*旧来からのマルクス主義者が 2017年02月01日 23時33分50秒 | 140字コメ 旧来からのマルクス主義者が主張する、思想形成より経済政策や政治実践を優先させるという考え方が、こうしたマルクス主義の荒廃を招いた。 そうではない。まず思想の強化、洗練化が求められ、その拡大が求められている。
*それでも20世紀のマルクス主義が 2017年02月01日 23時31分22秒 | 140字コメ 20世紀のマルクス主義が没落したのは、マルクス・レーニン主義者が思想的にも実存的にも近代を超える意識を持ち得なかったから。 マルクス主義を掲げた国において経済格差が拡大するなど、笑い話にさえならない全くひどい状況がまかり通った。
*マルクス主義は、明らかに 2017年02月01日 09時30分05秒 | 140字コメ マルクス主義は、明らかに近代に基礎を置きつつ、それを前提にして発展する指向性において成立した。 本質的には現状を維持しようとするリベラルや、後ろに戻ろうとする復古主義と比べれば、自ずと選択すべきことは見えている。
*我々は「近代の子」である 2017年02月01日 09時00分05秒 | 140字コメ 我々は「近代の子」である宿命からは逃れられない。我々のベースに近代的価値観が根付いている以上、我々の判断の基準は、近代から後退するのか、現状に留まるのか、その先に進むのか、で判断する以外に無い。
*世界的な右傾化と呼ばれる 2017年02月01日 08時00分07秒 | 140字コメ 世界的な右傾化と呼ばれる現象の中には、復古主義の台頭ということだけではなく、グローバル化など強欲資本主義への反発もある。 それが必ずしも復古的である必要は無いのだが、現状はそうした層の受け皿が無い。
*20世紀的な保守・革新の 2017年02月01日 07時30分56秒 | 140字コメ 20世紀的な保守・革新の分別で政治を評価することは出来なくなった。 そもそも本質的には、資本主義は常に変革せねば生きていけない「革新」型であり、安定的な生産関係を前提とする共産主義は「保守」型である。
*本質的な批判は常に 2017年02月01日 02時00分04秒 | 140字コメ 本質的な批判は常に自己批判である。 他者を攻撃するとき、自分も傷つく。 他者を、社会を不当だと非難し、その変革を求めるとき、自分自身も変革されねばならない。 それを恐れない者だけが、正義を全うすることが出来る。
*強者を批判することは、 2017年02月01日 01時00分10秒 | 140字コメ 強者を批判することは、同時に、弱者自身の自己批判=自己変革=革命を意味する。 自分もいつか強くなって多くのものを得たいという欲望を捨てなくてはいけない。 そして現時点で、自分が世界の中では「奪う側」にいることを自覚しなくてはいけなくなる。
*弱者を虐げる強者という 2017年02月01日 00時30分16秒 | 140字コメ 弱者を虐げる強者という構造が、内部を侵害する外部という幻想の構造に置き換えられている。 主体の問題が、外在的問題にすり替えられている。 なぜそのことが自覚されないのか? それは、人間が本質的に自己批判することを苦痛に感じるからである。
*人類社会における問題の 2017年02月01日 00時00分19秒 | 140字コメ 人類社会における問題の大半は、貧困すなわち経済格差によって生じている。 人類の全ての人の経済的基盤が平等になった時に、解決する問題と生じる問題のどちらが大きいか考えてみよ。