健康断食のススメ

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断食中のミネラル

2011-07-08 10:15:59 | 断食
断食中は、体重の減少と共に余分なミネラルは体外に排出されます。




一日におよそ1kgの体重が落ちれば、それに見合ったもの、それ以上のものが体外に排出されるわけです。




断食中は、食べ物を代謝する必要がないので、普段は必要なビタミンやミネラルも、いらないものとして排出していきます。




もちろん、ミネラルのふりをして体内に居座っている人工的な放射性物質も排出されていきます。







そして、断食当初は排泄されていたミネラルは、断食が進むにつれホルモンの働きにより再吸収、再利用され、人体の必要量は確保されます。




つまり、断食中はミネラルやビタミンを摂らないことによって、自己治癒力を活性化する狙いもあるわけです。




断食中は、塩気がほしくなるのですが、塩分を摂らない理由もここにあります。

(また、断食中に塩分を摂ると、水分の排出が制限されるのでデトックス効果も半減し、体重も落ちにくくなります。)




ただ、断食中は脂肪に蓄えられていたトランス脂肪酸などの有害物質が体内に放出されるため、それらが一時的に体にダメージを与えると考えられますが、これを緩和するために野菜ジュースや酵素ドリンクを飲みながら行う断食もあります。




野菜ジュースや酵素ドリンクに含まれるビタミンやミネラルが、有害物質やケトン体の代謝に働くという訳です。




有害物質が多い人、つまり不摂生している人は、それだけ断食中に体調を崩しやすいので、断食を指導する側にとっては、野菜ジュースや酵素ドリンクを飲みながらの断食の方が安心なのです。




ただ、ビタミンやミネラルを摂りながらの断食は、デトックス効果や自己治癒力を活性化するという面では本格断食には及びません。





断食後も補食(回復食)はビタミンとミネラルを重視です。



食べ始めると、とたんにビタミンやミネラルの重要性が高くなります。



ですから、補食ではビタミンやミネラルの豊富な玄米や野菜、豆類を消化しやすいように上手に調理して食べることが求められます。



動物性たんぱく質や乳製品、砂糖や油など、ミネラルが少なく、ミネラルを排出してしまう食品はとりません。



補食は、あくまで通常の生活を行うためにビタミンやミネラルを蓄えておく準備期間ですら、通常の食事とは違うわけです。





断食中はミネラルと摂らないことが大事。



補食に入ったらミネラルが大事なのです。

(とくにカルシウム



佐下橋聡 拝





断食中の脂肪から放出される有害物質の対策としてゼトックスをお勧めします。