健康断食のススメ

食べる楽しみ 食べない愉しみ

魚がいなくなれば、人間もいなくなる

2012-08-18 20:58:31 | 断食
今日は黒鯛が2匹釣れましたので、1匹は鯛めし、もう一匹は塩焼きにして美味しくいただきました。



大漁、大漁。







防波堤で釣りをしていると、時折、干からびた小魚を目にすることがあります。




なぜ、小魚が干からびているかというと、釣り人が、本命でない魚を釣ったときに、その辺に放り投げるからです。




なぜ、海に返さないかというと、その魚がまた釣れるのがイヤだからです。




そんなことしても、その魚は減りはしないんですけど。




そういう人は、海にタバコの吸殻やゴミを捨てたりもする人に違いありません。




だいたい、そういう小魚がいるから、本命の魚もいるわけで、小魚がいなくなれば、本命の魚もいいなくなることまったくもって理解していません。




釣り人の風上にも置けない人たちです。




雑魚がいなくなれば、大きな魚もいなくなり、海に魚がいなくなれば、鳥がいなくなり、鳥がいなくなれば、植物もなくなり、植物がなくなれば、虫がいなくなり、虫がいなくなれば、人間もいなくなる。




その辺を理解せないかんなと思うわけでございます。




雑魚を殺したら、自分の細胞を殺しているのと同じこと。




地球を汚せば、人間も汚れる。




人間が汚れれば、地球も汚れる。




体の中と外は、同じなんです。







まあ、釣りをすること自体、環境には多少なりとも負荷をかけます。




それで、釣りをしないというのは違うでしょう。




いらない魚は海に逃がす、釣った魚は美味しく食べて、自分の命の一部になっていただく。




これは、釣り人の最低限のマナーなのだと思います。







佐下橋聡 拝

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