べて自由度が高い代わりに、全体の構図の工夫やバランス感覚が問われます。また用意された異素材をどのように印刷物と構成するのかもポイントになります。








普段自分が描かないようなイメージが現れるのがコラージュの面白さのひとつ。
実は、今課題は次回の油彩のためのドローイング(下絵)としてに組まれています。ほぐれた頭と作り上げたコラージュを基に、次回同じテーマで油絵課題に臨みます。そのご報告は来年1月に。

今年1年どうもありがとうございました。
来年も絵画クラスをどうぞよろしくお願い致します。
(アベカイタ)
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