健康断食のススメ

食べる楽しみ 食べない愉しみ

自宅で断食を成功させるには

2011-07-06 17:54:14 | 断食
断食は食べないだけでは成立しません。




断食後には必ず補食(回復食)があり、補食を行わなければ断食は失敗に終わります。




食べないことに慣れた断食モードの体は、食べ物を食べない状態で体内のバランスをとっています。




もし、いきなり食べ物が入ってくればバランスを崩し、断食の効果はなくなってしまいます。




この場合の最悪のシナリオは、腸閉塞を起こして生命を危険にさらすことですが、最悪を逃れてとしても待っているのは強烈なリバウンドか、体調不良です。




補食は基本的に味もカロリーも少ないので、普段の食事の味とは大きく違います。




断食後は食べる量が少なくても、味が薄くても、体自体が生まれ変わっているので、体の声を素直に聞けば美味しく食べることができるのですが、自分が変わるのがいやな人や断食前の自分を引きずっている人は、補食の味に耐えられないかもしれません。




いずれにしても、断食は食べないことは比較的簡単ですが、補食が難しい。




断食を行う場合は、断食が終わっても決して気を抜いてはいけません。




補食をやりきる覚悟が必要なのです。




ですから、まず断食の日程を決めたなら、その半分が断食、残りの半分が補食となるわけです。




そして、この最初に決めた日数は決して変えないことです。




断食は日を追うごと楽になっていくので、ついつい断食をのばしたくなるのですが、断食を1日伸ばせば補食も1日伸びます。




これが、補食に耐えられなるひとつの原因なので、断食の日数は決して延ばしてはいけません。




断食の日数を伸ばしたいのなら、次回にするべきです。




自宅で断食はできますが、補食ができる人は少ないと言えるでしょう。




自宅で断食を成功させるには、まず専門的な知識を仕入れてから行うことが成功への近道なのです。


佐下橋聡 拝








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