メルケル独首相の訪日

メルケル首相が訪日して、記者会見で、過去の総括や原発再稼働について話したという。
しかし、安倍総理との会談では言及しなかったようだ。
というのも、日本は福島原発の事故を経験したのにもかかわらず、再稼働に向けて進んでいるからである。また、７０年談話でも、近隣諸国に危惧を抱かせている。
これに対し、ドイツでは、日本の原発事故を教訓に、日本の様な技術の進んだ国でも事故は起きるのだからということで、原発の廃止を決めた。
日本では、事故が起きれば、未曽有だの、想定外の事故だったといい、再稼働に向けては世界一厳しい安全基準だと、何となく言葉でごまかしているようだ。
やはり、日本が学ぶべきはドイツの決断の良さではないだろうか。