図工ランドとしてのかねてからの懸案のひとつ、オンラインによる在宅授業の開始に向けて、このたび具体的な計画を始動させることにしました。遠隔地に引っ越される会員の方より、できれば続けたいというご希望を頂きました。技術的にも可能である、ということもわかりました。いろいろ検討したり準備すべきことはありますが、この機会に実現に向けて動き始めようと思います。もちろん、実際の教室で、こどもとふれあいながらの授業が一番望ましい形ですが、遠くの方や、通えない方でも図工ランドのカリキュラムにご参加頂けるメリットを考えると、オンライン授業という道を用意していくことも、意味のあることと考えています。スケジュールなどは未定ですが、なるべく早い実現化に向けて努力していきたいと思います。
オンライン授業について、ご興味のある方は下記よりご連絡ください。
今週の図工ランド及び絵画プラスワンのすべてのクラスはお休みと致します。
図工ランドは、来週がもともとお休みの予定になっていましたので、今週の分を来週に振り替えたいと考えておりますが、まだ現時点では判断が難しいため、追ってまた会員の皆様にはメールでご連絡申し上げます。
メールが見られない、届いていない等の方はお手数ですが、一度ご連絡ください。よろしくお願い致します。
また、絵画プラスワンのクラスにつきましては、来週への振り替えはありません。来週21日は予定通りお休みとし、次回開講は28日月曜日となります。会員の皆様にはメールでご連絡致します。
被災地の方たちのことを思うと、胸がしめつけられるようです。一方でまだ地震も原発も終熄したとは言えず、不安だらけです。こどもたちが安心してお えかきや工作に取り組める日が一日も早く戻るよう、願っております。自分たちが今できることを、ひとつずつしていきたいと思います。
どうぞ皆様もご無事でお過ごしください。そしてまた、図工ランドで、笑顔でお会い致しましょう。
(代表 木村明彦）
（写真は図工ランド展のときに並んだまねきねこたち。少しでも良いことがやってきますよう。）
今週は透明水彩をやりました。プラスワンでは、最初に用意する絵の具は赤・青・黄の三色だけ。瀧先生の指導のもと、まずはこの絵の具で50色をつくるところから始まります。各自この三色を混ぜたり、水で濃淡を加減しながら、墨のような真っ黒さえ，創り出します。先生いわく、このカラーパレットはその人ごとに千差万別、それぞれの個性が出るそうです。さて、そのあとこの色づくりの経験を生かしてさっそく静物に挑戦です。透明水彩の場合、描きすぎないこと、紙の白を生かすことがポイントとのこと。おいもとりんご、それぞれいい色が出ていますね。リンゴは同じ生徒さんが描いたモノ。始めに描いたものと、先生の指導を受けたあとの差が写真でもよくわかります。2枚目は透明感を生かした表現になっていますね。瀧先生の芸大受験時のエピソードなども聴けたり、ゆったりと楽しい時間が流れていきます。（きむらみゆき）
デッサンや写生など絵画課題が中心の絵画プラスワンですが、月に1～2回は「おたのしみ課題」として幅広い造形課題に取り組みます。その気楽な名称とはウラハラに、アキヒコセンセイ入魂の、「やりごたえのある造形課題」がぞくぞく登場する予定です。さてその第1回は、立体の基礎造形。円形のパーツを、切り込みを入れてかみ合わせ、形を作っていきます。根気と、作業のていねいさが必要なので、好き嫌いがはっきり分かれるようです。以前図工ランドでも小さい子たちが取り組んだこともある課題ですが、さすがに大きい人がやるとと仕上がりも美しいですね。この日はとても集中力のあるJくんが、手際よく制作してくれました。（きむらみゆき）
