赤ん坊と散歩に出かけると、必ずおばちゃんに声を掛けられます。
“かわい~ねぇ~、お父さんに似て。”
文章におこすと、お父さんに似てるから可愛いね~、という風にも思えますが、実際は、か“わい~ねぇ~”と、“お父さん似て~”は、別の文章と考えてよいでしょう。(笑)
この大斗君は、母乳です。
今にところ母乳100%で栄養を補給しています。
母乳と牛乳の大きな違いは、その栄養成分内容にあります。
簡単に言いますと、母乳には糖質が多く、牛乳にはタンパク質が多いようです。
もちろん、粉ミルクは栄養成分を調整していますので、タンパク質は牛乳より少ないのですが、それでも母乳よりタンパク質は多くなります。
牛乳と母乳の違いについて調べてみると、とても面白いことがわかります。
今日は、その話ではないので割愛しますが、そのうち書き込みたいと思います。
で、何が言いたいかと申しますと、人間に最も必要な栄養は糖質だということです。
誤解がなきようにお願いしたいのですが、デンプンと砂糖は同じ糖質と分類されていますが、デンプンは太陽の栄養を供給する栄養、砂糖は体内のビタミンやミネラルを奪い去る食品なので、それには、大きな違いがあるということを知っていただきたいと思います。
断食後は、いきなり通常の食事はできないとはいえ、人間にとって最も必要な栄養を摂取してしかるべきです。
人間にとって一番必要な栄養といえば、そうです、炭水化物なのです。
それは、母乳が教えてくれるまでもなく、まず最初の消化器官である口にはアミラーゼというデンプンを消化するための酵素があることだけでも、常識なのであると思います。
断食でリセットされた体には、まず、人間にとって必要な栄養、つまり、ご飯。
それを、体にやさしくしたお粥や重湯で食べる。それは、当然のことなのでしょう。
炭水化物をもっとも体に負担なく食するには、お粥や重湯が適していると、そういうことなのです。
私は、世界で最も健康によい食べ物をたった一つ選べといわれたら、一点の曇りもなく“ご飯”と、答えでしょう。
それは、日常でもしかり、断食後の補食でもしかりなのです。
佐下橋聡 拝