1、2月はデッサンを中心に、物のあり方や形の捉え方を教えています。
やはり基本となる描く力があってこそ、初めて自分らしい表現へと繋がって行くのが絵画です。
皆がより、楽しく自分の絵を描いてゆくためにも、デッサンの時間は地道ではありますが
とても大切な歩みですね。
今回は細密デッサンに続き、鉛筆で自画像と手を構成してもらいました。
顔と手と言ったように、存在感の大きなモチーフを同時に扱わなければいけない難しさに
皆苦戦していた様に感じます。鏡に映るすべての要素を描き込みたい気持ちは分りますが、
デッサンの魅力である強弱をつけることと、時間内で作品を仕上げる事の大切さを考慮し、
画面の中での役割分担、主役(顔)と脇役(手、上半身)の関係を自分達で決めてもらいました。
何を一番大切に(目立たせる)描いていけばいいのかが理解できると、それぞれの進め方で描く場所を
見つけ、一気に仕上げる事ができました。
絵を描くことは、決定する事の連続で出来ていると思います。
一枚一枚丁寧に向き合いながら、自分で決める力を蓄えていって欲しいですね。
(根本 寛子)
やはり基本となる描く力があってこそ、初めて自分らしい表現へと繋がって行くのが絵画です。
皆がより、楽しく自分の絵を描いてゆくためにも、デッサンの時間は地道ではありますが
とても大切な歩みですね。
今回は細密デッサンに続き、鉛筆で自画像と手を構成してもらいました。
顔と手と言ったように、存在感の大きなモチーフを同時に扱わなければいけない難しさに
皆苦戦していた様に感じます。鏡に映るすべての要素を描き込みたい気持ちは分りますが、
デッサンの魅力である強弱をつけることと、時間内で作品を仕上げる事の大切さを考慮し、
画面の中での役割分担、主役(顔)と脇役(手、上半身)の関係を自分達で決めてもらいました。
何を一番大切に(目立たせる)描いていけばいいのかが理解できると、それぞれの進め方で描く場所を
見つけ、一気に仕上げる事ができました。
絵を描くことは、決定する事の連続で出来ていると思います。
一枚一枚丁寧に向き合いながら、自分で決める力を蓄えていって欲しいですね。
(根本 寛子)