春の自由制作課題も一段落し、再びデッサン課題の絵画クラス。
久しぶりの課題にも関わらず、黙々と取り組む生徒さん達の姿が頼もしく感じられる今日この頃ですが、ブログの方はまたひとつ戻りまして、前回からの続きで自由制作課題の様子をお伝えしようと思います。
自由制作課題では、毎回様々なテーマで油絵に挑戦しています。
今回小学生クラスのテーマは「音」。
かなり抽象性の高い難しいテーマではありましたが、まずはどんな音をテーマに描くか、
そのイメージをしっかりと固めることが何より重要です。
そのため今回は、最初に色々な「音」をテーマに、水彩絵の具で下絵をたくさん描いてもらうことで、 すこしずつ「音 」というテーマに慣れてもらい、その後で下絵から一枚を選び出し、その選んだ絵を参考にしながら本画の油絵に挑戦してもらいました。
徐々に油絵の経験もついてきているようで、水彩絵の具とは違う油絵の具ならではの質感の魅力が出てきている作品も見受けられます。
油絵の具の一つの特徴は、重ねて描けること。
重ねることで、水彩絵の具では出せない様々な絵肌を使った表現が可能になります。
この絵肌のことを「マチエール」というのですが、「マチエール」は筆以外でも、ペインティングナイフや、メディウムと呼ばれる絵の具に混ぜて質感を出すもの（砂や貝殻等）などを用いて作り上げる場合もあります。
こういった普段見慣れない表 現方法や道具類は、ただ目新しく新鮮というだけでなく、自分が表現したい世界をより広げてくれる物です。
色や形だけでなく、質感を伴った油絵の魅力を、実際に触れることで少しでも感じてもらい、その魅力をしっかりと自分の絵に活かせるよう、今後も繰り返し油絵の課題を続けていこうと思っています。
しばらくデッサン課題が続きます。
次回の油絵課題は夏頃を予定しています。
お楽しみに！
（アベカイタ）
久しぶりの課題にも関わらず、黙々と取り組む生徒さん達の姿が頼もしく感じられる今日この頃ですが、ブログの方はまたひとつ戻りまして、前回からの続きで自由制作課題の様子をお伝えしようと思います。
自由制作課題では、毎回様々なテーマで油絵に挑戦しています。
今回小学生クラスのテーマは「音」。
かなり抽象性の高い難しいテーマではありましたが、まずはどんな音をテーマに描くか、
そのイメージをしっかりと固めることが何より重要です。
そのため今回は、最初に色々な「音」をテーマに、水彩絵の具で下絵をたくさん描いてもらうことで、 すこしずつ「音 」というテーマに慣れてもらい、その後で下絵から一枚を選び出し、その選んだ絵を参考にしながら本画の油絵に挑戦してもらいました。
徐々に油絵の経験もついてきているようで、水彩絵の具とは違う油絵の具ならではの質感の魅力が出てきている作品も見受けられます。
油絵の具の一つの特徴は、重ねて描けること。
重ねることで、水彩絵の具では出せない様々な絵肌を使った表現が可能になります。
この絵肌のことを「マチエール」というのですが、「マチエール」は筆以外でも、ペインティングナイフや、メディウムと呼ばれる絵の具に混ぜて質感を出すもの（砂や貝殻等）などを用いて作り上げる場合もあります。
こういった普段見慣れない表 現方法や道具類は、ただ目新しく新鮮というだけでなく、自分が表現したい世界をより広げてくれる物です。
色や形だけでなく、質感を伴った油絵の魅力を、実際に触れることで少しでも感じてもらい、その魅力をしっかりと自分の絵に活かせるよう、今後も繰り返し油絵の課題を続けていこうと思っています。
しばらくデッサン課題が続きます。
次回の油絵課題は夏頃を予定しています。
お楽しみに！
（アベカイタ）